ルビィ「ルビィにはね、昔とっても仲良しの幼馴染がいたんだ」

ルビィ「だけどある日突然、その子は他の子の幼馴染になっちゃうの」

ルビィ「違うよ、その子はね、ホントはルビィと幼馴染なんだよ」

ルビィ「ルビィはそう言いたくて口を動かそうとするんだけど」

ルビィ「ピギィ!とか、うゅ!としかルビィの口からは出てこなくて」

ルビィ「気がついたらお裁縫が得意っていう特技や」

ルビィ「アイドルに詳しいっていう自慢できることも」

ルビィ「いつの間にか別の子たちの個性として定着してて」

ルビィ「そんなルビィがセンター投票で2位から9位になったものだから」

ルビィ「前はルビィと幼馴染の子で二次創作をしてくれてた人たちも」

ルビィ「楽しそうに他の子と幼馴染の子とで二次創作するようになって」

ルビィ「それを見て泣いたり応援するのがルビィの役に変わってって」

ルビィ「ルビィのファンの人までイベントの入場でいじわるされてたんだ」

ルビィ「だからね、函館や映画で誰かのために頑張ってみたんだけど」

ルビィ「もうルビィの出番が多いと不満な人の声が大きくなってて」

ルビィ「なんであのガイジ急にまともになったの?なんて言われちゃうし」

ルビィ「異世界に舞台を移した新作アニメではほら、こんな」

ルビィ「 小 さ な 妖 精 に さ れ ち ゃ っ た の 」