さやか「? なにかありましたか?」

瑠璃乃「な、なな、なにもないよ?」

さやか「髪にゴミがついて」スッ

瑠璃乃「ひっ……!」ビクッ

さやか「今完全に悲鳴を──」

瑠璃乃「……」

さやか「わたし、なにか瑠璃乃さんに嫌われるようなことをしましたか?」

さやか「なるべく治すので遠慮なく言ってください」

瑠璃乃「……花帆ちゃんから、さやかちゃんは子供っぽいのが大好きだって聞いてね」

瑠璃乃「ルリってほら、ちっちゃいし子供っぽいから、その、さやかちゃんそういう目で見てるのかなって」

さやか「それは、確かに言いましたけど……」

さやか「はあ……。瑠璃乃さん、安心してください。わたしは瑠璃乃さんのことをそういう目では見ていません」

さやか「子供っぽいのが大好きというか、花帆さんの子供っぽいところも大好きですよ、という意味で──」

花帆「えっ、さ、さ、さやかちゃんもしかしてあたしのことが好きなの……!?/////」

さやか「花帆さん!? いつからそこに!?」

さやか「あぁ! もう! そういう意味じゃないけどそういう意味でいいです!」

みたいな発言一個一個で1年生に振り回されるさや、いいよね