【SSコンペ】侑「また歩夢が私の黒歴史を拡散してる...!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
― とある日 音楽科 教室 ―
侑「ふんふふ〜ん♪」
音楽科生徒A「ねぇねぇ、高咲さん」
侑「?」
音楽科生徒A「ちょっとやって欲しいことがあるんだけど...」
侑「なになに? 私にできることなら」
音楽科生徒A「ほんとっ!? じゃあ...闇の女帝シャドウミストレス侑ちゃんの口上が聞きたいんだけど」
侑「な...は、えっ!!?」
音楽科生徒A「お願いっ」パン
侑「な、なぜそれを///」(震え声)
音楽科生徒A「このあいだ上原さんが高咲さんを探しに尋ねてきたときに高咲さんの話題になってね」
音楽科生徒A「中学の頃の厨二病モードがすごく可愛かったって熱弁してくれたの!」
音楽科生徒B「で、それを聞いてたらぜひ本物を見たくなってね」
音楽科生徒C「侑ちゃんっ♡ 何卒お願いします!」
侑「ギャラリー増えてない!? む、無理に決まってるでしょ!?///」
音楽科生徒A「さっきできることならやってくれるって言ったよね?」
音楽科生徒B「からかったりしてるわけじゃないの。侑さんの可愛い姿が見たいだけなの」
音楽科生徒C「そうなんです!私たち、歩夢ちゃんから話を聞いて気づいたんです!侑ちゃんの無限の可能性に!!」
音楽科生徒A「だから、ね? お願いっ、撮影は我慢するから、ね?ねっ?」
「「お願いお願いっ!」」
侑「あ、あぁ...///」
侑「歩夢ううううぅーっ///」ウガー!
―――――
―――
― 璃奈「侑さん、例のもの持ってきたよ」
侑「本当っ!?」
璃奈「この【璃奈ちゃん改良版DCミニ】を使えば寝ている歩夢さんの夢の中に潜り込める」
璃奈「夢の中に入ったら、歩夢さんの記憶の層に移動して例の記憶(黒歴史)を塗りつぶしツールで塗りつぶしちゃえば、歩夢さんは例の記憶(黒歴史)を思い出せなくなる」
侑「ありがとう!ふふ、これさえあれば...」
璃奈「...でも、本当にいいの?」
侑「え?」
璃奈「装置を渡してから言うのもなんだけど、これから侑さんがしようとしているのは記憶操作」
璃奈「人道に反している良くないこと...だから」
侑「ぅ...」
侑「だ、大丈夫。その、例の記憶(黒歴史)を抹消する以外は何もしないから」
侑「...もう、もう限界なの!耐えられないの!私の恥ずかしい過去を事細かに宣伝されるのは!」
侑「口止めはしてるんだけど、歩夢ってば私の話題になると歯止めが効かなくなるらしくて...」
侑「普通科の時も1週間立たないうちにクラスメイト全員に私の黒歴史が開示されてたんだよ!?///」
侑「噂ではもう全校生徒の半分くらいには知れ渡ってるって聞くし、全校生徒に知れ渡る前になんとかこれ以上の拡散を阻止したいの!!」
璃奈「そ、そう...」
璃奈(それはもう手遅れなのでは...?)
侑「明日は歩夢とデートする約束をしてるから...消しちゃった記憶の分、歩夢が幸せになれるような思い出を一緒に作るから...お願いっ!」
璃奈「...」ジッ…
璃奈「...うん、分かった。侑さんなら変なことはしないって信じてるから」
侑「璃奈ちゃん...ありがと〜っ!」ギュ
从||*˶ˆ ᴗ ˆ˶||从👍 ― その夜 ゆうぽむお泊り会 歩夢の部屋 ―
侑「...」チラ…
歩夢「...」スヤスヤ…🌸
侑(よし、ぐっすり眠ってるね...)
侑(ごめんね、歩夢。明日のデートでパフェ奢ってあげるから許してね)
侑(DCミニをつけて...っと)スチャ
侑(いざ!歩夢の夢の中へ!)
ポムポムポム〜ンッ🌸
―――――
―――
― ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています