梢「花帆さん……! かほっ……かほっ……!」クチュクチュ

花帆「梢センパイ、呼びましたか?」ヒョコッ

梢「っ!」ビクッ

花帆「あっ! えっと、ごめんなさい……!」

梢「い、いえ。部屋に入る時は、その、声はかけてちょうだいね?」イソイソ

花帆「その、名前を読んでたから入っていいと思って、ごめんなさい……」

梢「……」

花帆「……」

花帆「梢センパイ、あたしのこと心の中で呼び捨てにしてるんですか?」

梢「そ、その、高まってしまって、つい、ね?」

花帆「そ、そうなんですね……」

梢「……」

花帆「……」