きな子「夏美ちゃんの裏垢を発見したっす」
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きな子「……よく一緒に映ってるこの女は誰っすか?」 きな子「今日のデート。夏美ちゃんは楽しかったっすか?」 きな子「きな子はすっごく楽しかったっすけど、夏美ちゃんはどうなのかなぁって、思って」 きな子「……あ、そうっすよね。ちょっと歩きまわりすぎたっすよね」 きな子「なんていうか、夏美ちゃんと行きたいって思ってた場所、たくさんあって……」 きな子「距離?って、あぁ、きな子と夏美ちゃんの、っすか」 きな子「たしかに、ずっと……今も手を繋いでるっすからね」 きな子「きな子……この手を、その、まだ離したくないっす」 きな子「……あとちょっとで着くっすけど、もう少しお喋りしたいなぁって」 きな子「じゃあその、少し道をショートカットして行くっすよ」 きな子「せっかく2人きりなんすから、こっち向いてほしいっす」 きな子「……そりゃあ、見られたくないもののひとつやふたつはあると思うっすけど…………いや、きな子はないっすよ?」 きな子「たしかに、いつもの夏美ちゃんといえばいつもの夏美ちゃんっすけど、でもっ……」 きな子「べつに見せろなんて言ってないっす。ただ、夏美ちゃんとお喋りしたいだけで……」 きな子「……だいすきな、なつみちゃんと、でーと、したっす……」 きな子「……『なにしてるんですの?』って、今日の夏美ちゃんとのデートのことをSNSに書き込んでるっす」 きな子「いつもよりくっついてる写真と動画もたくさん撮ったっすから、それも一緒に載せるっすよ」 きな子「きな子と夏美ちゃんが付き合ってることはみんなに秘密だからっすか?」 きな子「それとも、きな子とデートしてること自体が恥ずかしいことだからっすか?」 きな子「夏美ちゃんは仕方なくきな子と付き合ってくれてるんだ、って思ってたっすから」 きな子「きな子はお願いしてる側で、だからあんまり夏美ちゃんを困らせるようなことはしたくないって……しないようにしなきゃって」 きな子「2人で会ってる時の夏美ちゃんはきな子のことだけを見てくれるから、きな子だけに笑顔を向けてくれるから、それだけでいいんじゃないかなって」 きな子「夏美ちゃん、やっとこっち見てくれたっすね」 きな子「うーんと、最初からこうすればよかったんだなぁ、って」 きな子「だって夏美ちゃんの力じゃ、上に乗ったきな子のこと、絶対にどかせないっすもん」 きな子「あはは、怖くないっすよー。きな子、優しくするっすから」 きな子「もうっ、優しくするって言ってるじゃないっすか」 きな子「そうっす。きな子がぎゅーってしてあげるから、もっとだらんとしてていいっすからね」 きな子「んー、夏美ちゃんのからだ、あったかくて、いい匂いがするっす」 きな子「……あ、どきどきしてるっすね、夏美ちゃん」 きな子「隠そうとしなくていいっすよ。こんなに密着してたらどうせ伝わるんすから」 きな子「夏美ちゃんってけっこう好きなんすよね、こういうの」 きな子「ふふっ、こういうのはこういうのっす。きな子と夏美ちゃん、相性いいかもっすね」 きな子がCEO押し倒すのもはやきなcの定番化してますね(歓喜) きな子「電気?……んー、じゃあ目隠しはどうっすか?」 きな子「最近なぜかあんまり寝られなくて、アイマスク使ってたんすよ」 きな子「……だって、きな子は夏美ちゃんのこと見ていたいっすもん」 きな子「さっきも言ったっすけど、この状況じゃ夏美ちゃんは逃げられないっす」 きな子「うん。夏美ちゃんは何も悪くないっすよ。悪いのは全部きな子っすから」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています