いつかふとしたきっかけで心のぽむが消えてしまうんじゃ無いかって不安になる。
でも心のぽむが消えたら、ゆうしずゆうかすゆうせつ等、さまざまなカップリングを全力で楽しめるんじゃ無いかと思う時がある。
そもそも、なぜ多くの人の心の中にはぽむがいるのだろう。
歩夢は侑ちゃんと互いの夢を追う為に前へ進んだと言うのに、なぜ俺の心のぽむは進まないんだろう。
それとも、歩夢が自らの夢を追う為に置いてきた侑ちゃんへの想い。それが俺の中にぽむとして現れたんだろうか。
そしてそのぽむが最近大人しい。
もし、心のぽむが消えてしまった時、自分はどう思うのだろう。
夏の暑さが見せた蜃気楼。そんな風に、簡単に処理してしまうんだろうか。それはあまりにも寂しい気がする。