この手のスレで毎回書いてるけど、ハターキー作詞の最高傑作はラブマジだと思う

この曲について本気で語ると止まらなくなりそうなので特に秀逸な3点に絞って書くと

1つ目は1番の「切なく走る想い」
乗っている電車の走る様子、歌い手の胸に複雑な想いが走る様子、この両方を限られた字数で表してしまっている

2つ目は2番の「流れる景色変わる頃一筋の涙」
このフレーズがあまりにも秀逸
歌い手は電車に乗っている→流れているのは景色…とだけ捉える人はいないだろう
「流れる」という単語を先に聞いて涙という単語が出る、涙も流れていると想像してしまうはずだ

3つ目
曲名の「love margimal」なんだがこれは文法的におかしい
おかしいんだが、この破綻した文法の曲名こそが、相反する気持ちを無理やり片付けようとする歌い手の心を表しているのではないかと思う

今回は3つに絞ったがこの曲はフレーズひとつひとつが心にくる
曲中あますところなくハターキーの才能がこれまでかと発揮されている
是非とも繰り返し聴いてほしい