侑「いつの間にかホテルの一室に閉じ込められて4日目…」
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侑「幸い水も食べ物も用意されていて飢えはしないけど…うぅ…一人でいるのがこんなに辛いなんて…」
ドサッ!
??「ん…うぅ…」
>>2
現れたニジガクキャラ 歩夢「うぅ…ここは…」
侑「!!」
侑「あっ…歩夢……?」
侑「ねえ歩夢なの!?歩夢ーっ!!」ダキッ
歩夢「きゃっ…///ゆ…侑ちゃん!?」
侑「会いたかったぁ…会いたかったよお…///」グスッ
歩夢「わっ!?ど、どうしたのかな?…
とにかく落ち着こ?」 ~
歩夢「どう?落ち着いた?」
侑「うん…心配させてちゃってごめんね。この部屋にずっと一人で…頭がおかしくなりそうになって…そこで歩夢が玄関のとこに突然現れたから…」
歩夢「…そうだったんだ」
歩夢「…?ずっと一人?侑ちゃん、じゃあこの部屋には私が来る前から?」
侑「うん…外の様子が分からないからあれだけど多分四日は経ってる」 侑「ここに来る前はどうしてたかって覚えてる?」
歩夢「ええと…普段と同じようにベッドに入って…」
侑「日付は?」
歩夢「んと…X月△日…」
侑「じゃあ私と一緒だ…」 侑「じゃあ他に何か覚えてることとかない?その日普段と変わってたこととか…」
歩夢「ええっ、別に何も…」
侑「どんな些細なことでもいいからさ!何かない??」ググッ
歩夢「痛っ…」
侑「あっ…」 歩夢「本当に…何も覚えてないんだ…ごめんね侑ちゃん、なにも力になれなくて…」
侑「あぁ…」ヘナヘナ
侑「……」
侑「私の方こそごめん…ここから出られる手掛かりがってことばかりになって…突然ここに来て混乱してるのは歩夢の方だってのに…」
歩夢「ううん、私は平気。だって侑ちゃんが一緒だもん」
歩夢「私がひとりだったら4日も耐えられないよ…よく頑張ったね。侑ちゃん」ギュッ
侑「…っ」ジワッ
侑「よしてよ、また泣いちゃうじゃん」 侑「目の前に歩夢が現れたときはじめはとうとう私壊れちゃったのかなって…」
侑「抱きしめてあったかくて…懐かしい匂いでああ歩夢だ、って」
侑「歩夢にとっては災難だけど…私は歩夢が一緒が来てくれて救われたよ…」
歩夢「侑ちゃん…」 グゥゥ…
歩夢「あ…///」
侑「…歩夢?今お腹鳴ったでしょ?」
歩夢「えー!鳴ってないもん!侑ちゃんじゃないの??」
侑「はいはい、お腹空いてるよね?そろそろ部屋入ろうよ」ニコッ
歩夢「んもぅ…」 特に何も起きなさそうな組み合わせだがどうなることやら ─リビングルーム
歩夢「わあ…とっても広いね」
侑「うん、閉じ込められるんじゃなくて普通にお泊まりで来たかったなぁってほんと思う」
歩夢「ソファーが2つあって…4人がけのダイニングテーブルが置けるのにまだ広くて…」
侑「奥の方にはバーカウンターとキッチンまでついてるんだよ」
歩夢「ふぅん…」 侑「冷蔵庫も大きくてさ、中には飲み物とか…非常食とかがちゃんと入ってて…あとは…」
歩夢「侑ちゃん、壁のその機械みたいなのは?そこだけ古い感じだけど」
侑「ああ…これはエアシューターって言うみたいでね…ここに備え付けられてる紙に欲しいものを書いて…」
侑「歩夢?ご飯オムライスでいいかな?」
歩夢「あっ、うん」
侑「了解…っと、んでこのカプセルに入れてそこにセットしてボタンを押すと…」
シュコーッ!
侑「こんな感じで空気の力で運ばれてくるってわけ」
歩夢「へぇーっ、初めて見るよー」 侑「はじめて使う時は私も恐る恐るだったけど…これがあったから少なくともここで私を苦しめるつもりはないんだって考えたんだ」
歩夢「確かに…冷蔵庫の中の食べ物もそうだしそんなものわざわざ使えるようにしないもんね」
歩夢「それでさっきの注文はこの後どうなるの?」
侑「んーと、もう少し時間がかかるかなぁ…先に他の部屋見て回ろっか」 こんな感じの設備をお城のような建物でよく見かけますねぇ 歩夢「室内でベッドの上でもできる運動(意味深)しないとダメだよ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています