栞子「えっ?」

しずく「ご、ごめんね!ほんとにごめんね!栞子さんが前々から色々と準備してくれていたのは知ってるけど……どうしても外せない用事が入っちゃって!」

栞子「はぁ……」

栞子(……)

栞子(外せない用事……ですか。気になります)

栞子(あのしずくさんがここまで狼狽えるなんて、よっぽど大切な用事なのでしょうか……?)

しずく「この分の埋め合わせとかは絶対に後でするから!今回だけは許して!お願いっ!」

栞子「えっと

しずく「お願いっ!私なんでもするからっ!栞子さん!」

栞子「い、いえ。その……しずくさんが欠席されるというのは、私としては少し残念です」

しずく「う、うん」

栞子「ですが、それ以上に……しずくさんが、スクールアイドルのイベントを休んでまで果たそうとしている『用事』が何か、とっても気になりまして」

しずく「ぎくっ!?」