0002名無しで叶える物語(しまむら)垢版 | 大砲2022/08/15(月) 21:52:18.74ID:Hr6rhWtQ 気がつくと、そこは無音の空間── 声は出せない。目は見えるけれど、明るいのか、暗いのかも分からない。 コツン…コツン… 遠くから、見慣れた顔の女性が歩いてくる…歩夢だ。 まっすぐにこちらを見つめながら、少しづつ、少しづつ近づいて。 私の前で、立ち止まった。 歩夢「………ふふっ♪」 歩夢は私の顔を見て、安心したように笑った。 そして、話し始めたんだ──