マリー・アントワネットがギロチン台に送られる間際、恋人のスウェーデン貴族ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン公爵に向けた想いを綴った歌なんだよなぁ…

時代の嵐っていうのはフランス革命のこと

二人が初めて出会って恋に落ちたといわれるオペラ座の仮面舞踏会の様子を歌ったのが「Wild Stars」
隠して開いて…っていうのがまさに素性を仮面に隠して本性(ペルソナ)をさらけ出す貴族たちの退廃的な戯れを歌っている

ベルサイユ宮殿で〝あの夜〟出会った白い月の騎士に想いを馳せる薔薇の姫、それが「輝夜の城で踊りたい」
しかしそれは倫理に背く恋
曲の後半にあると『黒い薔薇の姫』と『黒い月の騎士』に変わる
なぜなら、マリー・アントワネットはフランス国王ルイ16世の王妃だから

革命軍から逃れ、国外逃亡を図るも捕らえられタンプル塔に幽閉されてしまう国王一家
世にいうバレンヌ事件
解放のため奔走するフェルゼン公爵に貴方だけでもお逃げなさいと告げるアントワネット
それが「LOVELESS WORLD」
曲の冒頭で流れるS.E.は塔の扉が閉められる音

そして「嵐の中の恋だから」に続く

魂は夢で惹かれ合うなら二人はいつも一緒だから、生まれ変わってもお互いを見つけられるはずだから……

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完璧にベルばらなんだよなぁ…