ことり「気にしいな私」
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とても気になる。どうでもいい事が凄く気になる。どうしてこんな事になるんだろうって凄く思う。
あれは部室で次のライブの打ち合わせをしてた時のこと。
絵里「と言う事で、スケジュールはこの通りね」
穂乃果「え〜朝そんなに早いの?起きれるかなぁ」
海未「子供じゃないんですから」
にこ「あっ、間違えた」
穂乃果「え?」
にこ「…誰か消しゴム持ってない?」
ことり「あっ、私持ってるよ!」 にこ「ちょっと貸して」
ことり「うん」
にこ「ありがとう」ケシケシ
ことり「あっ…」
にこちゃん…消しゴムの角ばっかり使う…別にいいけど…消しゴムの角ばっかり使う…おろしたてなのに。
にこ「あっ、また間違えた」
しかも、にこちゃんの使ってるシャーペン…頭の消しゴム使い切ってる…よく忘れるんだ…消しゴム…。 にこ「ありがとう、ことり」
ことり「う、うん」
あんなに四角かった私の消しゴム…今じゃ丸い…私の消しゴム…。
にこ「あっ、また間違えた」
ことり「はい、どうぞ…」 穂乃果ちゃん家に泊まって…。
バシャーーン
ことり「ふう…気持ち良い…」
穂乃果ちゃんと一緒にお風呂に入った時。
穂乃果「リンス…リンス…ことりちゃん…リンス取って」
ことり「うん。えっと…こっちかな?あれ?こっちかな…あっ…」
私は気づいてしまった。
穂乃果「ことりちゃん?」
シャンプーに比べてリンスの減り具合がかなり早い。
穂乃果「あの〜ことりちゃん?リンスを…」
どうしてこんなに差があるんだろう。これじゃあ、圧倒的にリンスの方が早く終わっちゃうよ。 穂乃果ちゃん、一回にリンスをどれだけ使うんだろう。それともシャンプーを使う量が少ないのかな?
穂乃果「ことりちゃーーん?」
もし、種類を変えたくなった時どうするんだろう。リンスの方が先に終わっちゃうのに…シャンプーが終わるまで待つのかな?その間、リンスはどうするんだろう?そのうち、同じタイミングで無くなる事があるのかな?
穂乃果「あの…ことりちゃんてば…リンス…」
ことり「え?あっ、ごめんね。はい」
穂乃果「ありがとう」プシュ プシュ
ことり「あっ…」
穂乃果ちゃん…2回プッシュしてた。 みんなでお昼ご飯を食べてた時の事。
絵里「じゃあ、一旦お昼にしましょう。練習は1時に再開ね」
穂乃果「お腹ぺこぺこだよ」
凛「凛も〜」
海未「穂乃果、今日はお弁当なんですね」
凛「パンじゃないなんて珍しいね」
穂乃果「まあね、たまには」
凛「凛も今日はお弁当作ってもらって来たにゃ〜」
穂乃果「凛ちゃんのお弁当箱可愛いね」
ことり「本当だ」
凛「えへへ。頂きま〜す」
ことり「あっ…」 凛ちゃんのお弁当…中身が端っこに偏ってた。
凛「わ〜凛の好きなミートボール入ってるにゃ〜」
凛ちゃん…お弁当を振って歩いてたのかな?それともお弁当を縦にして鞄の中に入れたのかな?凄いぎゅうぎゅうに端っこに寄ってる…テトリスだったら全部消えてるよ。ミートボールも四角なっちゃうよ、凛ちゃん。
花陽「はむっ。やっぱり、おにぎりは塩に限るよね〜」
花陽ちゃんのおにぎり…凛ちゃんのミートボールの10倍くらいありそう…それはどうでもいいけど。 (´8`) ことりちゅん・・・きにしすぎちゅん・・・ 海未ちゃんは恥ずかしがり屋さん。
海未「ですから嫌です!!!」
ことり「でも〜」
真姫「またやってる」
スクールアイドルの衣装もスカートが短いとなかなか履いてくれない。
ことり「海未ちゃん。今回のステージにはこの衣装が一番合うんだよ」
海未「スカートをこんなに短くする必要はないでしょう」
とにかく短いスカートに反対する。膝上なんてもってのほか。 でも、海未ちゃん…。
海未「断固反対です。抗議します!」
そう言ってる今も制服のスカートは思いっきり膝上なんだよね。
海未「だいたい、スカートを短くするメリットがどこにあるんですか?踊るんですよ?見えちゃうじゃないですか」
短いスカートを履きながら、短いスカートに反対する。もしかして、気がついてないのかな?今、自分が履いてるスカートが膝上だって事分かってないのかな? 海未ちゃんにだけは膝下に見えてるのかな?それとも、踊らなければ短いスカートでも良いのかな?
海未「こんな短いスカート…とてもじゃないけど…恥ずかしい…」
これに関して私は結局いつも突っ込まない。誰も海未ちゃんに突っ込まない。
海未「私は絶対に履きませんから」
だって、そんな事を言いながらも海未ちゃんは絶対に履くから。
真姫「見飽きたわね、このやり取り」 真姫ちゃん。素直になれない真姫ちゃん。そんな所が可愛い真姫ちゃん。
絵里「じゃあ、休憩」
穂乃果「疲れた〜」
真姫「ふう…」ゴクゴク
ことり「……真姫ちゃん」
どうして真姫ちゃんはいつもペットボトルの中身を少しだけ残すんだろう。あと少し、あと一口だよ? 胃の中にこれ以上隙間ないの?480mlくらいが限界なの?練習で喉は渇いてるはずなのに。
花陽「真姫ちゃん、飴舐める?」モグモグ
真姫「うん、ありがと」
飴は入るんだ。ペットボトルの中身は飲めないのに飴は胃の中に入るんだ、真姫ちゃん…。って言うか花陽ちゃん、人に飴を勧めといて自分はおにぎり食べるって…。今、お昼休みじゃないよ? 泡立たないからつい多く出しすぎてコンディショナーの方が減るの早いの分かる 真姫「さあ、ぼちぼち練習再開しましょうよ」
絵里「うん。そうね」
真姫ちゃん…結局、ペットボトルの中身飲み干さなかった。多分、もう飲まないんだろうな。飲料水メーカーには真姫ちゃん用に480mlの飲料水を販売して欲しいな。そうすれば、きっと全部飲みほせるよね? どうして私はどうでもいい事ばっかり気になるんだろう。些細な事ばかり気になって仕方ない。
希「ほらほら、この動画怖いよ〜」
凛「え〜どれどれ?」
絵里「ちょっと…部室でそんなの見ないでよ」
真姫「本当、絵里の言う通り」
希「え〜もしかして二人とも怖いの?」
真姫「ま、まさか。だって…花陽が可哀想じゃない」
花陽「え、私?」 (^8^)細かいところが気になるのが、ことりの悪い癖 絵里「怖いとかそう言う問題じゃないの。ここは学校でしょ?」
別に学校だからって心霊映像を見ちゃいけない訳じゃないよね。真姫ちゃんも絵里ちゃんも小刻みに足が震えてる。本当は怖いんだろうな。
希「ほらほら〜ことりちゃんも見てみ〜?」
ことり「え?うん…」
希「あれ?怖くない?心霊系平気?」
別に心霊系が平気な訳じゃない。平気な訳じゃないけど…なんでこの幽霊カメラ目線なんだろう…。どう考えてもカメラの位置を確認して写ってるよね?
真姫「意外ね…ことりは苦手だと思ったのに」
希「ね!」
絵里「苦手だと思った相手に見せるのやめなさいよ…」 こんなにカメラ目線なのに…あんな小さな隙間から。何か訴えたい事があるなら全面に出てくればいいのに。
ことり「あっ!」
真姫「え?な、何?」
絵里「ことり?何かあったの?」
もしかして、何か決まりがあるのかな?幽霊は全面に出るべからずみたいな?幽霊界の法律で決まってるのかな?
絵里「あの〜ことりさん…?」
ことり「あっ!きゃああああああ」
絵里「え?きゃあああああ」
真姫「な、な、な、なに?」
ことり「む、む、虫!!?」
絵里「きゃあああ…え?虫?」
希「虫…怖いんや…」
幽霊より生きてる虫の方がよっぽど怖い。実害あるし。 ペットボトルちょっと残すのわかるわ
空になると次を用意したり捨てたりしないといけなくなるのが面倒で飲みきれない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています