せつ菜「そうですよ歩夢さん、栞子さんが掬った水はどんな怪我や病気も治す癒しの水になるということをお忘れですか?」

彼方「この前彼方ちゃんが寝ぼけて駅のホームから転落して死にかけた時もお世話になったんだぜ」

歩夢「お願い栞子ちゃん…」

栞子「はい、お任せください」スッ

侑「…」ドクドク

栞子「出血が酷いですね…ですがこの水で」

バチャッ

歩夢「え…?」

栞子「す、すいません、足元がふらついて水をこぼしてしまいました…」