花陽「サッカーやろうぜ、悪魔の言葉…です」
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海未「ことりがベンチ継続、穂乃果が攻撃に加わるので、GKは私が務めます」
海未「玉竜はキャッチ化身ではありませんが、アームドしていればなんとか。多少はキャッチ技の心得もあります」
花陽「ごめんなさい。花陽がGKやれれば、まだ攻撃に参加できたのに……」
穂乃果「いいのいいの!欠員出しちゃったのは穂乃果の責任だし、ライブの要領でカバーし合えばいいんだよ!」
海未「そもそも前半の私は、DFにしては前に出過ぎました。後半は守備に専念です」
凛「かよちんは凛と一緒に、穂乃果ちゃんと真姫ちゃんを援護しよう?」
花陽「…うん、そうだね!みんな、後半も頑張ろう!」 ニコニーズ側
希「ラッキー…とは言いきれんけど、1点リードや。この流れを切らんようにせんとね」
絵里「そうね。穂乃果が化身ストライカーになったから、ボールが渡らないうちにガンガン攻めましょう!」
雪穂「私が前に出るんですか?」
にこ「絵里がもう化身出せないから、下げた方がいいのよ」 にこ「亜里沙と組んで、上級生に一泡吹かせてやりなさい。あるでしょ?そういう技」
亜里沙「あります!それはもうすっごく強力な技が!!」
雪穂「ちょっと亜里沙、ハードル上げすぎ!」
にこ「上手くいかなくても大丈夫だから思いっきりやんなさい。にこも「とっておき」を使うわ」
にこ「……あんまり、気が進まないけど」ボソ 後半配置
神シックス(仮)
FW ほのか にしきの
MF こいずみ ほしぞら
GK そのだ
ベンチ みなみ
ニコニーズ
FW ゆきほ ありさ
MF にこ
DF エリチカ
GK とうじょう
ベンチ なし 絵里「また意外なGKの登場ね。ことり、穂乃果ときて今度は海未?」
海未「ことりはやることがあるそうなので」
にこ「やることって実況?まさか劣勢だからって、マイクで妨害するとか言わないわよね」
ことり「ううん、そこは平等にやらせてもらうよっ」
ことり「でも…上手くいけば、試合がひっくり返るとだけ言っておくね♪」
にこ「そう。まぁ仮に空から鉄骨が降ってきたところで、この試合に勝つのはにこたちだけど!」 コウハンカイシ ピーッ!
ことり「神シックス(仮)のボールで後半戦スタート!…とここでさっそく」
ジャキン!
穂乃果「なんかSFっぽい銃!あれが真姫ちゃんの作戦?」
雪穂「まさか撃つ気ですか!思いっきり反則ですよ!?」
ことり「君にー飛んでけ!スキスキぷわぷわ〜♪」BiBiBiBi
希「抵抗するで、化身で!シキガミ」
花陽「ぴゃあああっ!?」バリバリ!
希「ライ……花陽ちゃーん!!」 凛「なんてことするにゃー!これのどこが試合をひっくり返す作戦なのー!」フシャー!
真姫「安心して、凛。あの銃は武器じゃないわ」
花陽「うぅぅ……」
亜里沙「無事ですか、花陽先ぱ……い…?」 花陽「どうしたの、亜里沙ちゃん?」
亜里沙「さっきまで髪の毛、ベージュでしたっけ?」
花陽「えっ…?」
にこ「ちょっとタイム。はい」
つ鏡
花陽「これは…誰?いつも見てるような、そうでもないような」
にこ「花陽よ」
花陽「……ふぇぇぇぇ〜っ!?なんで、どうして……?」 穂乃果「わぁー、目の色も変わってる!まるで…」
希「ことりちゃんの瞳みたい、やね。面白い物持ってるやん」
雪穂「知ってるんですか?」
希「あの銃が何かは知らないけど、この現象が何かは分かるよ。そういうの得意分野だから」
希「花陽ちゃんとことりちゃんを、ミキシマックスさせたんやね」
亜里沙「みきしまくん?」 絵里「ミキシマックス。異なる生き物の個性を融合させる事をそう呼ぶらしいわ。ただ、出所はよく分かってないそうよ」
希「気の具現化である化身を使って、ミキシマックスさせたい相手に向かってオーラを……はーい、プシュッ!」ビシッ
希「あら不思議、合体アイドルの完成や」
穂乃果「すごぉいっ!私にもできるかな?」
希「できるとは思うけど、オーラ送る側はかなり消耗するから試合中は厳しいかもね」
希「ウチが思うに、ことりちゃんがベンチにいるのはそれが理由。あの銃はおそらく、化身なしでミキシマックスさせる道具、やろ?」
真姫「バレバレね……」 真姫「そう、これはミキシマックス・ガン。うちの病院の備品…の試作機、パパの私物を貸してもらったの」
海未「病院でミキシマックスを?」
真姫「パワーアップじゃなくて、解除のために開発されたのよ。面白半分に試して、戻してほしいって駆け込んでくる患者がいるから」クルクル
真姫「一応再現はできたけど、まだ解明されていない部分も多くて…完成には200年くらいかかるんじゃないかって言われたわ」
花陽「に、にひゃくねん!?」
凛「未来にゃ」 花陽「うん、特に違和感はない……と思う。むしろ、なんだか体が軽い感じ」
ことり「やったぁ!ミキシマックス、コンプリート♥」
花陽「えっと…あの、ことりちゃん、真姫ちゃん。どうして、私にオーラをくれたの?」
花陽「花陽じゃなくて、元々サッカーの上手な凛ちゃんを強くした方が……」
真姫「オーラにも相性があるの。凛より花陽の方がことりとマッチするわ」
花陽「な、なら穂乃果ちゃんか海未ちゃんの方が良かったんじゃ?」 ことり「そうかも。でも、花陽ちゃんに渡すのが一番だと思ったんだぁ」
真姫「花陽、今日のサッカーの目的を思い出してみて?」
花陽「この前負けちゃった、中学生のチームと…」グスッ
真姫「思い出しすぎよ!泣くとこじゃないでしょ」
花陽「ごめんね……」 ことり「負けるのが悔しい、怖いって気持ちはわかるよ。サッカーがメインの活動じゃなくても、あんなに一方的に負けちゃうのは辛いよね」ナデナデ
ことり「でもね、花陽ちゃん。今、目の前の相手チームにいるのはだぁれ?」
花陽「雪穂ちゃん、亜里沙ちゃん、希ちゃんと絵里ちゃんと……にこちゃん」
真姫「敵わない相手だと思う?……違うでしょ?一緒に活動してきた、これからする仲間でしょ?」
花陽「…うん「負けるわけがないにゃー!」シュバッ! 花陽「凛ちゃん!?」
真姫「ちょっと、今良い感じだったのにジャマシナイデ」
凛「3人の世界に入るの禁止だよ!凛も混ぜてほしいにゃ」
海未「そうですね、私達もいることを忘れないでください」
穂乃果「押されてはいるけど、宇宙一への前哨戦みたいなものだもんねっ」 凛「にこちゃんなんか、ボールと一緒に軽ーく蹴散らしてやるにゃ!それからリベンジだよ、かよちん!」
花陽「……そうだねっ!ことりちゃんの、みんなの力、お借りします!」
にこ「ふっきれたみたいね……って、ぬわぁんでさらっとディスられてんのよ!?」ゴーン!
希「どうどう。ここは水注さず見守るとこやん?」
にこ「後で覚えときなさいよ……」 ファランクス(GO3強ブロック)
ジェットストリーム(無印3強シュート)
これは元部長 コンドコソコウハンカイシ ピーッ
ことり「神シックス(仮)の反撃、ボールを持つのは私たちの2代目部長、花陽ちゃんです!」
花陽(にこちゃんから部長を引き継いでから、花陽はまだ何もできていません)
花陽(新しいグループの名前だって仮のものだし、1年生もまだ2人だけ。賑やかな部にはまだまだ遠い)
花陽(その上、メンバーを増やすどころかサッカーもぼろ負け。同じようには、飛べないよ…)
花陽(でも…それで良かったんです。こんな部長に、みんな、ついてきてくれました。諦めませんでした)
花陽(それなら私は……きっと何回負けたって、燃え尽きちゃダメなの!お米みたいに、泥まみれでも光ってないと!) 花陽「待ってて穂乃果ちゃん、そこまで届けます!」
穂乃果「うんっ!」
雪穂「お姉ちゃんには渡せません、こっちも2人で行きます!ウイニング…」スチャッ
亜里沙「ロジック!」ビシッ
シュンッ シュンッ
真姫「速い、それでいて無駄のない交差の連続…」
にこ「ずっとμ'sを見ていた2人の推理と洞察力、かわせないわよ」 花陽「たしかに、このままだとボールを取られちゃう。対抗できる技もないです」
花陽「でも…「ことりちゃんの技」なら」
バサッ
花陽「《シャイニーフェザー》!」
キィイイン…
亜里沙「青白く光る翼……とっても綺麗」
雪穂「見惚れてる場合じゃないって、ボール持ってかれてる!」 絵里「必殺技抜きに、着地の瞬間を狙えば……もらったわ!」
ドンッ
花陽「わっ!」
絵里(重たっ……!?)
真姫「チャージされてもびくともしないわ…ちょっと強くなりすぎじゃない?」
凛「通学路のすっごい坂道や、おっきな炊飯器で鍛えられたパワーだにゃ」
海未「ことりも今でこそ華奢に見えますが、素質はありました。昔、私がしがみついてしまっても木から落ちませんでしたから…」
穂乃果「あったねそんなこと!懐かしいなぁ。じゃあ今の花陽ちゃんは、2人の秘めたるパワーが駄々漏れ状態なんだね」 花陽「いけますっ、今の私なら。それっ」パス
穂乃果「よーしっ、これで同点っ」
にこ「させるわけないでしょ」
穂乃果「あーっ!」
ことり「運んできたボールを、にこちゃんがカット!」
にこ「ここまで攻め上がってきたのは悪くなかったけど、詰めが甘かったわね」
<そうでもないにゃ! <こ、今回だけだからね!
<そう来ると信じてました!
ヤーンヤーンヤーンヤーン
にこ「何これ、踏切!?変な警告音まで聞こえてくるんだけど!?」
ジャーン!
\ (>ω<)从;廿 _ 廿从イw´ヮ`ハ /
海未「この並び…なるほど、ことりの」
ヤーンヤーンヤーンヤーン にこ「ことりの何よ!電車ごっこでもするつもり!?」
ことり「ただいま電車が急いでいます。危険ですので、踏切の真ん中で立ち止まらないようにお願いいたします♪」
にこ「いや完全に閉まってるし!もう間に合わないでしょ!」
まきりんぱな「《真マッドエクスプレス》!!!」ドカン!
にこ「にこぉーーーーーっ!!?」 絵里「あの勢い、もう電車というより稲妻、雷鳴よ!」
海未「ライメイ!ぶるーべりぃとれいん……うーん」
雪穂「そっちに合わせる必要はないと思います…」
真姫「穂乃果、ここまでやったんだから…外したら承知しないわよ」
穂乃果「わかってるよ。太陽神 アポロ!」 穂乃果「いっけぇえええええ!」
ゴオォオオオッ
亜里沙「ハラショー……すごい炎。本物の太陽のようです!」
穂乃果「これが私の化身シュート《サンシャインフォース》だっ!」バシュンッ!
希「ぶっつけ本番でこんな大技を……穂乃果ちゃんらしいやん」
絵里「感心してる場合じゃないわ。止められるかどうかよ!」
希「ん〜…カードは五分五分って言ってる。やるだけやってみよ!」 希「おっきなお耳のタマズサを、化身アームド!」シャキィン
希「穂乃果ちゃん。μ'sはなくなっても、ウチらが友達であることに変わりはないよね?」
穂乃果「うんっ!」
希「そっか…《サクリファイスV2》!」
穂乃果「へ?」シュンッ
希「ごめんっ!死ぬときは一緒やよ、穂乃果ちゃん!」ワシワシ
穂乃果「嘘でしょ!?1発目なんだから普通に決めさせてよ〜!」ジタバタ 海未「穂乃果ぁ!」
穂乃果「海未ちゃん、助けてー!//」
海未「無理に立ち向かわず、それでいてお腹に力を入れる感じで耐えてください!健闘を祈ります…」グッ
穂乃果「」
イイシュート…ヤッタヨ…
ア,アリガト…
GOAL!
2-2
後半3分 ほのか 穂乃果「うぅ〜……ひどいよ希ちゃあん」
希「ごめんて……でもキーパーとして、今はあの技しか思い浮かばなかったんよ。シキガミラインズは4発も撃てないし」
穂乃果「確かに強い技だけどさ……ってあれ?」
ワイワイ
ガヤガヤ
亜里沙「花陽先輩、不思議な感じ!」
雪穂「足して2で割った、って表現がピッタリ…」 穂乃果「ちょっと!激闘の末に点が入ったのに、そっちだけで盛り上がらないでよー!」
凛「穂乃果ちゃんと希ちゃんも混ざればいいにゃ。とさかよちん誕生だよ!」
穂乃果「とさ…何が?」
海未「説明するより見た方が早いですよ。正直私もまだ飲み込めていませんし…」
穂乃果「だから何が……」
「ほ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「ことりちゃん。穂乃果がシュートしてる間に、ちょっとイメチェンした?髪短くなってる!」 花陽?「えっと…花陽、です」
穂乃果「えっ?でも髪型、特に前髪の上のトサカはことりちゃんのだよ」
花陽?「それは、また私にもよく分からなくて…」
絵里「穂乃果、そっちにいることりにも聞いてみたら?」
穂乃果「あ、そっか。ねぇ、ことりちゃん。この人ことりちゃんだよね?」
ことり「ううん。私がことりで、そっちは花陽ちゃん」
穂乃果「やだなあ、このトサカはことりちゃん以外では、ことりちゃんのお母さんくらいしか……」
穂乃果「いち、にぃ…トサカがふたつ!?ことりちゃんが2人いる!?」ガビーン
にこ「気づくの遅すぎでしょ……」 真姫「ベストマッチね。相性のいい人同士のミキシマックスでは、こんなふうに大きく見た目が変わるのよ」
穂乃果「おぉー…サイドテールがない代わりに後ろが跳ねてたり、ちょこちょこ花陽ちゃんの要素が残ってるね」
ことり「穂乃果ちゃん、今までこれで私のこと見分けてたのかな…?」ピョコン
希「こっちはどうかな」わしっ
花陽「ひゃんっ」
希「B81ってとこかな。両者のいいとこ取りって感じでなかなか…」わしわし
花陽「希ちゃん、やめてぇ……///」 穂乃果「でもなんで急に?最初は髪と目の色だけ変わってたよね」
にこ「ミキシマックスって、ただオーラ注げばいいだけじゃないのよ。受け取る側にも器が要るの」
にこ「ことりがガンを使った時の花陽には、まだ迷いが見えたわ。だから全部は入らなかったってだけ」
にこ「でも今のあなたからはそれが消えてる。仲間の力をまるまる受け入れるだけの、部長としての覚悟が戻ってきたのよ」
花陽「にこちゃん……」 ウイニングロジック(ブロック)→シャイニーフェザー(ドリブル)→カットされてからマッドエクスプレス(ブロック)→パスしてサンシャインフォース(シュート)→サクリファイス(キャッチ)
だからあってる 花陽「ありがとう。私、もう大丈夫です!」
にこ「……ふんっ、まだまだ試合は終わってないんだから。気を抜くんじゃないわよ」
花陽「うんっ!」
希「まあそれはそれとして。どうしてことりちゃんのオーラからあの技が出たん?」
亜里沙「私も聞きたい!GKなのにドリブルとブロック、両方に強い技を持ってるなんて不思議です!」
海未「主力にする予定だった《ペンギン・ザ・ハンド》が連発できるものではなかったので、手を休める合間に他のポジションの練習に混ざっていたんです」
ことり「私、あんまりサッカー得意じゃないから。せめて必殺技くらいは、強力なのにしようと思って」
絵里「それが思わぬ形で役に立ちすぎた、ということかしら」
にこ「帰り、電車乗るのやめたくなったわよ……」 ことり「でも私が普通に使っても、あそこまで威力は出なかったと思うよ?ことりもびっくりしちゃったもん」
穂乃果「ことりちゃん器用だからすぐ覚えちゃったけど、あんなに吹っ飛んじゃうとは思わなかった!」
希「にこっち軽いもんなぁ。風船みたいに。パワー勝負だと厳しいかも」
にこ「そうそう、もっと空気入れて重たくなれば耐えられ…ってそういう問題じゃないっての!仕事できなくなるわ!」ビシッ
花陽「あはは……なんというか、こう…初めて使う技なのに、前から知り尽くしているような感じで出せたよ」
雪穂「個性の融合、誰が考えたのか…言い得て妙ですね」 凛「あ、そういえばシュート決まってたね。穂乃果ちゃんおめでとにゃ」
穂乃果「見てなかったの!?すごい体はったのにぃ…」
凛「とさかよちんに気を取られて、にこちゃんが飛んでった直後くらいから見てなかったにゃ…ごめんね?」
亜里沙「凄かったんですよ先輩、その…色々。後はノーコメントで」
絵里「とりあえず、希はサクリファイスの使用は控えましょう?怖くてシュートできないし、多分これ以上は世間体に関わるわ…」
希「は〜い」 シアイサイカイ ピーッ
にこ(正直、ここまで拮抗するとは思っていなかった。このタイミングで花陽が立ち直っちゃうのも予想外)
にこ(自力で大差つけて勝って、それから良いこと言ってキメたかったから……いろんな意味で悔しい、でもしょうがないわね!)
にこ「いい、アンタたち。今からこのグラウンド、にこがジャックするわよ」
にこ「残り27分…最強のアイドルの、楽しいサッカーライブに招待してあげる!」
にこ「ミキシトランス!!」カッ 花陽「うぅ、眩しい……」
にこ「スーパーにこにー、降臨!キラにこっ☆」ジャーン!
亜里沙「あれが使いたがらなかった「とっておき」?」
花陽「あ、あの姿…存在感…もしかして!」
にこ「どぅめどぅめどぅめ〜、花陽ちゃーん。分かっても言っちゃダ・メ。行くにこ!」
ことり「突如現れた謎のにこちゃん、雪穂ちゃんからパスを受け、フィールドを駆け抜ける!」 真姫「注意しなさい。さっきは花陽の読み通り、にこちゃんにドリブル技がなかったけど…」
凛「アームドほど速くないし、これなら追い付けそうだにゃ」
穂乃果「アポロもいるし、2人で挟んで止めよう!」
真姫「ダメ!そんなことしたら……」
にこ「《極ヘブンズタイム》」パチンッ ピタッ
凛「」
穂乃果「」
にこ「この技、このまま走ってゴールまで行けたらいいのに……」
パチンッ
凛「あれ、にこちゃ…にゃああああっ!?」
穂乃果「うわああっ!?」
花陽「凛ちゃんっ!」
ことり「ホノカチャン!」 海未「2人の前にいたのに、消えて…瞬間移動の技ですか!?」
真姫「人の話を最後まで聞かないから。チーム外の誰かとミキシマックスしてきてるのよ、どんな技が増えたのか分からないわ」
花陽「真姫ちゃん、海未ちゃん、それなんだけど……」
にこ「おっと、ライブの最中に仕掛けをバラすのはマナー違反にこよ〜?」ウィンク
にこ「《極ヘブンズタイム》」パチンッ
ピタッ
真姫「」
にこ「格好いいけど、時間止めるのってアイドル的にはポイント低いわよね。そう思わない?」
花陽「…同感です」 ラブリンク
:必殺技補足《ヘブンズタイム》
:時間を止め、その間に歩いてディフェンスを突破するドリブル技
:解除したときに起こる突風で相手選手を吹き飛ばす
:媒体によって高速移動だったり意識はあっても動けなかったり、暗示だったり設定がまちまち 花陽「どれだけ高度な必殺技でも、お客さんに見えなければ意味がありませんから」
にこ「流石2代目、わかってるじゃない」
真姫「……えっ!?2人とも、いつの間に後ろに!」
花陽「でも、ここはサッカーをする場所。目で追えないような技でも、ファンを沸かせるパフォーマンスができるはず。あの人はずっとそうしてきました」
凛「かよちん、あの人って?」
絵里「にこ、話が見えないわ。私たち置いてけぼりよ」
花陽「にこちゃん……ごめんね、やっぱり言いたいな」
花陽「そのオーラ、綺羅ツバサさんの、だよね!」
にこ「そうよ。どう?第1回、2回大会の優勝チーム同士のミキシマックスは!」ドヤァ
花陽「今度私にもやらせてくださーい!」キラキラ 穂乃果「えっ?にこちゃんと、ツバサさんの……?」
真姫「ベストマッチっぽいけど…どのあたりに要素が残ってるか分からないわ」
海未「髪にメッシュがかかってはいますけど、8割方にこですね。言われないと気付きませんよ」
凛「おデコ広いし、でこちゃんって呼んでもいい?」
希「でこっち!」
にこ「デコデコうるさいわね!本人いたら泣くわよ!?」
花陽「その通りです、ツバサさんはファンレターにオー「デコ」ロンと書かれていただけで壁にもたれて一晩中自身の髪型について考え続けたという伝説の持ち主です」
雪穂「嫌な伝説ですね」 ことり「花陽ちゃん、よく分かったねぇ」
花陽「ずっと前から追いかけてたから、一目みてピンときました!」
にこ「まあ確かに、もうちょっとだけツバサに寄せた見た目になってくれれば…とは思ったわよ。だからあんまり使いたくなかったの」
にこ「それに……この姿、引くほど強いわよ。たぶんもう、アンタたちの練習相手にはならないレベルで」
凛「ほんとかにゃー?凛はふっとばされたけど、今のかよちんとは互角くらいじゃない?」
亜里沙「ヘブンズタイム中でも動けてたし、私もそんなに強いようには……」
にこ「そうね。「このままなら」って条件付きだけど」
にこ「ことりのオーラにはない、フルパワー状態があんのよね」 にこ「後半だし、もったいぶらずに見せてくわよ!魔神ペガサス!」
ウオオオオオオオ!!
凛「あれがにこちゃんの化身?」
花陽「ううん、あれは…ツバサさんの化身!」
希「オーラ側の人が化身使いなら、ミキシマックスしたときその化身も使えるんよ」
にこ「もちろんこの後何するか…分かってるわよね?」
花陽「凛ちゃん、真姫ちゃん、ブロックの準備!」
真姫「わ、私はパス」
穂乃果「まかせて!臨時車両、発進!」 ほのりんぱな「《真マッドエクスプレス》!!」プァーン!
ヤーンヤーンヤーン
にこ「そう何度もはねられたくないし……踏切ごと壊すわ!」
にこ「《ペガサスブレイク》!」
ズガンッ!
ことり「落雷でぶるーべりぃとれいん脱線!やんやん!」
花陽「うぐっ……!」バリバリ
凛「今日こういう役ばっかりにゃー!」バリバリ
穂乃果「あばばば」バリバリ >>317
あんま合体感ないけど
こんな風になるんだね 真姫「そんな…こんなのあり!?」
にこ「アリよ。ハンドには妙に厳しいけど、それ以外はだいたい通るのがサッカー」
にこ「滅多なことでは…ファウルとられないしっ」とっぱ!
真姫「ああっ!」
海未「1人くらいなら技を出すまでもないと……にこ、あなたは一体どこまで」
にこ「知りたい?良いわよ、教えてあげる」
にこ「魔神ペガサス、アームド!」ガシィン!
にこ「ツバサからの伝言代わりに、1発派手なのをお見舞いするわ!」
花陽「う、海未ちゃんっ、たぶん《ゴッドノウズ》が来るよ!」 海未「確か、天高く飛び上がって放つシュート技…でしたね。受けて立ちましょう」
にこ「撃つ前にネタばらしされるのも、人気者の宿命ね……」
バサッ
ことり「ペガサスの翼から、金色の翼に生え変わるっ!」
花陽「あれっ?あの技、たしか白い…」
にこ「まぁでも?ファンの期待に答える……いや、越えるのがプロのアイドルってもんでしょ!」
海未(以前花陽が話していたものと、動きが違う!?)
にこ「《ゴッドブレイク》!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています