0001名無しで叶える物語(たこやき)
2021/11/13(土) 21:19:24.78ID:sl7zuvPPすみれ(って急に何考えてるのよ私…こわ…)
可可「聞いてるのデスか?グソクムシのくせに可可を無視するなんて!」
すみれ「ごめんごめん、何の話だっけ?」
すみれ(突然そんなことしたら可可は泣いちゃうかしら…何にせよ二度と口も聞いてくれないくらい嫌われるでしょうね…)
可可「今日の練習の後スクールアイドルショップに……い、一緒に来やがれという話デス!」
すみれ「…5人で?」
すみれ(私への処分は停学か退学か…多分後者でしょうね。リエラからは私の除名は当然として…悪い噂も当然流れるだろうから人気低下は避けられないし…下手したら解散まで行くかも)
すみれ(そしたら可可は中国へ強制的に…。残されたかのん達も心に傷を負うかも。あと学校も入学希望者が減って存続問題が再発するかも。恋の家も更に苦しくなってあのメイド…サヤさん?がまたクビになるかも)
可可「…今日は誰かと二人で行きたい気分デス!」
すみれ「私でいいの?かのんや千砂都の方がショップに家近いでしょ?」
すみれ(こんな風にデメリットはいくらでも挙げれるけどメリットが何一つ無いわね…。可可のこと嫌いじゃない…どころか、一番大切な…友達だし…)
可可「…す、すみれはスクールアイドルへの学が無さすぎるパンピーなのでレクチャーのために仕方なくデス!リエラのためデス!」
すみれ(私のこと好きなのにこうやって照れ隠しするのも可愛いし…。なのにどうしてこんな想像を…私は狂ってしまったの?)
すみれ「分かってるわよ。リエラの為にいつもありがとね、可可」
可可「〜〜!!そういうところがグソクムシなんデスよこの鈍感グソクムシ〜!!」
すみれ(鈍感はどっちかしら。私がこんなことを考えてる異常者だって知ったら幻滅するでしょうね)
千砂都「あいかわらず仲良いねぇ…」
かのん「うんうん…」
可可「仲良くないデス!///」
すみれ「…」