しずく「あの、侑さんと歩夢さんはお付き合いされているのでしょうか?」
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〜同好会、練習終了後〜
せつ菜「ではみなさんお疲れ様でした」ニコッ
侑「みんなお疲れ〜」
かすみ「しず子〜、ちょっと寄り道して行こうよー」
しずく「うん、いいよ」
歩夢「侑ちゃん、帰ろ?」
侑「ちょっと待ってて!今用意してるから!」
歩夢「もう〜、大丈夫?」
しずく(・・・。)
かすみ「しず子?早くいこ?」
しずく「あ、うん!ごめんね」アセアセ かすみ「しず子〜、ちょっと買い物したいから付き合ってね」
しずく「うん、いいよ」
かすみ「しず子も何か買いたいものとかない?」
しずく「私はいまのところないかな」
かすみ「そっか、じゃあお台場寄ってくよ」
しずく「うん」
・
・
・
かすみ「しず子お待たせ〜!」
しずく「かすみさん、買い物終わったの?」
かすみ「うん、バッチリ!」ニコッ かすみ「どうする?お茶でもしてく?」
しずく「私、今日は少し早めに帰るよう親に言われてるから帰らないと」
かすみ「そっか、じゃあ帰ろっか」
しずく「うん」
かすみ「あれ?あそこにいるのは侑せんぱいと歩夢せんぱい?」
しずく「!?」
かすみ「あの2人仲良いよねぇ」 しずく「小さい頃からの幼馴染で家もお隣なんだもんね」
かすみ「それでもさぁ、いくらなんでもいつも一緒に居過ぎない?」
かすみ「もしかして、あーんな関係とか?」イヒヒ
しずく「ど、どうかなぁ・・・」
かすみ「ちょっとべったりが過ぎるもんねぇ」
しずく「お付き合いとかされてるのかな」
かすみ「気になるのぉ?」イヒヒ しずく「ちょ、ちょっとだけだよ」アセアセ
かすみ「ふーん。ま、いいけど」
しずく「練習の時なんかもほぼ一緒にいますしね」
かすみ「たしかに、私がお2人に初めて会ったときもいつも一緒だったからね」
しずく「でも、幼馴染だからって言ったらそれまでではあるんだけど」
かすみ「かすみん、明日聞いてみちゃおっかなー」ニヤッ
しずく「や、やめなよ!」アセアセ
かすみ「えー!本人に聞いてみたいじゃん!」 しずく「ほら、一応デリケートな話題だから・・・」
かすみ「しず子ならそういうと思ったけど!」
しずく「あ、そろそろ帰らないと!」
かすみ「じゃあ駅まで行こっか」
しずく「うん」
・・・・
・・・
・・
・ 〜翌日、同好会部室〜
かすみ「えーん!侑せんぱーい!なぐさめてくたざいー!」
ダキッ
侑「あはは、かすみちゃんいい子いい子」ナデナデ
しずく(誰にでも平等に接することができる侑さん、凄いな)
しずく(かすみさんもかすみさんだけど・・・)アセアセ
しずく(侑さんにかすみさんが抱きついても歩夢さんは特に気にしてる様子もないか・・・)
しずく(やっぱりただの幼馴染なのかな・・・)
しずく(それなら・・・) ・・・・
・・・
・・
・
しずく「あの、侑さん?」
侑「しずくちゃんどうしたの?」
しずく「私の練習、見て頂けませんか?」
侑「うん、いいよ。何するといい?」
しずく「客観的意見が欲しくて、歌のアドバイス貰いたいです」
侑「お安い御用だよ」ニコッ
侑「じゃあスタジオ行こうか」
しずく「はい!」 〜スタジオ〜
しずく「♪〜〜〜♪〜〜」
しずく「こんな感じですが、どうも自分ではしっくり来なくて・・・」
侑「いつも通り上手いとは思うけどね」
侑「ちょっと力み過ぎてるような気がしないでもないね」
しずく「そうですか、少しリラックスした方が良いでしょうかね」
侑「そうかもね」
しずく「ではもう一回・・・、あ、もうこんな時間!」
侑「ホントだ、下校しないとね」 この前誕生日だったのもあってか最近しずくSS多いな
期待 ガチャ
歩夢「侑ちゃんいる?」
侑「あ、歩夢?」
しずく「!?」
歩夢「侑ちゃん帰ろうよ」
侑「ちょっと待ってて!」
しずく「今日はありがとうございました」ペコッ
しずく「納得がいくまでしばらく時間が合う時は侑さんに見て頂きたいのですが良いですか?」
侑「うん、構わないよ!じゃあ明日もね」
しずく「ありがとうございます!」
歩夢「侑ちゃん!はやく!」
侑「ああ、待ってよー」
しずく(・・・。) しずく(やっぱり歩夢さんが迎えに来るんだ・・・)
しずく(いや、私の考え過ぎだよ!)ブンブンッ
しずく(部室戻って帰る用意しよう)
・
・
・
かすみ「しず子、帰ろ?」
しずく「うん、そうだね」
しずく「ちょっと用意するから少し待ってて」
かすみ「早くね!」
しずく「あはは、せかさないでよ」アセアセ ・
・
・
かすみ「今日は侑せんぱいと何の練習してたの?」
しずく「ちょっと、歌の方で納得いかないところがあってね」
かすみ「ふーん」
しずく「いつも通りみたいだけど、少し力んでるような気がするって侑さんが」
かすみ「たしかにしず子は思い詰めると暴走するからなぁ」イヒヒ
しずく「もー!やめてよ!」ムーッ かすみ「そういえば、演劇部の方は大丈夫なの?」
しずく「先日の定期公演終わってからは部長にしばらくはこっちに専念していていいって言われてるの」
かすみ「そうなんだ」
しずく「だから明日も侑さんに歌の練習付き合ってもらうことになってるんだよ」ニコッ
かすみ「侑せんぱいだと違う目線からアドバイスくれるから参考になるよね」
しずく「そうだね。私達だとステージに立つ側の視点でしか見れないから」
かすみ「かすみんも侑せんぱいは頼りにしてるんだ〜」
しずく「あはは」アセアセ かすみ「侑せんぱいはスーパー可愛いスクールアイドルかすみんの専属敏腕マネージャーになってもらうんだから」イヒヒ
しずく「だめだよ!」プクー
かすみ「ええ!しず子から意外な反応!?」
しずく「え!?そ、そういうんじゃないから!」アセアセ
かすみ「まぁでも、侑せんぱいは独特のオーラがあるよね」
しずく「うん、ちょっと他の女の子と違って格好良いところがあるというか」
かすみ「ボーイッシュ?」
しずく「うん、演劇部長も格好良い女の人だけど、それともまた違うんだよね」
かすみ「なんとなくわかるかも」 しずく「それに、侑さんフレンドリーでお友達も多いみたいだし、凄くモテそう・・・」
かすみ「だろうねー、音楽科でも休み時間になると周りに人が集まってくるみたいだよ」
しずく「そうなんだ」アセアセ
かすみ「その点、歩夢せんぱいは特別ポジションだから侑せんぱいを独占してるよね」イヒヒ
しずく「!?」
しずく「幼馴染で家も隣だしね」
かすみ「昨日も話したけどそれ以上かもよ」イヒヒ
しずく「え!まさか聞いてみるつもりじゃないよね!?」 かすみ「秘密握れば侑せんぱいを専属マネージャーに引き入れる時の弱味として使えるかも」イヒヒ
しずく「まったく、いつもだよね。かすみさんは」ハァ
かすみ「もう駅だね」
しずく「じゃ、また明日」
かすみ「ばいばーい」
・・・・
・・・
・・
・ まどかはウェヒヒかとw
ちと外出しますm(_ _)m 〜翌日、同好会〜
しずく「お疲れ様です!」
侑「しずくちゃんお疲れ!」
しずく「では、今日もお付き合いお願いしますね」
侑「うん、じゃあスタジオに行こうか」
しずく「はい!」
・・・・
・・・
・・
・
しずく「♪♪〜〜〜♪♪〜」
しずく「昨日侑さんに力みがあるってアドバイス頂いたのを受けて、リラックスするように意識してみましたがいかがでしたか?」
侑「うん、昨日よりかは落ち着いているように感じたよ」
しずく「良かった・・・」
侑「でも、まだちょっと違うというか・・・んー、言葉で表現しづらいな・・・」
しずく「どうしました?」 侑「ちょっと立ってみて?」
しずく「はい」
侑「歌う時なんだけど、、」サワッ
しずく「きゃっ!」ビクッ
侑「多分、発声を意識し過ぎて無駄に力入れ過ぎてる気がする」サワサワッ
しずく「ひゃっ!」ドキッ
侑「お腹のあたりとか、もっと力抜いてもいいんじゃないかなぁ」ウーム
しずく「そ、そうですか」ドキドキ
しずく(びっくりした・・・)ドキドキ
侑「もう一回歌ってみようよ」
しずく「はい、意識してみますね」
しずく「♪♪♪〜〜♪〜〜♪〜」 ・
・
・
しずく「ふぅ、いかがでしたでしょうか?」
侑「うん、今度は良くなってきたね」ニコッ
しずく「ありがとうございます!」
侑「今度、音楽科の声楽専攻の子に良いトレーニング方法とかないか聞いてみるよ」
しずく「ほんとですか!?ありがとうございます!」
侑「頑張ってるしずくちゃんの為だもん、私には何も出来ないけど力になってあげたいから」ニコッ
しずく「」ドキッ
しずく「あ、ありがとうございます!」 しずく「で、でも、侑さんが何も出来ないだなんて・・・」
しずく「こんなにも力になって貰えて嬉しいですよ」
侑「あはは、買い被り過ぎだよ!」
侑「2日一緒にいて、ちょっと思ったこと言っただけじゃん!」アセアセ
しずく「侑さんって、不思議な方ですね・・・」ドキドキ
侑「ん?天然入ってるなんてたまに言われる時はあるけどね」アハハ
しずく「い、いえ!そういうのじゃなくて・・・その・・・」モジモジ
しずく「とにかくありがとうございました!」ペコッ
侑「とりあえず部室戻ろうか」
しずく「はい!」 ・・・・
・・・
・・
・
しずく(侑さんに触れられたとき、凄くドキッとした・・・)
しずく(無駄な力が入ってるところを指摘してくれる為だったんだろうけど・・・)
しずく(こんな感覚初めてかも・・・)
・
・
・
侑「しずくちゃん、明日にでも音楽科の子に聞いてみるから、もし良い情報掴めたら試してみようね」
しずく「お願い致します」ペコッ
歩夢「侑ちゃん?帰るよ!」
侑「あ、うん!今行くよ」
侑「じゃ、しずくちゃんまた明日ね」ニコッ
しずく「はい!お疲れ様でした!」
かすみ「しず子〜、侑せんぱいと何かあった?」
しずく「え!?今日も練習見て貰ってただけだよ?」
かすみ「ふぅーん」ジー 〜翌日、同好会〜
ガチャ
しずく「みなさん、お疲れ様です!」
侑「ああ、しずくちゃん待ってたよ」
しずく「え?」ドキッ
侑「今日もスタジオ行こうか」ニコッ
しずく「はい!」ドキドキ
・
・
・
侑「声楽専攻の友達に聞いたらさ、直接教えてくれるって」ニコッ
しずく「いいんですか?」
侑「演劇部と兼部してる子だって言ったらしずくちゃんのこと知ってたみたいで、是非協力したいってよ?」
しずく「うわぁ、感激です!」 〜スタジオ〜
ガチャ
侑「ごめん、お待たせ」
音楽科「君が例の桜坂しずくちゃんだね」
しずく「はい!今日はわざわざありがとうございます」ペコッ
音楽科「演劇部の舞台見て気になってたんだよ」
しずく「そうなんですか!ありがとうございます!」
音楽科「発声で困ってるみたいな話を高咲さんから聞いたから協力したくてね」
しずく「すみません、本当に助かります」ペコッ
侑「良かったね、しずくちゃん」ニコッ
しずく「はい!」
音楽科「じゃあ、始めようか」
しずく「よろしくおねがいします!」
・・・・
・・・
・・
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