【SS】カップリングシャッフルフェス
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
果林「かすみちゃん、今日も世界一可愛いわね」
かすみ「はいはい」
果林「そろそろ私のものにならない?」
かすみ「なりませんー」プイッ
果林「ふふっ、いつまで恥ずかしがってるのかしら」ツンツン かすみ「恥ずかしがってませんっ! それに……」
かすみ「毎日毎日言われてたら、かすみんだって慣れちゃいますよぉ」
果林「あらあら。もっと色々な方法で口説いてほしいのね? かすみちゃんって、付き合うまでを大事にするタイプ?」フフッ
かすみ「だめだ話が通じない」 〜
果林「突然だけど、今度デートに行かない?」
かすみ「本当に突然ですね……」
かすみ「この間もお断りしましたよね?」
果林「あら? この間はこの間よね? 今日も断る理由にはならないわ」
かすみ「う〜ん……」 果林「かすみちゃんにね、お洋服を選んであげたいの」
かすみ「!」
かすみ「……それは、ちょっと魅力的……ですね?」
果林「あとはパンケーキを食べたり、他校のスクールアイドルのライブを見に行ったり……」
かすみ「……良いかも」ボソッ 果林「決まりね」ニコッ
かすみ「いやいや、決まってはないですぅ」
果林「?」
果林「どうして?」
かすみ「だ、だって……」
果林「なによ」
かすみ「本当にそれだけですか?」 果林「……」
かすみ「……」
果林「……もちろん手を出すわよ?」
かすみ「ほらぁ! 後からそういうの足してくるぅ!」
果林「当たり前過ぎて言う必要が無かっただけよ」
かすみ「必要不可欠ですぅ!」ジタバタ
果林「ふふっ。冗談よ冗談」
かすみ「むぅ……」 果林「それで、どうかしら?」
かすみ「……う〜ん」
かすみ「本当に下心は無いんですよね?」
果林「下心しか無いけど、下心は無いわ」キリッ
かすみ「???」 かすみ「どっちなんですか……」
果林「かすみちゃん次第ね」フフッ
かすみ「わけがわからないですぅ……」
かすみ「……」チラッ
果林「……」ニコニコ
かすみ(モデルの果林先輩に洋服を選んでもらえるなんて、結構なチャンスだよね……?)
かすみ(でもでも、果林先輩ちょっと怖いし……) 果林「世界一可愛いかすみちゃんを、私の手で宇宙一可愛くしてみたかったのだけど……」
かすみ「!」
かすみ「……しょ、しょうがないですね……っ」
果林(ちょろいわ) ※※※
しずく「むぅ……!」ピコピコ
璃奈「大分上手くなった」
しずく「ありがとう璃奈さんっ! でもここが! くっ! この!」ピコピコ
テレッテテレレレン♪【ゲームオーバー】
璃奈「あらま」
しずく「うううううっ」バタン 璃奈「惜しかった」
しずく「悔しいよぉ!」ジタバタ
璃奈「……」
しずく「……? 璃奈さん?」チラッ
璃奈「しずくちゃん、最近とっても楽しそう」
しずく「そう?」 璃奈「うん。前のしずくちゃんはカッコいいって感じだった。でも、今のしずくちゃんは、ちょっと子どもっぽくて可愛いかも」
しずく「なっ」
しずく「こ、子どもっぽい……かな?」
璃奈「うん。本当のしずくちゃんって、そういう感じなの?」 しずく「……どうなんだろう。自分を演じすぎて、私にもわからないや」
璃奈「そうなんだ。私も、しずくちゃんみたいに色んな表情が出せたらな」
しずく「……あれ? そういえば、私って元々そのために呼ばれたんじゃなかったっけ?」
璃奈「そうだった」
璃奈「私に、気持ちの出し方を教えてほしい」ズイッ しずく「うんっ! ……でもちょっと、いきなり顔近づけるのはやめてもらってもいいかな?」モジモジ
璃奈「ご、ごめん」サッ
璃奈「しずくちゃんの顔をよく見て、研究しようと思ったの」
しずく「そう……」
しずく「最近璃奈さんのおうちに遊びに来るようになって、気付いたんだけどね」
璃奈「?」 しずく「璃奈さんって、案外表情豊かだよ?」
璃奈「そんなことはない」
しずく「そんなことあるよ。私ね、演技してるからか、人の表情を読み取るの得意なんだ」
しずく「だから今なら、璃奈さんが何考えてるか大体わかるよ」
璃奈「ほんと……?」
しずく「うん!」
璃奈「じゃあ、これは?」
しずく「困惑……かな? 璃奈さん、私を疑ってるね?」 璃奈「合ってる……でも、今のは状況からすぐわかる」
璃奈「今後、抜き打ちテストをさせてもらうね」
しずく「ええ……」
〜
璃奈「これは?」
しずく「楽しいんだね」ニコッ
璃奈「む……」
〜
璃奈「じゃあこれ」
しずく「お腹減ってるんでしょ? 一緒にごはん作ろっか」
璃奈「うん……」 〜
璃奈「……これは?」
しずく「ん……?」
しずく「ちょっと見たことない表情だけど……」
しずく「えいっ」カベドン
璃奈「?!」
しずく「うふふ。近くで見ると、やっぱり璃奈さんはすごく可愛い」
璃奈「……急に顔を近づけるのはだめって」
しずく「私からは良いの」
璃奈「なにそれ」 しずく「もっとじっくり見るね」ジーッ
璃奈「……」メソラシ
しずく「めっ」カオグイ
璃奈「!」
しずく「目を離しちゃったら、表情がよく見えないでしょ?」
璃奈「……」 しずく「うーん、この顔は……」
璃奈「……わかった?」
しずく「ドキドキしてるよね?」
璃奈「……」
しずく「……」
璃奈「……はい」
しずく「やった!」
璃奈「……ずるい」プイッ ※※※
ガチャ
歩夢「侑ちゃ」
歩夢「!」
彼方「すやぴ……」
歩夢「あれ? 彼方さん一人……?」
歩夢「……寝ちゃってる」
トコトコ
歩夢(彼方さんって、こうしてるとおっきいワンちゃんみたい)クスッ しずりなは脳に良い…
次はかなぽむだと!?これは楽しみ 彼方「……」
歩夢「……髪の毛、ふわふわだ……」ジッ
歩夢「……」
歩夢(……触ってみても良いかなっ?)キョロキョロ
彼方「……」スヤァ
歩夢「……えいっ」スッ
ファサッ
歩夢「!」
歩夢(す、すごい! 見た目以上にふわふわっ)モフモフ 彼方「……」
彼方(……どうしよう)
彼方(目が覚めたら、歩夢ちゃんにモフられていたんだが……?)
歩夢「うふふっ」モフモフ
彼方(何かすごく幸せそう……)
彼方(これは寝たフリを続行すべき……?) 彼方「うーん……」ゴロン
歩夢「!」ビクッ
歩夢「……」
彼方「すやぴ」
歩夢(び……びっくりしたぁ……寝返りをうっただけみたい……)
歩夢(……もうちょっと触ってても大丈夫かな……?)ウズウズ
歩夢(……!) 歩夢(彼方さんが寝返りをうった拍子に、結構大きめのスペースが……!)
歩夢(……)キョロキョロ
歩夢(……布団の柔らかさが気になるだけ……)
歩夢「彼方さんいつも気持ち良さそうに寝てるなー(棒)」
歩夢「きっとみんなで用意したお昼寝用ベッドの寝心地が良いんだろうね(棒)」
歩夢「私もちょっと試してみよっかな(棒)」 歩夢(よしっ、これで誰かに聞かれてても大丈夫!)
歩夢「し、失礼します……」ゴロッ
彼方(ええええ!? ええええええ???!!!)
彼方(わざとらしい演技をしながら、添い寝してきたんだけど……!?)
歩夢「……」ドキドキ
彼方(息が! 息がうなじに当たってくすぐったいよ〜!) 彼方(こ、こうなったら……。もう一回寝返りをうって、彼方ちゃんの聖域から追い出しちゃおう!)
彼方(……今だ!)ゴロンッ
歩夢「きゃ!?」ビクッ
彼方「!?」
彼方(しまったああああ! ちょっと遠慮したせいで、顔が至近距離に!)ドキドキ
歩夢「……彼方さん?」
彼方(!) 歩夢「……もしかして、起きてます……か?」
彼方「……」
歩夢「起きてますよね……?」
彼方「……」
彼方(ここはやりきるしかない……!)
ガチャ
かすみ「だからぁ! かすみんはまだそんなつもりは」
果林「あら? "まだ"なのね?」
歩夢彼方「「!!!」」 かすみ「今後永久にですっ!」
かすみ「……!」
果林「! ……あらあら」ニヤニヤ
かすみ「彼方先輩と……歩夢先輩!? どうして2人が!?」
歩夢「……」スースー
彼方(ええ……ここに来て歩夢ちゃんも寝たフリ……)
彼方(……!)
歩夢(びっくりして少し動いちゃったから、脚が少しだけ彼方さんに当たっちゃってる……)
彼方(歩夢ちゃんの脚が、彼方ちゃんの太ももに……!)
歩夢彼方((や……やわらかい……!!)) 林「風邪を引いてしまうといけないわね?」
かすみ「これそういう状況なんですか?」
果林「そういう状況ではないわ。だから――」
ファサッ
歩夢彼方((!!??))
果林「ごめんなさいね? 毛布は一枚しかないの」
果林「ほらかすみちゃん、外に出ましょ」ガシッ
かすみ「え!? ええ?!」ズルズル
ガチャン
歩夢彼方((……完全に起きるタイミング逃した……)) ※※※
ザーザー
侑「傘を忘れたよ」
愛「愛さんも!」
侑「ということは……?」
愛「傘は貸さない! 傘だけに!」
侑「ぷ!」
愛「あっはっは!」
侑「……」
愛「……」
侑「どうする?」
愛「どうしよっか……」
侑「とりあえず、雨宿りしよっか」
愛「そだね」 >>32
部屋に彼方ちゃんしかいないのに言い訳してるぽむかわいい 〜
侑「あれ? あんな小屋あったっけ?」
愛「2年通ってても、案外知らない場所あるもんだねー」
侑「うちの学校広いもんねっ」
愛「ねね、ちょっと探険してみようよ!」
侑「いいね!」
〜
侑「うんうん。なるほどなるほど……」ガチャガチャ
愛「あはは……」ガチャガチャ
侑「閉じ込められたね」
愛「うーん……」 侑「傘忘れに謎の建物に二人きり。これじゃあまるで……」
愛「少女漫画みたいだねー!」
侑「そうだね……」
侑「小屋に入る時に中庭を横切って服が濡れちゃったから、早く家に帰りたいんだけどなぁ」
愛「そうだね。ゆうゆなんて、完全に下着透けちゃってるし」
侑「え!?」バッ
侑「……ほんとだ」
侑「でも、それは愛ちゃんもだよ」
愛「ええ!?」バッ
愛「あいちゃー! 愛ちゃんだけに」
侑「……ぷっ」
愛「耐えられなかったね、ゆうゆ?」ニヤッ 侑「絶対笑っちゃうよね……」
愛「逆にこちょこちょには強かったりして?」ジリジリ
侑「へ!? いやいや無理無理! 私こちょこちょ苦手だか」
愛「それはフリかなー?」コチョコチョ
侑「きゃー!!! あははっ! ひっ! やめっ! おねがい!」ジタバタ
愛「うわっ!?」
侑「わ!」
バタンッ
オシタオシー
侑「……」ドキドキ
愛「……」ドキドキ 侑「……ここまでラブコメしなくていいのに」
愛「漫画でもこんなにえっちじゃないよ?」
侑「うーん確かに。下から見る愛ちゃんの透け下着」
愛「上から見るゆうゆの透け下着」
愛「ねえ、ゆうゆ……」
侑「え?」
バサッ
〜
侑「もー!」ポカポカ
愛「耐えられなかったね、ゆうゆ?」ニコニコ ※※※
せつ菜「姉が欲しいです!!!」
エマ「お姉ちゃん?」
せつ菜「はい!」
エマ「また何かの漫画を読んだんだね……」
せつ菜「まあ、それはそうなんですが……昔からの憧れと言いますか……」
エマ「そうなんだ」
エマ「じゃあ、私が一日お姉ちゃんになってあげるよ〜!」
せつ菜「ほ……本当ですか!?」 エマ「うん〜! さあお姉ちゃんの胸の中においで〜!」
せつ菜「わーい!」ダッ
せつ菜「……」ピタッ
エマ「? せつ菜ちゃん?」
せつ菜「……やはり、いきなりハグはハードルが高いというか……」モジモジ
エマ「そうかな? 姉妹なら普通だよ?」キョトン
せつ菜「もう少し、段階を踏みませんか?」
エマ「いいよ〜」 〜
せつ菜「まずは、姉妹らしく呼び合ってみましょう」
エマ「うん!」
エマ「じゃあ私は、菜々ちゃんって呼ぶね〜!」
せつ菜「! な、菜々ですか……」
エマ「嫌だった?」 せつ菜「い、いえ! ただ本名で……しかも下の名前で呼ばれることなんてほとんど無いので、なんだかくすぐったい気持ちです!」
エマ「そっかそっか〜」ニコニコ
せつ菜「次は私ですね! えーっと……」
せつ菜「エマ……おねえ、ちゃん……///?」モジモジ
エマ「はーい! お姉ちゃんだよ〜!」 せつ菜「……なんだかその、恥ずかしいですね」
エマ「菜々ちゃんは可愛いさんだね〜」ナデナデ
せつ菜「///」
エマ「よ〜し、次はどんなことするのかな?」 せつ菜「……もうちょっとだけ」
エマ「?」
せつ菜「もうちょっとだけ、なでなでを続けてください」
エマ「!」キュン
エマ「うん!」
完 終わりです。組み合わせはくじ引きで決めました。
前作です↓
ランジュ「やっとみんながビュッフェに来てくれたのラ!」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1616166059/ >>55のスレもスレタイだけ見てネタスレかなと思って読んでなかったけど、いいお話だった。ありがとう かなぽむからのゆうあい、せつエマまでやってくれるとは…!
どのカップリングも可能性の塊で素晴らしい
ランジュビュッフェのやつもよかったし是非また何か書いてくれると嬉しい しずりな好きが一度は考えるシチュなのにあんまり見かけなかったから読めて良かった
と思ったら妹せつ菜ちゃんで爆発した ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています