果林｢冷えるわね〜｣ﾋﾟﾄｯ かすみ｢ぎゃああ！｣
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果林｢なによ｣
かすみ｢ちょお！かすみんのほっぺはカイロじゃないんですけど！｣
果林｢いいじゃない｣
かすみ｢よくないです！いきなり触られてびっくりしたじゃないですか！｣
果林｢すごい声だったわよ ぎゃああって｣
かすみ｢むきー！！！｣
果林｢怒っちゃだめよ 笑顔のかすみちゃんが好きだから｣ﾑﾆﾑﾆ
かすみ｢だまふぁれまへんふぁらへ！｣
果林｢何言ってるのかわからないわ｣ﾑﾆｰ
かすみ｢むぃ〜！｣ 果林｢…｣ﾑﾆﾑﾆ
かすみ｢…｣
果林｢…｣ﾋﾞﾖｰﾝ
かすみ｢！｣ﾊﾞｯ
果林｢どうしたの｣
かすみ｢禁止！｣
果林｢え？｣
かすみ｢かすみんのほっぺ触るの禁止です！｣
果林｢嫌だわ｣
かすみ｢だめです！｣ 果林｢どうして急にそんなこと言うの｣
かすみ｢急も何もありません！最近の果林先輩、何かあればかすみんのほっぺばっか触ってるじゃないですか！｣
果林｢だって、暖かくてもちもちで触り心地がいいんだもん｣
かすみ｢そりゃあかすみんの自慢のほっぺですからね！でもいくらなんでも触りすぎです！これじゃ、かすみんのほっぺが伸びちゃいます！｣
果林｢そんなことないわよ ハリもあるし｣
かすみ｢だめなもんはだめなんですぅ！もう禁止です！これは決定事項です！！｣
果林｢…どうしてもだめなの…？｣ｳﾙｳﾙ
かすみ｢げっ…｣
果林｢寂しいわね…｣ｼｮﾎﾞﾝ
かすみ｢…………………だめです！！｣
果林｢ひどいわ…｣
かすみ｢ひどくないです！ひどいのは果林先輩です！！｣ 果林｢わかったわ ではこうしましょ｣
かすみ｢…なんですか？｣
果林｢確かに、かすみちゃんのほっぺを触ってメリットを得ているのはわたしだけで、かすみちゃんには何のメリットもない｣
果林｢かすみちゃんがほっぺを触られるのが嫌だと感じているなら、むしろデメリットの方があるわね｣
かすみ｢…別に、嫌なわけじゃないですけど…｣
果林｢なら触ってもよくない？｣
かすみ｢果林先輩！？｣
果林｢冗談よ冗談…｣
かすみ｢何言っても触らせてあげませんからね！｣
果林｢何か一つ、かすみちゃんの望みをわたしに出来る範囲で叶えてあげるわ｣
かすみ｢！｣ 果林｢ほっぺを触らせてもらう代わりに、かすみちゃんのしてほしいことをしてあげる これなら双方にメリットがあるでしょう？｣
かすみ｢…｣
果林｢かすみちゃんはわたしに何かしてほしいことはあるかしら♡｣
かすみ｢………｣
かすみ(ふっふっふ…その手には乗りませんよ！そうやって、かすみんを果林先輩のペースに乗せることで、果林先輩にとって易しい条件にさせるつもりなんでしょう！)
かすみ(ここは果林先輩でも出来ないような条件を提示する！そして、かすみんのほっぺは諦めてもらいます！！)
果林｢結構悩むのね｣
かすみ｢……かすみんは…｣
果林｢？｣
かすみ｢かすみんは今日からお嬢様です！果林先輩はかすみんの執事になること！！｣ 果林｢…｣
かすみ(ふっふっふ！さすがの果林先輩も、年下の執事になるなんて嫌でしょう！さあ、早くソレハデキナイワと言ってください！)
果林｢いいわよ｣
かすみ｢ではやっぱりかすみんのほっぺを触るのは禁…し………ええ？！｣
果林｢その望み、叶えてあげるわ｣
かすみ｢いいんですか！？｣
果林｢いいわよ？｣
かすみ｢本当に！？｣
果林｢ええ｣
かすみ｢なんでですか？！｣
果林｢なんでって言われても…別にわたしはそれで構わないからとしか｣
かすみ｢なっ…｣
かすみ(どういうことですか！？まさかこんなお願いを聞き入れるなんて！？予想外ですよ！！！)
果林｢お嬢様、お嬢様ね それでわたしは執事｣
かすみ｢果林先輩…？｣
果林｢…｣ﾆｺｯ
かすみ｢！！｣ 果林｢かすみお嬢様、そろそろ練習のお時間です｣
かすみ｢！！！！！！｣
果林｢遅れては大変です 急いで準備しましょう｣
かすみ｢！！！！！！！！！！！！｣
果林｢まずはお着替えからですね では空き教室へ行きましょう わたくしがご案内いたします｣ｷﾞｭ
かすみ｢あ…ああ……｣
果林｢では行きましょう｣ﾆｺｯ
かすみ｢あああああああああああああ！！！！！！！！/////｣
果林｢…！｣ﾋﾞｸｯ
果林｢な、なによ…｣
かすみ｢だめですだめですだめです！！！もう果林先輩はかすみんに話しかけるの禁止ですぅ！！！！！！！！！｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
果林｢｣ﾎﾟｶｰﾝ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
