璃奈「でも問題点がひとつ」

璃奈「AIによって形成された仮想空間に没入し過ぎてこっちの世界に帰って来れなくなる可能性がある」

璃奈「どうしよう……」

???「大丈夫だよ」

璃奈「!?」

???「そうよ、心配しないで」

璃奈「パパ…ママ……?どうして。お仕事忙しくてしばらく帰れないって……」

パパ「璃奈以上に大切な仕事なんてあるもんか」

ママ「これまで璃奈ちゃんには寂しい思いをさせちゃってごめんね?」

璃奈「ッ……私、、私……!」

パパ「おや、璃奈。泣いてるのかい?」

璃奈「えっ」

ママ「あらあら、璃奈ちゃんったら泣き虫さんね」クスクス

璃奈「あ、あれ?おかしい。私、ちゃんと泣けてる。ふふっ。泣いてるのに笑っちゃう。不思議」ポロポロ

パパ「泣いてる顔も笑顔も素敵だよ、璃奈」

ママ「さあ、これからはずっと家族いっしょに暮らしましょうね」

璃奈「うん!!」ニッコリ




━━━!
━━━りー!!
━━━なりー!!!