せつ菜「私はスカーレット・チェイサー!助けに来ましたよ!」
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「ねぇ知ってる?こんな噂」
「んー?なになに?」
「駅の裏にある喫茶店の話なんだけど―――」
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―――
<スクールアイドル同好会部室>
果林「…うーん」スッ
せつ菜「…」
果林「…こっちかしら」スッ
せつ菜「ヒィ!」
果林「こっちね!」
果林「やったわ!あがり!」 せつ菜「また最下位…なんで勝てないんでしょうか…」
エマ「せつ菜ちゃんは全部顔に出てるんだよ〜」
せつ菜「そ、そうなんですか?!」
果林「私にババ抜きで勝てないなんて相当よ」
エマ「果林ちゃんもババ抜きゲキよわだもんね〜」
果林「そ、そうね、でもせつ菜はそんなんでよく生徒会長って事を隠し切れてるわね。」
せつ菜「あ、あはは、変装は得意でも隠し事は苦手で…」
エマ「まじめなせつ菜ちゃんらしいね〜」
キーンコーンカーンコーン
エマ「む〜、もうこんな時間!もうちょっと遊んでたかったよー」
せつ菜「お二人は明後日からスイスに向かうんでしたよね…どうかお元気で…」
エマ「向こうに行ってもみんなの事は忘れないよ…オーイオイオイ」 果林「何言ってるのよ、たかが1週間帰省するだけじゃない、永遠の別れじゃあないわ」
せつ菜「そうでした!」
エマ「へへへー、つい楽しくて」
果林「ところでせつ菜、あなた今日バイトって言ってなかったかしら」
せつ菜「完全に忘れてました!」
エマ「たいへーん!急がないと!」
せつ菜「はい!遅れるわけには行きません!全力ダッシュです!」
果林「迷子にならないように気をつけるのよ」
せつ菜「果林さんじゃあるまいし迷子になんてならないですよ!」
せつ菜 エマ「「あははははははは!」」 〜〜〜〜〜〜〜〜
<喫茶店『Märchen Star』>
カランコロン
せつ菜「ふぅ…なんとか間に合った」
彼方「せつ菜ちゃんお疲れ様〜」
せつ菜「店長!お疲れ様です!!!」
彼方「もぅ店長はやめて〜、むずむずする〜」
せつ菜「冗談です!私も彼方さんの方がしっくりきますから!」
彼方「それに今はまだ月に1回だけ叔母さんからお店を任されてるだけだしね〜、店長って柄じゃないよ〜」
璃奈「それでもすごい、卒業後は喫茶店のマスター?」
せつ菜「あ、璃奈さんも来てたんですね」
璃奈「こんにちは、せつ菜さん。今来たところ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています