璃奈「出来た。エビフライ」彼方「うん?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
<スクールアイドル同好会部室>
璃奈「出来た。エビフライ」
彼方「…ねぇ璃奈ちゃん、私の認識が間違って無ければなんだけど」
璃奈「うん」
彼方「普通のエビフライは彼方ちゃんくらいのサイズは無いと思うなぁ…」
エビフライ「……」
璃奈「この子は『エリートビジョンofファンタスティックライフ』略してエビフライ」
彼方「エリート…?うん?…え?」
璃奈「とあるゲームから着想を経て私が実現した」
彼方「何その怪しいゲームは…」
璃奈「日頃忙しい彼方さんの為に様々な機能を搭載した素晴らしいマシン」
彼方「そっかぁ〜」
璃奈「早速機能の説明をするね」 璃奈「まずはエビフライモード、通称エビフライα。このαモード中は跨って空を飛ぶ事ができる。移動するのに使ってね。」
彼方「彼方ちゃん、お月様に乗ったことはあるけどエビフライは初めてだな〜」
璃奈「そしてさらに抱き枕にもなる。彼方さんにとってもおすすめ。」
彼方「ほんとだぁ〜、じんわりあたたかくていい感じ〜。衣が痛そうって思ったけど案外
柔らかいね〜。」ギュッ
エビフライ「…///」
璃奈「こだわりポイント、璃奈ちゃんボード『えっへん』」
彼方「他にはどんな機能があるの〜?」 璃奈「次は多目的モード、通称エビフライβ」
エビフライβ「……」ウデニョキ
彼方「わぁ〜!腕が生えた〜!」
璃奈「βは作業向き、簡単な事ならとても素早く彼方さんのお手伝いをしてくれるはず」
彼方「これはかなり助かるねぇ〜」
璃奈「教えれば家事もやってくれるかも」 璃奈「最後に…防犯モード、通称エビフライγ」
エビフライγ「‼︎!」ニョキニョキ
彼方「エビの中から人型のエビが出てきた…」
璃奈「これは彼方さんを…守る為に作った。うん。いつも外で寝てて心配だったから…」
彼方「そっかぁ、ありがとね〜璃奈ちゃん」ヨシヨシ
璃奈「…/// 璃奈ちゃんボード『テレテレ』」
彼方「ちょっと困惑したけど、璃奈ちゃんがそんな風に思って作ってくれたの物なら無下には出来ないよ〜。ありがたく使わせてもらうね。」
璃奈「彼方さんの役に立てて嬉しい。璃奈ちゃんボード『にっこりん!』」
彼方「そのかわり、今度璃奈ちゃんは彼方ちゃんと一緒にお出かけに行くこと!絶対だぜ〜?」
璃奈「うん!楽しみにしてる///」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<虹ヶ咲学園上空>
エビフライ「……」フワフワ
JK1「明日の小テストさぁ…え?エビフライが飛んでる…」
JK2「何言ってるのwそんなわけないじゃ…へ?ほ、ほんとだ…エビフライが飛んでる…」
エビフライ「……」フワフワ
彼方「ちょっと注目されすぎて恥ずかしいかも…でも乗り心地はかなり快適でいいかも〜」
エビフライ「……」エッヘン バタフライ ハネヲヒロゲタラ
彼方「あ、店長から電話だ」
店長『あ、彼方さん休みの日にごめんね。』
彼方「いえ、大丈夫ですよ。どうかしたんですか?」
店長『今日シフトの子が体調不良で人手が足りなくて、申し訳ないんだけど出てもらえないかな?』
彼方「わかりました〜、大丈夫ですよ〜。すぐに向かいます。」ピッ
彼方「困った時はお互い様だよね〜、エビフライちゃん、急いでここまで向かえる〜?」
エビフライ「……」ビュン
彼方「わぁ〜はや〜い!」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<スーパーSOROR>
店長「本当にごめんねー、すごく助かる」
彼方「全然大丈夫ですよ〜」
店長「この商品の陳列が終わったらすぐに上がっていいからね。…あと気になってたんだけどそのエビフライ…は?」
エビフライ「……」
彼方「あ、あはは〜、ちょっと貰い物で〜。」
店長「まぁいっか。じゃあよろしく頼むね。」
彼方「は〜い」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
彼方「よいしょっと」テキパキ
エビフライ「……」ツンツン
彼方「ん?どうしたのエビフライちゃん」
エビフライβ「……」ウデニョキ
彼方「野菜…?あ、もしかして手伝おうとしてくれてるの?」
エビフライβ「……」ブンブン
彼方「う〜ん、君にできるかなぁ…」
エビフライβ「……‼︎」シュババババ
彼方「わぁ〜、すごいすごい!」
エビフライβ「…///」シュババババ
彼方「なかなかやるねぇ〜、でも彼方ちゃんも負けないぜ〜?」テキパキ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
店長「え?もう終わったの!?」
彼方「はい〜、この子が頑張ってくれたおかげで〜」
エビフライ「……」
店長「そ、そうなんだ。…今日は本当にありがとうね。あ、そうそうよかったらこれ貰って」
彼方「こ、これは!夢の国のペアチケット!いいんですか〜?」
店長「いいのいいの、いつも頑張ってくれてるし。2人で楽しんできてね。」
彼方「ありがとうございます〜!楽しんできますー!」
エビフライ「……」ワクワク 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<近江家>
彼方「ただいま〜」ガチャ
遥「おかえりー、お姉ちゃん!」
彼方「う〜ん、いい匂いがするなぁ〜」
遥「お姉ちゃん、急にバイト入ったって言ってたからお夕飯作ってたんだー…って」
エビフライ「……」
遥「お、お姉ちゃん…?このエビフライは…?」
彼方「この子はね〜、璃奈ちゃんが作ってくれたエビフライちゃん。この子のおかげで早
くバイト上がれたんだ〜。」
遥「そうなんだー。」
彼方「エビフライちゃん、この子は私の妹の遥ちゃん。」
エビフライ「……」アクシュ
遥「よろしくね!」ニギッ
彼方「彼方ちゃんお腹ペコペコだよ〜、ご飯にしよ!」
遥「うん!」 クリスマスに嫉妬に狂ったエビフライが村を焼いてそのエビフライを倒すと来月のボスがティラノサウルスになるソシャゲ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
彼方「う〜ん、この肉じゃが、とってもおいし〜!」モグモグ
遥「お姉ちゃんに教えてもらったレシピだからお姉ちゃんが凄いんだよ!」
彼方「そんな事ないよ〜、この味は間違いなく教えたレシピの他に何かアレンジが加わってるに違いない…」
遥「…愛情かな…」ボソッ
彼方「ん〜?なになに〜?」モグモグ
遥「もぉ〜!内緒!///」
彼方「え〜、そんなぁ〜。」
エビフライ「……」 彼方「あ、そうそう!今日店長さんからと〜っても良い物貰ったんだ〜!」
遥「なになに!教えて教えて!」
彼方「じゃーん、夢の国のペアチケット〜!」
遥「えぇ〜!すごいすごい!」ピョンピョン
彼方「店長さんには感謝だねぇ〜、近いうちに行こうね、遥ちゃん!」
エビフライ「‼︎!」
遥「うん!お姉ちゃんと一緒に遊びに行けるなんてとっても嬉しい!」
彼方「私もだよ〜!」
エビフライ「……」ジワッ
遥「ね、ねぇお姉ちゃん、エビフライちゃんなんだか油ぎってない?」
彼方「たしかに〜、さっきまではサラサラだったよ〜」
エビフライ「……」プルプル
エビフライ「……」ビュン
遥「うわぁ!エビフライちゃんが飛んでっちゃった!」 彼方「えぇ!?な、なんで急に…ど、どうしよう」
遥「おお落ち着いておおお姉ちゃん」アワアワ
彼方「ま、まずはりなちゃんに連絡しなきゃ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
璃奈『え、エビフライが家出した?』
彼方「そ、そうなんだよ〜夜ご飯を食べてたら急にバァッーって飛び出してっちゃったん
だよ〜」
遥「お、お姉ちゃん、璃奈さん、テ、テレビ!テレビ見て!」
ニュースキャスター「速報です。現在、お台場周辺で謎の飛行物体が暴れているとの情報が入りました。」
璃奈『』
彼方「」 ニュースキャスター『実際に目撃した方によりますと、高温の油を飛ばしながら高速で飛び回っているとの事です。』
璃奈『もしかしたら、ぼ、暴走かも。璃奈ちゃんボード『アワアワアワアワ』』
璃奈『彼方さん、な、何か原因に心当たりある?』
彼方「う、う〜ん、彼方ちゃんと遥ちゃんは普通にご飯を食べてたから…」
遥「飛んでく直前、なんだかとても油ぎってました!」
璃奈『困った…早く止めないと被害が出ちゃうかも』
遥「エビフライちゃんってそんなに危険なの?!」
彼方「防犯モードがあるって事は聞いてたけど…」
璃奈『エビフライは本来古い固定概念や過去のしがらみを怒りのパワーで物理的に破壊し尽くすマシン。暴走してる影響で恐らくエビフライγはかなりの戦闘力を保持してる。このまま放置していたらお台場が火の海になる…かも。』 彼方「そ、そんなぁ…彼方ちゃんがエビフライちゃんを怒らせるような事をしちゃったのかな…」
璃奈『私の方でも情報を集めて原因を探ってみる。何分かったらすぐに連絡するね。』
彼方「おねがい璃奈ちゃん!彼方ちゃんは直接エビフライちゃん探してくる!」
遥「わ、私も!」
彼方「遥ちゃんは家で待ってて」
遥「で、でも!」
彼方「だ〜め、お姉ちゃんとエビフライちゃんが安心してお家に帰ってこれる様に待ってて欲しいんだ〜、おねがい。」
遥「わかった…でも気をつけてね!」
彼方「もちろんなんだぜ〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >エビフライは本来古い固定概念や過去のしがらみを怒りのパワーで物理的に破壊し尽くすマシン
なんか草 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 今日は楽しかったね、侑ちゃん
侑「うん、久々に歩夢と遊べて楽しかった!」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ じゃあそろそろ帰ろっか
侑「あ、ちょっとまって。渡すものがあるの。」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ えー、なになに?
侑「はいこれ、歩夢に似合うと思って貝殻のアクセ」🐚
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ かわいい!ありがとう侑ちゃん!早速着けてもいいかな?
侑「こっちきて、着けてあげる」
🐚cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ えへへ、どうかな?
侑「うん、すっごく似合ってるよ。かわいい。」
エビフライγ「……」ビュン
侑「!?歩夢!危ない!」ドンッ @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ わぁ!
侑「今何か飛んできて…」
🔥🐚🔥
侑「あっ…」
@cメ*༎ຶ ༎ຶ リ ゆ゛ゅ゛ゔゔぅ゛ぅ゛ぅ゛じ゛ゃ゛ぁ゛あ゛あ゛んも゛ら゛っ゛た゛ア゛ク゛セ゛サ゛リ゛ー゛が゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かすみ「ふんふーん♪」
しずく「ご機嫌だね、かすみさん」
かすみ「だってだってー、さらにとーってもかわいくなったかすみんbox Mk.2をしず子と一緒に作れたんだもーん♪」
しずく「ふふっ、そんなに喜んでるのを見てると私もうれしいな♪」
かすみ「ねぇねぇ!今度はりな子も誘って3人で何か作っちゃおうよ〜!」
しずく「確かに!かすみさんの案にしては楽しそうかも!」
かすみ「かすみんの案にしてはって所が余計!」プン
しずく「冗談だよ、ほらコッペパンあげるから許してー」スッ かすみ「かすみんはコッペパンで釣られるほど安くないもん!それにかすみん今手が塞がってるので自分じゃ食べれませーん。」
しずく「結局食べるんじゃん…」
かすみ「わるい!?」キッ
しずく「とりあえずそこのベンチにBOXは置いておこうよ」
しずく「ちょっと待ってて、私飲み物買ってくるね。」スタスタ
かすみ「しず子は優しいんだか厳しいんだか、やれやれ…」ゴトッ
😊
🤛🗳🤜
かすみ「それにしてもパーツを増やしたせいでちょっと重くなっちゃったなー、まぁでも
可愛いからいっか♪」
エビフライγ「……」ビュン
かすみ「う゛わ゛ぁ゛!゛空から何か飛んできた!?」カイヒッ
😭
🔥🤛🗳🤜🔥
かすみ「き゛ゃ゛ぁ゛あ゛!゛かすみんBOX Mk.2が!!!!!!!」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オツカレサマデース
果林「お疲れ様です」
果林「(久しぶりの撮影、疲れたわね…)」
エマ「果林ちゃん!」
果林「エマ!?どうしてここに!?」
エマ「えへへ、果林ちゃん今日モデルのお仕事って言ってたからここかなって」
果林「そういえば前に一緒に来たことがあったわね…」
エマ「果林ちゃん、もしかして疲れてる?」
果林「いや…ええ、ちょっとね。撮影久々だったから…」
エマ「そっかー♪がんばったんだねヨシヨシ」
果林「ちょ、ちょっと!ここでヨシヨシは止めて!見られてるから!」
エマ「えー、大丈夫だよー」
果林「エマが良くても私がダメなの!…というかなんでそんなに嬉しそうなのよ…」
エマ「ふっふーん、はいこれ差し入れ!」🛍ス 果林「何かしら…あ、ヨーグルト!」🥛
エマ「エマ・ヴェルデ作アサカヨーグルトだよー♪」」
果林「私がヨーグルトにハマってるって覚えててくれたのね。」🥛
エマ「もちろんだよー」
果林「嬉しいわ、ありがとう、エマ。あまり行儀は良くないけれど今食べてもいいかしら?」
🥛
エマ「いいよー♪」
果林「パクリ…美味しい!」
エマ「そっかぁ♪よかったぁ♪」
果林「そこらに売ってるヨーグルトの90兆倍美味しいわよ!なんだか元気になったみたい!」
エマ「うれしいなー、まだまだいっぱいあるから沢山食べてね」
果林「それじゃあお言葉に甘えてもう一つだけ頂こうかしら」
エビフライγ「……」ビュン
🔥🛍🔥
エマ「?!な、何今の!?」 果林「あ、、、エ、エマのアサカヨーグルトが…」
エマ「果林ちゃん大丈夫?!怪我してない!?」
果林「私は大丈夫だけどヨーグルトが…」ポロ
エマ「果林ちゃんが無事でよかったよー、ヨーグルトはまた作るから大丈夫!」
果林「そ、そうね」ポロポロ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
璃奈『もしもし彼方さん?』
彼方「はぁ…はぁ…何か、わかった?璃奈、ちゃん」
璃奈『同好会の皆がエビフライの襲撃を受けたらしい』
彼方「え?!み、みんなは大丈夫なの?!」
璃奈『幸い怪我は誰もしてない、と、いうか怪我人が出たっていう情報は一つも出てない。』
彼方「よ、よかったぁ〜」
璃奈『今のところ被害があったのはエビフライ(食用)とプレゼントを燃やされたって話くらい。』
彼方「プレゼント?」
璃奈『うん、恐らくエビフライγはこの二つを自動迎撃してる。エビフライ(食用)狙ってるのはエビフライの習性だから仕方ないとして。プレゼントを燃やし尽くしてるのがよく分からない…。けど何かヒントになるかもしれない…と思って。』
彼方「プレゼント…物…大切な物…あっ!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています