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侑「・・・・・」

せつ菜「侑さん!!!!」

侑「せつ菜ちゃん。生徒会の仕事は?」

せつ菜「侑さんの事が頭に入って、それどころではありません!!!!」

せつ菜「全然仕事捗らなくて、手が止まっていました・・・・」

侑(前から思っていたけど、せつ菜ちゃんって)

侑(俗にいう・・発達・・・・な子だよね)

せつ菜「結果はどうでしたか?」

侑「ダメだった。編入試験は失敗」

せつ菜「そんな!!!!」

せつ菜「どうして!!!!あんなに頑張っていたのに!!!!!」

せつ菜「もう一度、今から掛け合って再試験を!!!!」

侑「声が大きいよ。みんなから何度も注意されているけど・・・・せめて何度も受けた事くらいの事は覚えて」

せつ菜「す、すみません。つい無意識に」

侑「良いよ。私はせつ菜ちゃんの事は見捨てないから」

侑「・・・・・音楽科に編入できなくても別に良いんだ」

侑「今思うと逆にプロの指導を受けると私らしさが無くなると思う」

侑「それにスクールアイドル部には、ミアちゃんがいるから」

侑「この学校の先生よりは何倍も実績ある彼女に分からないことがあったら、聞けばいいし」

せつ菜「・・・・・・」

せつ菜(どこまでもポジティブで羨ましいです)

侑「私の事は大丈夫だから」

侑「一緒に生徒会の仕事しよ」

せつ菜「手伝ってくれんですか!!!!」

侑「うん。その方が効率良いから」

侑(せつ菜ちゃん、ミスが多いから。作った資料最低3回くらいは必要なんだよね)

侑(生徒会の人達ってよく毎日耐えていて偉いと思う)

侑(だから栞子ちゃんに負けたんだけど)