しずく「実は、今度演劇部の役柄で最愛の姉を持つ妹というものがあるんです」

しずく「より完璧な妹キャラに仕上げるべく」

しずく「実際に妹を持っている彼方さんにお姉ちゃんになって頂きたいなと思いまして」

彼方「それならエマちゃんもお姉ちゃんではなかろうか」

しずく「エマさんもそうなのですが……」

しずく「この妹の姉のキャラ像が彼方さんにぴったりだったので、彼方さんにお願いしたいんです」

しずく「もちろん、家にまで押し掛けるつもりはありません」

しずく「部活が始まる前などに、ほんの少しお付き合いいただければ十分ですので」

しずく「……ダメ……でしょうか?」

彼方「ん〜……ほんとに彼方ちゃんで大丈夫〜?」

しずく「はいっ大丈夫です」

彼方「そっかぁ……」

彼方「じゃぁ、協力するよ〜」

彼方「彼方ちゃん、頑張るねぇ〜……」

しずく「はいっ、宜しくお願いします。姉さん」