あなた「みんなのキズナLvMAXで留学から帰ってきたらすごいことになった」
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飛行機内
あなた(いよいよ帰国かぁ……2ヶ月、長いようで短いような……)
あなた(でもまさか今時電波の届かないところで留学ってキツかったな〜外界との繋がりを断ち音楽に集中させるっていう理由は分からなくはないけど……)
あなた(おかげで実力は相当上がったって感じるけどみんなと連絡できなかったから寂しいなぁ……)
『まもなく着陸します。お客様は〜』
あなた「お」 彼方「お仕事といえば……彼方ちゃんも今日バイトのシフト早めになっててね……もう行かなきゃ」
かすみ「えっ、ちょ」
彼方「それじゃあね〜」シュバッ
タタタタ
かすみ(あんな機敏な彼方先輩初めて見た……)
エマ「ごめんねみんな、私も今日はお店のお手伝いの日なんだ」
エマ「ごめんね〜」タタタ
かすみ「……」
璃奈「……」
歩夢「……」
せつ菜「……」
せつ菜「……!」
シュルシュルシュル
菜々「すみません」
かすみ「!?」
菜々「今日は母と私用があるので失礼させていただきます」
かすみ「!!?!?」
ガチャン 歩夢「……」
かすみ「……あn
歩夢「かすみちゃんは放課後何も用ないよね?」
歩夢「ここ最近ずうっとかすみちゃん見てたけど約束もしてなかったし予定もないよね?」
歩夢「お仕事もお勉強も何もないよね?」
かすみ「う……」
かすみ「り、りな子〜!!」バッ
かすみ「……ん?」
書き置き璃奈ちゃんボード『はんぺんの散歩があるので失礼する』
かすみ「失礼するなァー!」ビリ
かすみ「は!?」バッ
キョロキョロ
かすみ「い、一瞬で歩夢先輩までも……もはや何も理由もなく……」
かすみ「わ、私も急がなきゃ!!」タタタタ あなた家玄関前
歩夢「……」
かすみ「……」
しずく「……」
果林「……」
愛「……」
彼方「……」
せつ菜「……」
エマ「……」
栞子「……」 りなりー、あなたちゃんの同行を知れる何かを持ってるっぽいから一人だけ先回りできるんだよな… CDショップ
あなた(家帰る前に最新の曲チェックしないとね!あっちじゃ聴けなかったから)シャカシャカシャカ
チョンチョン
あなた(ん?)カチャ
璃奈「ねえ」
あなた「あれ?璃奈ちゃん?練習は?」
璃奈「みんな急な用事ができちゃったみたいで今日は解散したの」
あなた「えっ、そうなの?……うーん、まあみんなも忙しい身だから仕方がないよね」
あなた「璃奈ちゃんはどうしてここに」
璃奈「……」
璃奈「……新しいヘッドホン見にきたの」
あなた「なるほど!」 ……
…
あなた「いいヘッドホンは見つかった?」
璃奈「え?あ……今日は見つからなかった」
あなた「そっか……残念」
あなた「それじゃあ私はCDも買ったし家に帰るね。またね璃奈ちゃん」
璃奈「うん」
ピロリン
璃奈「あ……」
あなた「どうしたの?」
璃奈「……ううん、なんでもない。じゃあね」スタスタ あなた「ちょ、ちょっと待って璃奈ちゃん!」
璃奈「?」
あなた「なんでもないなんて嘘だよ。……だって璃奈ちゃん今凄く悲しい顔してたよ」
璃奈「え……」
あなた「どうしたの?」
璃奈「……親が今日も帰って来れないってメッセージが来て……」
あなた「璃奈ちゃん……」
ギュッ
璃奈「!」
あなた「私でよかったらなんだけど……今日ご飯一緒に食べない?」
璃奈「……いいの?」
あなた「うん!困ってる部員を放っておけないよ!」
璃奈「……」プルプル
サッ
璃奈「ありがとう。璃奈ちゃんボード『うれしー!』」
璃奈(……計画通り)ニヤニヤ
この時、璃奈は初めて笑顔を隠すためにボードを利用した。 この時、璃奈は初めて笑顔を隠すためにボードを利用した。
草 その頃
かすみ「……愛先輩、お店の手伝いはどうしたんですか?」
愛「あー、なんかなくなったっぽいんだよね〜あはは」
かすみ「しず子、演劇部は?」
しずく「実は演劇部に行くこと自体が演技だったの♪」
エマ「しずくちゃん……本気じゃないよね?」
かすみ「エマ先輩もですよ!」
エマ「E, cosa più importante, ha un fratello?」
かすみ「しお子!」
栞子「……留学から帰ってきた生徒からレポートを回収するのが仕事ですので」
かすみ「嘘つくなー!」
彼方「……す、すやぴ」
かすみ「寝るな!起きろ!起きろ!」 果林「私はちょっと道に迷っただけよ」
かすみ(……嘘か本当かわからない)
せつ菜「まぁまぁ、かすみさん。落ち着きましょう!!」
かすみ「私用じゃなかったんですか!?」
せつ菜「優木せつ菜≠ニしてはありません!!」ペカ-
かすみ「ぐぬぬ……」
歩夢「ふふ、みんな大変だね。じゃあ私はこれで」スッ
カチャ
かすみ「え?いやなんで当たり前のように先輩の家に入ろうしてるんです?それに鍵まで持って」
歩夢「?」 歩夢「なんでって幼馴染だし……」
かすみ「意味がわからないんですけど!」
歩夢「あの子のお部屋ちゃんと毎日掃除しないといけないし……それにあの子のお母さんにも許可もらってるよ?」
歩夢「この前もあの子とお揃いのスプレー容器貰ったんだあ♪」
かすみ「ぐぬぬ……」
歩夢「さ、みんなも帰ったほうがいいよ?あの子が帰ってきたらみんなが練習サボったと思って悲しんじゃうよ」
8人「……」 りなりーはなんであなたちゃんの場所がわかるんですかねぇ 幼馴染強度1000万パワーの歩夢を出し抜くには知恵しかない アユムチャン!アユムチャン!
歩夢「ん?」スッ
かすみ(え、今の通知音?)
かすみ(まぁ私も目覚ましは先輩の声だけど……)
歩夢「……」スゥ
愛「……?どしたの歩夢、急にスンてなって」
歩夢「……」スッ←スマホの画面をみんなに見せる
かすみ「?先輩から……?」
You:今日泊まることになって 16:28
You:お母さんに伝えといて 16:28
You:スタンプ 16:29
8人「……は?」 りなりーがこのことは言わないでって言ったらこの件は他のメンバーに知られることなさそう 管制塔をハックして飛行機の時間ずらすとか平気でやってきそうなりなりー 天王寺家
プルルルル
あなた「おわ、歩夢ちゃんから電話だ」
璃奈「……」
カチッ
あなた「あっ……急に圏外になっちゃった」
璃奈「タワマンならよくある」
あなた「そっかぁ」
璃奈「それより何する?ご飯はまだ早いと思う」
あなた「うーん……そうだなぁ……」
璃奈「ゲームする?」
あなた「あ!いいね!やるやる!」 りなりーの部屋は金属で完全に遮蔽でもされてるのか?さすがの技術力だ ……
…
あなた「すごいなぁ、これがVR……」(バイザー装着)
あなた(でもこんな機種のVRあったっけなぁ?)
璃奈「それじゃあスタートするね」ポチ
あなた「ぁ……」チキチキチキ
ガクン
璃奈「大丈夫。危険はないから」 実際本気出されたら一番手に負えないのりなりーだよな
技術力あるし頭も切れそう 親も帰ってこないし家に連れ込んでヤリたい放題できるしな あなた「……はっ!」バッ
璃奈「大丈夫?」
あなた「あれ、私……」
璃奈「VRゲームしてたらそのまま寝ちゃってたみたい」
あなた「そ、そっか……ごめんね?せっかく遊ぼうとしてたのに」
璃奈「気にしてない。あなたも帰ってきたばかりで疲れてるだけだと思う」
あなた「あはは……(あれ?)」
璃奈「?どうしたの?」キョトン
あなた「う、ううん!なんでもないよ!」
あなた(な、なんだろう……璃奈ちゃんを見てると……ドキドキする)
あなた(ちっちゃくて可愛らしくて……プニプニしてそうで……)
璃奈「璃奈ちゃんボード『ほんとに大丈夫?』」
あなた(ああ!隠さないで!くりくりした目、ぷるぷるした唇が隠れたらもったいないよ!)
璃奈(……30%ってところかな。慌てないで、少しずつ刷り込んでいこう) 様子見ただけで30%ってわかるなんて...手慣れてる 2ヶ月の間にこの計画練ってたと思うと恐ろしい
あなたちゃんが1日早く帰ってくることすら仕組まれてそう 璃奈「そろそろご飯にする?それともお風呂?」
あなた「じゃあ……先にお風呂にしようかな(なんか頭がぼーっとするし)」
璃奈「わかった。実はあなたが寝ている間に沸かしておいた」
あなた「さすが璃奈ちゃん、隙がない……」
璃奈「お先にどうぞ」
あなた「いいの?」
璃奈「大切なお客だから」
あなた「じゃあお言葉に甘えて……」
璃奈「ごゆっくり」
あなた「うん」
……
…
璃奈「さて」
ピンポ-ン
璃奈「そろそろ来る頃だと思った」 おもろい
これ対抗できるの同じく情報系つよい愛さんぐらいでは… ガチャ
璃奈『どうしたの?みんな』
愛「あ!りなりー!」
かすみ「りな子!先輩いるんでしょ?ねえってば!」
璃奈『?どういうこと?わからない』
歩夢「嘘はつかなくて大丈夫だよ?わかってるから」
歩夢「ここにくる途中あの子の匂いが道のように広がってたから」
璃奈『そんなこと言われても……』
栞子「璃奈さん、あなたははんぺんの散歩と言い部活から離れましたね?」
栞子「ですがはんぺんは今日、他の生徒に世話をされていました」
栞子「これはどういうことですか?」
果林「それは……どういうことなのかしらね?璃奈ちゃん」
エマ「果林ちゃん、静かにしてて」(低音) この果林ちゃんキズナレベル高めすぎたせいで考えることやめてそつ 久々のあなたちゃんハーレムSSで嬉しい
こういうので良いんだよ 璃奈『嘘ついたことは謝る。ごめんなさい』
璃奈『今日はちょっと進めたいものがあったから帰る必要があった』
璃奈『……そろそろ切るね、あまり長いことエントランスのインターホン使っちゃいけないから』
プツ
かすみ「あっ!!ちょっ!?りな子!?」
しずく「こうなってしまってはどうすることもできませんね……」
彼方「彼方ちゃんのお家みたいなら無理やり入れるけど流石に……こう大きい建物だとね〜」
カチカチカチ
せつ菜「?愛さん?何をしているんですか?」
愛「オートロック解除しようとしてるの。こーゆー建物のオートロックは大抵四つの暗証番号で開けられるから……そんでその四桁も実は何パターンにしか分けられてないから少し時間をかければ……」カチカチ
歩夢「うーん。それよりこのくらい大きい建物なら人の出入りも多いはずだしその隙を狙ってオートロック潜ったほうが早くない?」
ダイヤ「犯罪ですわよ」
ピ-ッ
愛「あ!ヤバ!」
果林「ど、どうしたの?」
愛「複数回間違えると連絡行っちゃうやつだ!退くしかない!」
かすみ「!?」
しずく「諦めるしか……ありませんね」
かすみ「も〜!!絶対明日問い詰めるんだから〜!!」
タタタタタ 愛さんがこっそりりなりーのスマホを複製するしかないな ミステリアスなお姉さんキャラのはずがすっかり雑魚キャラになっちまったな果林さん チャポン……
あなた「はぁ……気持ちいい……」
あなた(留学中はシャワーだったからなぁ……しかもこんなに大きいお風呂……栞子ちゃんや鞠莉さん、真姫ちゃん家程じゃないけどゆったりできる……)ホカホカ
ガララ
璃奈「お邪魔します」
あなた「!?」
あなた「り、りりりりり」
璃奈「コオロギ?」
あなた「り、りなちゃん!?」
璃奈「どうしたの?」
あなた「え、いや、わ、私もう出るね!」ザバァ
ギュ
璃奈「一緒にはいろ?」
あなた「────」キュン 何で他のアイドル達の風呂の広さ知ってるんですかね・・・ >>106
鞠莉ちゃん家はともかく、さらっとまきちゃんや栞子ちゃんの家の風呂にも入ってやがる このスレタイだったらあなハー期待してしまうんだけどはたして期待して良いんかな…? あなた(やばい、な、なんか変な気持ちになってくる……///)
璃奈(あらかじめ浴槽に垂らしていた薬がうまく効いてるみたい……)
璃奈「私、一緒にお風呂入った記憶とかなくて……だから……その……」モジモジ
璃奈「あらいっことか……してみたい」
あなた(あ、ダメだこれ、私……)
あなた(璃奈ちゃんを……)
ガラ
歩夢「ふふ、それじゃあ私も洗ってあげるね、璃奈ちゃん」
璃奈「!?」 歩夢「わ!り、璃奈ちゃん!やったよ!璃奈ちゃん!ボードなしでも気持ち伝わるよ!」ピョンピョン(本気で喜んでる)
璃奈「どうやって……」
歩夢「窓が開いてたよ?」
璃奈「こ、ここ何階だと……」
歩夢「も、もちろん私が登ったわけじゃないよ!?」アタフタ
歩夢「雨樋を伝ってこの子がね?」ナデナデ
サスケ「ピキ-」シュルル
璃奈「!?」
歩夢「サスケに玄関を開けてもらってここまできたんだ」
璃奈「意味がわからない……」 あなた「あれ……歩夢ちゃん?璃奈ちゃんの家のお風呂に歩夢ちゃん……?」ボ-ッ
歩夢「私も泊まりに来たんだ♪」
あなた「あー、なるほどー!」
璃奈(思考力を意図的に低下させてたのが逆に仇となってしまった……)
璃奈(……仕方ない、今日は歩夢さんをどうにかする手段が見つからない。歩夢さんも友達だからあまり強硬な手は使いたくないし)
璃奈(それに刷り込みはこれからじっくりすればいい) サスケが侵入して逆口寄で歩夢を室内に口寄せしたんでしょ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています