千歌「修羅場を作るよ!」 3
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前回の修羅ライブ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れ、実践してしまった高海千歌
千歌「修羅場を作ったよ!」
そんな彼女を盲目的に愛し振り回され、精神が不安定になってしまった桜内梨子
梨子「私なんて…死んじゃえばいいのに」
ひと時も高海千歌を忘れられず、思い出にしがみつく渡辺曜
曜「ちかちゃんはわたさない」
そんな2人を助けるために動き出した黒澤ダイヤと小原鞠莉は千歌を敵視し始める
ダイヤ「人の皮を被った悪魔め…」
鞠莉「I'll never forgive you.」
紆余曲折経て千歌は一つの結論にたどり着く
千歌「『私は悪くない、だって私は悪くないんだから』」
そんな最中、Aqours解散を阻止するために傀儡リーダーに抜擢される黒澤ルビィ
ルビィ「がんばるびぃしなきゃ…」
高海千歌のカリスマが負の方向に見事に作用手のひらで転がされるメンバーたち、Aqoursの行方は…?
千歌「0から1へ!1からその先へ!」
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」 2
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1583239252/ 曜(いや、でも今からでもちゃんと行っておこう、謹慎明けですぐ休んだら親に連絡とか来ちゃうかもだし)
曜(とりあえず今は鞠莉ちゃんに連絡して最短で確実にコンタクトを取れるようにして……)
ーーーーー
個人LINE 小原鞠莉
曜「今日朝練行けなくてごめん!練習前かお昼終わりくらいに少しだけ時間ある?ちょっとだけ聞きたいことがあるの」
ーーーーー
曜(これでよし)
曜(もし鞠莉ちゃんが持ってたら返してもらって千歌ちゃんと仲直りして全部解決する……逆に持ってなかったらもうどこにあるかは……ううん、大丈夫大丈夫大丈夫……)
曜(お願いしますお願いします……鞠莉ちゃんが持ってますように……) ダイヤも鞠莉も悲しいことになりそうだな。さすがに果南はそろそろ甘い考えは捨てて本気でブチ切れるべきw >>175
すいません、ご指摘ありがとうございます!
以下訂正です。
>>170
曜「あぁ………」
曜(朝練どころかもう……)チラッ
AM10:30
曜(まだ学校始まってないと思ってたのにもうすぐお昼か……行きづらいなぁ…)
曜(でも鞠莉ちゃんに聞かないとだから学校には行かなきゃ)
曜(今から用意するとなると…5限前くらいか)
曜(この際授業は受けなくても放課後に鞠莉ちゃんに会うだけでもいいんだよね) 1です
>>178
続きは書いているのですが、キリのいいところまで書いてあげてるもので……お待たせしてしまい申し訳ありません
今日の夜更新できると思います
>>179
いえいえ、ご指摘ありがとうございます。小さなことでもありがたいです! ーーーーー
昼休み
3年教室
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
鞠莉(さっきの曜のLINE……)
ーーーーー
個人LINE 渡辺曜
曜「今日朝練行けなくてごめん!練習前かお昼終わりくらいに少しだけ時間ある?ちょっとだけ聞きたいことがあるの」
鞠莉「OK!今は学校来れてるの?」
曜「実は色々あってまだ家なんだよね…今から行ってお昼終わりには間に合うと思うの!」
鞠莉「りょーかい、お昼終わりだとあんまり時間ないかもしれないから練習の前にしましょうか」
曜「ありがと!」
ーーーーー 鞠莉(このタイミングでこのLINEってことは、今日のダイヤと梨子のいざこざに何か関係してるのかしら…?)
鞠莉(曜が梨子と表面上仲直りするためにアクションを起こした結果が今日の……)
鞠莉(いや、そんなことする時間はなかったわね)
鞠莉(何かあるとすれば間違いなく昨日だけど、昨日梨子はダイヤの家の車で帰ってる。曜と梨子がコンタクトを取る時間はない……)
果南「鞠莉、生徒会室行くよ」
鞠莉(ってことは…遅刻の理由を隠さず『色々あった』って言ってたことを考えると、少なくとも聞きたいことの内容と遅刻した理由は関係ありそうかしら)
鞠莉(もしかしたらナイーブなことかもしれないし…この件は2人にはまだ話さない方が良さそうね)
果南「鞠莉?」
鞠莉「あ、ごめんなさい」 果南「大丈夫?もしかして曜のことで何かあったとか…?」
鞠莉「ううん、少し考え事してただけだから、大丈夫」
果南「ならいいけど……何かあったら言ってね、私に何ができるかはわからないけど…何もしないのは嫌だから」ウツムキ
鞠莉「Thank you」ニコッ
果南「ダイヤには先に生徒会室行ってもらってるから少し急ごっか」
鞠莉「そうね、ダイヤが寂しがっちゃうといけないしね!」 ーーーーー
生徒会室
ガラララッ
果南「おまたせ」
鞠莉「Sorry!少し考え事してたわ」
ダイヤ「いえ、お気になさらず…話を聞いていただけるだけでもありがたいので……」ウツムキ
鞠莉(いままでこんなダイヤは見たことないわね……いままで大切な人に直接冷たくあしらわれるなんて経験がなかったってのもあるんでしょうけど……どうにかしてあげたいわね)
ダイヤ「お昼ご飯を食べながらで大丈夫ですので聞いていただけますか?」
果南「うん、話してみてよ」
ダイヤ「ありがとうございます…昨日のミーティングに遡るのですが……」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー ーーーーー
ダイヤ「それで今日来てみたらあのようなことになってしまって……」ウツムキ…
果南「うん………なんとなくわかった気がする」
鞠莉「果南も?私もそうだと思うわ」
ダイヤ「??」
ダイヤ「一体どういうことですか…?原因がわかったのですか?」
鞠莉「確定ではないけどいままでの経緯から考えてこうじゃないかな、って感じでね」
ダイヤ「できれば教えて頂きたいのですが……」 果南「まず昨日のミーティングの梨子ちゃんの件だけど」
果南「あれはダイヤの言った通り、ダイヤに裏切られた気持ちが強かったのかな?って私も思う」
ダイヤ「………」
鞠莉「けど梨子もダイヤが悪いことをしたわけじゃないことをわかってるから、やり場のない怒りと喪失感を溜め込んだ結果、ダイヤから見たら距離感を感じたんでしょうね」
ダイヤ「やはりそうでしたか……それなら梨子さんに謝りに…
果南「でも、ダイヤも言ってたけどそれだけであんなに冷たくなるような子じゃないじゃん、梨子ちゃんは」
ダイヤ「でも…梨子さんにとってはそれほどのことだったのかもしれませんし……」
果南「いや、でもさ、昨日の車の中までは梨子ちゃんがあそこまで冷たい感じはなかったんでしょ?距離感があるな〜くらいで」
ダイヤ「はい、ですから何がよくなかったのか心当たりがないのです……」 鞠莉「昨日別れるまではあそこまで冷たくなかったけど、今日来てみたらあんな感じになってた…」
鞠莉「これって千歌が一枚噛んでる、って考えたらNaturalだと思わない?確定ではないけどね」
ダイヤ「!!!」
果南「あんなのだけど人を見る目は本物だからね……落ち込んでる梨子ちゃんを見て何か吹き込んだとかが1番ありえそうかなって」
ダイヤ「なぜそのようなことを……千歌さんは自分の罪をうやむやにしてAqoursを立て直そうとしているのではなかったのですか…?」 果南「ずっと言おうと思ってたんだけど……前千歌に写真見せられたって言った時あったでしょ?曜が鞠莉に抱きついてるところとかの…」
ダイヤ「ええ…」
果南「実はね、あの後話した時から、千歌の中では2人が浮気してるのは確定だと思ってるみたいなんだよね……タイミングがなくて言えなくてごめん」
ダイヤ「………はい?」ハイ?
鞠莉「私も驚いたわ、でもその情報があるとなんとなく流れが想像つくでしょ?いままで散々振り回されてきたんだし」
ダイヤ「……わたくしは恋敵だということですか」ギリッ 鞠莉「あくまで仮定ではあるけど……ほぼ間違いないんじゃないかしら」
ダイヤ「梨子さんのあの態度の変わり様……わたくしが信用できなくなるように洗脳した、と」
果南「洗脳……まぁ簡単に言うとそうなっちゃうのか」
ダイヤ「そうと分かれば、梨子さんと話し合って解決を…」バッ
鞠莉「まぁ待って、そんな簡単にいかないと思うわよ」
鞠莉「もしも昨日の今日のあの態度だとしたら……何を言っても届かない可能性が高いと思う」
ダイヤ「んなっ…!」バッ 果南「それが1番確手っ取り早いのも事実だけどリスキーだよね」
果南「千歌に何を言ったのかを聞いてからなら……って思ったけど…教えてくれないだろうし難しいかな」
鞠莉「1番間違いないのは行動で示すことなんだけど…何を行動で示すのがAnswerになるのかわからないからこれも少しHardね」
ダイヤ「行動、ですか………」
果南「とりあえず今日の練習の時に私たちで少し様子見ておくよ、今ダイヤが関わりすぎると関係がこじれかねないし」
鞠莉「私もそれがいいと思う、そこまでが千歌の狙いって可能性もあるしね」
ダイヤ「なるほど……お二人ともありがとうございます」 ダイヤ「梨子さんに冷たくされるのは辛いものがありますが……暫しの我慢ですわね」
ダイヤ「少しでもまた心を開いてくれるようになった時に真実を話そうと思います、きっと梨子さんもわかっていただけるはず……」グッ
果南「私たちは何と戦ってるんだって感じだけどね……どこかの新世界の神様とでも戦ってるのかな」アハハ…
鞠莉「GODというよりはDEVILって感じだと思うけどね」 時計チラッ
ダイヤ「もうこんな時間になってしまいましたわね……お二人ともお時間を取らせてしまって申し訳ありません」ペコッ
果南「いやいや、今更そんな水臭いこと言わないでよ」
鞠莉「多少意見はぶつかったりしたけど、こういう時は助け合わないと、ね?」ニコッ
ダイヤ「お二人とも……ありがとうございます」ニコッ 果南「じゃあ…お昼も終わるし教室戻ろっか」ンショ
ダイヤ「そうですわね」スクッ
鞠莉「ふぅ………」スクッ
鞠莉(少しいつもの凛々しさが戻ったみたいでよかったわ)
鞠莉(だけど…せめて話し合いの場を設けられるくらいにはサポートしたいわね)
鞠莉(あれだけ梨子のことを思って頑張ってたのに絶縁されるなんて可哀想すぎるもの……)
鞠莉(………)
鞠莉(ダイヤと梨子の関係に千歌が一枚噛んでるなら……私にも何かアクションを起こしてくる可能性が高い)
鞠莉(何かあらかじめ対策しておいた方が良さそうね、曜なら大丈夫と信じたいけど……最悪の場合を考えた方がいいものね) ーーーーー
昼休み
2年教室
ガララッ
曜「おはよ」
むつ「曜!謹慎明けから休みかと思ったよ!」
曜「あー、盛大に寝坊しちゃってさ」
いつき「曜朝弱いもんねぇ、強そうに見えるのに」
曜「心外だなぁ、12時までは朝みたいなものでしょ」 むつ「Aqoursの朝練始まってからは一回も遅刻なかったのになぁ、ていうかこんなに遅いのは初めだろぉ」
曜「謹慎明けで生活リズムが戻ってないみたいなんだよねぇ」アハハ
チラッ
千歌「梨子ちゃんまだ食べ終わってないのぉ〜?」ケラケラ
梨子「もぉ、千歌ちゃんがちょっかい出してくるからぁ…」イチャイチャ
曜(私がいないのをいいことに……)イラッ
曜(でも今は千歌ちゃんと顔合わせづらいし……失くしたくせにどのツラ下げてって感じだし……)
曜(今だけの辛抱……かな) よしみ「千歌と梨子ちゃんのところ行かなくていいの?もうお昼休み終わっちゃうよ?」
むつ「いやぁ、いくら曜でもあんだけいちゃいちゃしてると入りづらいでしょ」
曜「………」ピクッ
曜(は?いやいや、いちゃいちゃしてるように見えても千歌ちゃんのは営業だから、ただの。梨子ちゃんに歌作ってもらわなきゃだから渋々仲良くしてるだけだから。騙されてるだけだから。)
いつき「!!」ビクッ
いつき「あ、あぁそうだった!曜が来たら職員室来てって先生が言ってたよ!始まる前に行っておいたらっ!?」
曜「あ、うん、行ってくるね」
ガララッ
いつき「余計なこと言わないでよぉ!」
むつ「ごめんごめん、つい口が滑っちゃった」テヘッ
よしみ「ナイスフォロー!バレーの練習の成果出てるねぇ!」
いつき「いや、全然うまくないから……」 ーーーーー
放課後
2年生教室
千歌「よっし、梨子ちゃん練習いこぉ!」
梨子「うんそうだね」
千歌「久しぶりの放課後練楽しみだねぇ」ルンルン
千歌「ん?」
チラッ
曜「………」ソソクサ
タッタッタッタッ
千歌「曜ちゃんどうしたんだろう?なんか急いでそうな感じ?」
梨子「部室じゃない方に向かっていったね……」 千歌「うーん、なんか心配だなぁ……ちょっと後つけてみる?」
梨子「えぇ……部活楽しみだったんじゃないの?」
千歌「楽しみは楽しみだけど心配なものは心配だもん」ム-ッ
梨子「そしたらルビィちゃんに少し遅れるって言っておかないと…」
千歌「そうだね、梨子ちゃん私の分も送っておいて!」
梨子「もぉ……」スッスッ ーーーーー
理事長室
コンコン
曜「鞠莉ちゃん、入るね」
鞠莉「Welcome!ちゃんと5限には間に合った?」
曜「うん、昼休み中に来て先生にも謝ってきたよ」
鞠莉「それなら安心したわ」
鞠莉「それで聞きたいことって何かしら?ルビィリーダーの初の本練習だからなるべく早く行ってあげないとね」
曜「あ、そっか!じゃあ手短になんだけど…」 曜「この間うちに来た時にさ、鞠莉ちゃん私のネックレス持ってってたりしてない?」
鞠莉「……ん?」
曜「あ、疑ってるとかじゃなくてね!千歌ちゃんからもらったネックレスを鞠莉ちゃんが来る前まで眺めてたんだけど……千歌ちゃんボックスの中になくてさ」
曜「けっこう古い貝殻のネックレスだから壊れたりしないように一回バッグにしまったのかなぁ……とか思って」
鞠莉「あー…」
曜「うん、それでもしかしたら鞠莉ちゃんのバッグに間違って入れてたりしたのかな…?とか思って」
鞠莉「今日はそれを探し回ってて遅れたのね」
曜「そうなんだよね……ちゃんと千歌ちゃんボックスの中に入れたはずなのにないから家中探し回ってさ…それでもなくて」
鞠莉(千歌ちゃんボックスって言いかた可愛いわね…) 曜「謹慎の2日目に鞠莉ちゃんが来た時は手に持ってたから、失くすとしたらそのタイミングで…」
曜「盗んだとか疑ってるわけじゃないよ?」
鞠莉「わかってるわ、私のバッグにあるかどうかが最後の砦ってわけね」
鞠莉「大切なものほど失くすと記憶が混濁してくるものね、気持ちわかるわ」
曜「うん、だから少し確認して欲しくて…」
鞠莉「All right!今確認してみましょうか」
曜「鞠莉ちゃんっ!ありがとう!」 やっぱくそ千歌だわ
こんなヤツを憧れの穂乃果が見たらなんていうか
続けるのだ ある程度クズっちの策略があるのを察してるっぽい鞠莉ちゃんがどう捌けるのか。それとも何もできないのかw 1です
お待たせしてすいません…仕事が忙しくなってしまって一週間空いてしまいました
今日の夜か明日の朝に更新できると思います
本当だったら1日に千歌誕の番外を載せたいと思っていたのですがタイミングを逃しました……
頃合い見て載せられたら載せようと思います ガサゴソ
ガサゴソ
鞠莉「んー……今見てる感じはなさそうだけど…」
曜「ちょっと私も見てみていいかな?」
鞠莉「OK」
ガサゴソ
ガサゴソ
曜「うーん…なさそうかぁ……」 鞠莉「入れるとしたら小さい方のPocketよね?」
曜「いやぁ、そもそも入れた覚え自体はないからなぁ……でも小さいポッケの方がありそうな気はするけど」
鞠莉「ちょっと荷物一回全部出してみようかしら」
ヨイショッ
曜「うーん……なさそうかぁ……あっ」
鞠莉「ん??」
曜「……これ底板とか取れる?」
鞠莉「取れると思うけど……」
曜「もしかしたら滑り込んじゃってるのかもしれないし、見て欲しいなぁって」
鞠莉「わかったわ、少しとってみましょうか」 ペラッ
カタッ
鞠莉「えっ………」
曜「あった!?」
鞠莉「ええ…本当にあるとは…」
曜「おおー!!よかったぁー!!ありがとう鞠莉ちゃんっ!!」
鞠莉「You're welcome、見つかって何よりよ」
鞠莉(おかしいわね……)
鞠莉(潜り込む感じのネックレスならもっと小さくて平たい感じだと思ったけど……この形が滑り込むかしら…)
鞠莉(それに割と形がしっかりしてるのに……一週間も気づけなかったなんて……) 曜「鞠莉ちゃん?どうしたの?」
鞠莉「なんでもないわ、ちょっと気になるところがあっただけで」ヒョイッ
バッグから取り出し
鞠莉「はい、これよね?」ニコッ
曜「えっ……これ……?」 鞠莉「え?違うの…?これしかなかったけれど…」
曜「ほとんど同じ、紐とか小ちゃい貝殻とか……」
曜「だけど真ん中の大っきい貝殻の形が全然違う……」
鞠莉「じゃあこれじゃないんじゃないかしら?」
曜「いや、ほとんど同じなんだって、綺麗な真っ白の大っきい貝殻以外は……いままでずーっと見てきたもん、間違えるわけない」
鞠莉「うーん……でも私のバッグにはこれくらいしか…」
曜「…………」
曜「大っきい貝殻だけ……?」
曜「!!」
曜「ちょっとバッグ貸して!」
バッ
鞠莉「あっ、曜!?」
ガサゴソ
ガサゴソ 底板裏ペラッ
曜「!!!!!」
ファスナー付きビニール小袋に入った粉
曜「ぁ…………」サ-ッ
曜「あ、あぁ……あ゛あ゛ぁっ………」ガタガタ
鞠莉「曜!?大丈夫!?どうしたの!?」
タッタッタッ
鞠莉「何かあったの…?」 曜「ね、ねぇ、まりちゃん、こ、これなに?」フルフル
鞠莉「え…?」
サッ
ファスナー付きビニール小袋に入った粉
鞠莉「!?」
鞠莉(違和感の正体がすべてわかったわ!!)
鞠莉(とんでもないことをやりやがったわね千歌……!自分のあげた幼馴染の宝物を壊すなんてKRAZYにもほどがある……!!) 今回は千歌大勝利で終わりそうだけど悪行が全てバレて破滅ルートほしいな
クレイジーはKじゃなくてCだよ >>234
ご指摘ありがとうございます!
ちょっと前にどこかで、外国のスラングとしてkrazyが使われてる、というようなのを見た覚えがあったのでこちらを使いました。調べたら一般的じゃなかったみたいですね…
夜に続きを投稿します。 言い訳してる暇あるならさっさと書け、見てるやつみんな思ってる 映画とかでも使われるスラングらしいよ。スラングは流行りがあるから今でも使うかは知らないけど >>234
ようりこの二人がクズっちを妄信しちゃってるから、3年生が逆転するには何か決定的な証拠が必要になるな >>237
思ってないよ。
>>1
は自分のペースでやってくれ。 >>237
うるせえよ
自分で書けないくせに偉そうにするな^^ とりあえず千歌は制裁されろ
三年どもも自分の無能さに気づけ(特に松浦) 曜「まりちゃん……」ガタガタ
鞠莉「ま、待って!私は知らない!!」
曜「!!!」ビクッ
曜「し、知らないって、なにを?」
鞠莉「その袋の貝殻のことよ……」
曜「……………」
曜「………………ははっ」ユラァ
曜「あ、はは、あはははははは!」
曜「私一度もこれが貝殻だなんて言ってないのにね!なんでこの粉を見て貝殻だってわかったのかな?」アハハハハ
鞠莉「えっ……あっ…!」
鞠莉(今の話の流れ的に貝殻以外ないだろうけど……今の返答は迂闊だったわ……完全に私のことを疑ってるわ……)
鞠莉(私のバッグにあるし曜が疑うのは仕方ない、仕方ないんだけど……)
鞠莉(大切な人から向けられる敵意ってこんなにきついのね……ダイヤ……) 鞠莉(でも人のこと考えてる場合じゃないわ……)
鞠莉(このままだと千歌の思惑通り……ダイヤと梨子みたいなことに……)ゾクッ
曜「やっぱり鞠莉ちゃんだったんだ、あははははははははは!」
鞠莉「待って、落ち着いて曜!」
鞠莉「今の曜を見てればそれがなんなのかくらいわかるでしょう!?とにかく一度落ち着きましょう?」
曜「落ち着く…?」ギッ
曜「なんで落ち着けるの?宝物が壊されて粉々にされてるんだよ?落ち着けるわけないよね!?」
鞠莉「たしかにそうかもしれない……けど少しだけ……私の話も聞いて欲しいの」 曜「壊した言い訳があるの?許される言い訳が?」
鞠莉「私は壊してないし、盗んでもない、だから一度話を聞いてっ!」ガタッ
曜「じゃあなんで鞠莉ちゃんのバッグの中にあるんだよ!」バンッ
鞠莉「!!」ビクッ
鞠莉「よ、曜………」ウルッ
鞠莉(なんで話を聞いてくれないの……どうしたら話を聞いてくれるのよ……) 曜「たまたま割れてたとかじゃないんだよ!?わざわざ貝殻まで変えて、こ、粉々に………してさ…こなごな、に……………?」
曜「こなごな………こなごなに………?」
曜「えっ………もう戻ってこないってことじゃん………えっ?」
曜「あ、あれ……?私のネックレスは……?ネックレス……え?あれ?ち、千歌ちゃん……」ユラッ
鞠莉「曜、大丈夫!?しっかりして曜!」ユサユサ
曜「………」ユサユサ
フラッ
鞠莉「え…?曜…?」
曜「………」ユラァ
曜「ふふふっ」
曜「あははは、もうおしまいだ……あは、あはははは…」ユラッ
ヨタヨタフラフラ 鞠莉「ちょ、ちょっと曜、どこ行くの!?」
曜「え?どこだろうね」アハハ
鞠莉「曜、まさかあなた……」ゾクッ
鞠莉(まずい、まずいまずいまずい…!この目はまずい…!!このままだと曜が……)
曜「ふふっ、飛び込みは得意だからね」
鞠莉(やっぱり!!どうにかしないと……どうにかして止めないと……)
鞠莉「待って!そんなの馬鹿げてるわ!考え直しなさい!」
鞠莉「あなたに死んでほしくないの!お願いだからやめて!あなたが死んだら私……」
鞠莉(なんでもいい、何か止められる方法…!) 曜「そうさせる原因作っといてよく言えるね」アハハ
曜「私のことが嫌いで近づいてきてたんだよね?
見事に裏切られちゃったよ、信じてた私がバカだったね」アハハ
鞠莉「!!」
鞠莉(あぁ……なんでなの……なんで私の言葉は何も届かないの……?果南…ダイヤ…お願い……助けて……私はどうなってもいいからこの子を助けて……)
曜「まぁいいや、じゃあね」
スタスタユラユラ
鞠莉「待って、待ってよ、よう……
ガチャッ
鞠莉「!!!!」
鞠莉(果南、ダイヤっ!!)パァッ アホ毛ヒョコッ
鞠莉「………!」ゾワワッ
千歌「曜ちゃん……何しようとしてるの?」
曜「え…?えっ……あっ……ち、ちかちゃ……」オロオロッ
梨子「………」憐れみの目
鞠莉「………」
鞠莉「ちか……っ」ギリッ 千歌「曜ちゃん……ねぇ、ちゃんと目を見てよ曜ちゃん」
曜「うぇっ……えっ……あの………」オロオロ
鞠莉「ちか…っ………!千歌っ!!」プツンッ
ダッダッダッ
胸ぐらガシッ
千歌「ほぇ!?!?」
千歌「えっ!?えっ、えっ!?」ワタワタ
ブンッ
バコッ
顔面グーパン
千歌「いぎっ…!!」
梨子「千歌ちゃんっ!!」バッ
曜「!?」ビクッ 鞠莉「わかってるんでしょうね……自分が何やったのか!!」ギリギリッ
梨子「いきなりどうしたの鞠莉ちゃん!!やめて!!」ガシッ
千歌「うあ゛あ゛っ……なんでっ……」
ブンッ
バコッ
顔面グーパン
千歌「がぁ゛っ…!」バタッ
バッ
梨子「千歌ちゃんっ!!千歌ちゃんっ!!」ポロポロ
鞠莉「どきなさい、梨子」
梨子「もうやめてよ!!お願いっ!!やめて!」ポロポロ
鞠莉「こいつの…こいつのせいで曜は……」ギリッ 千歌「あ゛あっ……だ、だすけて……」
鞠莉「黙りなさい」
ブンッ
千歌「ぁっ………」
ガシィッ
鞠莉「えっ…?」
ブンッ!!
バゴッ
鞠莉「ぁ゛ゔっ……!!」ドサッ
梨子「!!!」ビクッ
千歌「よ、ようちゃ……」
曜「…………」ギッ
曜「ねぇ、なにしてくれてんの?何が千歌ちゃんのせいなの?起きてよ、鞠莉ちゃん」
胸ぐらガシッ
鞠莉「よ、よう………」フルフル 曜「ねぇ、ねぇねぇねぇ、教えてよ鞠莉ちゃん」腹パンブンッ
鞠莉「かはっ………!」ビチャッ
曜「ねぇ、私の宝物ぶっ壊してさ、千歌ちゃん殴ってさ、なんなの?本当に」ブンッ!!
鞠莉「ぁ゛ぁ゛っ………」ビチャッ
梨子「ま、待って曜ちゃん!鞠莉ちゃん死んじゃうから!!落ち着いて!!」
曜「は?逆になんでそんな落ち着けんの?千歌ちゃんが殴られてるのにさ、ねぇ?」ギッ
梨子「えっ……いや、あの……」ビクッ 曜「なんもできないならなんも言わないでよ」キッ
梨子「っ………」ゾクッ
千歌「ま、まって、よーちゃん……」ヨロッ
曜「ち、千歌ちゃんっ!大丈夫!?」ワタワタ
胸ぐらパッ
鞠莉「ゔあ゛っ………」ドサッ
千歌「ぼ、ぼーりょくはダメ、だよ……」ヨタヨタ
曜「で、でもっ…だって……千歌ちゃんっ……」ウルウルッ
曜「顔がっ……!!」ドンッ!! 千歌「すごくいたいけど……顔くらい大丈夫、よーちゃんが私のために怒ってくれたことの方が嬉しいから」ニコッ
曜「ちかちゃん……」
千歌「それに……よいしょっと」スッ
鞠莉「うぉえっ………がはっ……」フゥフゥ
鞠莉「ううっ………曜……なんで………」ヒッグ
千歌「さっきの話聞いてた感じだとさ、鞠莉ちゃんにも言い分があるみたいじゃない?」
鞠莉の頭ヨシヨシ
鞠莉「ぅぁっ………」ゾワワワッ 千歌「ちゃんと鞠莉ちゃんの言い分も聞いてあげなきゃ…じゃない?」ニコッ
曜「で、でも……もうネックレスは戻ってこないし……」
千歌「また作ってあげるからさ、とりあえず鞠莉ちゃんの話を聞いてあげよ?」
曜「!!」
曜「うん…わかった!」
鞠莉「なんで……こんなのおかしいわよ…………」ウウッ…
鞠莉(私があんなに頑張っても聞いてくれなかったのに……千歌はあんなに簡単に………なんでなのよ………)
鞠莉(私が何か間違ってたの…?ただ曜を助けたかっただけなのに……なんでこんなことにならなくちゃいけないの……?) よく相手を追求するのは決定的な証拠を掴んでから、というけど鞠莉はその前に動いて
クズっちの思うつぼになっちゃったな。でも2年生みんな同レベルでお似合いかもねw
1年生だけ逃げきれればもうそれでいい気がしてきた 忘れてる人もいるかもしれんがこれ一度バッドエンド迎えたあとの二週目だよね
前回より悪化してるように思うが、ここからどう決着つけるんだろう
期待 すまん、このスレのせいで千歌のこと苦手になりかねないわ 今の展開をめちゃくちゃ胸糞悪く思っている自分と、千歌ちゃんがこっからどうボコボコにされるのかを楽しみにしている自分がいる....
ここまでしてるんだから、完膚なきまでに叩き潰されて欲しい あれ?前回のってハッピーエンドじゃなかったっけ?
どう考えてもハッピーじゃないけどhappy endって書いてあったよ サンシャインアニメに恨みあんのかってくらい
もっとやれ
無能三年 果南が曜に対して切れそうだけど、先に手を出してるのは鞠莉なんだよなw
果南が千歌に対して最初からもっと厳しく対応してればここまでこじれなかったんだろうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています