花陽「憧れのあなたへ」穂乃果「愛しいあなたへ」
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あの日
人もほとんど居ない講堂で私はあなたに魅せられたの
舞台の上でがむしゃらに自分の思いを届けようとする姿が
今を精一杯輝こうとする姿が私にはとても眩しく見えた
私には無理だと、届かない場所だと
諦めかけていた夢をあなたが見せてくれたの
あの日から私はあなたに憧れ、魅了されていたんだ 凛「かーよちんっ!まーきちゃんっ!今日も練習行くにゃ〜」ギュ
真姫「ちょっと凛!いきなりびっくりするじゃない!やめてよ」
授業が終わり人の姿も疎らになりつつある教室
凛ちゃんにそう急かされる
凛ちゃんと真姫ちゃん
私のかけがえのない友達
私はこの2人と一緒にスクールアイドルグループ「μ's」のメンバーとして活動しています
μ'sには私達のほかに素敵なメンバーが6人居て、全員で9人
私はこの9人で過ごす毎日がとても大好きです 穂乃果「あっ!花陽ちゃ〜ん」ギュ
花陽「わわっ!ほ・・・穂乃果ちゃん・・・///」
穂乃果「えへへ〜。ねえ花陽ちゃん!今日の練習なんだけどユニットでするみたいなの!」
凛「ちょっと穂乃果ちゃん!かよちんびっくりしてるからやめるにゃ!」
真姫「そうよ穂乃果。いきなり私達の教室に飛び込んでくるし・・・花陽を離してあげてよ」
穂乃果「あはは・・・ごめんね花陽ちゃん。今日久しぶりにユニットで分かれての練習だから楽しみでつい・・・」
真姫「別に普段と人数が違うだけでそこまで変わりないでしょ・・・」
凛「ちょっと違うことするだけで喜べる穂乃果ちゃんが羨ましいにゃ」
穂乃果「うう・・・2人とも穂乃果に対する当たりが強いよぉ」
「とにかくっ!今日はユニット練習だからねっ!花陽ちゃん待ってるね〜」
練習へむかうところに突然起こった出来事
ただの戯れのはずなのに、顔が火照り胸がドキドキしたままだ
凛ちゃんと真姫ちゃんと居る時はこんなことないのに・・・
他のμ'sのメンバーと居る時もないのに・・・
どうして穂乃果ちゃんと居る時だけこんなことになるのかな 高坂穂乃果ちゃん
私達μ'sのリーダーで、いつも元気いっぱいな女の子
人当たりが良くて、友達だって多い
考えることよりも先に身体が動いちゃうようなところもあるけど
意外と周りが見えている時もあって、いざという時いつも頼りになる
それに・・・すごく優しいの
スクールアイドルに憧れながらもなかなか一歩踏みだせなかった私の背中を押してくれた
そしてそんな私を受け入れてくれた
今こうしてμ'sのみんなで楽しく過ごすことが出来るのも穂乃果ちゃんのおかげなんだ
私にとって穂乃果ちゃんは恩人で・・・
そして何より私はそんな穂乃果ちゃんに憧れていた どうしたら穂乃果ちゃんみたいになれるかな?
なんていつも穂乃果ちゃんの背中を追いかけた
穂乃果ちゃんは私に無いものを持っていて・・・
ずっと羨ましかったの
いつも一緒に居て眩しすぎるぐらいの存在で
いつもどんな時でも輝いていられる
私が思い描いてた理想のアイドル像は穂乃果ちゃんそのものだった 少しでも穂乃果ちゃんに近づきたくて
ダンスや歌も頑張ってみたけど失敗ばかりで・・・
穂乃果ちゃんなら失敗したことを糧に頑張ることが出来るのに
私は失敗したことをいつまでも引きずってみんなに遅れをとることもあった
穂乃果ちゃんと同じように出来ないことが辛い
どうしたら、どうしたらっていつも穂乃果ちゃんのことばかり見ていた どうしたら穂乃果ちゃんみたいにいつも笑っていられるのかな
どうしたらウジウジ悩むことがなくなるのかな
どうしたら穂乃果ちゃんみたいに可愛くなれるのかな
どうしたら穂乃果ちゃんのように自分の気持ちに正直にいられるのかな
穂乃果ちゃんはいつも何をみているの
何が見えているの?何をしているの?誰と居るの?
私は穂乃果ちゃんのことがもっと知りたいよ
同じで居られないことが苦しくて
穂乃果ちゃんのことを思うと焦がれそうになって・・・どうしようもなく切なくなる 穂乃果「今日も練習お疲れさまっ!」
穂乃果ちゃんの元気な声が高く響き渡る
さっきまで疲れ果てていたはずなのに不思議と元気になってくる
穂乃果ちゃんの声を聴くと私は元気になり、自然と表情が柔らかくなる気がするんだ
穂乃果ちゃんの声には不思議なパワーが宿っているの
ただ・・・
ことり「うんっ。お疲れ様。練習終わりに今日はクッキーをやいてきたから3人で食べようね♪」
穂乃果「やった−!ことりちゃんありがとーっ。大好きー!」
時々この声は私を不安にさせてしまうの・・・ いつからだったかな
あなたの声を聴くたびに胸がドキドキしてときめくようになったのは
あなたの声を聴くたびに頬が熱くなってしまうような感覚になったのは
あなたの声を聴くたびにあなたの優しさに包まれているような感覚をおぼえたのは いつからだったかな
あなたの声を聴くたびにたまらなく不安になったりすようになったのは
あなたの声を聴くたびにとてつもない孤独感に襲われるようになったのは
あなたの声を聴くたびに胸が張り裂けそうになって苦しくなるようになったのは 「花陽ちゃん!」
私を呼ぶ声にハッとする。
声の方をむくと穂乃果ちゃんとことりちゃんが私を心配そうな顔で見つめていた
穂乃果「さっきからぼんやりしてたみたいだけど大丈夫?」
ことり「ぼんやりしてて、ちょっと顔怖かったよ・・・何かあった?」 花陽「あっ!ご・・ごめんなさい・・・ちょっと疲れてて・・・ぼんやりしてた」
穂乃果「そっか!花陽ちゃんすっごくダンス頑張ってたもんねえ、それで疲れてしまったんだねえ」
ことり「そうだねえ。このところ動きが良くなってるって絵里ちゃん言ってたから、ほんとによく頑張ってるよ花陽ちゃん」
穂乃果「だよね!偉いよ〜花陽ちゃん〜」ギュ
「いつも頑張ってるから嬉しいよ」ナデナデ
花陽「っ!・・・・・えっと・・・ありがとう///」
穂乃果ちゃんに抱き寄せられ頭を撫でられる
子どもみたいでちょっぴり恥ずかしいはずなのに
このままでずっと居たいなんて思ってしまった
穂乃果ちゃんに包まれているような感じで・・・・
暖かくてゆったりとしていて幸せだった 海未「全く・・穂乃果は何をしているのですか・・・」
穂乃果「わっ!海未ちゃん。どうしてここに居るの?」
海未「練習が終わったのにいつまでも部室に来ないから見にきたのです」
「今日は練習が終わったら一度部室に集まる予定だと伝えたはずなのですが」
穂乃果「えっと・・・そうだったかなあ・・・・あはは・・・」
海未「やっぱり忘れてましたか・・・取り合えず一度集まりますよ」
「穂乃果・・・そして花陽を離してあげてください」
穂乃果「あはは・・・・ごめんね花陽ちゃん」
せっかくいい気持ちでいられたのに・・・
海未ちゃんのせいで・・・・
・・・・・?あれ・・・・どうして・・・ ことり「海未ちゃん。あんまり穂乃果ちゃんを責めないであげて。ことりがクッキー焼いてみんなで食べようって言ったのも悪いし・・・」
海未「ことりは穂乃果に甘すぎです・・・・」
穂乃果「そんなことないよっ。ことりちゃん穂乃果を庇ってくれてありがとーっ」ギュ
ことり「あわわっ。痛いよぉ・・・穂乃果ちゃん」
ああ。まただ。
穂乃果ちゃんがだれかと仲良くするたび胸が苦しくなる
私は海未ちゃんとことりちゃんに嫉妬しているのかな
あんなに優しくしてくれる2人に嫉妬していたみたい・・・・
どうして・・・こんな風になってしまったのだろうか ごめんなさい。もう限界なので寝ます
もしスレ残ってたらぼちぼち投下するのでお付き合いください
見切りスタートだったのでテンポかなり悪いですが楽しんんでいただければと思います にこ「甘ちゃんな穂乃果に今日はアイドルとしての在り方を叩きこんであげるわっ!」
穂乃果「はーいっ。お願いしますっ!にこちゃん先生っ!」
絵里「穂乃果っ!今日すごくダンス上手にできてたわよ。頑張ったわね」
穂乃果「えへへ〜ありがとう絵里ちゃん!もっと褒めて褒めて!」
希「あんまりいたずらしてるとわしわしするで〜穂乃果ちゃん!」
穂乃果「い〜やだっ!やめてよ〜希ちゃん!恥ずかしいよぉ///」
私にしか見せない表情をあなたが他の誰かに見せるたびに胸が張り裂けそうなぐらい苦しくなって
大好きだった「μ's」のみんなや「μ's」で過ごす毎日が・・・
私の心の中で少しずつ違ったものに変わっていくの
こんなの嫌だよ・・・辛いよ。どうしちゃったのかな・・・・ 大好きだった日常が・・・みんなと過ごす時間がとても苦しい・・・
凛「かーよちんっ!またね〜」
花陽「うんっ。また明日ね。凛ちゃん」
ようやく・・・1人になることが出来ました
胸が苦しくて、ずっともやもやしていて・・・
それでもなんとか1日を乗り切って、ようやく楽になれた
椅子にも座らず、ただなにもせずしゃがみこんで小さくなる
必死の思いで目を閉じて、あなたに触れられた感触を思い出す
こうするとあなたを感じられて、私は・・・なんとか普通で居られるようになるの
こんなのおかしいよね・・・ 大好きなみんなが・・・この日常が変わることがないようにしなくちゃ
歯を食いしばり、私は毎日過ごす
そんなある日
私は凛ちゃんが2年生の教室に駆け込む姿を見かけました
凛ちゃん・・・どうしたの?なんで泣いてるの?
どうして・・・穂乃果ちゃんが居る場所に・・・
どうしても気になってしまって私はそっと中を覗き込んだ 凛「ごめんね・・・穂乃果ちゃん・・凛・・・辛いの・・・」
穂乃果「大丈夫だよ・・。凛ちゃん。私が居るから」
凛「穂乃果ちゃん・・・どうしてそんなに優しいの?」
穂乃果「そんなの当たり前だよっ!穂乃果はμ'sのみんなが大好きで、そんなμ'sのリーダーだからねっ!」
覗き込んだ教室の中で穂乃果ちゃんが凛ちゃんを抱きしめて慰めていました
穂乃果ちゃんは・・・別におかしなことなんて言ってない
それでもなぜかガラスが割れたかのように私の何かが崩れてしまうような音が聞こえたの
頭がくらくらして・・・耳鳴りはやんでくれない・・・今にも崩れ落ちそう・・・
ああ・・・そっか。私は穂乃果ちゃんのことが好きだったんだ・・・
これは・・・友達へのそれではなくて・・・
私は穂乃果ちゃんに恋をしていたんだね これまで・・・ずっと恋をすることなんてなかった私は
この思いがなんなのかずっと分からなかった
あの講堂で輝くあなたの姿を見てからずっと・・・
今になってやっと分かったんだよ
「μ's」のメンバーの1人としてではなくて
友達の1人としてでなくて
あなたにとって唯一の存在になれたら・・・
でも・・・どうして・・・・
本来とても美しくて、素敵なはずの私のこの思いは
じめじめしていて・・・重苦しくて・・・・なんて歪んだ形をしているの? 私は・・・穂乃果ちゃんのことが好き・・・
どうしようもなくなるくらい
穂乃果ちゃんへの思いが溢れだしそうで
毎日苦しい思いをするぐらい好きなんです
穂乃果ちゃんの近くで居られて
毎日を過ごすことが出来たら・・・
どんなに幸せなんだろう
でもね。こんなこと望んじゃいけないんだ
私の思いは・・・・結ばれてはいけないの 私が大好きな穂乃果ちゃんは・・・
μ'sのメンバーが大好きで・・・
μ'sのみんなで過ごす毎日が大好きで・・・
もし・・・私の思いが知られてしまったら
私の大好きなあなたの幸せを壊してしまうかもしれない
あなたが大好きなこの毎日が・・・壊れてしまわないように
私達が「μ's」で居られるように
私の胸の内は明かすことが出来ない・・・・何があっても・・・
絶対に・・・・ それにね・・・この思いは決して実ることはないんだよ
これは許されない恋なんだ
例え私と穂乃果ちゃんが「μ's」のメンバーでなかったとしても
もし・・・お互いに思いあっていたとしても
私達は女の子同士で・・・友達同士の関係
それ以上の関係が許されることはないんだよ
私はきっと「普通の女の子」ではないの
だからあなたには「普通の女の子」で居てほしい
大好きなあなただからこそ・・・幸せに笑っていてほしい
この思いに蓋をして・・私は「普通の女の子」を演じる
あなたが笑って居られるように それでも・・・
穂乃果ちゃんの声を聴くたびに
穂乃果ちゃんに触れられるたびに
私の中で穂乃果ちゃんの存在はどんどん大きくなっていって
「好き」という私の歪んだ思いから目を背けられない
この思いに蓋をして、拒絶しなきゃいけないのに
「普通の女の子」で居なくちゃいけないのに
あなたの顔が浮かんで・・・拒絶することができない
ごめんね。穂乃果ちゃん。
私には抱えられないぐらいの罪悪感と自己嫌悪
どうすることも出来なくて、あなたへの思いと共に
とめどない涙となって溢れ出す
好きになって・・・ごめんね・・・ 1月のポップアップストアの売行き。傾向として人気キャラから捌けてるのを見るに、入荷数は概ね同じだったと思われる
μ'sは品切れになった順に、
海未→真姫・ことり→絵里→希→凛→にこ
(穂乃果、花陽は終了日まで売り切れず) 1月のポップアップストアの売行き。傾向として人気キャラから捌けてるのを見るに、入荷数は概ね同じだったと思われる
μ'sは品切れになった順に、
海未→真姫・ことり→絵里→希→凛→にこ
(穂乃果、花陽は終了日まで売り切れず) だから私は・・・
どれだけ涙を流していいから
私の大好きな穂乃果ちゃんが笑っていられるように
穂乃果ちゃんが大好きな日常が壊れることがないように
私達2人が・・・μ'sのメンバーで、友達同士で居られるように
穂乃果ちゃんが「普通の女の子」で居られるように祈ります
あなたが幸せで居てくれるように・・・
静かな部屋で憧れのあなたへ私は祈りをささげる なんだろうこのごく普通の悩みなのに感じる違和感は... ごめんなさい。
まだ途中ですが、少し離れます・・・
また夜帰宅次第再開しますので・・・
申し訳ないです ◇◇◇◇◇
あなたはあの日のことを覚えているかな?
私達「μ's」が始まったあの日のことを・・・
誰も居なくて真っ暗な講堂
穂乃果はよくみんなから太陽みたいな子だなんて言われるけど
そんな穂乃果でも・・・あの真っ暗な闇に飲まれそうになった
そんなに上手くいかないよねって強がってみたけど
どんどん目の前が暗くなってきて、心が折れそうになった
そんな時あなたが・・・扉を開けて、私達のことを照らしてくれた
闇を照らす小さな一筋の光
あの時のあなたは・・・私には太陽に見えたんだ
あなたは自分のことをみんなについていくことしか出来ない存在なんて言うけれど
私にとってあなたは「μ's」を優しく照らしてくれる太陽みたいな存在なんだよ 私、高坂穂乃果はスクールアイドルグループ「μ's」のリーダー。
私達「μ's」は9人組のグループ
みんな個性的で優しくて、みんな仲良し
穂乃果はそんな「μ's」のみんなが大好きで
μ'sのみんなで過ごす毎日が大好き
穂乃果は・・・絵里ちゃんや海未ちゃんみたいにしっかりしてないし
ことりちゃんや希ちゃんのようにおっとりして落ち着いていない
にこちゃんみたいにアイドルのことについて詳しくない
凛ちゃんほど運動神経が抜群でもなければ、真姫ちゃんのようにピアノを弾くことは出来ない
花陽ちゃんのように真面目でもない
そんな穂乃果がみんなのリーダーでいいのかななんて思うけど
そんな穂乃果だからこそほどほどに自分の立場を受け入れることが出来たんだと思う
みんなと違って特に秀でるものはないけれど
「μ's」でみんなと輝くことができるように、「μ's」のみんなで毎日楽しく過ごすことができるように
みんなにとって「いざという時に頼りになるリーダー」でいようと思ってるんだ 「頼りになるリーダー」でいようと思った時から
穂乃果にはなんとなく気になるメンバーがいたんだ
花陽ちゃんのことだ
花陽ちゃんは優しくて、周りの子にだってよく気を利かせることができる子で
すごく頑張り屋さんでいい子なんだけど
自分に自信がないみたいで、控えめなところがある
こんなにも素敵な女の子なのに・・・
穂乃果はそんな花陽ちゃんが気になってた 花陽ちゃんはよく自分自身と他のμ'sのメンバーを比較して
そうしては「花陽はμ'sのみそっかすなんだよ」なんて言って落ち込んでいる
そんな花陽ちゃんを見て、穂乃果は辛かった
確かにμ'sの子はみんないい子だから自分が引け目に感じることもあるかもしれない
それでも・・・自分が持っていないもの、自分が出来ないことなんてほどほどに受け入れればいいのにと思う
花陽ちゃんだって素敵なところがいっぱいあるから、もっと自分のことを誇りに思ってほしいな・・・
穂乃果にとって花陽ちゃんは太陽のような存在なんだよ 穂乃果「花陽ちゃんっ!さっきからぼんやりしてたみたいだけど大丈夫?」
放課後の練習終わりに花陽ちゃんに声を掛けてみる
なんだかここのところ元気がなさそうで・・・心配だった
花陽「あっ!ご・・ごめんなさい・・・ちょっと疲れてて・・・ぼんやりしてた」
花陽ちゃんはそう答えてくれたけど・・・何か隠してるんじゃないかなって思ったの
また落ち込んでたりするのかな・・・。
頑張ったことを褒めてあげたら元気になってくれるかな・・・頑張ってることは本当なんだから自信もってほしいな 花陽「そんなことないよ・・・花陽は・・・まだ駄目なんだよ・・」
そう小さな声で呟く
ほらまた・・・
なんでそう考えるのかなあ・・・
そういう風に考えてるとことりちゃんが
「そうだねえ。このところ動きが良くなってるって絵里ちゃん言ってたから、ほんとによく頑張ってるよ花陽ちゃん」って言ってくれた
ほらっ。ちゃんとみんな花陽ちゃんが頑張ってること知ってるんだよ!
穂乃果は嬉しくなって思わず花陽ちゃんを抱きしめてしまった
ちゃんとみんな花陽ちゃんのこと見てるんだよ・・・
だから自分のことを駄目なんて思わないで・・・ 花陽ちゃんが駄目だなんて思ってるところを全部口にだしてくれれば
そんなことないよって言ってあげられるのに・・・
ほんとうに辛いことがあるなら言ってくれれば
穂乃果はμ'sのリーダーだから助けてあげるのに・・・ 花陽ちゃんはそんなことないよって言うかもしれないけど
花陽ちゃんには素敵なところがいっぱいあるんだよ
いつも思うけど、真面目な頑張り屋さんで、優しくて、気遣いができる
優しいのはだれに対しても一緒
アルパカさんにだって優しいし、花陽ちゃんは乱暴なところがない
声のトーンも優しい。ふわふわした雰囲気だから一緒にいて安心する
ご飯を美味しそうに食べてる姿は見ててなんだか嬉しくなるし
人が失敗したことを責めたりしないところもある
他にもまだまだいっぱいあるんだよ。 それにね・・・花陽ちゃんには私達「μ's」は助けられてるんだよ
μ'sの初めてのLIVEの時あなたが扉を開けて、μ'sを照らしてくれたから
今の私達の毎日が、そしてμ'sがあるんだよ
あの時あなたが居てくれたから・・・
私を見つめるあなたの瞳があったから・・・
穂乃果は頑張ってこられたんだよ 実は穂乃果はこの思いが・・・特別なものだということに気付いたんだ
だからこそ花陽ちゃんが気になってたし
自分を責める花陽ちゃんを見て辛かった
そんな自分を責める不器用な姿も可愛いなんて思ってたけど
花陽ちゃんには笑っていてほしいから
何とかしてあげたいなってずっと思ってたの
穂乃果が花陽ちゃんに対する思いは・・・ずっと伝えないつもり
でも、花陽ちゃんが笑ってくれるように、穂乃果はそばにいてあげようと思う
誰よりも愛しいあなたが輝いていられるように・・・
穂乃果はあなたにとって「頼りになるリーダー」でいよう 私が大好きな花陽ちゃんは
すごく不器用だけど・・・
誰よりも優しくて、真面目
ただ今は何か秘密を抱えていて、苦しそうで
「何か」に深く傷ついている
全てを吐き出してくれるよう
穂乃果はあなたのそばに居続けるから・・・ そんな風に過ごしているある日
花陽ちゃんの幼なじみの凛ちゃんが泣きながら
穂乃果のもとにやってきた
凛「穂乃果ちゃん・・・凛どうしたらいいのかわかんないよ・・・」
いつも元気いっぱいな凛ちゃんが目にたくさんの涙を貯めている・・・
穂乃果「り・・・凛ちゃん!どうしたの!ああ・・泣かないで・・・」
どうしたのかな・・・ 凛「あのね・・・かよちんのことなんだけどね・・・」
「なんだか変なの・・・すごく辛そうなんだよ・・・」
「凛ね・・・かよちんのこと分かんなくて・・・でもすごく苦しそうなの・・・どうしてあげたらいいのかな・・・」
凛ちゃんが言うように、ここのところ花陽ちゃんの様子がおかしい
笑顔は見せてくれていて、一見変わりがなさそうに見えるけど
ぼんやりしている様子は変わらないし・・・
μ'sの練習中やμ'sのみんなといる時の笑顔がどこか不自然に見えるんだ 凛「かよちんに話を聞いたけど・・・答えてくれなくて・・・」
「ごめんね・・・穂乃果ちゃん・・・凛・・辛いの・・・」
穂乃果「凛ちゃん・・・」
ごめんね・・・凛ちゃん。穂乃果にも分からないんだ・・・
でも・・・動揺しちゃだめだ・・・凛ちゃんも大事なμ'sのメンバーなんだから
穂乃果「大丈夫だよ。私も話を聞いてみたりするから・・・凛ちゃん。私が居るから」
「凛ちゃんは泣かないで。いつもの元気な凛ちゃんでいてほしいな。それだけでも大丈夫だから」
凛「うんっ。・・・ありがとう穂乃果ちゃん」
よかった・・・凛ちゃんは少し落ち着いてくれた
これ以上不安にさせなくて本当によかった 凛「話を聞いてくれてよかった・・・ごめんね穂乃果ちゃん・・・びっくりしたでしょ?」
穂乃果「あはは・・・凛ちゃんが大泣きしてたから何があったんだろうってほんと心配だったよ〜」
凛「あんまり大泣きしてたって言わないでほしいにゃ・・・恥ずかしいよ///」
「ねえ穂乃果ちゃん・・・どうしてそんなに優しいの?」
全く・・・凛ちゃんは変わったことを聞いてくるなあ・・・
だって・・・穂乃果は
「そんなの当たり前だよっ!穂乃果はμ'sのみんなが大好きで、そんなμ'sのリーダーだからねっ!」
μ'sのリーダーで・・・花陽ちゃんにとっての「頼りになるリーダー」なんだから ごめんなさい。ここで一回止めます
明日には必ず完結させるので・・・
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