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夜の◯◯時に自分の姿を写すと、なりたい理想の自分になれるという噂の有る虹ヶ咲の階段の踊り場の壁に据え付けられてる姿見

同好会の活動に行き詰まりを感じ、必死に打開策を考えている内に勉強が手につかなくなって赤点を取ってしまい、同好会に顔を出す事自体も難しくなって、という悪循環に陥った侑ちゃんは
追試の前日、藁にもすがる思いで自分の望み通りの完璧な女の子に自分を変えてもらおうと姿見の前に立つも、その姿見は自分の望み通りの姿の自分を写し出すものだった
優しさと包容力に溢れる話し方で侑ちゃんの溜め込んでいた苦悩を嫌な顔一つせずに聞いては慰め、元気付けてくれる鏡の向こうの「あなた」は
追試を自分が代わりに受けると申し出る、そして追試を終えて戻ってくるまでの間、侑ちゃんには自分の代わりに鏡の中に入っていて欲しいと

突然の「あなた」からの提案に戸惑うも今の自分の勉強の進み具合では追試も散々な結果に終わる事は火を見るより明らかだった侑ちゃんに選択の余地は無く、鏡の中で翌日の深夜まで過ごし、追試は何も心配要らないと戻ってきた「あなた」と再び入れ替わって鏡の中から帰還する侑ちゃん

翌日、戻ってきた追試の結果はどれも高得点。先生からも同好会の皆からも両親からも褒められて「あなた」に絶大な信頼を置いた侑ちゃんはやがて様々な事の代理を「あなた」に頼むようになるが……
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