渡辺曜と桜内梨子
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楽しみにしとるで
気長に待っとる
配信の展開、俺は大好きなんだ 8−1
曜「…お邪魔しま〜す…」
梨子「どうぞー上がって」
次の休みの日
約束通り梨子ちゃんの家を尋ねた
梨子ちゃんは上機嫌で迎えてくれた…
梨子「今日は1日中だれもいないの遠慮しないで寛いで🖤」
恐い…笑顔が恐い
梨子「今日は私の言うことを聞いてもらうわよ
楽しみにしてたんだから🖤」
う…死なない程度にお願いしたいデス…
梨子「そっちの部屋で待ってて」
おそらく普段使ってないであろう客間に通された 8−2
梨子「ハイ!じゃあまずはこれ着けてね」
曜「…へ?」
ロングヘアのウィッグ?
長い黒髪…?
梨子「次はこれを着てね!
私のお下がりだけど曜ちゃんに似合うと思うの
あ!やっぱり可愛い!
でもこっちも良いかな…」
女の子らしい甘々な服
可愛い!
梨子ちゃんの匂いに包まれる…
梨子「うーん…やっぱりこっちね!
青と白の清楚なワンピース
曜ちゃんにピッタリ!上出来ね!」
凄く楽しそうな梨子ちゃん…
それは良いけど…何?なんなの?
梨子「後はニーハイかな?
それともハイソックス?
うーん?…ニーハイにしよう!
普段とはかけ離れたほうが良いよね」
曜「え…うん…」 8−3
梨子「最後はお化粧ね
ちょっと念入りにやりましょう!
ファンデはたいて…
アイラインを強めに引いて…
シャドウも入れて…
リップは控えめにしとこうかな…」
梨子「できた!どうかしら?
こんな感じだけど…」
鏡の中にわたしの知らない人がいる
ちょっとコケティッシュでイタズラっぽい感じの少女…
凄い…こんな別人みたいになるんだ…
曜「別人みたい…」
梨子「うん、我ながら会心の出来!
これならだれも曜ちゃんと気付かないでしょ」
曜「確かに…ママでもわからないかも…」
梨子「ふふっ🖤じゃあ準備しましょうか」
曜「準備?何の?」
梨子「配信の準備🖤善子ちゃんにいろいろ教えてもらったの」
そう言って梨子ちゃんはPCのセッティングを始めた… 8−4
床にビニールと新聞を敷いた
梨子「これで多少汚しても大丈夫っと」
曜「ね…ねぇ梨子ちゃん…本当にやるの?…過激すぎじゃないかな…」
梨子「大丈夫よ!アーカイブは残さないし顔は誰が見てもわからないわ!名前とかを言わなければ大丈夫!ふふっ🖤」
曜「で…でも」
梨子「じゃあ私も一緒に映るわ
二人なら大丈夫でしょ?」
そう言って梨子ちゃんは手早く準備を始めた
梨子ちゃんはリップを濃い目に塗って大人っぽく服もK系のシックな感じに着替えた
スプレーで髪の色を変えてお団子ヘアーに纏めることで随分印象が変わった
最後に眼鏡をかけて完成
年上のキャリアウーマンのようだ…
曜「…カッコいい…」
梨子「ありがとう🖤じゃあ始めるわよ」
梨子「H系でマイナーな配信サイトを見付けたの…ここならそんなに目立たないでしょう?
知ってる人は誰も見ないわ」 8−5
曜「い…いえーい!みんなー見てるー」
梨子「私達の配信にようこそ…ゆっくり見ていってね🖤」
こうして配信が始まった
最初は可愛いポーズ等だったが徐々に二人の距離を近付けて行った
今の時点で20人ほど見てるらしい
暇な人もいるものだ…
心臓が早鐘のように打っている
顔が暑い
梨子ちゃんも緊張してるようだ
吐息が熱い
梨子ちゃんと唇を重ねる
舌を絡めたままお互いの服を脱がしていく
体がジットリと汗ばんでいる
人の目に晒されていると思うとたまらない
脚が震える
梨子ちゃんの歯を舌でなぞりながら
少しずつ服を脱がしていく
せっかくの可愛い服なんだからもう少し着ていたかったなーと思いながら自分も脱いで行った
下着姿のまま首筋にキスをする
梨子ちゃんがわたしの鎖骨に舌を這わせる
燻ってた官能に火がついた 8−6
下着もぬいで全裸で梨子ちゃんと絡み合う
なるべく顔が映らないように気を付けていたが途中からどうでも良くなった
梨子ちゃんの鼻息が荒い
興奮してるサインだ
ゆっくり優しくじっくりと胸を撫でる
先端を口に含んで優しく吸う
梨子ちゃんはこれに弱い
桜色の突起を唾液で濡らす
梨子ちゃんがため息を漏らす
感じてる証拠だ
梨子ちゃんに臍を舐められる
そこは弱い…声が出てしまう
ふと見ると視聴者が200人を越えてさらに上がり続けていた
どうやらどこかに晒されているらしい
バレたら破滅だ!
そう思うとますます興奮した
梨子ちゃんがわたしの下腹部をカメラに晒した
凄まじい快感に脳がスパークする
頭が真っ白になる
梨子ちゃんに舐められる度に大声を出してしまった
いけない!声が大きすぎる!
隣の千歌ちゃんに聞こえるかも?
そんな馬鹿な心配をしてしまった
私たちはまた獣になっていた
恥ずかしい…
だがわたしは快楽の波にのみ込まれ二度と浮かび上がる事ができなかった… 8−7
気が付くと配信はとっくに終了していた
どうやらサーバーが落ちたらしい
サイトには繋がらなくなっていた
どこか目につくところに晒されていないか一通り探して見たが大丈夫なようだ
時間はとっくに深夜になっていた
梨子ちゃんは良く寝ている
少し寒い…
裸で寝ていたのだから当然だ
お腹も空いた…
体も床もベトベトだ
どうやらいろいろぶちまけてしまったらしい…
我を忘れてのめり込んでしまった
もう配信はコリゴリだ…
ふと隣の家に千歌ちゃんが居ることを思い出した
なんだか無性に千歌ちゃんに会いたい…
わたしの心はどこに向かってるのだろうか
わたしは千歌ちゃんが好きなのか?
わたしは梨子ちゃんが好きなのか?
わたしはどうなってしまうのだろう?
…くしゃみが出た
今はとりあえず梨子ちゃんを起こしてお風呂を借りよう
風邪を引いてしまう…
少し涼しくなった夜の風が季節の移り変わりを告げていた
−おしまい− 感想ありがとうございます
本当に嬉しいです
もう少しで完結なので
あとちょっとだけお付き合い下さい
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