果林「3年生で」 彼方「デート…むにゃ…//」 エマ「彼方ちゃんと果林ちゃん♪」
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前回の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会!
果林「ひょんなことからエマと彼方に誘われてガールズトークをすることになった私たち♪」
エマ「ふだんはしないようなお話でたくさん盛り上がったよね♪」
彼方「それで果林ちゃんが3人でのデートを提案して〜」
果林「でも、結果的にはエマと私でデートをすることに」
彼方「エマちゃんと果林ちゃんはデートを楽しむのだった〜おしまい♪」
エマ「・・・///次は彼方ちゃんの番だからね?」
果林「詳しくは・・・果林「3年生で?」 エマ「ガールズ!」 彼方「トークだよ〜♪」と」
エマ「果林「3年生で」エマ「デート…///」彼方「果林ちゃんとエマちゃんだよ〜♪」をみてくれたら分かるよ♪」 彼方 (か、果林ちゃんってば!どーしてそう彼方ちゃんを勘違いさせるようなこと言うのかな〜?よーし、こうなったら彼方ちゃん頑張って反撃しちゃうもんね〜)
ギュー
果林「か、彼方?」
彼方「えへへ〜おしゃれな果林ちゃんにそんなに褒められると悪い気はしないよ〜♪それじゃあ…今日の彼方ちゃんは〜ワガママお姫様だぞ〜?満足させられるよう頑張ってくれたまえ〜」
彼方 (これなら…普段の果林ちゃんなら赤面してアタフタしちゃうもんね〜♪・・・果林ちゃんに褒めてもらえるの嬉しかったな…遥ちゃんにもう少し可愛く見えるコーディネート教えてもらおう)
果林「そうね♪それじゃあ私は…お姫様のワガママを叶える王子様ってところかしら?貴女のしてほしいこと…デートプランの中でできる範囲で叶えさせてもらうわね♡」ウインク 彼方「!!!!!?」
彼方 (お、おかしいよ…彼方ちゃん、彼方ちゃん…こんな果林ちゃん知らない…!!)
果林 (さっきからあたふたして・・・彼方にしては珍しいわね?)
彼方:エマちゃん!!
エマ:どうしたの?
彼方:果林ちゃんが変だよ〜!
エマ:ええっ?
エマ:落ち着いて彼方ちゃん、どんな風に変なの?
彼方:かっこよすぎる エマ:・・・
彼方:エマちゃ〜ん!
エマ:彼方ちゃん
彼方:はい
エマ:果林ちゃんの本気しっかり味わってきてね♡
彼方:それどういうこと?
彼方:エマちゃん!
彼方:エマちゃ〜ん 泣
エマ「・・・そっか〜カッコいい果林ちゃん…///いいなぁ彼方ちゃん///」 果林「か〜なた?」
彼方「はっ!か、果林ちゃん!?」
果林「さっきから挙動不審だけど…眠たいの?それとも…お手洗いとか?」
彼方「…えへへ〜バレちゃったか〜ちょっとだけすやぴしそうになっちゃったから〜ジタバタしてたんだよー愛ちゃんが眠たい時はとにかく手足を動かすことが大事って言ってたんだ〜」
果林「なるほどね♪彼方が眠るのを我慢してくれるなんて嬉しいわ♡ステキなデートにしましょうね」
彼方「・・・うん」
彼方 (果林ちゃんってこうしてみるとやっぱりおしゃれさんでスタイルも彼方ちゃんとは全然違って〜すごいな〜)
果林「それじゃあ、行きましょう♪」
スッ…
彼方「〜?」
果林「手…繋ぐの嫌だったかしら?せっかくデートだし…ね?」 彼方「う〜ん…今は気分じゃないよ〜」
果林「そう…ワガママお姫様は気難しいのね」シュン
彼方 (果林ちゃん、自然な動作で手を繋ごうとしてきたよ…!・・エマちゃんとも繋いだのかな〜?)
彼方「彼方ちゃんと手が繋ぎたいなら〜それ相応のシチュエーションを用意してくれたまえ〜♪」
果林「もう、彼方ってば…」
彼方 (果林ちゃん、よく見たらメイクも薄っすらとしてる?そんなに彼方ちゃんとのデートが楽しみだったんだ〜♪)ニヤニヤ
彼方「これからどこに行くの〜?果林ちゃん…道はだいじょうぶ〜?」
果林「お、同じようなこと…エマにも言われたわ…大丈夫よ。こういう時はね?どこに行くかは秘密よ♡」
彼方「〜?」 ___
_____
果林「到着よ♪」
彼方「科学館〜?彼方ちゃん…あんまり難しいのは好きじゃないよ〜」
果林「ふふっ、彼方ったら♪今回の目的はあれよ?」
彼方「・・・プラネタリウム〜?」
果林「そうよ♪さっ、早く入りましょ?」
彼方「あれ?チケットとかは買わなくて良いの〜?」
果林「そ、それはね?今日は大丈夫みたいなのよ」
果林 (エマの時は相手に気を使わせちゃうことになったから…今回はあんまり奢りって感じさせないようにしないと)
彼方「〜?」 果林「やっぱりこういうところって暗いわね♪」
彼方「椅子もふかふか〜♪ここなら彼方ちゃんすぐにでも寝ちゃえそうだよ〜♪」ポスポス
果林 (ふふっ♪彼方らしいわね♡今日のデートは彼方らしさを大事にしたいからそれでも良いのだけど)
果林「しっ。始まるわよ♡」
彼方「はーい、果林ちゃん…彼方ちゃんが寝ちゃっても許してねー?」
果林「ふふふ♡」
彼方「・・・!?」 (な、なに今の笑み)
オリオン座
彼方 (なるほどね〜今回はオリオン座のお話だったんだ〜)チラッ 果林「・・・・・」ジー
彼方(・・すごく真剣に見てるよ〜さすがは果林ちゃん)
ナレーション「オリオン座の神話として、さそりによって殺されてしまったオリオンが星座となったと言われていますが…」
彼方 (へぇ〜彼方ちゃん、さそり座の話は知ってたけど…恋をされてた女神様に殺されちゃったってお話は知らなかったよ〜)
彼方 (・・果林ちゃんは?)
果林「・・・・」ツー
彼方 (し、静かに泣いてる…!!)
果林「かなたぁ…」コソッ
彼方 (ま、まずいよ…ここは…)
彼方「・・・すやぁ…」 果林「愛してた人を射抜いてしまうなんて…アルテミスが可愛そうだわ……って寝てるわね」
彼方 (彼方ちゃん秘技狸寝入り〜♪いつも寝てる彼方ちゃんだからこそできる…えへへ…)
果林「彼方…」コソッ
彼方 (果林ちゃん…近いよぉ…鼻元に良い香り…香水も付けてきてくれたのかな・・・?)
果林「眠ってリラックスできてるみたいで良かったわ…♪私、絶対彼方が悲しむようなことしないからね…?」ソッ
彼方 (わっ…果林ちゃんの手が彼方ちゃんの手の上に…柔らかくてすべすべだよ〜彼方ちゃんの手は…大丈夫かな〜?)
果林「ふふっ…彼方の手…小さくて可愛いわね♪」
彼方「〜〜〜///」バッ
果林「あら、彼方起きたの?ちょうど終わったところよ?」
彼方「う、うん…果林ちゃん、彼方ちゃんの手に手が…」
果林「あっ…ご、ごめんなさい!嫌だったかしら?!」パッ 彼方「・・・・ううん、嫌じゃ…ないよ」
果林「ほ、本当?…それなら、手・・・繋いでも良いかしら?」
彼方 (・・ここで許したらデート中はずっ〜と繋ぐことになるのかな?)
彼方「仕方ないな〜果林ちゃんがそんなに繋ぎたいなら、彼方ちゃんが繋いであげよ〜♪」
ギュッ
果林「ふふっ、ありがと彼方♪」
彼方 (や、やっぱり今日の果林ちゃん手強いよ〜)
彼方「果林ちゃ〜ん。」
果林「どうしたの彼方?」
彼方「まさか、このくらいで彼方ちゃんが〜満足するなんて思ったりしてないよね〜?」
果林「彼方がそんなこと言うなんて珍しいわね。・・・ふふっ♪今日はワガママお姫様だものね♪」ポンポン 彼方「わっ!?」
彼方 (きゅ、急に頭ポンポンされちゃったよ〜)
果林「あら…びっくりさせちゃったわね。彼方の髪の毛っていつもふわふわしてて一回やってみたかったのよね。」
彼方「むぅ〜彼方ちゃんに許可なくやらないでほしい〜」
果林「ふふ、それじゃあ次からは聞いてからやることにするわね♪」
彼方「・・・なんだか釈然としないけどそれなら許してあげよ〜お姫様な彼方ちゃんは寛大なのだよ〜」
果林「はいはい♪次の場所行きましょ♡」グイッ
彼方「わっ…か、果林ちゃん〜彼方ちゃんのこと引っ張らないで〜」 ___
_____
果林「着いたわ!」
彼方「ここって…猫カフェ?」
果林「ええ♪…実は前から一度行ってみたかったんだけど・・ひとりで入るのもなんだか気が引けちゃって…」
彼方「ふむふむ…彼方ちゃんはまんまと果林ちゃんに利用されちゃったわけだ〜」
果林「そ、それもあるけど…彼方が単純に猫とかと触れ合ってるところが見たいなって思ったのよ…そういうの私より似合うでしょ?」
彼方 (おやおや?果林ちゃんにしては珍しく自信なさげ?)
果林「もうっ…取り敢えず入りましょ?」プイッ 彼方「おお〜猫ちゃんでいっぱいだよ〜♪」
彼方 (・・果林ちゃんがこういうところくるの少し意外だったかも)
彼方 (・・・・それにしても)
果林「ふふふ♪あなたはどこからきたのかにゃ〜?」
彼方 (さっきまでの果林ちゃんとギャップがあって猫ちゃんに集中できないよ…)
果林「ねえ、あそこで日向ぼっこしてる子…彼方みたいね♡」
彼方「いいな〜羨ましいかも…」
果林「彼方…猫を羨んでどうするのよ」
彼方「なにをー彼方ちゃんは同好会のみんなを家族としたらネコのポジションなんだよ〜?」 果林「なにそれ…♪面白いこと言うわね♡私はどうなの?」
彼方「えっとね…果林ちゃんは〜・・やっぱり教えな〜い」
果林「ええっ!?気になるじゃない・・」
彼方 (エマちゃんと果林ちゃんがお父さん、お母さんなのに…彼方ちゃんだけネコなんて…恥ずかしいもん)
ニャーン
果林「あら…♪私のこと慰めてくれるの?」
果林「ふふっ…こっちにおいで♡」ポンポン
ピョン
果林「…この辺りとかを触ってあげると嬉しいのよね?」サワサワ ニャー♪
果林「可愛い…♡彼方も触ってみましょ?」
彼方「へっ!?な、なになに?」
果林「せっかく猫カフェに来たんだから楽しまないと損よ♪」ギュー♪
彼方 (・・・ネコと戯れてニコニコな果林ちゃん、、、可愛い)
果林「?」
彼方「彼方ちゃんあの子を抱っこした〜い」スッ
シャー
果林「ず、ずいぶん気が立ってるみたいだけど…他の子にしたらどうかしら?」
彼方「えー彼方ちゃん…あの子が良いな〜」
果林「そうね、わかったわ…ごめんね〜?猫ちゃんちょっと待っててね♡」
ニャーン? 彼方「・・・・・」ジトー
果林「・・・はっ!?と、とにかく…捕まえてくるからその子を見ておいて?」
彼方「は〜い♡」
彼方「・・あなた果林ちゃんにとっ〜ても好かれてるね〜」
ニャー?
彼方「べ、別に彼方ちゃんが妬いてるわけじゃないよ〜?・・本当だよ?」
彼方 (・・・彼方ちゃん猫を相手に何言ってるんだろう?)
ピョン
彼方「わっ!?」
ニャーン♡
彼方「彼方ちゃんに飛び乗ってくるなんて〜なかなかやるね〜♡」 ゴロゴロ
彼方「…あったかい♡猫さんってこんなにポカポカなんだ〜お布団の中に欲しいかも…」
彼方 (…果林ちゃんにちょっぴり意地悪しちゃったかな?)
果林「か、彼方ぁ…」
彼方「わっ!果林ちゃんどうしたの〜?」
果林「全く…捕まえるの大変だったのよ?この子…」スッ
彼方「わぁ…果林ちゃんありがと〜♪」ポフッ
果林「さてと…おいで私のネコちゃん♡」
彼方 (このネコ・・・なんだかほっそりしてて果林ちゃんに似てるかも?困らせたいだけだったから他意はなかったのに)ナテナデ
彼方 (それでも…さっきのネコさんと同じであったかい…♡遥ちゃんに今度飼うってことを提案してみようかな?)ニコニコ
彼方 (・・・それにしても…お腹の辺りがあったかいと…なんだか……眠たく………デート中なのに…Zzzzz) パシャッ
彼方「!!!?」
果林「あら…起こしちゃった?おはよう彼方♡」
彼方「お、おはよう…?彼方ちゃん寝ちゃってた?」
果林「ええっ♪それはもうぐっすりとネコちゃんと寝てたわよ♪」
彼方「今のシャッター音はなに〜?」
果林「き、気のせいじゃないかしら?」
彼方「・・・・果林ちゃん何か隠してるな〜彼方ちゃんに隠し事は無駄だぞ〜?」パシッ
果林「ちょ!彼方!!」
彼方「ふふーん…果林ちゃんってばどんな自惚れ写真を・・・・・これって」 果林「・・///」
彼方「彼方ちゃんのと猫さんが寝てる写真〜?」
果林「…あなたとネコちゃんがあまりにも可愛かったから……////」
彼方「へっ…////」カァァァ
果林「もう…あんまり恥ずかしいこと言わせないで…?」カァァァ
果林「そ、そろそろ時間みたいね?」
彼方「え〜彼方ちゃんそんなに寝てたかな〜?」
果林「ふふっ♪そこまで寝てる時間は長くなかったわよ?……最後に」
パシャ
彼方「おー♪猫と彼方ちゃんとのスリーショットだ〜♪」 果林「それじゃあ次行きましょう?」
彼方「〜♪」モッギュー
果林「か、彼方!?」
彼方「あっ…///」
果林「・・・・」
果林「もうっ…急に抱きついてくるなんてズルいわよ?」
彼方 (あっ…これはいつもの果林ちゃんだ〜♪)
彼方「果林ちゃんそろそろお腹が空いてきやしないかな〜?」
果林「えっ?そ、そうね…そういえば何も食べてなかったわけだし」
彼方「実はだね〜彼方ちゃんが〜腕によりをかけて〜」 プルルルル
果林「あら、電話…彼方ちょっと失礼するわね?」
彼方「う、うん…」シュン
果林「はい、朝香です。…えっ、今からですか?・・・・どうしても必要なんですね、分かりました。」ピッ
彼方「どこからの電話だったの〜?」
果林「いつもお世話になってる雑誌の人だったんだけど、急遽追加で何枚か撮りたいから入れないかって…」
彼方「ううん、それは仕方ないよ〜果林ちゃん頑張ってきてくれたまえ〜♪」
果林「ありがとう、彼方にそう言ってもらえたからにはますます手は抜けないわね♪それでなんだけど…」
彼方「〜?」 ー撮影スタジオー
カメラマン「あら〜果林ちゃん〜急な呼び出しなのにきてもらって悪いわね。前に撮ってたデルモの取れ高がイマイチで上からもう一度って言われちゃったのよ〜!!!」
果林「・・そういうことだったんですね、お疲れさまです。私の方こそ急なお願いしちゃってすみません」ペコリ
カメラマン「あらあらそんなことお安い御用よぉ♡にしても…お友達もなかなか可愛い娘ね〜一度撮ってみたらいい表情してくれそうだわ」
彼方 (わぁ〜照明さんやカメラ…それに衣装もいっぱいだ〜・・・いくらくらいかかるんだろう?)キョロキョロ
果林「ふふっ♪ありがとうございます。」 カメラマン「あら〜いい笑顔じゃない…これは撮影も早く進みそうで助かるわ〜早速撮影開始よ!」
カメラマン「良いわよー果林ちゃん、もうちょっと目線こっちにちょうだい〜?」パシャパシャ
果林「…こんな感じでどうですか?」
カメラマン「さいっこう!!!!その魅惑の視線で男の視線を独り占めよっ!次別のポーズもらえる?」パシャパシャ
果林「じゃあ…こんな感じで♡」
カメラマン「エクセレンッッ!!やっぱり果林ちゃんにお願いして正解!」パシャパシャ
彼方 (おお〜撮影中の果林ちゃんって初めて見たけどやっぱりさすがって感じだね〜用意してもらえた椅子も気持ちいいし〜とってもいい眺めで天国…♡)
カメラマン「OKよ〜次別の服で撮影だから着替えお願いできるかしら?」
果林「はい!大丈夫です。」
スタッフ「こちらになりますどうぞ。」
彼方「ふぅ…やっぱり果林ちゃんすごいなぁ〜彼方ちゃん別のポーズって言われてもあんなすぐにでてこないよ〜」 カメラマン「果林ちゃんはただの読モの器じゃないのよ〜私が保証するわ」
彼方「〜?」
カメラマン「あの娘はストイックになれる娘。それに自分をいかに綺麗に見せることができるかよく知ってる…というより研究してるのよ読モレベルじゃなくていずれはプロだって夢じゃないって私は思ってるわ!」
彼方「おお〜」 (・・・そんな果林ちゃんから好意を向けられてる彼方ちゃん…もしかしてすごい?)
カメラマン「でも、今日の果林ちゃんは特にグレートよ!凛とした立ち姿はいつものことだけど…その中にいつもよりも柔らかい笑顔があるわ!」
彼方「そうなんですか〜?彼方ちゃんいつもの果林ちゃんしか知らないから…」
カメラマン「そうよ!まるで恋する乙女みたいなそんな感じよ〜・・もしかしたら貴女が来てくれたおかげかもしれないわね!ありがとう!」 彼方「ええ〜?私、何もしてないですよ?」
カメラマン「ノンノンそんなことは〜」
スタッフ「果林さん入りま〜す!」
カメラマン「あらやだ!もう時間なのね…いつか貴女も撮ってみたいわぁ〜考えておいて?」ウインク
彼方「・・・!?」 (か、彼方ちゃん…もしかしてモデルデビューしちゃう?!)
果林「遅くなりました、よろしくお願いします!」
彼方 (わぁ…あれってタキシードだよね?果林ちゃんすらっとしてるから…映えるな〜)
カメラマン「ん〜!!!予想通りさいっこうね!それじゃ、相手役の娘カモン!」
スタッフ「あ、あのぉ…それが」
カメラマン「んー?・・・・ええっ!?相手役の娘が忙しいからドタキャン!?ふざけんなよ!撮影してるんだよ!こっちは!」
果林「あ、あの…どうしたんですか?」 カメラマン「はぁ…この企画はね?読者の人から送られてきた見たいシチュエーションをペアで実践してそれを撮影するって企画だったんだけど…ドタキャンされちゃったみたいなのよ〜!もうっ!!」
果林「ええっ…」
カメラマン「みんなが果林ちゃんみたいに意識高ければ良いのに〜!私、ショックで男に戻りそうよ!」
果林「お、落ち着いてください…代役は立てられないんですか?」
カメラマン「今からすぐ撮影できて…果林ちゃんとそれなりに身長差があって…アタシの撮影欲を駆り立ててくれそうな娘・・・・・‼」
彼方「〜?」 (スタジオ全体がザワザワしてる〜彼方ちゃんこれじゃあ流石にすやぴできないな〜)
カメラマン「ねぇ、貴女?お名前は?」
彼方「〜?近江彼方です。」 カメラマン「彼方ちゃんねOK…さっき言ってたこと今考えてみないかしら?」
彼方「さっき〜?・・・ええっ!?彼方ちゃんがモデル〜!?」
果林「ええっ!?」
彼方「そ、そんな急に言われても〜彼方ちゃん全然果林ちゃんみたいに上手じゃないし…素人ですよ?」
カメラマン「確かにそれはそうなんだけど…本当に急遽だから!今集まってくれてるスタッフちゃんたちのためにも今日中に終わらせておきたいの!・・・ちゃんと謝礼は出すようにするからダメかしら?」
彼方 (むぅ…それは正直助かる、デートだからお金もかかる…もらえるなら〜いやいや、とはいえやっぱり恥ずかしいし…)
彼方「で、でも果林ちゃんはいいのー?」
果林「私?そうねえ……」
彼方 (何より彼方ちゃんが果林ちゃんの足を引っ張っちゃいそうで困る。さあ、果林ちゃん高い意識で彼方ちゃんを突っぱねるのだ〜) 果林「私は構わないわよ?」
彼方「ええっ!?」
果林「素人って言っても…スクールアイドルでそれなりに写真撮ってるでしょ?それに、難しそうなところがあったらすぐ私がサポートするわ」
カメラマン「果林ちゃん!!!イケメンすぎよ!」
彼方 (むぅ〜今日は果林ちゃんに翻弄されっぱなしだよ〜とはいえ…ここで撮影の人を待たせすぎるのも悪いよね。)
彼方「分かりました、彼方ちゃんで大丈夫ならやります!」
オオー!!
果林「彼方…ありがとう♪」
カメラマン「オールオッケーよ!!スタッフ!着替えお願い!」
スタッフ「すみません。急ぎでお願いします。」
彼方「あわわ……」トテトテ ___
_____
果林 (つい、勢いもあってああ言っちゃったけど…彼方大丈夫かしら…?)ソワソワ
カメラマン「スタッフ〜!サイズとか大丈夫だった?」
スタッフ「OKです。髪のセットなんですけど…」
カメラマン「あ〜でもあの娘いい感じだったし、そのままでも大丈夫じゃないかしら?」
スタッフ「了解です!」
果林 (・・・彼方はどんな服装になるのかしら?)
スタッフ「彼方さん入りま〜す!」
彼方「うぅ…///ちょっと恥ずかしいよ〜///」
果林 (・・・なるほどね、真っ白なドレス…うん、彼方のボディラインが強調されていて…すごく良いわ) カメラマン「大丈夫よ!すっごく可愛いわよ!!!自信持って〜」
果林「そうよ似合ってるわ彼方♪」ニコッ
彼方「あ、ありがとう…///」
カメラマン「それじゃ!始めるわよ〜!!適当にポーズとってみて?」
彼方「えっ?あわわわ…」アタフタ…
果林「彼方落ち着いて。……右手で軽く腰を掴む感じにして背筋を伸ばしてみて?」
彼方「こ、こう…?」スッ
果林「そうね♪…左手はちょっとドレスの裾を持つ感じにしたらどうかしら?」
彼方「・・・どうかな?」
果林「ちょっと持ちすぎかしら?手、借りるわね?」
ソッ
彼方 (・・・果林ちゃん頼りになるな〜)
果林「こんな感じでキープしておげば良いと思うわ」
彼方「は〜い、ありがと〜」 カメラマン「さすが果林ちゃんね!アタシが見込んだだけあるわ!それじゃ〜撮っていくわよ〜?」
パシャパシャパシャ
彼方「ふぅ〜疲れたよ〜」
果林「彼方?まだ、終わってないわよ?」
彼方「ええー・・・・わかった、頑張るよ〜」
カメラマン「それじゃ、企画の方いくわよ〜」
果林「この箱は?」
カメラマン「その中に読者からのお便りが入ってるから、適当に引いてできそうなのやっていってくれたら助かるわ!さすがに変なのならストップかけるわ」
果林「なるほど…それじゃあ」ガサゴソ 果林「えっと…静岡県のリリーさん、壁ドンと顎クイ…?」
カメラマン「ん〜!!いいじゃない!ゴーサインよ!」
果林 (・・・確か、前にせつ菜が語ってたわよね?)
彼方 (か、彼方ちゃんピーンチ…!?)ドキドキ
果林「彼方…もうちょっと壁によって?」
彼方「う、うん…」ドキドキ
果林「・・・・」ドンッ
彼方「!!!?」ビクッ
彼方 (果林ちゃん…本気でやりすぎじゃあ…ていうか果林ちゃん、顔近いよ…ちょっと彼方ちゃんも恥ずかしいぞ〜?) 果林「・・」ソッ…
彼方 (あ、アゴに果林ちゃんの手…ちょっと震えてる?)
クイッ
カメラマン「エクセレント!!!」パシャパシャパシャパシャパシャ
果林「ふぅ…こんな感じで良かったのかしら?」
果林「次はどうしたら良いですか?」
カメラマン「そうね〜もう1枚お題いってみようかしら。撮れ高も充分だから次で終わっても良いわよ!」
果林「彼方、次で終了できるみたいだから頑張るわよ♪」
彼方「・・・・////」
果林「彼方?」
彼方「果林ちゃん、顔・・///近いよ…///」 果林「ご、ごめんなさい!!私ったら…//いつもの癖でポージング崩してなかったわ・・」パッ …ガサゴソ
彼方 (もう…彼方ちゃんじゃなかったらタキシード姿の果林ちゃんにあんなことされたら一発KO・・)
彼方 (果林ちゃん、普段は抜けてるところあるけど…やっぱりカッコいいな…)
果林「神奈川県の夢の舞台さん…?少女漫画みたいなお姫様抱っこが見たいです!…お姫様抱っこねぇ」
彼方 (・・・!!!?)
果林 (・・・・璃奈ちゃんやかすみちゃんなら絶対大丈夫って言い切れるけど、彼方はどうかしら?)ジー
彼方 (か、彼方ちゃんもしかして…衆人環視の中でお姫様抱っこされちゃう・・・?いやいやまさか今の果林ちゃんでもそんなことは〜)
ヒョイ
果林「あら、意外と大丈夫ね♪」 彼方「か、果林ちゃん…!?」
カメラマン「さいっっっこうよ!!!!」パシャパシャパシャパシャ
彼方「は、恥ずかしい…さすがの彼方ちゃんでもこれは・・・重くない?」
果林「・・・・そうね重たいわ」
彼方「!?」
果林「大好きな彼方をこの両手だけで支えてるのよ?彼方に何かあったらって思ったら…ね?」ウィンク
彼方「ふわぁ・・//////」
カメラマン「ステキよ〜!!!今の果林ちゃん輝いてるわ!」パシャパシャパシャパシャ
果林「・・本当は予想してたよりも軽かったわよ♡・・・もう少したくさん食べても良いんじゃない?」コソッ
彼方「むぅ〜」
カメラマン「そのふくれっ面もす・て・き!!!」パシャパシャパシャパシャ 果林「ふふっ♡」
彼方 (か、果林ちゃんにしてやられた〜・・・今のは本心?それとも…)
カメラマン「コンプリート!良い撮影だったわ!ありがと♪」
果林「ありがとうございました。お疲れ様でした!」
彼方「はっ!?あ、ありがとうございました。」
カメラマン「彼方ちゃんったら〜もうっ!トーシロとは思えなかったわよ!!アタシの目に狂いはなかったってことね」
彼方「は、はぁ…ありがとうございます…でも、彼方ちゃんが上手くできたのは〜果林ちゃんのおかげです。」
果林「そうね、彼方ったら素人には見えなかったかも♪」
彼方「か、果林ちゃんまで〜...もー彼方ちゃんのことからかうの禁止〜」 果林「そうかしら?からかってるつもりはないんだけど…」
クゥゥゥ
果林「!!」
果林「・・・そういえば朝から何も食べてなかったわ」
彼方「ふふーん…こんなこともあろうかと彼方ちゃん、果林ちゃんのためにお弁当を作ってきたのだよ〜♪」
果林「ええっ、そうだったの?」
彼方「彼方ちゃんの真心たっぷりのお弁当〜楽しんでくれたまえ〜」
果林「・・・その前にまず着替えない?」
彼方「あっ…」
果林「ふふっ♪でも…その格好の彼方‥本当にお姫様みたいで素敵ね」
彼方「そ、それを言うなら果林ちゃんも……」
果林「?」
彼方 (・・・イケメン執事?) ___
果林「彼方お嬢様、こんなところで寝ていてはお召し物が汚れてしまいますよ?」
彼方「・・・・」ポー
果林「ちょ、ちょっと〜!!?私は何なの?気になるんだけど…」
彼方「はっ!?な、なんでもないよー?」
果林「もうっ…」
彼方「それじゃあ彼方ちゃんも着替えるから〜果林ちゃん覗かないでね〜?」ニヤニヤ
果林「・・・それは覗いて欲しいってことで良いのかしら♪」
彼方「なっ…///そ、そんなこと言ってないよ〜!!」 ___
_____
果林「それにしても彼方のお手製お弁当なんて楽しみだわ♡」
彼方「ふふーん、彼方ちゃんの実力をどーんと見せちゃうぞ〜?」
パカッ
果林「なるほど…和風メインな感じね」
彼方「果林ちゃんのためにも健康、カロリーには気を遣ってみたんだ〜♪」
彼方 (本当は前日にソワソワしすぎて気がついたらたくさん作ってたものなんだけど…)
果林「それじゃあいただきます♪」
果林「・・・・!!この肉じゃが美味しいわね」モグモグ
彼方「えへへ〜♪素材の味をしっかり引き出して…新じゃがのいいものが手に入ったんだ〜」 果林「このサラダも…!水菜よね?梅干しの酸味ととツナの組み合わせが抜群だわ」
彼方「疲労回復のために入れたんだ〜果林ちゃん日頃から疲れてるって思ったから」
果林「彼方…」
彼方「えへへ〜まだまだあるからしっかり食べて〜?それで…彼方ちゃんのことしっかりエスコートしてほしいな〜♪」
果林「!!」
果林「ええ…任せて♪」
彼方 (彼方ちゃん…日ごろからお料理頑張っていて良かった〜♪遥ちゃんだけじゃなくて‥色んな人に喜んでもらえるもん)
果林「それじゃあ…私もお願いしてもいいかしら?」モジモジ
彼方「?」
果林「その…彼方に………せてほしいの」 彼方「〜?果林ちゃん今なんて言ったの〜?」
果林「だ、だから…彼方に食べさせてほしいな…なんて」
彼方「!!」
果林「もう…2回も言わせないでほしいわ」
彼方「ほほ〜果林ちゃんってば彼方ちゃんにあーんをご所望とは〜いいよー今日はデートだし…彼方ちゃんが特別にあーんしてあげるよ〜」
彼方 (どっちかというと彼方ちゃんはしてもらう側だから…新鮮かも〜)
果林「そ、それじゃあお願いね…」アー
彼方 (…目を閉じて口を開けた無防備な果林ちゃん、なんだかすっごくセクシーだよ〜) 彼方「・・・・」ジー
果林「・・・?」
彼方 (・・この果林ちゃん撮ったらダメかな〜?)
果林「ちょっと‥まだ?」
彼方「ごめんよ〜彼方ちゃん何を食べさせたらいいか迷っちゃった〜」
果林「あっ‥そうよね、それじゃあそのアスパラとチキンをもらっても良いかしら?」
彼方「おお〜果林ちゃんお目が高いね。これはレモンを使って味をつけた新レシピなのだよ〜」
果林「へえ…それは楽しみね♪すっぱくないの?」
彼方「ちゃ〜んと味見はしたから大丈夫〜♪彼方ちゃんを信じて〜?」
果林「・・・それじゃあお願いね♪」 彼方 (大丈夫…相手はいつもの果林ちゃん‥タキシードじゃない…だから彼方ちゃんなら大丈夫・・・・・よし!)
彼方「それじゃあ…あーん」ヒョイ スー
パクッ
果林「んっ……アスパラが柔らかくて鶏肉の旨味にレモンのさっぱりとした後味が最後にきて…いくらでも食べられそうね♪」
彼方「おお〜果林ちゃんから高評価♪これは彼方ちゃん自信に繋がるよ〜」
果林「もう一口貰っても良いかしら?」
彼方「もちろんいいよ〜」
果林「・・・・・」ジー
彼方「?」
果林「してくれないの…?あーんって」 彼方 (むぅ〜彼方ちゃんだってなかなか恥ずかしいわけで……あっ、彼方ちゃん閃いた〜これで果林ちゃんをギャフンと言わせることができるかも〜)
彼方「全く〜果林ちゃんは欲しがりさんだね。いいよ〜」
果林「それじゃお願いね♡」ギュッ
彼方 (ふっふっふ…ここでレモンを果林ちゃんの口の中に放り込んでも果林ちゃんは目を瞑ってるから気がつかない…かすみちゃんみたいな思考になってる気がするけど…やられてばかりの彼方ちゃんではないのだよ〜)ソー
パクッ
果林「〜〜〜〜〜!!!」
果林「す、すっぱーーーーい!か、彼方〜!」
彼方「えへへ〜彼方ちゃんとしたことが間違ってレモンをそのまま放り込んじゃったみた〜い」
果林 (は、計ったわね‥!!私だって………)
果林「もう・・本当酸っぱかったんだから」
果林「ねえ彼方〜?」 彼方「なに〜?」ニコニコ
果林「何か口直しに甘いものが欲しいんだけど…何かないかしら?」
彼方「そういうことなら〜彼方ちゃんデザートに果物を〜」
果林「あら?…もっと身近に甘そうなものがあるわね」
彼方「〜?もしかしてどこかクレープ屋さんとかあった〜?彼方ちゃん…」
果林「そうねー例えば…」
ソッ
彼方「!!!?」
果林「彼方の唇とか♡」 彼方「〜〜〜〜〜!!!?」
果林「ふふっ♪いただいちゃおうかしら?」
果林「でも…キスってレモンの味なのよね……彼方はどうかしら?」
彼方「はぅぅぅぅ…////」パタン
果林「なんて…ちょっとやりすぎちゃったかしら?」
彼方「すやぴぃ・・・・・///」
果林「・・あら、寝ちゃってるわね……それじゃあ残念だけどお預けね♪」 ___
_____
彼方「・・・むにゃ…ここは…?」
果林「私の膝の上よ♡」
彼方「か、果林ちゃん!!!?」
果林「彼方ったら…起こすのが悪いって思うくらいとっても気持ち良さそうに寝てたのよ♪」
彼方「…彼方ちゃんそんなに寝てたの?」
果林「ええ、それはもうたっぷりとね」
彼方「ご、ごめんなさ〜い…彼方ちゃんそんなつもりじゃなかったんだよー?」
果林「良いのよ♪彼方がリラックスしてくれてたみたいで安心したわ」
彼方 (・・・リラックスとは程遠い状態だった気がするよ〜) 果林 (それにしても参ったわね…寝てる彼方は可愛かったし…少しはリラックスしてくれたって思うんだけど…プランの通りっていうのが無理になっちゃったわ)
果林 (そもそも…急遽の撮影が入った時点でだいぶ時間的には厳しかったんだけど……)ムムム
彼方「果林ちゃ〜ん」
果林「へっ!?な、何かしら?」
彼方「次は彼方ちゃんをどこに連れて行ってくれるのー?」
果林 (まずいわね…下手なところに行こうとして迷子になるのもよくないし………はっ!)
果林「そうね♪それじゃあ……私の部屋に来ない?」
彼方「果林ちゃんのお部屋ー?」
彼方「面白そう〜行く〜♪」
果林 (よ、よかったわ…これでなにもない状況ってことはないわね………私の部屋・・人を入れて大丈夫よね?) ___
_____
ー果林ちゃんの部屋ー
果林 (東京広しといえど流石にここまでは迷わずに来れるわよね…)
彼方「ここが果林ちゃんのお部屋か〜形は同じでも内装はエマちゃんのお部屋と全然違うね〜」
果林「そ、そうね…やっぱり部屋に置くものとかはその人によるし…今お茶淹れるわね。良い紅茶をせつ菜に教えてもらったの♪」ガサガサ
彼方「いいよいいよ〜お構いなく〜」
果林「そ、そうは言われても‥あら?パックがないわね…もしかして共用スペースに置いてきたのかしら?…とってくるから彼方はくつろいでいて」ガチャ バタン
彼方「〜♪」ゴロン
彼方「当たり前だけど果林ちゃんのお部屋だからか…果林ちゃんの匂いがする〜♪」
彼方「・・・・・?・・・!」 彼方 (も、もしかして彼方ちゃん…今すっごくまずい状態なんじゃ…あんなに積極的な果林ちゃんのお部屋にお呼ばれして2人きり・・・・ま、まさかね?)
彼方「うう…くつろげない…あれ?果林ちゃんってば机にメモを置きっぱなしだ〜ふふふ‥わがままな彼方ちゃんは〜こういうものは逃さず見ちゃうもんね〜♪」チラッ
彼方「こ、これは・・・!」
彼方とのデートプラン
ペラペラ
プラン1,プラネタリウム→猫カフェ→くつろげそうなカフェ→ゲームセンター(ぬいぐるみ一個は獲得!)
(猫カフェまでには手を繋げたら…)
彼方 (彼方ちゃんとのデートで行く場所の情報に手を繋ぐタイミングとかまでびっしりまとめられてるよ〜)
彼方「彼方ちゃんのこと…しっかり考えてくれてるみたいで嬉しいような…恥ずかしいような…///」ペラペラ 彼方「あっ…撮影が入っちゃったから予定が全然違うんだ〜」
可愛い彼方が最高にリラックスしてデートできるように全力で頑張りましょ♡
彼方「ふふっ…メモにもこんなこと書くなんて果林ちゃんこそ可愛いよ〜」
彼方「・・・このまま最後まで読めば果林ちゃんが彼方ちゃんとどうしたいか分かるのかな〜?でもそれはそれで悪いような……うーん」
果林「お待たせ〜なかなか変なところに置かれてて手間取っちゃった……わ…??」
彼方「あっ…」
果林「か〜な〜た〜〜?そこで何をやってるのかしら?」
彼方「か、彼方ちゃん何も見てないよ!?」
果林「へぇ〜♪その割にはいつもの彼方みたいな落ち着きが見られないけど…?」 彼方「あわわ‥」
果林「・・・まあ良いわ♡はい、紅茶をどうぞ♪」カタッ
彼方 (あ、あれ?…怒ってない?)
果林「ついでにあっちで淹れてきたのもあって遅くなっちゃったのよね」
彼方「い、いただきます…」クイッ
彼方「・・・・美味しい〜♪」
果林「そうでしょ?せつ菜ったら服とかのセンスは独特だけど…紅茶に関してはすごく良いのよね〜♪」
彼方「果林ちゃん…可愛い顔をして微妙に毒を吐いてる気がする…」
果林「…そ、それもそうね…///」 彼方「〜?」
果林「・・・///」パタパタ
彼方「果林ちゃんもしかして照れてる〜?」
果林「ふぇ!?そ、そんなことないわよ!?」
彼方「・・・・果林ちゃん可愛い〜♪」
果林「・・・////ちょ、ちょっと彼方?」
彼方「クールだけどたまにおっちょこちょいなところとか〜」
彼方「リードしてくれるけどたまに欲しがりさんなところとか〜」
果林「か、彼方ぁ……」カァァァ 彼方「彼方ちゃんのためにデートプランを詳細に立ててハートマーク付けちゃうところとかもすっごく可愛いよ〜♡」
果林「も、もう!彼方!?…ってデートプラン・・?」
彼方「あっ…」
果林「やっぱり見てたのね?」
彼方「あはは…机の上に出しっぱなしだったからつい…」
果林「・・・最後まで見たの?」
彼方「ううん!最後までは…見てないよ?」
果林「そう、それなら良いわ♪撮影入っちゃって全然計画通りにいかなかったでしょ?ごめんなさいね…」
彼方「ううん、撮影も果林ちゃんの知らない一面が見れて楽しかったよ〜♪」
果林「そ、そう‥///・・それより彼方私のこと可愛いって」 彼方「えー彼方ちゃん何か変なこと言った〜?」
果林「わ、私はそういうのじゃなくて…もっとほら…大人っぽいとかカッコいいとか…ね?」
果林「私よりもエマや彼方に似合う言葉だと思うわ♡」ニコッ
彼方「・・・そんなことないと思うんだけどな〜」
果林「えっ?」
彼方「少なくとも彼方ちゃんから見て果林ちゃんは…可愛いって思うよ」
彼方「猫と一緒だった時の果林ちゃんもすっごく可愛いなって思ったし…彼方ちゃんと手を繋ぎたがる果林ちゃんもドキドキさせるカッコよさの中に果林ちゃんの繊細な可愛さがあったってさっきのを見て…」
果林「も、もう!!分かったからぁ…///今は可愛いっていうの禁止ぃ‥///」 彼方 (真っ赤な顔の果林ちゃん……可愛いな〜・・・思えばこのデート中で一番彼方ちゃんが優勢かも〜♪)
彼方 (こんな顔の果林ちゃん…彼方ちゃんぐらいしか見れてないんじゃないかな〜?・・・・なんだか吸い込まれそう)
果林「か、彼方…?急に黙っちゃってどうしたの?」
チュッ♡
果林「えっ…」
彼方「えへへ〜♪果林ちゃんが可愛すぎて…つい♡」
果林「…彼方ったら…///やっぱりあなたといると調子が狂っちゃうわ」 彼方「むぅ…果林ちゃんめ〜」
ピトッ
果林「か、彼方…!?」
彼方「彼方ちゃん…このデートの前の日もデート中も…全然いつもみたいに寝られなかったんだよ?果林ちゃんとのデートのこと考えたら〜ドキドキしちゃったんだ〜///」
彼方「今日の果林ちゃんも…彼方ちゃんの調子を狂わせてたんだぞ〜?」
彼方「・・・責任とってほしい」ボソッ
果林「…そうね♪それじゃあ…」ヒョイ
彼方「わっ…!?」
ポフン
果林「一緒に少しお昼寝しましょうか♡お昼寝って時間でもないけど…」 彼方「も〜急にお姫様抱っこしないでよ〜」ポコポコ
果林「ふふっ♪彼方こそ…私の調子を狂わせた罰よ♡」ドサッ
彼方 (か、果林ちゃんが近い…////彼方ちゃんこのままだと…)
果林「それじゃあ…おやすみ♪」チュッ♡
彼方「ふぇ…///」
果林「私のわがままなねむねむお姫さま♡」クルッ
彼方 (・・・ね、眠れるわけないじゃん…も〜彼方ちゃんをこんな寝不足にした責任…とってもらうからね果林ちゃん・・///)ドキドキ
果林 (…ちょ、ちょっと気取りすぎたかしら…///でも…彼方が可愛すぎるのがいけないんだから…///もうっ…提案した側なのに…寝られないじゃない///)ドキドキ
果林 (彼方といると…)
彼方 (果林ちゃんといると…)
かりかな (調子狂っちゃう…///)
終わり
かりかなも良いよね…随分前に案をくれた茸さんそして今は亡き水色まとめさんありがとうございました! 過去作含めて一気に読んじゃった
イケメン果林パイセンいいぞぉ >>73
過去作までありがとうございます!
イケメン果林さん良いですね 彼方ちゃんとのデートも見れて嬉しい
今回もとても良かった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています