ダイヤ「美味しかったですわ。」
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ルビィ「美味しかった?」
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1530675133/
一応、コチラの続きとなっていますが
読まなくとも大体は大丈夫です。
少し長い投下となってしまいますが、
お付き合い頂けたならば、是幸です。
宜しくお願いします 鞠莉「三本勝負の三本目!果南、お願い♪」
果南「それじゃあ、最後の勝負はじめるよ」
果南「二人とも、準備はいい?」
ダイヤ「オノレオノレオノレオノレオノレオノレ……ッ」
ルビィ「……」
果南「はいはい。位置について」
ダイヤ「──ッ」ザッ
ルビィ「っ」グッ
果南「……スゥッ」
ピッ!!! ダイヤ「フッ!!」ダッ
ルビィ「ッ!!」バッ
……タッタッタッタッタッタッタッ!!!
千歌「いっけぇーっ!」
曜「ぉおお!速い速い!」
花丸「がんばれー!」
善子「終わりを観測しなさい。それ即ち、貴方はそこに居るという証明になるのです」
梨子(またよく分かんない事言ってる……) ダイヤ「フッ!フッ!フッ!」
ルビィ「ッ!ッッ!」
鞠莉「ワァーォッ!!若干だけどダイヤが速いかぁー!?」
果南「頭一つ分くらいの差だけど、もしこのまま行けば」
鞠莉「……ぉおっとぉ!!?ここでルビィの速度が上がったぁ!!!」
果南「やるねぇ。コレは分からなくなって来たよ」
善子「堕天は光矢と共に。そして、彼の使徒たちは審判の羽衣を断ち切るでしょう」 ダイヤ「くっ!ハァッ!!ハアウゥゥッッ!!!!」ダッダッダッ
ダイヤ(負けるワケにはッ!負けるワケにはぁああああああっ!!!!!)ゼェッ!ゼェッ!
ルビィ「クッ!!グウゥッ!!」ハァッ!ハァッ!
曜「おっ、ぉお!ぉおおおおっ!!?」
千歌「もうちょい!!あと少しっ!!!」
ダイヤ「くぁああぁあああああぁああああああああああぁあああっっっ!!!!!!」ザッ
ルビィ「ぐうぅぅぅぅっっっ!!!」ダッ
パッ 鞠莉「ゴォォオオォオオオオオオルッッッ!!!!!!」
ダイヤ「ぐっはあぁぁぁっっ!!!!」ズザァッ
ルビィ「ッファアあぁぁぁぁっ!!!」ドテッ
千歌「ダイヤさんっ!!ルビィちゃん!!」
花丸「だ、大丈夫!?」
梨子「二人とも!怪我してない!?」
ダイヤ「ハァッ!ハァッ!ハァッ……ッッ」
ルビィ「ぁっ……ハァッ……フゥァ、ゴホッ!ゴホッ!」 果南「お疲れ様、凄くいい勝負だったよ。」
鞠莉「そぉーれではぁー!判定はこの映像を見て行いたいと思いマァース!」
曜「え、映像!?」
梨子「いつの間に録画してたんですか!?」
鞠莉「んっふっふ〜。ウィンブルドンでも使われてるスペッシャルな物を使ったのよ〜♪」
千歌「ウィン……?」
果南「金持ちの道楽だよ」
鞠莉「それじゃあ、再生しまぁ〜す!」 ──────────────
ダイヤ『くぁあああぁ』
ルビィ『ぐうぅぅぅ』
──────────────
鞠莉「ほうほう。」
果南「この時点ではほとんど並んでるね」
ダイヤ「あ、あまり見ないで下さい!」
曜「見なきゃ分かんないですよ」
ルビィ「……」
花丸「ルビィちゃんがこんな顔するなんて、希少価値高い映像ずら〜♪」 ──────────────
ダイヤ『ああぁあああぁ』
ルビィ『ぅぅぅぅっっっ』
──────────────
果南「テープ目前のシーンだね」
千歌「──あっ!」
千歌「ほんのちょっとだけど、ルビィちゃんの方が速いよ!」
ダイヤ「!?」
ルビィ「……」
花丸「なんか、こう言うのってカッコいいねぇ」
鞠莉「さてぇ、次はいよいよゴールの瞬間デェース!!」 ────────────────
ダイヤ『あぁぁっっっ!!!!』
ルビィ『ぅぅぅっっっ!!!!』
────────────────
ダイヤ「!」
ルビィ「!?」
鞠莉「ぉ、ぉお!!?」
果南「コレは……」
千歌「すこぉーしだけど……」
曜「うん。鼻先が、」
梨子「だよねぇ。」
花丸「て、ゆーことは……」
善子「審判の時です。」 鞠莉「最終的な審判は、出題者の果南に決めて貰いまぁーす!」
果南「……」
鞠莉「果南、宜しくね!」
果南「……うん。それじゃあ発表します」
ダイヤ「ッッッ」
ルビィ「……っ」
果南「運動力三本勝負。コレを制したのは……」 果南「──黒澤ダイヤッ!」
ダイヤ「!?」
ルビィ「!」
果南「おめでとう。ダイヤ」
ダイヤ「…………か、」
ダイヤ「勝ったぁああああああっ!!!!」
ルビィ「……チッ」 ダイヤ「やったやった!やりましたわぁああああっ!!!」
鞠莉「Congratulation!!!!! 第二回戦は、黒澤ダイヤの勝ちデェース!!」
千歌「二人とも!すっごくいい勝負だったよ!」
花丸「最後は本当にカッコよかったずら〜♪」
梨子「ルビィちゃんも頑張ったね。どっちが勝ってもおかしくなかったよ?」
ルビィ「……どうも、」
梨子(……どうでも良さそう、) 鞠莉「第二回戦の出題者、松浦かっな〜んに〜、拍手ー!」パチパチ
千歌「果南ちゃんおつかれー!」パチパチ
梨子「本当にお疲れ様です」パチパチ
曜「凄く盛り上がったよー!」パチパチ
花丸「楽しかったよ〜♪」パチパチ
善子「運命の天秤を授けるに相応しい徒です」パチパチ
果南「あはは。まぁ、終わり良ければ全て良しって感じかな」
鞠莉「ハイハーイ!この熱を逃がさないように、このまま三回戦に突入しまぁーす!」 鞠莉「さてさて〜。黒澤姉妹戦争、第三回戦に移りたいと思いま〜す♪」
千歌「うぅぅぅぅっ」
果南「千歌、しつこい」
千歌「……だってぇ、」
果南「あんまりしつこいと、その内チューするからね」
千歌「……」
千歌「ぇええっ!!?」
曜「は?」ザッ
梨子「あ?」ザッ 千歌「か、果南ちゃん!?」
果南「嫌なら大人しくしてな」
千歌「い、嫌と言うk──」
「まっつうっらさ〜ん」
果南「?」
梨子「ちょちょ〜っとそっちで話そっかぁ〜」
果南「なに?」
曜「す〜ぐすむからさぁ〜」
千歌「え?」 鞠莉「──よし!準備オッケー☆」
鞠莉「ではでは〜♪お次は渡辺曜で【裁縫力対決】でーすっ!」
……。
鞠莉「……曜?」
鞠莉「ねぇねぇ、曜は?」
善子「マリョク2000マン.シュウマツノトリヲココニショウカンシマス...」
花丸「あそこずら〜」
鞠莉「ん〜?」 果南「……」
曜「チッチッチッチッ」
梨子「ペッ!」ピチャッ
果南「……なんか用?」
梨子「ぉあっ!?」グイッ
曜「ぉおん!?」グンッ
果南「……」 鞠莉「おーっとぉ!ここでまさかの場外乱闘が始まってしまいましたぁー!」
鞠莉「美少女JKが一瞬にして、街のチンピラに早変わりデェース!」
ダイヤ「あの三人は、一体なにをやっているんですの?」
千歌「わっかんない」
善子「カツアゲにしか見えないんだけど」
花丸「カツはお家で揚げるずら〜」
ルビィ「……ハァ」 果南「……アンタたち、私が優しく言ってるウチにt」
梨子「優しく言ってんのはさぁああ!!?」
曜「ウチらの方なんですけどぉおお!!?」
果南「……」
……ォォォオオオオッ
梨子「ッ」ビクッ
曜「!?」ビクッ
果南「……」スッ 「ちょっと、曜」
曜「ヒィッ!!?」ズザッ
善子「何してるの、出番よ」
曜「あっ!よ、よろしくー!」パッ
果南「……」ォォオオオオ
果南「……」フッ
梨子(さっ、殺気!?今のが殺気!!?) 鞠莉「いらっしゃ〜い♪」
曜「いらっしゃいましたー!」
鞠莉「それじゃあ曜、よろしくね〜♪」
曜「全速前進!ヨーソロー!」
曜「二人とも、お待たせ!」
ダイヤ「ホントに待ちましたわ」
ルビィ「……」
曜「あ、あはは、ごめんごめん」 曜「ダイヤさん、ルビィちゃん。これから第三回戦【裁縫力勝負】を始めます!」
ダイヤ「っ」
ルビィ「……」
曜「そしてぇ、気になる対戦内容は〜コチラになりまぁーす!」パッ
https://i.imgur.com/7egBoYY.jpg
ダイヤ「……コレは、シュシュ?」
ルビィ「……」 梨子「!」
千歌「あっ、このシュシュって!」
鞠莉「オ〜ゥ♪」
花丸「やっぱり可愛いずら〜♪」
梨子「えへへっ」
果南「コレが今回のお題なの?」
曜「!」
曜「は、はい!ソウデアリマス!」ビクビクッ
果南「?」 曜「え、えーっと……第三回戦は、二人にシュシュを作って貰いたいと思います。」
ダイヤ「……シュシュ、ですか。」
ルビィ「……」
曜「うん。で、それぞれで作ったものを提示して貰って、それを私達で評価して行くって言う感じ。」
曜「まぁ、梨子ちゃんの時と似た様な内容でやりたいと思いまぁーす」
鞠莉「イェース。つまり、今回も投票制にするって言うことね?」
曜「そうそう!それ!」 曜「布地と裁縫道具一式は、鞠莉ちゃんが全部揃えてくれたから、それを使って各々作業して貰いたいと思います」
曜「因みに、作業時間は評価の対象にはならないけど、一応制限時間を設けるから、そこだけは気を付けて下さい」
鞠莉「つまり〜、どれだけへたっぴでも、時間内に完成させれば勝つ可能性はあるって事よぉ〜」
曜「その通りー!」
ルビィ「……」
ダイヤ「ぬぅっ、」
ダイヤ(……裁縫はルビィの得意分野。……正直、今回はどう考えても分が悪いですわね) ダイヤ(ですが、もしこの勝負を落としてしまったら、いよいよ後も立つ瀬も無くなってしまいますわ……)
ダイヤ(幸い、この勝負は技術力よりも、独創性を重視しするかの様な発言が、会話の節々に見受けられます)
ダイヤ(ならばいっそ、普段の私のイメージを一度崩してしまって、まったく新しいデザインで攻めて行くのも手ですわね)
曜「布地は、此処にあるのを好きな様に使って貰って大丈夫です。」
曜「もし必要なら、ミシンを使っても大丈夫だよ。……まぁ、使わないとは思うけど」 鞠莉「曜。説明はオーケーかしら?」
曜「うん、大丈夫。」
曜「二人とも、怪我だけは注意してね?」
ダイヤ「(独創性……既成概念を打ち壊す……)」ブツブツ
ルビィ「……」
曜「……ま、鞠莉ちゃん、」
鞠莉「イェース!」 鞠莉「そぉれでは二人ともー!席に着いて下さいましーっ!」
ダイヤ「……」スッ
ルビィ「……」ガタッ
曜「じゃあ、今から第三回戦はじめるよ」
曜「真ん中に置いてるタイマーが鳴ったら、それが終了の合図だからね」
鞠莉「用意はいいかしらー!?」 千歌「こ、今回はどっちが勝つと思う?」
果南「ん〜。こう言うのはルビィの方が得意だからねぇ……」
梨子「でも、曜ちゃん的には技術よりも、センスと言うか、発想力を重視してるみたいだよ?」
善子「てゆーか、ダイヤさんが裁縫してるの見た事ないんだけど」
花丸「ダイヤさんは、デザインよりも効率とか量産の方を考える人だからねぇ、やっぱりルビィちゃんが有利な気がするずら」 鞠莉「さて!曜、お願いするわ!」
曜「了解であります!」
曜「じゃあじゃあ!スタートしちゃいますよぉー?」
ダイヤ「──ッ」
ルビィ「……」
曜「レディ……」
「ヨーソローッ!!!」
ピッ! キャラ崩壊が激し過ぎて名前を見て誰が言ったかを理解しなければならない
そして、自身のキャラクター像との剥離が広い為、全然違う人物が言ってるようにしか思えない ルビィ「……」スッ
ダイヤ「──ッ!」バッ
プスッ
ダイヤ「!!?!?」
ダイヤ「いったぁあああああああああいっっ!!!!!」
曜「ぇええっ!!?」
鞠莉「だ、ダイヤ!?」 ダイヤ「うぅぅ……っ、痛いぃ……」
果南「あ、アンタ!開始早々なにやってんのさ!?」
善子「……メディ丸!」
花丸「はぁ〜い」テッテッテ
花丸「ダイヤさん。マキロンと絆創膏ずら〜」
ダイヤ「あ、ありがとうございますぅ……」 千歌「ダイヤさん!大丈夫!?」
梨子「何処刺しちゃったんですか!?」
ダイヤ「ひ、人差し指ぃ……」
善子「うっ、もうちょっとで爪の間じゃないのよぉ……っ」
曜「ひいぃぃぃっ!!」ギュッ
果南「いやあぁぁぁぁ……っ」ギュッ 鞠莉「ダイヤ?まだ行ける?」
ダイヤ「……うっ、」チラッ
ルビィ「……」
ルビィ「フッ」クスッ
ダイヤ「ッッッ」
ダイヤ「やれますわっ!!!」
鞠莉「オーケィ!ナイスガッツよ!」 ダイヤ(おのれルビィ……っ、私の些細なミスで笑ってからに……っ!)
ダイヤ(……落ち着いて。落ち着くのよ、私。今は、あの様な愚昧に構っている場合ではありませんわ)
ダイヤ「スゥ……フゥッ、」
ダイヤ「──よし!」スッ
プスッ
ダイヤ「ぎぃっ!!?!?」
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