【安価ss】わたしの 身近の アホ毛の子
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別にこの場にいない人でも全然いいですよ
ルビィ「じゃあ次ルビィがやる!」ハイ!
善子「やる気じゃない」
ルビィ「ずっとアメ食べてるだけだったからルビィも千歌ちゃんと遊びたいなって」
千歌「ルビィちゃん…!」ウルウル
善子「今この人ほとんど一人で遊んでただけだと思うんだけど」
花丸「そこでうるうるするのもよくわからないよ」
千歌「パーフェクト妹のルビィちゃんになら、チカは存分にお姉ちゃん力を発揮できるはずだよ!」
善子「語呂が悪い。マイナス10点ね」
花丸「それはもはやルビィちゃんの妹力なんじゃないかな」
ルビィ「ルビィ、千歌ちゃんと>>20したい!」
よしちかまる「「「ほう…」」」 ルビィ「ルビィ、千歌ちゃんとおままごとしたい!」
よしちかまる「「「ほう…」」」
千歌「…えっ」
ルビィ「おねいちゃん、高校生になってから全然付き合ってくれなくなっちゃって。おままごと誘ったときだけいっつも忙しいんだから。困っちゃうよ」ゴソゴソ
千歌「え、わたし?やるの?おままごと」
善子「付き合ってあげなさいよ、姉でしょ」ウリウリ
千歌「く──ぅぅぅう…っ!!」
花丸 (高校生になってからということは…?) 千歌「ところでルビィちゃんはおままごとって決めたときからなにをごそごそしてるのかな?」
千歌「赤い屋根の大きなお家でも取り出すつもりかな?」
善子「シルバニアファミリーの中でもかなり上位に豪華なやつじゃないの」
花丸「黒澤家にならあっても不思議ではないよ………いや、それどころじゃないかもしれない!」
善子「ぬう!?ずら丸、他になにかあるというのか!?」
花丸「はじめてのシルバニアファミリーが…あるとしたら…!?」
ちかよし「「────!!?」」
千歌「そんな…そんなの、全幼女の夢だよ…はじめてのシルバニアファミリーと赤い屋根の大きなお家を合体させた三階建ての超高級住宅は、もうおままごとの域を超えてるよ!」
善子「いや、シルバニアファミリーじゃどこまでいってもおままごとの域は超えない」
花丸「現実であの三階建てを見てわくわくしないって言い切れるの!?」
善子「くっ…それは…!」ギリ… 千歌「ってゆーか、花丸ちゃんもシルバニアファミリーとかやってたんだね。なんか意外かも」
花丸「おらも昔は幼女だったからね」
善子「私ああいうの買ってもらったことないから結構羨ましかったわ」
花丸「惜しかったね。幼稚園児の頃に仲良くなっておくべきだったのは、おらじゃなくてルビィちゃんだったみたいずら」
善子「そんな寂しいこと言わないでよ。私はあんたと友達でよかったって思ってるわよ」
よしまる「「えへへへへ」」
ルビィ「千歌ちゃん!準備できたよ!」
千歌「できちゃったか〜。仕方ないね、こうなったら幼女の気持ちに戻ったつもりでめいっぱいルビィちゃんとおままごとしてみせるよ!」
善子「その意気よー、千歌さん!」
花丸「がんばれー!」
ルビィ「これやろう!」
マ マ レ ン ジ ドドドン
よしちかまる「「「まさかのママレンジ(原物)!!!」」」 千歌「ママレンジじゃん!!赤い屋根の大きなお家どころの話じゃないやつ出てきちゃったよ!!」
善子「保存状態よすぎィ!!そのくせになんか使い込んだ感じも出てるし、一体どういう状態なのよこれ!!」
ルビィ「小学生くらいの頃は、本物のコンロは危ないから使っちゃだめってゆわれてたから、これで遊んでたの」
花丸「そんな理由でぽいっと買い与えられる類いのものであってはいかんずら…」
善子「ってかルビィ何歳よ」
ルビィ「仕方ないねってゆって、おねいちゃんとハンバーグとか作ってた」
千歌「結構なもの作ってるじゃん。え、ハンバーグとか作れるの?これ」
ルビィ「うん。これで」っフライパン
花丸「おまけについてくる本気のフライパンも健在だあ!!」
ルビィ「お父さんがたまに直してくれてたの」
善子「え、自分で?テフロン塗り直してくれてたの?親バカ過ぎない?」
千歌「すっげーのだ…」 ルビィ「千歌ちゃん。ルビィ、おねいちゃんとおままごとしたいなあ…」ゥュ
千歌「やろうやろう!これはやろう!今すぐやろう!」
善子「ちょ、なに作る!?テンション上がってきたわ!ひき肉買ってきたらいい!?」
花丸「一緒に作ってたっていう想い出のハンバーグを作って、ダイヤさん泣かそう!!」
善子「ってかあの人ww ルビィと遊ぶためならハンバーグ作っちゃうとか意味不明ww」
千歌「パンケーキとか作れないかな!?」
よしまる「「天才!!!」」
善子「さっそく買い出しに行くわよ!」
ちかまる「「おーーーっ!!」」
花丸「ほらルビィちゃん、早くしないと置いていっちゃうずらよ!」
ワイワイワイ…
ルビィ「え…ええー………」ポカン…
☆想像以上に盛り上がって逆にちょっと冷めた──…! 目的地に着いたのですが、用事済んだ後まだやりますか?一区切りつきましたけど 今日中には〆るので全員は無理そうですが。
21時前後に戻ってこられると思います 赤い屋根の大きなお家めっちゃかわいいよね
続き期待 千歌「ダイヤさん泣いてたね」
花丸「表向きには強がってても、まだまだおままごとで感動できる年齢なんだね」
ルビィ「女の子は何歳になっても女の子だよ」
善子「泣きながらハンバーグ食べてたわね」
善子「さて、こうなったら最後はいよいよ。真打ちの登場よね」
花丸 フフン
ルビィ「真打ちなの?」
善子「だって、姉にも妹にもなれそうじゃない。それでこそ千歌さんのお姉ちゃん力(笑)が正当に測れるってものだわ」
千歌「今ばかにした?」
花丸「それじゃあ──」
梨子「真打ち・闇討ち・桜内!登場っ!!」スタッ
梨子「次の妹は私よ!千歌ちゃん!!」バァァァァンッ
善子「やばいのに嗅ぎ付けられたわ」 花丸「案外いいカードなんじゃないかな。梨子ちゃんは一人っ子だから、お姉ちゃん力も妹力も全く持たない、無。条件はおらと同じだよ」
ルビィ「それに学年もおんなじだから、はなまるちゃんよりももっと正当な実力が見られるかもしれないよ」
善子「あれ?リリーの登場に意外とみんな寛容だわ?」
梨子「些事を気にしていては真の妹にはなれないわよ、よっちゃん」
善子「別になりたくないけど」
梨子「さあ千歌ちゃん!日々隣の家であなたの妹力を存分に堪能している私、手の内知ってる桜内にお姉ちゃんとしてどこまで振る舞えるかしら!?」
千歌「梨子ちゃんにそうノリノリで来られるとちょっと違う感じがするのだ」
ルビィ「ちなみに梨子ちゃんとは>>53をするよ」
よしりこまる「「「ほう…」」」 ルビィ「ちなみに梨子ちゃんとはキスをするよ」
千歌「えっ」
よしりこまる「「「ほう…」」」
梨子「おねーえちゃん」ニジリ…
千歌「待って。待とう。ステイ梨子ちゃん」
千歌「それもう姉妹関係ないじゃん!こんなんじゃ測れないよチカのお姉ちゃん力は!」
ルビィ「でもルビィはよくおねいちゃんとキスするし…」
千歌「えっ」
善子「えっ」
花丸「えっ」
梨子「エッッッッッッ」
ルビィ「えっ?」 ルビィ「千歌ちゃんはしないの?お姉さん達とキス」
千歌「しないよ?ちっちゃい頃はしたことあるのかもしれないけど、少なくとも記憶にあるうちはしてないよ?」
ルビィ「ええー。よしこちゃんは?」
善子「いや私お姉ちゃんいないし」
ルビィ「そっか。はなまるちゃん、」
花丸「おらもいないよ」
ルビィ「おねいちゃんとキスするのって一般的なことじゃないのかな?」
花丸「あっ質問だったずら。え、うん、どうだろうね。一人っ子のおらにはちょっとわかんないかな…」
梨子「どっちから行くことが多いの?」ハァハァ
ルビィ「ルビィから!でもたまにおねいちゃんからもしようってゆってくれるよ」
千歌「桜内ァ!どさくさに紛れて黒澤家の闇を掘り起こさないで!!」
花丸「安易に黒澤家の闇の一つに数えないで」
ルビィ「てゆうかないよ、そんなの。一つも」 ルビィ「でも上手にキスできるのって年上って感じするかも!」
千歌「!?」
梨子「わかるぅ」
千歌「梨子ちゃんはちょっと黙ってなさい!」
善子 (これは…悪ノリで頷いてしまってもいい範疇のことか…?)
花丸 (いや、万が一それで本当にキスなんかしちゃったら千歌ちゃんが可哀想な気が…)
善子 (さすがのリリーもそこまでは…)
梨子「千歌ちゃん!カモン!」ハァハァ
千歌「よーしよし、いい子だから…そのまま、そのままステイし続けるんだよ梨子ちゃん…」ビクビク
梨子「ああっ焦らされてる…私焦らされてるわ千歌ちゃんに…!」ハァハァ
善子 (いやあ…どうかなあ……) 千歌 (これは!?これはどうすれば乗り切れますか、善子ちゃん花丸ちゃん!!)
善子「あ、だめそうね。手助けしてあげなくちゃいけなさそう」
花丸「おらが行こう」スッ
花丸「梨子ちゃん!待つずら!」
梨子「!?」
梨子「なにかしら花丸ちゃん。これから始まる私とお姉ちゃんの秘密の花園に割って入ろうなんて、無粋というものよ」
ルビィ「はなまるちゃん、今の梨子ちゃんはむやみに刺激しちゃ危ないよ」オロオロ
善子「お?原因作っといてよく言うわねこの子」
花丸「梨子ちゃん。千歌ちゃんとキスをすることは──許さないよ!!」
梨子「なんですってえ!!」キッッッ 花丸「キスは姉妹の大切な営み!姉と妹との間に交わされる愛の誓い!」
善子「違うと思うけど」
花丸「だったら、梨子ちゃんは千歌ちゃんとキスをする資格はないよ!」
梨子「フシュルルル………私達が本当の姉妹ではないから?それをやって千歌ちゃんのお姉ちゃん力を示そうというのが今回の目的のはずよ。千歌ちゃんが姉の役で私が妹の役、その仮初めの関係さえあればキスをする必然性はあると言えるはず──」
花丸「梨子ちゃんは、お姉様でしょ!!」
梨子「──────っ!!!??」 花丸「梨子ちゃんはおらのお姉様!千歌ちゃんの妹なんかじゃない!キスが姉妹の営みであるならば、お姉様とお姉ちゃんは──キスできないよ!!!」ドーーーン
梨子「…っ、ぅ…ぐぁ…」
ルビィ「梨子ちゃんが、頭をかかえて苦しみだしたよ!」
善子「うん。どうしたものかしらね」
梨子「私は…姉……妹………千歌ちゃんは姉…花丸ちゃんは妹……私………はっ……」
梨子「ぐぅぅぅううううぁぁぁぁっ!」
カッ
────ボン……!! 千歌「梨子ちゃんは決して抜け出せない思考の迷路に閉じ込められて、遂には爆発してしまったのだ」
花丸「尊い犠牲だったずら…」
ルビィ「ルビィお墓作るね」ペンペン
善子「千歌さん。これでもまだ、姉がどうだとか妹がどうだとか言うつもりはある?」
千歌「ううん、チカはチカ。志満姉と美渡姉の妹で、他の誰の妹でもないし誰のお姉ちゃんでもない。それだけで充分だよ」
善子「そうね。無益な争いは避けるために、金輪際この話題は封印しましょう」
ルビィ「明日はもっと楽しい一日になるよね、りこたろう!」
…気づいたんだけど
善子「ん?」
…姉妹の営みだというなら、私──
梨子「花丸ちゃんとはキスできるってことよね!!」
花丸「ぎ…ぎぃやぁぁぁぁあああああ!!!」
終わり あー、すみません
最後のパートは完全に蛇足でしたね
スレ立て代行、またお付き合いいただいてありがとうございました まさかのりこまるエンド(?)
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