曜「私、その…」

千歌ママ「いいよ、ゆっくりで」

曜「はい…」

曜「私、就職で田舎から上京してきて、二年目になるんです。仕事はそれなりに覚えてきたし、休日も色んなところに行って遊んでみてます」

曜「でも、やっぱり、ごはんを一人で食べるのだけはいつも寂しくて。平日の夜、明日も仕事だなーって思いながら黙って噛み締めるごはんは、どこか味気なくて」

曜「だから、時間が合うときだけでいいからごはんを一緒に食べられる相手が欲しいなって思ったんです。なんでもない話をしながら同じものを食べて、またねって言える相手が」

曜「その手段がああいうサイトだったのはよくなかったかもしれないけど、でも、ちかママさんに会えて本当によかったです。また必ず誘います」

千歌ママ「うん」