ダイヤ「この本が合法なのは西木野病院帝国のみ。それも一般発売はされておらず、小児性愛者……いわゆるロリコンかつ不能の方にのみ処方される医療用エロ本と呼ばれるもの」

ビシッ

ダイヤ「世界の海を股にかけるあなたが! そんなことも知らないはずないでしょう!?」

善子「うう……ごめんなさい……」

ダイヤ「はぁ……本来ならご同行願うのですが、あなた方はヌマヅとオトノキの大事な架け橋。特別にこの件は私が預かっておくとしましょう」

善子「ホントに!?」

ダイヤ「ただし! この本は没収ですわ! 単純所持すら許しません!!」

善子「そ、そんな! お願い! 一回だけ! この際一回使ったら返すから! ホントにお願い! もうパンパンなの!!」

ダイヤ「童貞らしく逞しい妄想力で済ませればいいでしょう! もうこんなことは絶対にブッブーですわよ!?」

善子「うぅ……私の夢がああぁぁぁぁ……」