『歩夢「かすみん育成キット?」』
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歩夢宅
ピンポーン
歩夢「おはよう!今日は練習お休みなのに朝から会いに来てくれるなんて嬉しいな♪」
あなた「おはよう歩夢ちゃん!ごめんね、急にお邪魔して。実は相談したいことがあって…」
歩夢「相談したいこと?とりあえず私の部屋にあがって!」
あなた「ありがとう!お邪魔しまーす」 しずく「では、まずは何をしましょうか」
歩夢「何を……って、決めてないの?」
しずく「歩夢さん?」ギロリ
歩夢「す、すいません婦長」
コッペ「こぇー」ペラッ
しずく「この本……『クッキーの作り方』」
コッペ「みー!」
しずく「なるほど。ではクッキーを作って、お茶を入れてみましょうか」
コッペ「きー!」
歩夢「コッペちゃん、ナイスアイデア!」
しずく「歩夢さん、口調はお淑やかに。コッペさんは先輩ですよ?」
歩夢「そういう設定なの……?」
コッペ「あゆむー?」 〜台所〜
しずく「では、お茶とクッキーですから、何から始めれば……」
歩夢「ボウルは2つでいいかな? それとヘラにホイッパー。小麦粉はこれから使ってね? あ、バター出しとかなくっちゃ」テキパキ
しずく「……」
コッペ「あゆむー!」
歩夢「とりあえず準備はこれくらいかな?」
しずく「さ、流石です。ドジっ子メイドの歩夢さん」
歩夢「私ドジっ子メイド設定なの?」
コッペ「どじー?」
しずく「歩夢さん、私が婦長なんですから、もう少しドジっ子らしくしていただかないと」ボソボソ
歩夢「せ、設定に忠実なんだね……」ボソボソ
しずく「ふう。私はご主人様の対応が多くて最近は調理場を離れていましたからね。クッキーは歩夢さん主導で作りましょうか」
歩夢「なるほど〜」
コッペ「みー!」 しずく「歩夢さん、これが設定です」コソッ
歩夢「この紙に書いてあるの?」
【シズク婦長】
屋敷に昔から仕えているベテランメイド。少しの仕草から主人の考えを読み取り、もはや主人はシズクの前では言葉を発する必要が無い。新しく仕えてきた2人のメイドに厳しくも、愛のある指導をする。
【新人メイド コッペ】
お腹をすかせて倒れていたところを主人に拾われ、メイドとして仕えることになった。
類い希な吸収力で様々な仕事を覚え、着実に能力を伸ばしており、シズクからも気に入られている。
どこで生まれ、どのように生きてきたかは自分でも分からない。
……彼女が大いなる戦いの宿命の最中にいることを今はまだ誰も知らない。
歩夢「コッペちゃんの設定が壮大すぎるような……」
【ドジっ子新人メイド アユム】
主人の親の友達からの紹介で屋敷に仕えることになった新人メイド。
きわどい衣装で主人を誘惑するハレンチ娘。
しかし主人への愛は本物で、主人のためならばあらゆる一切を投げ捨てる覚悟がある。
もっぱら投げ捨てているのは服から見える大事なトコロだが。
歩夢「なんだか私の設定が変なような……」ボソボソ
しずく「筆が乗ってしまって……」ボソボソ
コッペ「あゆむー? しずくー?」
しずく「はい! すぐに取りかかりましょうか」 歩夢「まずはバターをボウルに入れて、練ります」
しずく「案外力が……これはコッペさんには大変ですね」ネリネリ
歩夢「それで、タマゴを割るんだけど……」
コッペ「こんこん!」
歩夢「そう。コンコンだよー。じゃあコッペちゃんお願い」
しずく「えっ?」
コッペ「こんこん、ぱかー」コンコンパカッ
しずく「コッペさん、タマゴを割れるんですか?」
歩夢「うん。練習してできるようになったんだ」
しずく「すばらしいです!」
コッペ「みひひー」
──────
歩夢「それで、粉を入れたら混ぜます! ボウルの中をキレイにしていくイメージだね」
しずく「これも、けっこう力がいりますね……」ネリネリ
コッペ「しずくー。がんばぇー」
しずく「はい。ありがとうございます」
──────
歩夢「生地を冷蔵庫で休ませたら、いよいよ型抜きだね」
しずく「歩夢さん、型抜きはどこに……」
コッペ「すとんすとん!」ガララッ
しずく「ありがとうございます。どこにあるか知ってたんですね」
歩夢「そっか。愛ちゃんとやったんだよね」
しずく「ふふふ。コッペさんは私が思っていたよりお料理が上手なんですね」 歩夢「後はこれをオーブンに入れて……よし」
しずく「ではコッペさん、スタートを押してくれますか?」ヒョイッ
コッペ「みー!」ピッ
歩夢「じゃあ焼いてる間、10分休憩だね」
コッペ「ぐてー」グテーッ
しずく「いけません!」
コッペ「みっ!?」
歩夢「ど、どうしたの?」
しずく「私たちはメイド。すきま時間もご奉仕のために働かなければ」
歩夢「そ、そうだね」
しずく「まず洗い物。台所は常にキレイに……」
歩夢「終わってるよ〜」ピカピカ
しずく「は、はい。でも案外シンクに水アカが……」
歩夢「ピカピカでしょ?」
コッペ「ぴかぴかー」
しずく「こういう食器棚のフチにホコリがあったり……しませんね」
歩夢「毎週お掃除してるからね」
しずく「……おほん。休憩にしましょうか」
歩夢「やった! コッペちゃん、休憩だよ?」
コッペ「きゅけー?」
しずく「うぅ……歩夢さんの女子力が高すぎて婦長らしくできません」 ──────
しずく「ではお茶ですが……」
歩夢「ティーポット、温めておいたよ」
しずく「……ありがとうございます」
コッペ「ぽかぽかー」
──────
しずく「クッキーの持ち方もエレガントに。五指全てで鷲掴み、なんてもってのほかです」サクサク
歩夢「メイドさんじゃなくてもそんなことしないような……」サクサク
コッペ「おぃしー!」ポロポロ
──────
しずく「それではお掃除ですね。基本は上から下へ掃除していきます」
コッペ「みー!」
しずく「高いところはコッペさんは届きませんから、歩夢さん、お願いします」
歩夢「うん。それはいいけど、こんな短いスカートで台に上がるのは恥ずかしいよぉ……」
しずく「歩夢さん。それも含めて貴女のご奉仕なんですよ」
歩夢「ど、どういうことなの……?」
コッペ「あゆむすけすけー」
歩夢「コッペちゃん見ないでー!」
────── 【コッペはメイド修行をした!】
【お淑やかさが上がった!】
【料理スキルが上がった!】
【しずくへの尊敬度が上がった!】 お待たせして申し訳ありません
スランプ気味なので、今後ダイジェストチックなのが増えると思われます
エタるときは宣言しますので、もうしばらくお付き合いください 待ってました!マイペースで進めてください!楽しんで読ませてもらってます! しずく「さて、お昼まではまだ時間もありますし何をしましょうか?」
歩夢「とりあえず、私は着替えちゃうね?」
しずく「ええっ!? とても可愛いですよ?」
コッペ「あゆむかわいー」
歩夢「ありがとう。でもクセになっちゃいそうだから……」
しずく「ではこうしましょう。今から……」
【午前A】
>>586 何する?
@遊ぶ
Aお勉強
Bお出かけ
Cしずく「おままごとしませんか?」
D自由安価 単純にエタったんでしょ
他のスレには元気に書き込みしたりスレ立てしてるよ だじゃれが下らないのに笑えて、しかもその笑顔が可愛い
その下らないだじゃれでりなりーを笑わせてほしい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています