【友情系SS】善子「ずら丸の身長が鬼伸びした……」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
_______
/ ヽ
./ ´ ` ヽ
/ "ノ´リノ´`ヽゞ ノ j
l l ∧ ∧ l ノ
l i"" O """ l jヽ /
. ヽ j、____________ノ j_/ l
. l /ヽ▽_/ノノ:ヽ l
(__/:/)o(i::::l'::l_)
. /_/:::´`::::ll::j
(_/_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ(_)
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
`-´ `-´
おはな〜〜、まるぅ〜〜!
Aqoursの国木田花丸だよ。
『未体験HORIZON』は、もう聞いてくれたかな?
新曲リリースを記念して、このSSはおらが主役ずら!
おらが善子ちゃんと喧嘩して仲直りするという、何のひねりもないお話なんだ!
ぜひともお友達のライバーにも教えてあげて、スクスタのランク上げを妨害しよう! 〜放課後・松月〜
花丸「あ〜〜〜〜んっ!」
ケーキをパクッ!!
花丸「う〜〜〜〜ん!!」
花丸「いつ食べても、おいしいずらぁ〜〜♡」感激
善子「今日もよく食べるわね……ずら丸」
ルビィ「これで太らないとか、すごい体質だよね……」
ケーキをパクッ!!
花丸「モグモグ……」
善子「…………」
善子「ねぇ、ずら丸?」
花丸「ふぁにぃ?ひょふぃこぉひゃん」咀嚼中
善子「きったな……あとヨハネ」 花丸「……何?」口ゴシゴシ
善子「あんた、いっぱい食べても太らないのは分かったけど……」
善子「身長の方も、全然伸びてないわよね……」
ルビィ「そういえば……」
ルビィ「これだけドカ食いしてるのに、花丸ちゃんってAqoursの中じゃ背が一番小さいよね」
花丸「言われてみれば、そうずらね……」
花丸「今まで、全然気にしてなかったけど……」
善子「やっぱ、牛乳を飲まないのがダメなんじゃないの?」
花丸「ぎゅっ……!!」ビクンッ
ルビィ「だ、ダメだよ善子ちゃん!!」泡喰って
ルビィ「花丸ちゃんの前で、その名を出すのは……」 善子「ははぁ〜〜ん」ニヤリ
善子「あ、ひょっとしてヨハネ、痛いところを突いちゃった?」
花丸「」苦虫噛み潰し
善子「大体、牛乳がダメだなんて、小学生じゃないんだから……」
善子「あ、そっか」
善子「だからずら丸は、小学生みたいにチビなのよ!!」ギャハハハ
花丸「!!!!」プッツン
花丸「……何を証拠に、おらがチビだと言うずらか」
善子「へ?」
ルビィ「は、花丸ちゃんっ!?」 花丸「おらと善子ちゃんの身長差なんて、ほんの数センチしかないずらよ……」
花丸「おらが小学生サイズなら、善子ちゃんも小学生サイズずら……」
善子「くっ……」
善子「三段論法とは小癪な……あとヨハネだし」
花丸「…………あ、そっか」
善子「善子ちゃんがおらより背が高いのは、学校に来ないで引きこもってたからずらよね……」
善子「なんたって、『寝る子は育つ』って昔からいうし……」
善子「」プッツン 花丸「まぁでも、善子ちゃんも今じゃ学校に来られるようになったし……」
花丸「もう、引きこもりの効果が無くなって、おらより背が縮んでるかもよ……」ニヤリ
ルビィ「あ、あの〜〜、喧嘩はよくない……」ヒヤヒヤ
善子「言うじゃない、ずら丸」
ルビィ「ひぃっ!」
善子「…………フンッ」
善子「よ〜〜し!!そこまで言うなら、白黒決着つけようじゃない!!」ブチ切れ
花丸「望むところずら!!」声荒らげ
ルビィ「ピギィッ……!!」縮み上がる 善子「明日の朝、保健室でお互いの身長を測るわよ!!」
善子「それでどっちがチビか、ハッキリするわ!!」
花丸「そんな事して、おらが勝ったらどうするずらか?」
善子「万に一つも、そんな事はないでしょうけど……」
善子「ヨハネが負けたら、ケーキをいくらでも奢ってやるわよ!!」
花丸「ぬかったね、善子ちゃん!!」
花丸「人間は、朝起きたときが一番背が高いずら!!」
花丸「明日、泣きを見るのは善子ちゃんの方ずら!!」
善子「だからヨハネだって言ってんでしょ〜〜!!」
ルビィ「こっ……こんなしょうもない事で喧嘩だなんて、みっともないよぉ〜〜!!2人とも!!」アタフタ __
'´ 、`ヽ
i 人ヽリ)
イw(´ヮ`ハ それから?
と) 芥)つ
く/_i_i_>
し'ノ 〜国木田家・花丸の自室〜
花丸「〜〜〜〜〜」自己嫌悪
枕に顔うずめ
花丸「…………やっちまったずら」
花丸「つい、売り言葉に買い言葉で……」
花丸「善子ちゃんの挑発に乗っちゃったずら……」
花丸「…………」曇り顔
寝返りゴロン……
花丸「どうしよう……」ハァ…
花丸「明日、どう考えても泣きを見るのはおらずら……」
花丸「されども、このまま善子ちゃんに負けを認めるのは癪だし……」
花丸「どうにかして、明日までに身長を伸ばさないと……」 (困り果てた花丸の脳裏に、かつて、幼き日の祖母との会話がまざまざと蘇ってきた––––)
祖母(これ花丸……ちゃんと牛乳を飲まなきゃダメずらよ)
はなまる(え〜〜っ!?)
はなまる(おら、どうしても牛乳は苦手ずらぁ……)
祖母(牛乳を飲まないとね、背が大きくなれないよ……)
祖母(花丸がこのまま成長が止まって、そのまま大人になっちゃったら、おばあちゃんとっても悲しいずら……)
花丸「………………」
花丸「おばあちゃん……」
花丸「ごめんね……」涙ひとしずく
花丸「おら……おばあちゃんの言いつけを守らなかったから、チビなんだね」
花丸「…………」
花丸「はぁ…………」深い溜め息
花丸「牛乳かぁ……」 〜深夜・台所〜
抜き足差し足……
キョロキョロッ
花丸「…………誰も起きてこないずらね」
冷蔵庫ガチャッ
牛乳パック取り出し
花丸「…………」
花丸「これを……」
花丸「これを飲み干せば、少しは背が伸びるかなぁ」 パックの口パカッ
花丸「…………くっ」
花丸「………………」ガチガチ
花丸「やっぱり……この匂いは苦手ずらぁ……」
花丸「でも……飲まないと身長が……」
花丸「う〜〜〜〜……」苦悩
(だからずら丸は、小学生みたいにチビなのよ!!)
花丸「!!」覚悟を決めて
牛乳グビグビッ!!!!
花丸「………………!!」
花丸「ぶはぁっ!!!!」 ぜぇはぁぜぇはぁ…………
花丸「ぐっ…………」冷や汗タラタラ
花丸「………………」激しく歯ぎしり
花丸「ま……」
花丸「不味いずらぁ……」涙目
花丸「でも、あの堕天使をギャフンと言わせなきゃ、気が済まないずらぁ〜〜」
花丸「すぅ〜〜っ、はぁ〜〜っ」深呼吸
花丸「くっ」
牛乳グビグビグビグビ…… 花丸「ぷはぁ〜〜〜〜っ!!!!」
花丸「」
花丸「〜〜〜〜〜〜〜〜」号泣
花丸「ま……」
花丸「まだまだぁ〜〜!!」
牛乳グビグビグビグビ……
――――――――――
――――――――
――――― _,,r冖‐r冖‐┬冖、
r―[>くノ⌒^\¬┴</\
全国的に {. . く/|: . . . .\〉. . . . . く.\
アサーッ {/ /..八丶. . .\ . . . . . . . .`'く
だよ!! /`7../. . .|..|\ ノ |. . |... . . . .|│
/. . .|. . . . |∧|_. . . . .|\|∧. . .│|
/. ./. |│. . | ┃⌒^´┃ ゙7 . |人
/. .//|人_人 ┃ ┃ 厶イ./∧
. /. / /人⊃ /\ ⊂⊃人ノ.'./ ∧
. {/八 /(⌒゙> \/__.. イ>'⌒) . . .:,
V ((. . .>={{/ {不、/ /}}=< . .)) . :,
//. .(__,,. イヘくノ\>个ト ..,,_). . . . . :,
/. . . . . ./ . . | . {二ニ=彡 \\/|. . . .│
. |/|. . .八. . .<フ  ̄ \>┐ .|. l
\{ \_rくニ二ニ二ニ二ニノ ノ}ノ|丿
\>〜〜‐-、___,/ノ /
`ー/^X^Y⌒'ー'´
└'⌒'┘
-=≡三三三三三≡=- 〜花丸の自室〜
花丸「Zzz…………」
花丸「う…………」
花丸「う〜〜ん……」
寝返りゴロ……
花丸「…………ん?」
花丸「寝返りが、うてない……」
花丸「!?」
花丸「えっ!!??」
花丸「あ、足の感覚が……」
布団取っ払い!!!!
花丸「」
花丸「え」
花丸「えええええええええ!!!!????」 ノ⌒)(⌒ヽ
(´ _,人_ `) それから
( )´ ヮ``( ) それから?
( )---( ) ☆
ヽ _)(_ノヽノ
UU~UU 〜学校・1年生の教室〜
ルビィ「いい?善子ちゃん」厳しめな口調
ルビィ「花丸ちゃんが学校に来たら、ちゃんと謝るんだよ」
善子「わ……」
善子「わかってるわよ……」
善子「家に帰ってから、ちょっと大人げなかったって反省したんだから……」
善子「あと、ヨハネだから」
キャアアアアアアア……
よしルビ「!?」 ルビィ「何だろう……今の」
善子「外から何やら、けたたましい悲鳴が……」
扉ガラガラガラ!!
ダイヤ「はぁ……はぁ……」荒い息
ルビィ「お……お姉ちゃん?」
ダイヤ「あ……あなた達……」
ダイヤ「花丸さんに、いったい何を吹き込んだんですの!?」
よしルビ「えっ!?」
ルビィ「どうしたの?血相を変えて……」
善子「ダイヤ……なに言ってるのかさっぱりだけど」
善子「ひょっとして、さっきの悲鳴と関係が……」
ダイヤ「大ありも大ありですわ!!!!」
ダイヤ「大方あなた達が、花丸さんにいらぬ入れ知恵をしたのでしょ!?」
善子「入れ知恵?ずら丸とは昨日ケンカして……」 おーい……
善子ちゃーん……
ルビィちゃーん……
いるなら外に出てくるずらー……
ルビィ「ピギッ!!!!」
善子「あ……あの声は」
よしルビ「ま……」
よしルビ「まさか!!??」
ダイヤ「自分の目で確かめてきなさい!!」
ドタドタドタ…… 〜校門前〜
キャアアアアアアア!!!!!
(パニックになって校舎へ避難する生徒達を尻目に、異形の姿となった花丸を見て唖然となってるAqoursメンバーの面々––––)
果南「マル……」呆然
果南「お願いだから、これは夢だと言ってよ……」
鞠莉「果南、これは悲しくも厳しいリアルよ……」
ほっぺグニューー!!
果南「いひゃいいひゃい!!わかったからやめてよ、鞠莉」涙目 花丸(フッフッフッ……)
花丸(みんな、おらの急成長ぶりを見て、たまげてるずら……)ご満悦
梨子「こ……怖い……」ガクブル
ドタドタドタ……
千歌「あっ!善子ちゃんにルビィちゃん!」
曜「大変なんだよ!!花丸ちゃんが……」
善子「………………」
ルビィ「………………」
善子「嘘でしょ…………」
ルビィ「花丸ちゃん……」 _______
/ ヽ
./ ´ ` ヽ
/ "ノ´リノ´`ヽゞ ノ j
l l ∧ ∧ l ノ
l i"" O """ l jヽ /
. ヽ j、____________ノ j_/ l
. l /ヽ▽_/ノノ:ヽ l
(__/:/)o(i::::l'::l_)
. /_/:::´`::::ll::j
(_/_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ(_)
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::| . |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
`¶cリ;˚ヮ˚)| `-´ `-´ ⌒°(˚ω˚;)°⌒ _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ずら丸の身長が鬼伸びしてるぅ〜〜!!?? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
※後半へつづく…… ,−、 ______
i::▽"::::::::::゛ヽ
. .ノ::△:::::::::::::ヽ
(::(::::ノl/ヽリ´ `ゞ:::l
j:::ヽ:l:j `○ ○ l::j
. ノ::ノl:/l:ヽ"" ワ ""l:ノ
ノ::ノ j:ヽl:ゞ___________,レ
´´´ リノ'//`)》o《(´ヽ
/~~ /´:::::ヽ,_)
. `−´/::::::j、
/_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ
. ヽ_i__/
l::::::l::::/
`-`-´
ほのなぞ〜〜〜〜 穂乃果「ねぇねぇ、花丸ちゃん!!クイズだよ!!」
花丸「いきなり出てきて何ずら!?穂乃果さん」
穂乃果「花丸ちゃんがセンターの『未体験HORIZON』の衣装は、蝶がモチーフだけど……」
穂乃果「じゃあ、蝶は蝶でも、ネット犯罪をやらかしちゃう蝶は、な〜〜んだ!?」
花丸「ええっ!?な、難問ずら……」
花丸「う〜〜ん……ネット犯罪をする蝶……」
穂乃果「答えは、お話の最後に発表するよ!」 ※後半
〜学校・校門前〜
花丸「来たね、善子ちゃん」ニヤリ
花丸「昨日の約束、忘れてないよね!?」
善子「ううっ……」冷や汗
花丸「早く2人の身長を、はっかるっずらぁ〜♪」
ルビィ「花丸ちゃん……」オドオド
花丸「フフフ……」
花丸「……とはいっても」
花丸「すでに勝敗は、火を見るよりも明らかずらねぇ……」
花丸「善子ちゃんのお金で食べるケーキは、どんな味がするのかなぁ……」ジト目
善子(あの野郎……)拳グッ
善子(完全に増長してる……) 千歌「お〜〜い!!花丸ちゃ〜〜ん!!」
曜「どうしてそんなに、大きくなっちゃったの〜〜?」
花丸「牛乳をいっっっっぱい飲んだら、こうなっちゃったずらぁ☆」
千歌「えぇ……」
曜「真面目にやってきたからじゃないんだね……」
梨子「2人とも!!CMのパロディをやってる場合じゃないでしょ!!」
果南「これはどういう事なの?1年組」
ルビィ「じ、実は……」
〜中略〜
果南「よしこぉ〜〜〜〜!!」
鞠莉「これはさすがに、善子が悪いわね……」
善子「面目ありません……」恐縮
善子「すべて、私の不徳の致すところです……ハイ」 ダイヤ「みなさん!!これは由々しき事態ですわ!!」
果南「あっ、ダイヤ」
ダイヤ「こんな図体では、日常生活はおろか、Aqoursの活動にも大きな支障が出てしまいます!!」
鞠莉「ま、あんなにロングになったら、いろいろ不便よね」
千歌「足の裏が痒くなったら、どうすんだろうね」
果南「足の爪を切るのも、他人の手を借りないとね」
ダイヤ「真面目に聞きなさい!!」キッ!!
ダイヤ「考えても見なさい!!あんな巨人がラブライブに出たら、一体どうなると思います!?」
ちかなんまり「どう……なる……」想像 『アキバドームの天井を
突き破っちゃったずら〜〜』 千歌「…………まずいね」
果南「方々から怒られるだろうね」
鞠莉「ミスターやナベツネが黙っちゃいませ〜〜ん」
花丸「あっはっはっはっは!!」
花丸「これでもう、チビだと馬鹿にされないで済むずらぁ〜〜!!」
(歪んだ勝利宣言で自己陶酔しきった花丸は、おもむろに鞄から牛乳パックを取り出した)
花丸「もっとも〜〜〜〜っと、背を伸ばすずらぁ〜〜!!」
牛乳グビグビグビグビ…… 花丸「ぷはぁ〜〜〜〜っ!!」
花丸「あ〜〜っ、牛乳おいしいずらぁ〜〜!!」
ニョキニョキニョキニョキ……
梨子「ひっ!!!!」恐怖
曜「花丸ちゃんの足が……さらに伸びていく……」
ルビィ「もうやめて!!花丸ちゃん!!」必死
善子「私から一本取って、もう気が済んだでしょ!!いい加減にその辺にしときなさいよ!!」激昂
ダイヤ「皆さん、もう何を言おうが無駄ですわ……」
よしルビ「えっ!?」
ダイヤ「あんなに背が高くなっては、もうこちらの声など届きませんわ……」諦め
ニョキニョキニョキニョキ…… (その時、天文学に明るい果南の顔に、不安が走った)
果南「………あっ」
果南「………ヤバイよ、コレ」
千歌「え?」
果南「あのままじゃ、成層圏に突入しちゃう…」
鞠莉「せ、成層圏!?」
果南「いや……成層圏なんかに行く前に……」
千歌「ど、どういう事!?果南ちゃん」 〜高度5km付近〜
花丸「み、未来ずらぁ〜〜〜〜!!!!」
花丸「学校や街並みが、まるでミニチュアみたいずらぁ〜〜!!!!」
花丸「まるで東武ワールドスクエアずらぁ〜〜〜〜!!!!」
キィィィィィィン……
花丸「あはっ、飛行機がよく見えるずら〜〜!!」
花丸「後でみんなに、自慢しちゃお〜〜っと……」
ヒュウウウウウウウウ……
花丸「…………うっ」
花丸「……な」
花丸「なんだか、寒くなってきたずら……」 全身ガタガタガタガタ……
花丸「ううううううううう」ブルブル
花丸「身に刺さるような寒さずら……」
花丸「それに、息をする度に肺が凍り付くような……」
_______
/ ヽ
./ ´ ` ヽ
ガタガタ / "ノ´リノ´`ヽゞ ノ j
ガタガタ l l ◎ ◎ l ノ
l i"" 皿 """ l jヽ /
. ヽ j、____________ノ j_/ ヒュウウウウ……
. l /ヽ▽_/ノノ:ヽ l
(__/:/)o(i::::l'::l_)
. /_/:::´`::::ll::j
(_/_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ(_)
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
. |::::::| |::::::|
花丸「さささささささささ……」歯ガタガタ
花丸「寒いずら……」唇青ざめ 〜その頃・地上では……〜
果南「空はね、上に行けば行くほど、気温が下がるんだよ」
果南「高度が1km上がると、気温が約6度下がると言われてるんだ」
果南「だから、あんな調子で足を伸ばしていった日には……」
千歌「…………あ」
鞠莉「ベ、ベリーコールド……」
ガクガクガクガク……
梨子「ちょっと、なんだか様子が変よ!!」
曜「花丸ちゃんの足が、すっごい震えてる!!」
ルビィ「花丸ちゃん……」不安
ルビィ「空で一体、何が……」 prrr……
善子「!?」スマホ取り出し
善子「………………!!」発信者確認
善子「すら丸!!!!」
通話オン
善子「もしもしっ!!ずら丸!?」
花丸『………………』
花丸『…………助けて……善子ちゃん』
善子「!!??」 花丸『善子ちゃんに、いいとこ見せたくて……』
花丸『おら、調子に乗り過ぎちゃったみたい……』
善子「何いってんのよ!!」
善子「さっきまでの威勢は、何処に行ったのよ!!」
善子「謝るなら、ちゃんと元の身長に戻ってからにしなさいよね!!」
花丸『…………おねがい』
花丸『…………マルを……助けて』
花丸『このままじゃ、寒くて凍え死にそう……』
善子「ずらまるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています