海未「あの曲ってなんでしたっけ、ほら、あの曲なんですけど」
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穂乃果「どれ?」
海未「あの曲ですよ、ほら」
穂乃果「情報が全く出てこないからわかんないよ」
海未「ここまで出かかってるんですよ」
穂乃果「じゃあ早くだしてよ、こっちも気になってくるじゃん」
海未「あ、思い出しました!ハロウィンみたいな格好して踊る曲ですよ!」
穂乃果「全然違うよ!」 海未「ならば、輝夜の城で?」
穂乃果「踊りたいだよ、明日は明日の風が吹くよ」
海未「だってだって?」
穂乃果「ああ無情だよ、漢字わかんないけど」
海未「フフ?」
穂乃果「わかんないわかんないわかんない」
海未「ほら見たことですか」
穂乃果「これでわかったら私エスパーかメンタリストだかんね!?え!?フフ!?さっきから文字数だけはあってる気がするから……何!?ラブなの!?」
海未「私は何も言いませんよ」
穂乃果「わかった!ラブマージナル!」
海未「たしかそんな語感でした」
穂乃果「やめちまえ」 海未「そんな言い方をしてはいけませんよ」
穂乃果「答えわかんない問題出しちゃだめなんだよ、多分合ってるけど結局正解なのかわかんないじゃん。モヤモヤする」
海未「はい」
穂乃果「すごくモヤモヤする!」
海未「残念ですけど、そのまま持ち帰ってもらいます」
穂乃果「……あのさ、もうやめよう」
海未「はい?」
穂乃果「もう英語なんか、やめよう!海未ちゃんはこのまま狭い島国の中でさ、一生を終えるんだよ」
海未「ちょっと待ってください」
穂乃果「いいと思うよ?英語禁止ボウリングなら負け知らずだもん」
海未「私だってこの状況をどうにかしたいと思っているんです」
穂乃果「根本的に無理なんじゃないかなあ」
海未「私なりに考えてですね、勉強しているんですよ」 ラブライブが言えないって、イーガーコーテルが言えない王将の店員みたい 穂乃果ちゃんが不憫に思えてくるほどのポンコツっぷり
面白い 穂乃果「本当に?単語帳でもやってるの?」
海未「実はですね、最近洋楽というものを聞いているのですよ」
穂乃果「男子中学生みたいな答え帰ってきちゃった」
海未「歌詞の参考にもなりますからね」
穂乃果「ちなみに何聞いてんの?」
海未「びぃとるずなる集団です」
穂乃果「バンドね、バンド。集団ってあんまり言わないから、リンゴらの集団とか言ったら絶対ダメなの、怒られるから」 海未「そうなんですか」
穂乃果「そうなんですよ。まあ、いいんじゃない?無難に無難なところ行ったね」
海未「有名だと聞き及んでいましたから」
穂乃果「そりゃもう全世界で有名だよ」
海未「4人で活動していたんですけども」
穂乃果「ちょっと曲名はきくの怖いからさ、ちゃんと人の名前くらいは言えるようになった?」
海未「もちろんですよ。Yasuhiro Araiと」
穂乃果「うん?」
海未「Yoshiki Imamura、Hirotoshi Eto」
穂乃果「うん」
海未「あとTakao Yamadaです」
穂乃果「ずうとるび!!」 海未「はて」
穂乃果「それずうとるび!」
海未「何が違うんです?」
穂乃果「ビートルズのパロディバンドでジャパニーズザブトン運びボーイがいるのはずうとるび!いやもうJKにずうとるびの説明させないでよっ!」
海未「落ち着きましょう穂乃果」
穂乃果「こんな素直な海未ちゃんを騙したのは誰?お母さん話つけてくるから」
海未「どうどうどう」
穂乃果「……あのさ、確認なんだけど昭和生まれじゃないよね?」
海未「私たち同い年ですよ」
穂乃果「なのにジェネレーションギャップ感じる私がおかしいのかな」
海未「言いづらいですが、そうなります」
穂乃果「はっきり言ってくれるねえ」 穂乃果「もう、英語はすっぱり諦めなよ、なに中途半端にしがみついてんの」
海未「私は英語に歩み寄ろうとしているんですよ」
穂乃果「ここまできたら英語側が海未ちゃん避けてんだよ」
海未「そこまで言うことないじゃないですか」
穂乃果「何も覚えてないし、言えないし」
海未「今の発言は聞き捨てなりませんね」
穂乃果「だって知らないでしょ?」
海未「私だって知ってる英語くらいありますとも」
穂乃果「プロレス技以外で?」
海未「……」
穂乃果「今の間は作っちゃダメ」
海未「……」
穂乃果「ダメ〜」 海未「いえ、ありますよ!グレートです」
穂乃果「お、おお……歌詞でも曲名でもどこに使うかわかんないけど」
海未「あとジャンボです、ジャイアントもわかりますよ」
穂乃果「なんだか強そうな言葉ばっかだね」
海未「あとアントニオですね」
穂乃果「猪木だな」 海未「猪木は今関係ないじゃないですか」
穂乃果「多分アントニオって英語じゃないし、アントニオってきたらもう猪木しか続かないじゃん」
海未「そんなことないです。どうせアメリカ人は普段からアントニオアントニオ言ってますよ」
穂乃果「アメリカ人のイメージおかしいよ。っていうかグレート・ムタとジャンボ鶴田とジャイアント馬場だね!!」
海未「いいじゃないですか!!私はプロレスが好きなんです!!」
穂乃果「知識の幅が狭すぎるんだよっ!!」 海未「人生において必要なことはだいたいプロレスが教えてくれます!」
穂乃果「じゃあまずラブから教えてもらってきなよ!私はもう付き合いきれないからね!」
海未「待ってください!」
穂乃果「離して!実家に帰る!」
海未「大事な話があるんです!」
穂乃果「今度はなんなの!?」 海未「2020年1月にフフフフフ!フェフが開催されるんです」
穂乃果「入れ歯抜けたの?」
海未「抜けてないです」
穂乃果「フェフ!って言ってたから。フェフ!って。フェスのことでいいんだよね?」
海未「語感は似てます」
穂乃果「語感似てるなら多分そうだよ、9周年記念のBlu-ray Boxに先行抽選申込券に封入されるというあれね!」
海未「そちらは観賞用、保管用、布教用でそれぞれ購入していただくとして」
穂乃果「今からでも貯金すれば間に合うね」 海未「そこで披露する曲を決めねばいけないのです」
穂乃果「それで最初に曲名が思い出せないとか言ってたのね」
海未「その通りなんです」
穂乃果「そりゃもう盛り上がるのをやるんだよ、フェスなんだからさ」
海未「盛り上がる曲ですか」
穂乃果「そう!」
海未「わかりました。すのはらですね」
穂乃果「新手のハラスメントはやめなさい!」 海未「盛り上がるじゃないですか」
穂乃果「スノハレは盛り上がるけどすのはらは似て非なる別物だから」
海未「じゃあ何をやったらいいんです」
穂乃果「スノハレはスノハレでやるよ、多分。でも他にもあるでしょ?盛り上がるって言ったらさ」
海未「なるほど、わかりましたよ」
穂乃果「よし、じゃあそれで行こう!」
海未「ノーブラみたいな格好して踊る曲ですね!」
穂乃果「やるわけないじゃん!もういいよっ!!」
「「ありがとうございましたー」」 全てをフィクションにする禁断の漫談落ち
>>112
いいじゃないですか!>>1はナイツが好きなんです! >>121
ナイツすきなのおれもそーなの
面白かった乙です >>121
完結おめ&おつ!
ナイツよく知らないけど面白かったですわw >>121
文章のテンポが良くてめちゃくちゃ面白かったよ 乙でした ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています