「理亞ちゃんが好きなのはルビィちゃんだよね、ごめんね好きになっちゃって……」って千歌に涙目で言われたら理亞だってさ
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千歌「理亞ちゃんが好きなのはルビィちゃんだよね、ごめんね好きになっちゃって……」
理亞「そんな、謝ることじゃない、けど」
千歌「だって、理亞ちゃん優しいから…チカの気持ち知っちゃったら、どうしても気にしちゃうでしょ」
理亞「別に、そんなこと…」
理亞「あなたが気にすることじゃないから」
千歌「チカ、理亞ちゃんのこと、好きでいてもいい?」
理亞「それは、私がいいとかだめとか、言うことじゃないから…」
千歌「そうだよね」
千歌「それじゃ、少しだけぎゅってするのは?」
理亞「えっ…」
千歌「だめ、だよね…やっぱり」
理亞「いや、そん、だめじゃないけど、そういうのは、」
千歌「ありがとう理亞ちゃん」ギュ
理亞「あ、ちょっと…」
千歌「なんにもしてくれなくていいから、今だけこうさせててほしい」ギュ…
理亞「…うん」
千歌「ありがとう、理亞ちゃん。大好き」ギュ……
理亞「………っ」
こういう? 千歌 ギュ…
理亞「…っ」ドキドキ…
理亞 (こんなの、だめ、この人は私のことが好き、でも私はルビィが好きなんだから、)
理亞 (だめだって、言わなくちゃ、こんなこと、しちゃだめだって、)
千歌 モゾ…
フワ…
理亞「〜っ、……!」ドキン
理亞 (いい匂いがする…女の子の匂い)
理亞 (私に会うために、わざわざ、香りを選んだのかな)
理亞 (受け入れてもらえないってわかってても、それでも、一生懸命、私のために、)
理亞 ドキドキ…
理亞 ギュ…
千歌「────!」
千歌「りあちゃ、」
ルビィ「ぁ、りあちゃん…と、ちかちゃん…」
理亞「!!」
理亞「ルビィ、待っ
千歌 ギュウッ
ルビィ テテテテ…
理亞「千歌さん、ごめんなさ、離しっ…」
千歌「ごめん」
千歌「ごめんね、理亞ちゃん」
千歌「ごめんね」ギュウウ…ッ
理亞「……る、びぃ…」
こういう? 千歌「びっくりしたね。まさかルビィちゃんがこんなタイミングで来るなんてね」ギュ…
理亞 ボーゼン…
千歌「でも、えへへ、ルビィちゃんに見られちゃったね。理亞ちゃんとチカがぎゅってしてるとこ」
理亞「…!ぁ…」
千歌「へへ、えへへ…ルビィちゃんに、チカ達付き合ってるって、思われちゃった…かな」
理亞「………千歌さん、もしかして、ルビィがここを通るのわかってて…」
千歌「……………えへへ…」ギュ
理亞「ち、千歌さん!なんでそんなことっ、私がルビィのこと好きなの知ってて、なんでッ──」
千歌「理亞ちゃん」ギュ
千歌「理亞ちゃんがルビィちゃんのこと好きっていうのと同じくらい、チカも理亞ちゃんのことが好きなの」
理亞「…っ、だからって…ぅ…」
千歌「ねえ理亞ちゃん」
千歌「チカじゃ、だめかなあ?」
理亞「千歌さん、なに言って…」
千歌「まだ理亞ちゃんに告白してないよね?だったら、まだ理亞ちゃんは誰のものでもないよね?」
千歌「それなら、チカのものになってほしいの…」
千歌「だめかなあ…?」
理亞「そ、んな…少しぎゅってするだけって、今だけだって…」
千歌「理亞ちゃん」
千歌「チカ、だめかなあ……?」ギュ…
理亞「だめ、とか、ちがうけど、そういう、ことじゃ、」
千歌「だめじゃないよね。そうだよね、ありがとう理亞ちゃん」ギュウッ
理亞「ぁ、ちが──」
千歌「ありがとう、理亞ちゃん。ありがとう。好き、好き。大好き。絶対絶対大切にするからね」
千歌「恋人になってくれて、ありがとう」ギュウウウ…
理亞「────」
何度も繰り返される『好き』という言葉に、私が受け入れたのだという客観的な状況に、そして目の前の千歌さんに、私はもう──どうするのが正解なのか、わからなくなってしまっていた──
こういう? そういう
押しに弱いのが理亞ちゃんらしくてすごくいい まあ>>99の続きは絶望的にしても
>>140の人が何か書いて……くれないかなあ…… 千歌「ね、理亞ちゃん。ほんとーにほんとーに、チカの恋人になってくれるんだよね?」
理亞「えっ、と…それは…」
千歌「チカ、ちょっぴり無理やりだったよね。もしイヤだったら、はっきり言ってほしいな」ギュ
理亞 (今ならまだ、断れる…?)
理亞 (千歌さんには申し訳ないけど、私はやっぱりルビィのことが好き…)
理亞 (千歌さんにはきちんと謝って、お別れして、すぐにルビィのところに行って、そうだ…もう告白しよう)
理亞 (私がぐずくずしてたから、ルビィにも千歌さんにもよくなかったんだ…)
理亞 (そう。そうだ。そうしよう)
理亞 (言うんだ。言わなくちゃ。ごめんなさい、って。それで、ちゃんと謝って、それから…)
千歌「理亞ちゃん」ギュ
理亞「千歌さん、あの、」
千歌「もうこの温もりが最後になるかもしれないんだあ…やっと、やっと触れられたのになあ…」ギュ
理亞「………っ」
千歌「最後になっちゃうなんてイヤだな、忘れない…忘れたくないな…ずっと、ずっとこうしていたいなあ…」ギュゥ
理亞「ちか、さ…」
千歌「…うん。聞くよ、理亞ちゃん」ギュウッ
理亞「あの、あ、私、やっぱり…やっ、ぱり…」
千歌「…やっぱり、チカのことなんか、好きになれない…キライ、だよ…ね」ボソッ
理亞「…………!」
理亞「ち、違うっ!そんなこと言ってない!キライなんてそんな言い方するつもりなくって──」 千歌「キライじゃない…?チカのこと」
理亞「き、キライなんかじゃない!ただ、」
千歌「じゃあチカのこと、好き?」
理亞「す──っ」
千歌「好き、じゃ…ないよね…」
理亞「す、好きです…!」
理亞「キライなんてこと全然ない、好き。千歌さんはすごい人だし、尊敬してる。でもその、この好きっていうのは、」
千歌「チカのこと、好きって言ってくれた」
理亞「…っ、…え…?」
千歌「理亞ちゃんが、チカのこと、好きって言ってくれたっ」ニコッ
理亞「あ、うん、好き…です。でもその、聞いて千歌さん、私が言ったのは、」
千歌「嬉しい…嬉しくって幸せ、幸せ…」ギュウウウ…
千歌「チカ『も』大好きだよ、理亞ちゃん」
千歌「やっぱりチカには、理亞ちゃんしかいないよ」ギュ…
理亞「あ、ぅ、や──」
千歌「『ありがとう』、理亞ちゃん」
理亞「ぁぁ…」
千歌「『よろしくね』っ♡」ギュッ
理亞「ぁぁぁあぁ………っ」
こういう?
落としてくれてよいのだが いいちかりあじゃん続き読みたい
続きものではないってことなのかな 千歌「あのね、理亞ちゃん。恋人ができたこと、報告したいんだけど」
理亞「報告…?」
千歌「うんっ。地元の責任者みたいな人なんだけど、ね、挨拶だけしに行ってもいい?」
理亞「え、それって…」
千歌「理亞ちゃんを、チカの恋人ですって報告したいの!」
理亞「…!」
理亞 (そんなことされたら、もう…ルビィとは…)
理亞「千歌さん、待っ、報告するのは今度でも、」
千歌「チカがちっちゃな頃からお世話になった人でね」
千歌「ずっとチカのこと心配してくれてた人だから、早く安心させてあげたいの」
千歌「ね、理亞ちゃん。お願い」
理亞「で、でも…まだ、そんな、急がなくても…」
千歌「理亞ちゃん、次いつ内浦に来られるかわかんないじゃん。だから、ほんとに軽く!挨拶するだけでいいから!」
理亞「………っ」
千歌「他の人には絶対言わないようにしてもらうから、その人だけ!ね、だめかな…?」
理亞「………本当に、他の人には言わないでおいてくれるかな」
千歌「だいじょーぶだよ。すっごく信頼できる人だから」
理亞「…わかった。それなら、その人に、だけ…」
千歌「ありがとうっ理亞ちゃん!大好き!」ギュッ
千歌「じゃ今から家に行っていいか聞いてみちゃうね」ピッピッ
千歌「…あ、もしもし!チカです。今から少しだけおうちに行ってもいいですか?…はい、はい、ちょっとだけ、会ってほしい人が…」 理亞 (今だけ…今だけ。その人さえ黙っておいてくれたら、ルビィにはまだなんとか言い訳ができる)
理亞 (曖昧なことした私も悪いんだ…千歌さんのお願い、一つくらい聞かなくちゃ…)
千歌「理亞ちゃん、今から来ていいって!歩いてすぐだから、行こっ」
理亞「…うん」
理亞 (今回だけ、挨拶して、落ち着いたら…きちんと千歌さんに言うんだ。それまでは曲がりなりにも恋人になったんだから、歩み寄らなくちゃ…)
千歌「着いた、ここだよ」
理亞「大きな家…」
千歌 ピンポーン
『はい』
千歌「こんにちは、チカです!」
『ああ、お待ちしていました。すぐに出ますわ』
理亞「…え?」
理亞「ねえ、千歌さん、待って、ここって、」
千歌「ん?」ニコッ
『黒澤』
理亞「………………っ!!」
理亞「や、やだ、千歌さん、やだ…!私…」
千歌「待ってよ。すぐだから。待って」ギュッ
理亞「ぁ……ぁぁあ…っ」
ダイヤ「お待たせしました。千歌さん──あら?そちらは…理亞さん…?」
千歌「えへへ…大事なご報告に来ました!ダイヤさんっ!」
こういう…
続き物として書いてるつもりはない
時間があいたら気まぐれに書いてみてるだけ 外堀どころか本丸攻め込むのはワロタ
これは策士っちですわぁ…… なかなか重いぞちかっち。パンツ脱いだから早く続きを 圧迫してるのか?700スレ中250も今立ってないけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています