【SS】ルビィちゃんの性奴隷に成り下がったダイヤさん෴ꪡ෴ꪡꪛ෴
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わたくしがルビィに対して劣情を抱いていることを彼女はとうに見抜いていた ルビィがわたくしを見る目に卑俗さを感じるのはきっと勘違いではない 艶かしさよりももっとはっきりとした性的ないかがわしさを覚える しかしそれは方向は違えどルビィもまたわたくしを求めているだろうという低劣な期待が見せた儚い幻想の一種であったのかもしれない 卒業後イタリアへ渡り果南と鞠莉と卒業旅行という名の逃避行を味わった ルビィと離れて暮らし連絡も取り合わないことで改めて自分の心に向き合う時間が生まれるのではと鞠莉の画策に共謀した Aqoursではなく幼馴染みとしてのみ過ごす異国の地の日々はその目的からして慌ただしくもありそれでいて懐かしい安らぎを与えてくれた イタリアに暮らす人はみな陽気でそれにつられるのか観光客もまた明るくそこかしこに鞠莉がいるかのようだった 海沿いに並び立つヴェネツィアの街並みは景観に差こそあれ内浦と同じく生活に水が根差した居心地の良い土地だった 夕食をとり終えて果南と二人夕暮れの路地を連れ立って歩く 特にこれといった会話もなく方々を散策し宿泊先のホテルへ戻るとそこには鞠莉が待っていた 学校帰り果南と共に堤防沿いを連れ歩き淡島へ渡ると鞠莉がいた 三人仲良く打ち解けて過ごし始めたあの頃のように今度はこのまま三人でイタリアで暮らしてみてはどうだろう 鞠莉が母から逃げているようにわたくしにもまた逃げ出したい現実があった けれどもその現実は本当はわたくしが求めている未来であるのかもしれなかった 鞠莉の問題が解決するまではわたくしも目を背け続けようとそう決心した矢先に二人の逃避行はそれぞれに終わりを迎えた Aqoursそしてルビィがイタリアへやって来たことによって 鞠莉の母との遭逢を終えると曜の従姉妹である月も交えて10人揃って食事をとることになった そこで曲作りに作詞と役割分担する中で公演舞台はルビィたち1年生が選定したいと申し出てきた 楽曲の持つ雰囲気とAqoursの魅力を観客に伝えるのは勿論のこと鞠莉の想いを母の元へと届けるための最良のステージの選択 実はここのところ毎晩イタリアの街を出歩いていたのも鞠莉の母を説得するためにはこれまでの時間が無駄ではなかったと3人で歌に乗せて届けるしか無いと考えていたからだった そうしていくつか舞台の候補を選んでいたのでその中から決めてはどうかと提案しようと思ってもみた けれどもAqoursのメンバーも今や掛け替えのない鞠莉の大切な存在であるのでいっそ託してみようかとも思い直した しかしやはりそのような重大な選択が彼女たちに出来るのだろうかと優柔不断に陥りつつ訝しみながらルビィを見詰めると険しい目付きで見返してきた その冷たい瞳に驚くのを尻目に他のメンバーに気付かれないようそっとこちらへ顔を寄せるとキノットと呼ばれる炭酸飲料の注がれたわたくしのグラスの中に彼女は唾を吐き入れた ルビィは依然こちらを睨んだままでいてその口はそれを飲めと動いたように見えた 突然のことに驚きルビィの顔を見据えると一瞬呆れたように眉をひそめてまばたきのあとに厭らしく微笑んだ それは自分の欲望を覆い隠すための言い訳であったのかもしれない 姉としてではなく自分自身それを飲みたいと本心から望んでいた その願望を自覚すると途端に顔が熱くなり指先が震えてきた 喉と口中の乾きがはっきりと感じ取れてまるで立ち眩みを起こしたかのように視界がぼやける 動悸が激しくなり荒くなった呼吸は抑えようと堪えてもすきま風のような細かい音を立てながら唇の端から洩れてくる どちらにせよ喉を潤すために何かを飲まなければならない そうしてわたくしはルビィの吐き入れた唾の混じるグラスを手に取り一思いに飲み干した 飲料が食道へ胃へ腸へ流れていってもルビィの唾液はいつまでも喉に粘りついていた 隣の席では鞠莉が千歌と梨子にイタリアと街の歴史について語っている 通路を挟んだ向こうの席では善子と花丸が曲のイメージを膨らませている 周りではこうして話し合いを進めているのにわたくしは上の空でいつまでも喉元にルビィの余韻を感じていた 宿泊先のホテルに戻り同室にてルビィの髪を拭いていると当日の服装についての指示があった 下着は着けないようにとルビィは笑みを浮かべながら提案してきた それはどうしようもなく下卑た笑みでわたくしに断られることなど微塵も頭に無い口振りであった 何故ならその言葉こそがわたくしの望むわたくしが望んでいると今はっきりと理解できた未来への糸口だったのだから 自分でさえ疑いを抱いていたわたくしの本当の想いの行く末をルビィが指し示してくれたことを嬉しく思い長らく感慨に耽っていた そうしているとタオルを持つ手を休めてしまっていたようでルビィはわたくしの元からそれを取り上げ自ら濡れた頭髪を乾かし始めた 夜も更けた頃ベッドの中でふと果南と鞠莉の顔がよぎった この旅が終わったらもう二度とあの二人と対等な関係ではいられないであろうという確信に近い予感があった そしてその予感による緊張は胸をざわつかせ臍部を刺激し尿意を催させベッドの上に横たわるわたくしにお漏らしをさせた 今この瞬間をきっかけにこれまで築き上げてきた友人との関係がすべて崩れ去るように思えた しかしこの年にもなっておしっこを我慢できずにいた恥ずかしさと情けなさからくる不安に体を動かせずにいると寝心地の悪さに相俟ってかつて味わったことのない妙な心地よさが全身を駆け巡っていくのを確かに感じた これまでの自分がついに消えてしまうのではないかという引き返せない恐怖と今ようやく新たな自分が生まれ落ちたのではという喜びの気持ちが複雑に入り交じったわたくしは気が付くと濡れた衣服を身に付けたまま深い眠りについていた スカートは長く上着も羽織っているためにわたくしがその下に裸のままでいることなど誰も気付きはしないだろう ルビィがわたくしを羞恥させる目的でこのような格好をさせたのかは定かではないが特別恥ずかしさを抱くことはなかった しかし振り付けで手足を動かす度に普段は触れない箇所に布地が擦れて変な気分がした これがスカートでなくズボンであったのならその染みは時が経つに連れ色濃くなっていったのであろう とは言え厚手のスカートだからと言って本当に染みは出来ていないのか 腿から膝へと垂れる滴水は観客の目では捉えられないだろうか 自分の目で確認したかったが振りの途中で下を向くわけにもいかない 観客への披露が終わるとルビィは自分達のアイデアで成し遂げたことが嬉しいのか顔を綻ばせていたので一言賛美しておいた 鞠莉もまたやり切ったといった具合に方々を見渡していた ルビィには鞠莉の気持ちを考えるよう胸の内で戒めながら当のわたくしは一体何をやっていたのか 食べたものが悪かったのか帰国後の数日間ルビィは体調を崩していた 両親が地域の会合のために朝から出掛けたある日のこと 自室で休むルビィの看護をしていると喉が乾いたのか御盆の上のコップに目配せをした 少しずつお飲みなさいと声を掛けて口許にストローを運んでやると首を振ってお腹が痛いと呟いた ルビィもまた蒸気した顔に浮かぶ空ろな瞳でこちらを見つめ返してきたのでやはりそれは確信となった ルビィの穿くズボンと下着を脱がせたあと腰の下には折り畳んだタオルを敷いて軽く持ち上げてやる この年にもなって薄らとしか毛の生えていないルビィの陰部を通り越してその下の窪みに片手を添える 腰を屈めて四つん這いになりもう一方の手に備えたストローをゆっくりとその穴の中へと押し込んでいく それは襞に沿って股を流れ落ちてきて潤滑油さながら奥へと挿し入れる助けとなった ある程度までストローが体に隠れると先端が何かに触れて沈み込むのを感じた これが望みで良かったのかと疑うわけではないが確かめるためルビィを見上げると赤面しながら少し顔を背けて顎を引くように軽く頷いた わたくしは躊躇うことなくストローを口に咥えるとヴェネツィアでルビィの体液を飲んだ日のことを思い返しながら体内の汚物を吸い上げた 途端に腸液にまみれた苦く粘つくペースト状の固形物が口内に流れ込み思わずむせて吐き出しそうになった 口から鼻へと匂いは充満し換気扇の回らない化粧室のような醜穢な香りが嗅覚を刺激した 耐えきれなくなったわたくしは口を離してしまい唇の脇からルビィの排泄物と自らの唾液をだらしなく垂らしながらえずいていた そんな姿を見たルビィは心底残念そうな表情を浮かべてお尻からストローを抜き取った それを眺めていると何だかわたくしとルビィとの繋がりが絶たれたような気がしてきて涙が溢れて止まらなくなった 下着を穿き直そうとする手を制止してもう一度味わわせてほしいと懇願した 震える手がストローの挿入を難しくしたが無事元の位置まで差し込まれた けれどもわたくしはむしろ自分を奮い立たせるためにも口内をうがいするかのように歯や舌の裏側にまで行き渡らせて攪拌しつつ飲み込んだ 腸内に長く留まるせいか体温以上の熱を持ったそれは岩場を出鱈目に流れ落ちる溶岩を想起させながら喉から先へと緩やかに下っていき焼け爛れたように熱く不快な感触をその通り道に残していった 吐き気と共に胃の中のガスが逆流して鈍く醜い音が口から漏れて部屋に響いた わたくしは涙を流しながら次の一口をどうしようかと考えていたがふとルビィを見ると苦しそうに眉を顰めて唇の端を強く結んでいた ストローの根本では皮膚との隙間から茶褐色の粒状の泡が細かく弾ける音を立てながら液体へと姿を変えて少しずつ臀部のほうへと流れ始めていた ルビィはわたくしがこの腹痛の元を断ってくれるであろうことを信じて期待している そう思うと自らの不快感などどこ吹く風で改めてストローを咥えると何度も吸い上げそして飲み込んでいった 舌に絡み付きいつまでも苦味を残す泥のような塊と歯の隙間や頬の内側にへばりつく未消化の滓の入り交じる食感には最後まで慣れることはなかったが胸の奥底から沸き上がってくる熱気を感じさせる喉越しには心地好さを抱くほどになっていた 本当は口に含む時点からもっと大事に味わうつもりだったけれど今のわたくしにそこまでの余裕は無かった ルビィのお腹の張りも和らぎ口内を通るものが再び固体由来の軟らかな触感に変化したのを舌先で感じ始めた頃になってようやくわたくしはストローから口を離した この献身を褒めてもらおうとフリスビーを咥えて戻ってきた犬のように肩で息をして涎を垂らしながら恍惚とした表情でルビィを見上げた すべて嚥下したことを示すために口を大きく開いて見せたのでその姿はより一層と飼い主にすり寄るペットのように映っていたのだと思う ルビィは微かに顔を綻ばせて息を漏らすとわたくしを見下ろしながら右手を伸ばして優しく髪を撫でてくれた 安堵した途端によほど緊張していたのか全身の力が一気に抜けてルビィの股へとへたり込んだ するとお尻にはいくつか筋のように垂れた跡が見えてそれらが固まる前に舐めて拭き取ってあげた わたくしの舌が触れる度にくすぐったそうに身をよじるルビィが愛しくていつまでもそうしていたかった ところがルビィはわたくしに向かって臭いが残るから早く外へ出ていってと淡々と伝えてきた とても悲しくなったがその通りだとも思ったので下着とズボンを穿かせてやって洗面所へと向かうことにした どれほどうがいをしても歯を磨いても全く口臭は消えず両親が帰宅してからはなるべく口を開かないよう努めていた 自分にとっては鼻のすぐ側で臭うので強く悪臭が感じられるが他人にしてみればそれほど気にならないのか特に匂いについての指摘はなかった それでも両親とすれ違う瞬間やふと目があったときにはもしや感付かれるのでないかと気が張った この気付かれるかどうかを危ぶんで気を揉む状況もまたルビィとわたくしとを繋ぐ特別な時間に思えた 理亞は同級生との折り合いがつかず自室に引きこもったままだという 一時はAqoursに加入してはどうかと意見がまとまりつつあったがルビィが強く拒み御破算となった その代わりルビィの提案によりラブライブ決勝延長戦を企てて理亞と聖良のわだかまりを解消させてやることになった 優勝者と地区大会敗退者で決勝延長戦というのはいささか烏滸がましくないかと感じたが口にすると場が荒れそうなので黙っておいた あるいはそんなことは誰しも気が付いているが理亞を助けたいという思いのほうが違和感をずっと上回っているのかもしれない しかしわたくしは帰りのバスの車内においてルビィには念のため確認しておいた するとあっけらかんとしてこれは理亞のために開催するのだと答えた 確かに理亞の無念を晴らすためではあると同意しかけたらルビィは溜め息をつき全く意図が分かっていないとわたくしを冷たくあしらった 今回のライブは月によって函館のSaint Snowの元へネット中継されるらしい それを中継と同時に全国へ配信あるいは撮影後にルビィがSNSへ上げて全国各地で視聴できる状態にするという 理亞もまた自分がAqoursと対等な立場として全国に晒されることを後ろめたく感じるであろう しかしルビィによると理亞はそのような羞恥心をも快感に捉えるほどに退廃しているはずだといった Aqoursが心の底から彼女たち姉妹を救いたいと考えている最中に理亞は自らの快楽にしか目を向けない 自らの愉悦を優先し他者の善意を踏みにじる底辺の存在だと理亞に自覚させるために計画された目を背けたくなるような目論見が決勝延長戦には隠されていた またそのような自分の本性に行き着いた理亞は再びスクールアイドルを結成するだろうともルビィは話してくれた ただしそれは更なる失敗によって産まれる悔恨と自己嫌悪の海に身を投じるためであり成功を目指したSaint Snowとはかけ離れた破滅に向かうアイドル活動になるはずだというようなことをルビィは言った 話を聞いているうちにわずかばかり胸が痛みわたくしの心の中に何か思い当たる節があることに気付かされた しかしルビィはそのことがとっくに分かっていたようで蔑みの目でわたくしを眺めていた これから理亞が浸るであろう耽溺はスペイン階段においてわたくしがすでに鞠莉そしてAqoursに対して覚えた感情と同一のものであった 最早わたくしは人の持つ倫理とは比べることも不相応なほどの畜生同然の本能しか持ち合わせない最低な人間に成り下がっていた そのことにようやく思い至るとこれまでになく後ろめたい気持ちになり下を向いて歩くことしか出来なかった そうして惨めに歩いているうちに微かに空気の漏れる音が背後から聞こえた 振り返るとそこではルビィが声を必死に抑えながら唇を歪に持ち上げた笑顔でわたくしをじっと見詰めていた 夜闇の入り口に輪郭が溶け込んだルビィの形相はこの世の咎がついに実体を現してわたくしたちをその身内に引き込もうと牙を立てそうして飲み込まれる苦痛に悶えているかのようにも思えた あと少しで自宅へ着くという頃に通りの向こうからこちらへとバスが走ってくるのが見えた 本番前に延長戦の舞台となる沼津ラクーンを下見しようとルビィが言うので沼津駅を目指して再度二人でバスに乗り込んだ 夜分に内浦から沼津へ行く人は少ないため車内にはわたくしたち以外には誰も乗っていなかった 最後部の座席に腰掛けて外の景色を眺めていると隣ではルビィが座り心地が悪いのか落ち着かない様子で体を揺すっていた このバスも田舎町を長く走っているので大分くたびれているのだ シート越しに響く道路の凹凸に疎ましさを覚えたので気を紛らすため対向車線を走る車をうつけて眺めていた 春先のこの時間は分とは言わず秒ごとに日が暮れて行くのが実感できる 台数を追うごとに陰とのコントラストが強まっていく沼津から帰宅する自動車たちによるヘッドライトの乱舞 背の低い防波堤の向こうに広がる海面には月明かりと港のネオンが映り込みサーチライトのような煌めきを演出している そう思うと足回りの固いバスの不規則な揺れも光に合わせたダンスのように感じられて先程までの不快感は嘘のように消えて無くなり夜間特有の妙な高揚感に囚われていた 見慣れた景色も心の持ちようで別世界に生まれ変わるものだと改めて吟味していると窓ガラスの反射越しにルビィが未だ体を揺り動かしているのが見えた まだ座席が気になるのだろうかと今しがた発見した気の逸らし方を教えるためにルビィの方へ向き直すと何かを顔に投げ掛けられた もしやとの思いは的中しルビィはスカートをたくしあげて露となった地肌を見せ付けるようにすると熱を帯びた憂いのある目でこちらを見据えていた 乗客は二人しかいないものの運転手に見付からないだろうかと不安になったわたくしはスカートを押さえて露出した下半身を隠してやることにした しかしルビィはわたくしの手を払い座席に片足を立てるとこちらへ向けて股を開いてみせた なぜこのような真似をするのか困惑しつつ下へと目をやると陰核の下部に位置する辺りが少し湿りを帯びていた バスに乗った時から体を震わせていたのはこのせいだったのかと合点したわたくしはルビィの秘部へと顔を近付けて肌に口を沿わせた しばらくするとルビィが軽く力んだために口に触れた部分の皮膚が固くなるのが分かり少し時間を置いてから口内に生温い液体が流れ込んできた 出立てということで匂いも少なく先日口にしたものとは異なり今回は抵抗無く飲み込むことが出来た むしろルビィの味わいを楽しむ余裕もあるのではと感じたがそう思ったのも束の間すぐに別の問題が浮上した ストローは自分の都合で吸い上げれば良かったのだが今注がれているものはわたくしは当然ながらあるいはルビィの意思とも無関係に息つく間もなく流入してくるのであった 少しでも溢してしまうと座席が濡れて他の乗客の迷惑になるため何としても飲み干さなければならない そう焦ってしまったせいで飲み込む拍子を違えたわたくしはプールで溺れる子供のように気道へと突入する水流に抗えず苦しみから逃れるために大きく息を吸おうとした 同時に催した吐き気のために喉の奥では流れ込んだ体液が胃液と混じり合い水泡の弾ける音を立てながら口に向けて逆流し始めた わたくしが苦しみだしたことを察するとその姿を面白がったルビィは増長してより勢いをつけて放尿し続けた 胃と肺から湧き出ようとするものと口から溢れんばかりに注ぎ込まれるものとがせめぎあう苦境に耐えきれなくなったわたくしは大きくむせびながら尿とも鼻水ともつかない黄みがかった粘液を鼻をかむときのような震音を鳴らして鼻腔から吹き出した 座席に突っ伏したまま肺の中一杯に空気を取り込もうと過呼吸気味に胸と背中を震わせて悶えていると頭上ではルビィが声を上げて笑っていた さすがに運転手に気付かれたのではないかと横目で前方を窺うとバックミラーを一瞥したものの女子高生が二人ふざけているだけだと思ったのかすぐに前に向き直った 呼吸も落ち着いたのでスカートのポケットからハンカチを取り出して口許を拭ったあと折り畳んだ側の面を使い座席も拭いておいた 染みは残るだろうし気休め程度にしかならないが何もしないよりかはまだ良いはずだ それにしても明日の乗客を思い汚さないよう気を付けていたのにいざ自らの作り出した汚損を目の当たりにするとルビィとわたくしとの行為が形として残ったように思えて気分が弾んだ やはりわたくしは堕ちるところまで堕ちてしまったのかと反芻したが不思議と以前のような悲しみは抱かず得体の知れない小気味好さが生まれてきていた Aqoursに一人自分は天から堕ちてきたと称するメンバーがいるが彼女もまさかこれほどまでには堕ちていないだろう ふいにそう考えると彼女に対する妙な優越感が湧いてきた もう1年近く前わたくしがまだAqoursの成り行きを疑わしく眺めていた頃にルビィはリトルデーモン4号などという役柄で動画を撮影していた 果南と鞠莉との確執に巻き込まれる形でスクールアイドルに関する話題が我が家では挙がらなくなったのでルビィには辛い思いをさせた Aqoursに入ってからは非日常な世界に没頭することを心から享受しているようで安心するのと同時に自分がその夢を叶えてあげられなかったことを悔やみ部員を妬んでもいた なぜルビィが楽しそうに過ごす姿を彼女たち越しに見なければならないのか なぜわたくしはルビィと共にスクールアイドルにまつわる幸福な時間を過ごすことが出来ないのか なぜ二人は姉妹でありながらお互いの思いをさらけ出すことも出来ず気を遣い仮初めの話題を挙げて過ごさなければならないのか 事も無げにシートに引っ掛かっていたルビィの下着を右手に取るとそれを自分の鼻に近付けて匂いを堪能した 未だ開かれたままのルビィの脚の付け根ではわたくしが口を離したがために最後まで出切ることの無かった露が微量垂れ流されている わたくしは下着の匂いを嗅ぎながら水源へそっと舌を寄せて雫を舐めとってみた 不思議とルビィの股を湿らすしたたりはいくら舌先で拭き取っても収まることはなく沼津までの道中他の乗客が乗り合わせなかったこともありバスが停車するまでの間延々と舐め続けていた こうしてルビィと同じ気持ちで向き合える嬉しさから涙が一筋流れ出した 涙がルビィの体に零れ落ち股へと流れ体液と絡み合い舌の上に運ばれてきた その塩辛さは駿河の海を思わせるもので今ようやくこの地に生まれこの地に育ったわたくしたちがひとつ同じ想いに結ばれたことを強く感じたのであった 沼津ラクーンは歩いてすぐの場所にあるので時間も掛からず着くはずがルビィの足取りは何故だか妙に重かった 屋上庭園へとようやく辿り着き沼津の街並みをそっと見下ろす 地元民と観光客の車がけたたましく行き交い大型施設や麓の飲み屋街ではこれからが夜の花盛りだとばかりに電光が咲き乱れる とは言え一介の地方都市に過ぎないのだがそれでも身近な憧憬の地に違いなかった ルビィも同じ景色を見ているだろうかと振り向くと胸の辺りを両手で押さえてうずくまっていた どうやら変わった姿勢でバスの座席に腰掛けていたせいで車酔いを起こしたらしい 自動販売機で水を買ってくるから休んでいるようにと伝えると今すぐに服を全部脱ぐようにと返された 一体なぜこんないつ人が来るとも知れない場所で服を脱がなければならないのか そうした趣味の人は自動販売機という存在に惹かれておりその前に立ち露出の写真をよく撮っていることは理亞の一件のあとで調べて知っていた イタリアで下着を身に付けず行動してからも全くそのような行為に興味は湧かなかったものの一糸纏わず命令に従う姿などまるで飼い犬のようで恥ずかしさに目を瞑れば案外面白いかもしれない これまでも散々ルビィの望みに付き合ってきたので今更自分の嗜好に合うか否かで躊躇することもないだろう もう一度周囲の人影や物音に注意してみたが屋上まで訪ねてくるような人は見受けられなかった これが終わったら帰りのバスが来るまでの時間ペットショップへ寄って犬用の首輪を買ってもらおうか ルビィにリードを引かれながら全裸で海岸沿いを散歩するのも良いかもしれない そんなことを思い浮かべながら制服を脱ぐとその流れのまま上下の下着も脱ぎ去った 勢いで脱いでしまったのであとになって気が付いたが今の気温は5度にも満たず肩に腕に肘とそして指先また他の肌も全身の部位ごとに海風が運ぶ凍てつく冷たさが芯まで染み込み震え上がった ルビィから次の指示が出るまではコートを被っていようかと地面に身を屈めるとそのまま手をついて顔を上げるよう命じられた どうしようもなく寒いので上着を着させてもらおうと哀願するためにも倒れ込むように両手をついて肩をすぼめながら上を見上げた しかしそれは睫毛に異物が触れたことを契機にまぶたが眼を守ろうと咄嗟に閉じたためであった ある程度まとまった塊が地面を鈍く打つ音が聞こえるのに合わせて自分の髪や頬を何かが纏わり付きながら垂れ落ちていくのを感じる やがて酸っぱい匂いが鼻の粘膜に届きようやく何が起きたのかを理解する わたくしは全裸で四つん這いになったままルビィの吐瀉物にまみれて呆然としてすくんでいた 状況の判断に頭が追い付かない上に目の中に異物が入り込まないためにもまぶたを閉じたまま固まっていると耳元でルビィの声が聞こえた 「地面を這ってルビィのワンちゃんにでもなった気分だったのかな」 「ワンちゃんはどうして首輪を着けてるんだと思う?逃げたり迷ったりしたときに飼い犬だって分かってもらうためだよね」 「お姉ちゃんはルビィから逃げるの?道に迷ったときに自分がどこから来たのか伝えられないの?」 「道に迷っても自分の住所くらい話せるよね?人間だから」 「お姉ちゃんは人間のままそんな情けない姿になったんだよ?」 「ルビィはもう何でもできるのですわだったかな?イタリアで話してくれたのは」 ただ一番近くにいたのがたまたまわたくしだっただけであって 日が暮れる前にルビィに抱いた印象の誤りを脳裏で訂正する ルビィが闇に飲まれたのではなくあの闇はルビィから生まれ出たものに違いなかった その甘い匂いに誘われて食虫植物の口へ飛び込む虫のようにルビィの視線を自分のそれと同一のものと思い込んだ目の前にいる愚者を餌食とするために ルビィの言う通りわたくしは未だ人間のままでいてそして人間のままで入ることは許されない世界にすでに足を踏み入れてしまっていた これだけの長文誰にも邪魔されず投下され続けたの初めて見た
起きたら読も 書くのも凄いが2時間休みなく投下する執念がヤバいわ めちゃくちゃ伸びてると思ったら狂気すら感じる長編大作で草 1レス1文だから文量的にはそんなに多くない
個人的な感想としては気持ち悪かった これ一ヶ月くらい前に依頼されてたスカトロss?ついに出来たのか まとめて書けば十数レスで終わったろうに、
なぜ一行ずつ200行にも分けて書けたのか
その根性はどこから湧いて来たのか
とにかく怖い、
お前らの普通のレスに癒されたわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています