0257名無しで叶える物語(きびだんご)
2019/06/15(土) 21:45:35.01ID:PhTBHKoC彼方「あれ? かすみちゃん?」
かすみ「っ!? な、なっなんですか急に!」ゴシゴシ
彼方「急って訳でもないんだけど… なにかあったの?」
かすみ「何もっ、ひっく、ありません! あったとしても彼方先輩にはカンケーありませんよ!」
彼方「……」
かすみ「…ぁ! ちがう、ちがうわたしのこういうところがみんな… ごめ、ごめんなさい…」
彼方(…おぉう)ゾクッ
かすみ「むし、無視は嫌です…ごめんなさい、ごめんなさいっ」
彼方(ちっちゃいのにプライド高いかすみちゃんがこんなになってると、確かにそそられる…クるものがある…)
彼方「でも彼方ちゃん、今のはさすがに傷ついちゃったなぁ せっかく心配してあげたのに関係ない!って言われちゃったらなぁ」
かすみ「ウソ、ウソです! 関係あるんですっごめんなさい、ちがくって、いや、もうイヤなんですよぉぉ…」ボロボロ
彼方「うーん…許してほしいなら、罰を受けなきゃだね」
かすみ「──ひ あ、嘘 やだ、かすみもうひとりぼっちは…!」
彼方(…でも)
彼方「罰として、彼方ちゃんにぜーんぶ相談しなさい 相談じゃなくてもいいから、なにもかも、思い浮かんだこと、教えて?」
かすみ「…え あ、」
彼方「だいじょーぶ 彼方ちゃんだけはいつまでも…かすみちゃんの、味方だよ?」ギュウ
かすみ「あ ぁ ああっ…!」ガシッ