【SS】ちかよしまりで同棲してみた。
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安価、短めにいきます
鞠莉「してみるの」
善子「してみないわよ」
千歌「してみるの!」
善子「ほら!変なこと言うから小っちゃい子が真似しちゃったでしょうが!」
鞠莉「善子、マリーとちかっちのことキライ?」
善子「好きとか嫌いとかじゃなくてね。突然三人で一緒に住んでみるとか意味わかん
鞠莉「キライ?」
善子「だから…」
千歌「きらいなの…?」
善子「嫌いじゃないわよ!二人とも大好きに決まってんでしょ!ただ今はそういうことを話してるわけじゃな 千歌「ほぉら鞠莉ちゃん善子ちゃん!朝ごはんできたよー!起きないと冷めるよー!」カンカンカン
鞠莉「んんんうるさいいい…なんの音よこれえ…」モゾ…
千歌「フライパンとおたまを打ち鳴らす音!日本古来の起こし方なんだよ」
鞠莉「Really!?そうなの?だったらしょーがない、起きるしかなさそうね…」
千歌「善子ちゃーん!鞠莉ちゃん見習って起きなきゃだめだよ〜!」カンカンカン
善子「んぐぐぐぅ…」モゾモゾ
千歌「よーしーこーちゃーーーん」カンカンカン
鞠莉「マリー起きたのにこれ聞かされ続けるの結構きついわね」 善子「そんなに無理に起こさなくったっていいでしょ…今日休みよ…」モゾモゾ
千歌「あー、こらー!布団かぶるなー!」グイ
善子「んにゃあああ引っ張るなあああ…!」グイ
鞠莉「せっかくちかっちが breakfast 作ってくれたのに冷めちゃもったいないじゃない」
善子「誰が頼んだのよー…今日はゆっくり寝るって昨日言ったのにぃぃ…」
鞠莉「もー、善子ってばガンコね!いいじゃないちかっち、こんなに言うなら後で温めてあげれば…」
千歌「…」
鞠莉「ちかっち?」 千歌「最初の朝なんだよ。みんなで揃って朝ごはん食べようよ」
善子「……」
千歌「勝手なことしてごめん、善子ちゃん。来週からは朝ごはん作らないから」
千歌「でも、ね?今日だけ…」
善子「………」
千歌「お願い…」
鞠莉「善子、
善子「ああもうわかったわよ。起きてごはん食べればいいんでしょ」
千歌「善子ちゃん!」パアッ 善子「いつまでもフライパン鳴らされ続けるんじゃ満足に寝てもいらんないわよ。朝ごはん食べたら私もっかい寝るからね!」
千歌「うん!」
鞠莉「もー、善子ってばツンデレなんだから♡」
善子「うっさい」
善子「…ってゆーか」
千歌「んー?」
鞠莉「What?」
善子「いつの間に同棲始まってんのよ!!」
鞠莉「てへぺろ♡」
千歌「てへぺろ!」
同棲開始! ご飯の買い物
鞠莉「今日の晩ごはん食べたいものある人〜」
千歌「グラタン!」
鞠莉「いいねグラタン!善子はなにが食べたい?」
善子「もずく」
鞠莉「ナニソレ?」
千歌「え!?鞠莉ちゃんもずく知らないの!?」
鞠莉「知らないよ。食べ物なの?」
千歌「やばいよ善子ちゃん…鞠莉ちゃんもずく知らないんだって…!」アワワワ
善子「じゃいらない。グラタンだけでいいわよ」←予想して言った 鞠莉「えー。珍しく善子が自分の希望を言ってくれたのにそれを叶えられないなんて…」
鞠莉「そんなのマリーが自分を許せないわ!」
鞠莉「ちかっち、お買い物についてきてくれる!?」
千歌「もちろんだよ鞠莉ちゃん!善子ちゃんの好きなものを用意したい気持ちはチカもおんなじだから!」
鞠莉「というわけで、善子!」
善子「はいはい。この面クリアするまでに帰ってきてよね」
鞠莉「ノン!」
善子「え?」
鞠莉「善子も行くよ」ガシッ
善子「ちょ」
千歌「善子ちゃんが教えてあげないで、誰が鞠莉ちゃんにもずくを教えてあげるの!」ガシッ
善子「や、えっ、そのために千歌さんが行くんじゃ……」
鞠莉「Let's go〜☆」
千歌「ごー!」
善子「うそ、まじで、行かないって、ちょ…」
善子「あーーーーーもーーーーー!!」ズルズルズル… よっっっっっっっっしゃ!!
ちかよしまりやんけっ!! in スーパー
鞠莉「着いたわよ」
千歌「ここからチカ達の物語が始まる…!」
善子「…」
鞠莉「さあ善子。マリー達と楽しくお買い物を
善子 ダッ!
鞠莉「善子!?」
千歌「走って逃げた!? ──いや、あっちは海鮮物のコーナー…」ハッ
千歌「まずいよ鞠莉ちゃん!」
鞠莉「え?」
千歌「善子ちゃん、さっさともずくを持ってきて自分の役目を終わらせるつもりだ…!!」
鞠莉「んなっ!?そ、そんなの許さないわよ!マリーは三人で楽しくお買い物したくて来たんだから!」
千歌「追いかけるよ!」 鞠莉「で、でもこの market の中、人も多いのにどうやって追いかけたら…」
千歌 ムムム…
千歌「…そうだ!鞠莉ちゃん、これを!」
鞠莉「それは──買い物に使う cart!?」
千歌「スーパーの中に広がるリノリウムの床を最も速く移動するには、これが最適だよ!さあ鞠莉ちゃん、乗って!」
>>15
1.乗る
2.乗らない
3.千歌を乗せる
4.その他自由 鞠莉「そ、それは乗ってもいいの…?」
千歌「なに言ってるの!乗るためのものでしょどう見たって!ほら、ここに車輪ついてるし、このカゴだってちょうど鞠莉ちゃんが入るくらいの大きさで──」
鞠莉「じゃあちかっちも入るわね」
千歌「え?いや、チカはこう見えてお尻おっきいから入らないかなーなんて…」タジ…
鞠莉「My H is 84. Your H is 83.」
千歌「え?なに?なんて言ったの?」
鞠莉 ニコォ
千歌 ニ…ニコォ…
鞠莉「ちかっちが乗るのデーーース!」ガシャガシャ
千歌「あーーーー!助けてーーーー!!」 千歌 on カート ドドン!!
千歌「うっうっ…恥ずかしいよう…」
鞠莉「さあちかっち!cart と一体になって速度を手に入れたあなたは無敵よ!」
鞠莉「善子を追いかけて──!!」ビシィッ
千歌「ぐす…いやいや鞠莉ちゃん、押してくれなきゃ動けないよ…」
鞠莉「押す?」
千歌「だって見てよ、チカこうやって乗ってるんだから足もつかないし、鞠莉ちゃんが押してくれないと…」
鞠莉「マリーが、押すの?その状態のちかっちを?」
千歌 on カート ダサイ!!
鞠莉「………」
鞠莉「待ちなさい善子ーー!」タタッ
千歌「え!?あ、うそ!?鞠莉ちゃん!?」
千歌「ちょっと鞠莉ちゃん!せめてチカ出してってよ!これで放置してくなんてあんまりだよ!」
千歌「鞠莉ちゃァァァァァん!!!」
もずくは無事に買えた。 ご飯を作る
鞠莉「ちか〜っち」ツンツン
千歌 ムスゥ…
鞠莉「もー、機嫌なおしてってば。一緒にごはん作りましょ?」
千歌「ふーんだ!」プイッ
鞠莉「悪かったってば。もうあんなださい状態で置いていったりしないって約束するから」
千歌「チカが…チカがどんな想いをしたか……もうあのスーパー行けない…!///」プルプル
善子「いいじゃない、放っときなさいよ。早くしないとどんどん遅くなるわよ」
千歌「元はと言えば善子ちゃんが一人で走ってどっか行っちゃうから○×▲※!◇★」ビエエエッ
善子「はいはい」 鞠莉「グラタンを作るわよ!」
千歌「うい!」←なんとか機嫌なおした
善子 ジャブジャブ… トントントン…
鞠莉「みんなで料理をするときに肝心なのは、役割分担よ!」
千歌「はい!」
鞠莉「誰がなにをするのかしっかり決めて、効率的に進めることがなにより──」
鞠莉「そこのシニヨンちゃん!勝手にサラダやり始めない!」
千歌「ちゃっかり簡単なやつに手を付けるあたり善子ちゃんっぽい」 善子「サラダ完成したから私の役目は終わりよね。あとできたら呼んで」
鞠莉「ノー!善子ノーーー!!善子にはオーブンの余熱を命じるわ!」
善子「なんでよ!もう充分働いたでしょ!」
鞠莉「働いた分量なんかどうだっていいのよ!マリーはみんなで楽しく料理したいの!」
善子「一人でオーブン余熱してる人がいて、なにが『みんなで楽しく』よ!」
鞠莉「じゃあ三人で一緒に余熱しましょうよ!それなら文句ないでしょ!?」
善子「どおおおしてそういう話になるのよ!私はきちんとサラダ作る役目を終えたんだから、
鞠莉「そもそもサラダ作ったってトマト切って冷やしただけじゃないの!それで役目が終わったなんて言わせないんだから!」
善子「美味しいでしょ冷やしトマト!!」
鞠莉「大好き!!」 鞠莉「用意はいいかしら?」
千歌「う、うん」
善子 フンス…
鞠莉「善子の要望により──善子の強い要望により!オーブンの余熱を三人で一緒にやることになりました」
善子「誰がそんなこと要望するかってのよ」ボソ
鞠莉「各自自分の役割は覚えましたか!!」
善子「うるさい!!」
千歌「うるさいよ二人とも!!」 鞠莉「じゃ、やるわよ」
千歌 コク
善子 ハア…
鞠莉「まずマリーがオーブンの余熱温度を設定!250度よ!」ピピピ
千歌「次にチカが時間を設定するよ!ん〜〜〜、10分!」ピピピ
鞠莉「そして仕上げに善子が『余熱開始』ボタンを〜」
善子 ピ
鞠莉「楽しそうにやってよ!!」
善子「茶番が過ぎるでしょうよ!!」
グラタンは美味しく出来上がった。 こんな適当でいいのか
次の内容だかなんだか >>29 部屋の中に元気なコウモリが飛び込んでくる
それは、穏やかな夜下がりのことでした──…
鞠莉「coffee 淹れるけど、飲む人〜?」
善子「あ、私欲しい」
千歌「チカは紅茶がいいなー。チラッチラッ」
鞠莉「チラッチラッて口で言わないで」
鞠莉「もう、いいわよ。ついでだし紅茶も淹れてあげる」
千歌「やったー!鞠莉ちゃん大好き!」
鞠莉「うふふ…ねえ善子、ちかっちは紅茶淹れてくれるマリーのこと大好きだってよ」
善子「よかったじゃない」
鞠莉「善子は?coffee 淹れてくれるマリーのことどう?」
善子「便利」
鞠莉「最低!」ザラザラザラザラ
善子「砂糖砂糖!入れ過ぎ入れ過ぎ!誰がそんな甘ったるいの飲めるのよ!!」 ちかよしまり ズズ…
ちかよしまり プハァ…
千歌「のんびりしたいい時間だねえ」
鞠莉「ほんと。毎日こんな風に過ごす時間があれば、一日の疲れなんか吹っ飛んじゃいそうね」
善子「鞠莉の淹れるコーヒーほんと美味しいわ」ズズ…
鞠莉「そうでしょ?仕事中の息抜きなんか coffee くらいしかないから、日々追究してるんだもの」
千歌「え〜、そんな美味しいの。チカもちょびっと飲む〜」
善子「熱いから気を付けなさいよ」
千歌「いっただっきまーす」ズ…
千歌「苦っっっっが!!!」
善子「ほら言わんこっちゃない!」
鞠莉「いや違う違う。噛み合ってないわよ」 千歌「チカはやっぱり砂糖とミルクで甘くなった紅茶が一番だな〜」ゴク
鞠莉「この苦味を楽しめないうちは、ちかっちもまだまだコドモってことね♡」
千歌「善子ちゃんは背伸びをしてるとゆーことか」
善子「あなたよりオトナだというだけのことよ」
千歌「むおーっ!二人してチカのことばかにしてーっ!」プンス
鞠莉「こらこら、ちかっち。窓開いてるんだからあんまり大きな声出しちゃダメよ」
千歌「あっ、ごめん…」
善子「そうよ。隣からクレームでも入ってきたらどうするの──」
コウモリ スイー
善子「──え?」 鞠莉「ん?」
千歌「どしたの?」
善子 カチーン…
鞠莉「善子が…固まって──いや、」
千歌「死ん…で、る…!?」
ちかまり ドッww
千歌「もー、善子ちゃんってば〜。コーヒー飲んで死んじゃうなんて心筋梗塞みたいじゃ〜ん」アハハ
鞠莉「それ若干笑えなくない…?」
善子「や、え、笑ってる場合じゃ…な…」カタカタ
千歌「ちょっとちょっと善子ちゃん、なにそれ。どういう動き?チカもやってみよー」カタカタ
鞠莉「あはははは!ちかっち上手よ!」
善子「あれ、見ても、そんな楽しそうに、いられるの…?」スッ…
鞠莉「ええ?なによ。あれってど──れ──」
千歌「おお?鞠莉ちゃんまで固まった!どれどれ〜、二人が見つめる視線の先には一体なにが──」
コウモリ パタター
千歌「────」
鞠莉「────」
善子「────」
ちかよしまり「「「ああああああああああああああああああっっっ!!!??」」」 千歌「ちょ、どおっ…あれ!なに!なんでいるの!」
鞠莉「私見たことあるかも!いえ実物は初めてかも!ヤダ!」
善子「窓から!さっき窓から入ってきた!」
コウモリ パタパター
千歌「なんで入ってきたのほっとくの!出してよ!」
善子「無茶言わないでよ!千歌さんの大声に釣られてきたんだから千歌さんが追い払ってよ!」
鞠莉「ふ、二人とも落ち着いて…!コウモリは見た目はちょっぴり怖いけど別に人間に害をもたらしたりは
コウモリ スイーー
鞠莉「アーーーーこっち来ないでェェーーーー!!」ギャピーッ
ちかよし「「説得力ぅ!!年長者ァ!!」」 善子「いやだめよこれだめだってば!なんとかして外に出さないと!なんとかして!」
千歌「なんとかしてってどうするの!?善子ちゃんなんか策でもあるの!?」
善子「ないわよコウモリのことなんか考えたこともないのに策なんかどうしろってのよ!」
千歌「じゃあ適当なこと言わないでよ!」
善子「じゃあ千歌さんこそなんかまともな策出してよ!」
千歌「コーヒーかけよう!まだ熱いからコウモリも死ぬよ!」
善子「待って待って待って過激ね随分!!もうちょっと穏便なやつ!!」
千歌「そんな悠長なこと言ってる場合じゃないでしょ!」
鞠莉 ズズ… プハァ…
ちかよし「「現実逃避すんな年長者ァァァ!!!」」 コウモリ パタパタパター
コウモリ スイスイー
善子「いやもう!我が物顔で飛び回ってんじゃないのよ!すっかり安全地帯だと認識されてるでしょ、あれ!」
千歌「やだよう…せっかくの三人のお家なのに、コウモリ飼うことになるなんてぇ…」
鞠莉 スッ…
千歌「──ま、鞠莉ちゃん…?」
善子「あなた、なにを…」
鞠莉「…」
鞠莉 つ殺虫剤 ス…
鞠莉「…………この家はマリーが守るぅぅぅぅぅっっ!!」
善子「あーだめあれ止めて止めて!錯乱してる!鞠莉あれ錯乱してる!!」
千歌「鞠莉ちゃん!コウモリは殺虫剤じゃ死なないよ!たぶん!それよりコーヒーだよ!」
善子「コーヒーはもう冷えた!!」
ウオオオオオッッ
なんやかんやコウモリは五分後くらいに開いてる窓から出ていった。 これで最後にしよう
次の内容だかなんだか >>39 朝起きると善子の布団に黄色い染みが……
善子「……………!」
善子 ゴクッ…
善子 キョロキョロ
善子 ソッ…
善子 ソロ…ソロ…
鞠莉「まあ待ちなさいよ善子」ガシッ
善子 ビクッ
千歌「ついにやっちまったねえ善子ちゃん」ガシッ
善子 ビクビクッ
善子「ま、待っ──」
鞠莉「living に集合よ」 善子(正座)「…」
鞠莉「善子ぉ。あなたもいいオトナなんだから、そういう分別はきちんと付けなきゃダメよ」
千歌「この前チカのこと子供だって言ってくれたけど、う〜ん…どっちが子供なのかなあ」
善子「いや、あの…あれは違くて…」
鞠莉「言い訳無用!前々から怪しいとは思ってたのよ。でも、今回こそカンペキな証拠を掴んだわ…これは guilty よ」
善子「……っ」
鞠莉「善子」
千歌「善子ちゃん」
ちかまり「「マリー/チカ 達が寝た後、一人でパンケーキ食べてるでしょ!!」」
善子「くっ………!」 鞠莉「どうにも減りが速いと思ってたのよねえ」
千歌「それもこれも、善子ちゃんがこっそり布団の中で食べてたからだとはねえ」
鞠莉「これでもまだなにか言い訳はあるの?善子の布団にベッタリついてる margarine はおでこから自然に分泌したとでも言うの?」
善子「ぐ、ぬぬぬ………」
千歌「夜中に甘いものを食べちゃうのも、歯磨きした後に甘いものを食べちゃうのも、とっても罪深いことなんだよ。善子ちゃん」
千歌「しかも!高いからちゃんと分けて食べようって言ったのに!一人だけ!」
善子「待ったァ!」
善子「確かに二人が寝静まった後に布団の中でこっそり食べたことは認める。認めるし、それは謝るわ…でも!」
善子「まるで私だけがそうしてるかのような物言いは見逃せないわよ…!」 千歌「なっ!?」ギクッ
鞠莉「にっ!?」ギクギクッ
善子「あなた達もひどいわよねえ。まるでパンケーキどろぼうが私一人だけであるような言い方をして」
善子「マーガリンをこぼしたことに気付かなかったのは反省だけど、逆に今回のこれがなかったとしたら、二人とも…パンケーキが減ってることを話題になんかしたかしら?」
千歌「うっ…」
善子「自分が糾弾される前に、ボロを出してしまった私をやり玉に上げるなんてあんまりじゃないの」
鞠莉「うう…」
善子「その反応を見るに、図星よねえ?二人とも──!」 千歌「誠に申し訳」
鞠莉「ありませんでしたー!」
善子「ま、私も同じ悪行に手を染めたわけだし…三人ともそれぞれやってたっていうんだから、誰かが誰かを責める権利なんかないわよ」
鞠莉「それもそうね…」
千歌「だってあんなに美味しいのが悪いよね。パンケーキが悪い」
善子「正直わかる」ウンウン
鞠莉「激しく同意」ウンウン
千歌「と、ゆーことで!残ってるパンケーキをみんなで平等に分けよう!」
善子「賛成!」
鞠莉「ちょうど一人一枚ずつね!マリー coffee 淹れるわ!」
千歌「チカ紅茶〜!」
鞠莉「善子お皿とカップ出してよ〜」
善子「はいはい」カチャ
千歌 (んー…元々十枚入りだったような…)
鞠莉 (みんなで一緒に食べた分、一人でこっそり食べた分、今から食べる分…)
千歌 (…ま、いっか!)
善子「──頂きます♡」 終わります
付き合ってくれてありがとうございました おつおつ!あなたは最高です!!
ところで、気が向いたときにまた書いてくださったりしませんか!? >>49
それでもいいし、またそのときに新しくたてるのでもいいしっていう?
とりあえず、せっかくだから続けていただきたい感じ このスレでも新しいスレでもいいからもっとちかよしまりを見せてくれよ!才能あんだから! バーレーンってどこの地域ですか…
そんなに頻繁には書けないと思うけど、たまに書くようにはしてみます じゃせっかくなので
次の内容だかなんだか >>56
すぐに書けるかわからないけど おはちかよしまり!!
3人でお昼寝!!お願いします!! 3人でお昼寝
善子「ただいまー」
千歌「おかえりなさい」ヒョコ
善子「あら、お出迎えなんて気が利くわね。残念だけどお土産なんか買ってきてないわよ」
千歌「むー…」
千歌「って違うの!こっち来て善子ちゃん!」
善子「はあ?なによ…」
千歌「静かにね!」
善子「あなたがね」 鞠莉 スースー
善子「鞠莉が…寝てる…!?」
千歌「鞠莉ちゃんだって寝るでしょ」
善子「嬉々としてここまで連れてきたあなたに言われるなんて心外なんだけど」
千歌「思ったより反応がよくて驚いちゃったの」
善子「いや、そりゃ先に寝てる鞠莉を見たこともあるしまだ寝てる鞠莉を見たこともあるんだけど」
千歌「なんか…ね。なんかでしょ」hshs
善子「わかるわその興奮」ソワソワ 善子「だってここ畳よ?しかも雑魚寝よ?」
千歌「金髪ってお昼寝の間もサラサラなんだね…」
善子「意味わかんないけどめっちゃわかる」
千歌「タオルケットぎゅってしてる」
善子「きっと疲れてんでしょーね…」
千歌 …ゴクッ
善子 ゴクッ…
千歌「善子ちゃん」
善子「わかる」
なにする? >>61
1.ぎゅってしてるものをすり替える
2.鞠莉本人にいたずらする
3.写メる
4.その他自由 鞠莉 スヤー
千歌「ふつくしいね…」
善子「こういうとき美人ってずるいって実感するわよね…」
千歌「見てこれ、ここ。くびれやばいよ」
善子「なんで寝てても美人なのよ。腹立つわね」
千歌「意味わかんないけどめっちゃわかる」
善子「腹立つから写メろう」スマホ スッ
千歌「かわいそうだよ善子ちゃん」スマホ スッ 善子「被写体がよすぎて角度に困らないわ」カシャカシャ
千歌「今チカは名カメラマンになった。自分で言えちゃうくらい最高の写真撮れてる自信ある」カシャカシャ
善子 カシャシャシャシャシャシャ
千歌「出たお約束!意味のない連写!」
千歌 ピロン
善子 (出たわねお約束!ムービー!) ←声を入れたくない 善子「ふう…だいぶ撮ったわ」
千歌「チカも。フォルダ作ったよ」
善子「とりあえずダイヤに送っておきましょうか」スッスッ
千歌「チカも果南ちゃんに送っとく」スッスッ
善子「さて、最高の瞬間を形として残すことに成功したわけだけど…」
千歌「最高の瞬間が続いてる限り、手を止めちゃいけないよね」
善子「千歌さんのそういうとこ好きよ」ウリウリ
千歌「善子ちゃんには負けるよ」ウリウリ
鞠莉 スピー
ちかよし「「………」」
鞠莉 ギュ…
ちかよし ((あれだわ)) 千歌「善子ちゃん善子ちゃん、こんなのあった」つキュウリ
善子「うわナイス。ナイス過ぎw」
千歌「そっとね、そっと。起きちゃったらなにもかも台無しだからね」
善子「わかってるって。こんな楽しいことを自分の手で終わらせるような愚かはやらないわよ」ソーッ…
鞠莉 ギュ…(キュウリ)
善子「できたw できた『キュウリ握って眠るマリー』ww」カシャカシャ
千歌「キューリ婦人!ww」カシャカシャ
善子「やばいそれ最高やばいキューリ婦人ww」カシャカシャ 善子「あー笑った笑った」ヒイ…
千歌「チカ達の前でのんびり寝てる鞠莉ちゃんがいけないよね」
善子「ほんとにね。じゃ起きてばれる前にとっとと──」
鞠莉「んん…」ムニャ…
ちかよし「「!!」」
鞠莉「ちかっち…よしこ…」
鞠莉「だあいすきよ…」
鞠莉 …スゥ
ちかよし「「……………」」
鞠莉「ふあ〜、たくさん眠っちゃったわ。善子は帰ってきたのかしら…あら?」
ちかよし スースー スースー
鞠莉「…」
鞠莉「なんでキューリ持って寝てるの?」
鞠莉にはタオルケットを返した。 かわいいいいい!!!
ありがとうございます!大好き!! 善子が熱出す
『38.6』
鞠莉「oh...」
千歌「わちゃー…」
善子「なに?高いの?」フラフラ
千歌「高いか低いかなら、高いよ」
善子「7度5分くらい?」フラフラ
千歌「42度くらい!」
善子「よ…ッ!?」ギョッ
鞠莉「病人の tension 張らせるような嘘をつかない!」ゴン
鞠莉「お昼には戻るから、それまで大人しく寝ていられる?」
善子「ゲームは?」
鞠莉「絶っっっ対、ダメ!!」
善子「はーい…」
千歌「痛いでやんす」ヒリヒリ… 鞠莉「行ってくるわね。drink ここに置いとくから、喉が渇く前に飲んで」
善子「はいはい…」ボーッ
鞠莉 (大丈夫かしら…)
鞠莉「ほらちかっち、行くわよ。早く行って早く帰ってこなくちゃ」
千歌「うんー…」
善子「…どうしたのよ」
千歌「お顔、赤いね。きついよね」
千歌「ちょっとだけ待っててね」ヨシヨシ
善子「っ//」
千歌「行ってくるね!」
鞠莉「行ってきます」
ガチャ… バタン
善子「…余計に熱上がるわ」 善子 ボーッ…
善子 (ゲームは禁止)
善子 (お腹は空いたけど、喉痛くて食べたくないし)
善子 (そもそも歩けるとは思えないくらいくらくらするわ)
善子 (飲み物……ぅ、身体起こすのすらきつい)
善子 グビグビ…
善子 (飲み物ですら喉痛いじゃないの)
善子 モゾモゾ…
善子 (YouTube観るくらいなら)
善子 (あー無理、目もなんか熱くて重い)
善子 ボーッ… 善子 (私、風邪ってキライだったわ。昔から)
善子 (好きな人なんかいないでしょうけど)
──善子 ゴホッゴホッ
──善子ママ「ごめんね、よっちゃん。できるだけ早く帰るからね」
──善子 コクン…
善子 (行かないで。傍にいて)
善子 (なんて、言えなかったなあ)
善子 (だってママは教師だから)
善子 (一日お休みしたら大変だって、幼い頭でもわかってたもの)
善子 (秒針の音が大きくて、暑くて、寒くて、痛くて、重くて、なんだか──怖くて)
シーン…
善子 (いつ終わるのかもわかんないこの時間が、大キライだったわ) 善子 (ママが家を出るのが、朝七時)
善子 (家に帰ってくるのが、夜七時)
善子 (十二時間、か)
善子 (ゲームして、お菓子食べて、アニメ観て、生放送して)
善子 (そんな風に過ごしてたら、あっという間の時間なのに)
善子 (長くて──長くて──)
カチ…コチ…
善子 (どのくらい経ったかしら)
善子 (一時間くらい、かな)
善子 (あと──十一時間)
善子 ハァ…
善子 (昔だったら、ね)
ガチャガチャガチャ!!
ドタドタドタドタ!! 千歌「善子ちゃーーーん!」
鞠莉「こらちかっち!大きな声を出さないの!善子は頭痛いんだよ!」
千歌「ごめんね一人ぼっちで、淋しかったよね!もう大丈夫だよ、チカ達がいるよ!」
善子 ゴホ…
鞠莉「あーもう!加湿器止まってるじゃないの!マリーのばかちん!水入れるの忘れてたわ!」
千歌「あのね善子ちゃん、お医者さんに連絡したら家まで来てくれるって!行くのきついからって言ったから!」
鞠莉「ちかーーっちーー!善子の towel 取り替えて!あと買ってきたやつ食べさせて!」
千歌「はーーーい!ちょっと待っててね!」
ドタバタドタバタ……
善子 ボーッ… <どれからあげたらいー?
<善子が食べたいやつから!全部持ってってあげて!
<はーい。タオルお水でいいんだよね!
<ちゃんと絞るのよ。枕びしょびしょになっちゃうから!
善子「…………」
ワイワイ
善子「…♡」モゾ… 善子 パク…
千歌「ねー善子ちゃん、おいしー?」
善子「ん"」
千歌「チカにはね、鞠莉ちゃん買ってくれなかったのー。チカは風邪引いてないからってー」
善子 モッモッモッ
千歌「ハーゲンダッツとか、商品名が『アイスクリーム』のやつがいいんだってー。いいなー」
善子「…ん」つアイス
千歌「いいの!?あーーーん…
鞠莉「こーーーらダメだって言ったでしょ!風邪移っちゃうわよ!あげない!ねだらない!んもう!」
善子「あむ」パク
千歌「うえええ〜〜〜ん」 鞠莉「食べたらゆっくり寝るのよ」
善子 コクン
鞠莉「大丈夫、淋しくないわ。マリーもちかっちも、呼んだらすぐに来るからね」
千歌「呼ばなくてもたまに来るからね!」
鞠莉「だから風邪が移る……まあ、ほどほどにするのよ」
千歌「わかってるー」
鞠莉「さ、布団着て。寒くない?」
善子 コクン
鞠莉「お休みなさい、善子」ナデ 善子 ボーッ…
善子 (風邪はキライだったわ。昔から)
善子 (世界で一人きりになっちゃったような淋しさが、耐えられなかったから)
善子 (でも)
<今日の晩ごはんどうしましょっか。
<もちろん鍋焼きうどんだよ!風邪のときはコレだって決まってるんだから!
<wao. それはいいわね。善子が起きたらすぐ食べられるように準備しておきましょう。
<はーい!
善子 (もう、淋しくないかも)
善子 ボーッ…
善子 ………スゥ
一週間後、どうしてもハーゲンダッツを食べたくて風邪のふりをしようとした千歌は体温計をお茶に突っ込んで破壊して鞠莉にめちゃくちゃ怒られた。 風呂
善子「お風呂洗ってくるわ」
鞠莉「いつもアリガトね」
善子「はーい」スタスタ…
…バタン ジャアアア…
鞠莉「ちかっち」
千歌「へいよぉ!」シュバッ
鞠莉「行くわよ」
千歌「へいよぉ!」ニパッ ジャアアア… キュ
善子「ん、こんなもんかしらね。お湯張りして、と」ピピ
善子「よっしゃー、それじゃ ガチャ …は?」
鞠莉(スッポンポン) デーーン!!
千歌(スッポンポン) デーーン!!
善子「んな……っ!?なんで入ってきてるのよ!てか服!裸っ! ──まさかあんた達、」
ちかまり ニコォ
善子「『一緒に入ろう』とか言うんじゃないでしょうね!?」
ちかまり「「一緒に入ろー!」」
善子「ふざけんなあ!!」←スッポンポン 善子「出る!どきなさい!あんた達二人で先に入っていいから!」ダッ
鞠莉「逃がさないわよ!」
千歌「たまにはチカ達と一緒に仲良くお風呂しようよ!」
善子「うるさい!しない!温泉とか行ったときだけで充分でしょそういうのは!」
千歌「へ。善子ちゃん、温泉連れてってくれるの?」
善子「は」
鞠莉「ホントに!?やったーー!マリー日本の温泉だーいスキなの!」バンザーイ
善子「ちょっと待てえええい!なんで私が連れていくことになってんのよ!」
千歌「伊香保がいいな〜」
善子「あなたの実家でいいでしょそこは!」 善子「とにかく、こんな狭っ苦しい家庭のお風呂で三人ひしめき合って入るなんて絶対イヤ!」
千歌「でもそんな格好でチカ達が上がるの待ってたらまた風邪引いちゃうよ」
善子「その節はご迷惑をお掛けしました」ペコ
善子「──それとこれとは話が別!さっき脱いだ服を着とけばいいだけのことでしょ!」バッ
ゴウンゴウンゴウン……
鞠莉「洗濯しちゃった☆」
千歌「背水のぉ…陣ッ!」
善子「ばかたれーーーーーっ!!」 鞠莉「善子」
善子「なによ──
シャワァァァァァァッ
善子「わぶっ!?」
鞠莉「あははは、そんなびしょ濡れの人をお風呂場から出すわけにはいかないわね」
善子「な…っ、なにすんのよーーっ!」
千歌「うわあ善子ちゃん暴れたらだめだってば!」
善子「鞠莉だって髪の毛びしょびしょになってペチャンコになっちゃえばいいのよ!」ザバ
鞠莉「お──お湯張り中の浴槽からお湯を steal するなんて卑怯よ!?おろしなさい!」
善子「だったらまずはシャワーを床に置くことね」ジリ… 鞠莉「くっ…OK. 言うとおりにするわよ…」コト…
善子「手を離して離れなさい」
鞠莉「わかったわよ…」
善子「早く」
鞠莉 ……ニィッ
鞠莉「GO!!」バッ
ウオオオオオンッ
善子「!?」
善子「シャワーヘッドが放水の勢いに呑まれて暴れ狂って──しまった!!」
バシャバシャバシャ
ちかよしまり「「「きゃああああああっ!!」」」 鞠莉「やーんもう…びしょ濡れになっちゃったじゃないの…」ポタポタ…
千歌「いやここお風呂場だからね。困ること一つもないからね」ポタポタ…
善子「考えが足りなかったわ。まさか、シャワーヘッドが理性を失うなんてね…」ポタポタ…
千歌「あの状態を『理性を失う』とか言わないで」ポタポタ…
鞠莉「…ね」
善子「はいはい、いいわよ。今さら出ていくつもりなんかないから」
鞠莉「やった♪」
善子「三人だと洗うの待ってる間が手持ち無沙汰だからヤなのよねえ」
千歌「そうなの?じゃ洗いっこしようよ。それなら手持ち豚さんにならないよ」
善子「は?そんな面倒くさいこと──…ま、たまにはいっか」
千歌「わーいっ!じゃ座って座って」
鞠莉「マリー真ん中〜」
善子「はいはい…まったく、もう」クスッ
善子:全裸でお風呂掃除→そのまま入る、の人 わーい、かわいいサイコー
あ、自分、風呂洗う時、善子と同じパターンだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています