善子「ダイヤさんの破廉恥な姿が見たい」

善子「黒澤ダイヤの淫らな姿が見たい!」

花丸「聞こえてる聞こえてる」

善子「じゃぁ聞き返すんじゃないわよ二度手間になるでしょ」

花丸「へぇ」

善子「………」

花丸「出口はあっちだよ」シッシッ

善子「何アンタ、興味ないの?」

花丸「まったく」

善子「ダイヤよ? あの黒澤ダイヤの淫靡な姿よ?」

善子「そそられるでしょ?」

花丸「なんでそういう部分だけ言葉知ってるのかな……」ペラッ

善子「なん」

花丸「あ、聞いてないから答えなくていいずら」

花丸「それと、図書室では静かに」

善子「誰もいないんだからいいでしょ」

花丸「居てもいなくても図書室は図書室ずら」

善子「少しくらいいいじゃない、ちょっと頭貸なさいよ。文学処女」

花丸「お断りするずら。破廉恥ヨハネ」