絵里「フフッ...待ちなさい真姫っ!」真姫「ちょっ...絵里何してんのっ?やめてよぉ〜///」
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「ここの問題をじゃあ…」
絵里「・・・」
授業中にも関わらず、私はグラウンドをぼーっと眺めていた
澄み渡る空は、私の好きな水色がどこまでも続いている
何故だろう
昔からこの色を見ると、スッと溶け込めるんじゃないか・・・そう感じてしまう
空のような水色にするためにわざわざ裏でことりを呼んで衣装を作ってもらったぐらいだ
バラバラバラッ…
透き通るような水色の世界をヘリコプターが悠々と泳いでいた
(サンッ…!)
絵里(珍しい色のヘリねぇ…)
(アヤセサンッ?)
絵里(私も空を飛べたらあの水色をもっと間近で見れるのになぁ…)
「絢瀬さんっ?!」
絵里「はっ?!」ガバッ
「絢瀬さん、この問題解いてください?と言うか…外に先生は居ませんよ?」
絵里「は、はいっ!すいません...」シャキッ
クラスメートが私を見て笑った
希「...」ニヤニヤ
今までの私ならクラスメートからこんな風に笑われることは無かったのだろう
恥ずかしい気持ちと同時に私を変えてくれた穂乃果に感謝した 服に密着したスパイスーツのお陰で真姫の美しいボディラインがより際立っていた
真姫「でも、ここまで来たってことは色々見たんでしょう?」
絵里「色々って...」
海未「薬莢のことですか?」
真姫「そっか...見たのね」
絵里「真姫、答えなさい」
絵里「あなたは、この長い間何をしていたの?まさか、このコスプレをしていただけなんて言わないでしょうね?」
真姫「んな訳ないでしょっ?!...違うわよ」ピッ
真姫はテレビのチャンネルを変えた
変えた先のテレビでも武装勢力について詳しく特集していた
真姫「皆には黙っておこうと思ってたのに...」
真姫「もう、これ以上他のメンバーには絶対口を開かないで?」
絵里「ええ。分かったわ」
海未「続けてください」ゴクッ 真姫「本当に信じられない話だと思うけど・・・」
真姫「これから言うことは全部聞き流してね。あなた達にまで迷惑かけたくないから...」スゥ...ハァッ...
真姫は大きく深呼吸をして話を始めた
真姫「私はμ'sを辞める」
絵里「ちょっ、真姫っ?!なんでいき」
真姫「と同時に!!」バッ
真姫は絵里を手で制した
真姫「二人共テレビを見て」
絵里と私はテレビに目を向けた
《武装勢力が何を企んでいるのか?周辺諸国にどれ位の影響が?》
《日本に対しての影響とは?日本人の被害者は?》
[今までの武装勢力とは違い、本拠点を都市部付近のタワーを強奪]
[尚、タワーはセキュリティーを最新の物に加え周囲の人々を人質に取っていることや、兵士で周りを囲んでいるとのこと]
[政府も迂闊に手を出せない状況にあるとのことです]
真姫「今、テレビでやっているこのタワー...」
画面には日本でも見たことがないアメリカサイズのタワーがそびえ立っていた
真姫「...私はここに潜入するの」 方向性が変わってきた
真姫ちゃんの家族が浚われたのかな 目薬指して裸見てたとの比べて高低差ありすぎて耳キーンなるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています