真姫「オカルト先輩と見えていた私」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
真姫「人間には元々五感、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が備わっているわ」
真姫「これは古来から人や動物が外界を感知する為に備わっている感覚よ」
真姫「...けどね、私にはそれ以外にもう一つ、シックスセンスがあるの、ようは幽霊が見えたりする霊感が備わっているのよ」
真姫「他には直感が鋭かったりするわ...え?これじゃ6個以上あるんじゃないかって?....細かいことは別にいいじゃない!」
真姫「このお話はそんなシックスセンスを持った私とちょっと変わった先輩や友達とのお話よ」 病院跡地の学校とか怖いなぁ
昔なら普通にありそうなのがまた 花陽「怖いけど行くしかないよね...」
希「最悪二手とかに分かれて、何人かはここに残って」
凛「凛は行くよ!!」
穂乃果「穂乃果も!!」
ことり「ことりも!真姫ちゃんを助けないとね!」
にこ「ここまで来たらとことん付き合うわよ」
絵里「そうね」
海未「私もお供させていただきます」
希「ありがとう皆...」
まき「zzzzz」
絵里「寝ちゃったの?」
ことり「そうみたい」
穂乃果「よいしょっと!」
海未「穂乃果、大丈夫ですか?」
穂乃果「平気、平気、任せて♪」 まき「zzzzzzz」
海未「穂乃果、疲れたらいつでも交代しますからね」
穂乃果「大丈夫だって!小さい頃、雪穂をよくおんぶしてたし、慣れてるから平気!」
海未「そうですか」
穂乃果「なんか懐かしいなぁー」
ガララ...
花陽「........」キョロキョロ
希「花陽ちゃんどう?」
花陽「大丈夫そうです」
凛「よし、旧校舎に向けて出発にゃ」 にこ「これは....」
海未「防火シャッターですね...降りてるのを初めて見ました」
凛「行き止まり?」
花陽「でも...窓から見るとこの先に旧校舎が繋がってるみたいだけど...」
ガチャ
絵里「ここの扉は開くわ」
希「非常ドアの部分だけが開くみたいやね」
絵里「よし、行きましょう」 ガチャン!
穂乃果「うへぇ...さっきより怖い雰囲気」
ことり「そ、そうだね...」
凛「くん....くん...」
花陽「凛ちゃん?」
凛「なんか古臭い匂いがするにゃ」
絵里「木の匂いって言えばいいのかしら?あとは....」
海未「もしくは少しかび臭いって感じですね」
絵里「そうね」
にこ「というかドアを開けて入ったら違う校舎って....」
希「空間も歪んでるみたいやね」 いま板はりきゃこの話題で持ちきりなのにほそぼそとμ'sSSを更新するむなしさよ… ギィ...ギィ...
絵里「な、なんか歩く度に床が軋んで嫌ね」
希「ここだけ完全にさっきまでと時代感が違うみたいやね」
花陽「なんだか...タイムスリップをしたみたい」
にこ「本当にそんな感じね」
凛「本当になんか夢の世界にゃ...」
海未「夢だったら覚めて欲しいですね、悪夢みたいな状態ですからね」
ことり「でも、皆が一緒だと心細くはないよね」
穂乃果「そうだね!ことりちゃん!」 絵里「い...勢いで来たのはいいけど、よく考えたら旧校舎の間取りなんて全くわからないじゃない」
凛「希ちゃんのその本には書いてあったりするの?」
希「えっと...この本によると旧校舎は3階建てやって」
にこ「広いわね...」
花陽「そして暗いです...さっきまでいた校舎よりも...」
海未「目は慣れてはきましたがこうも暗いと危ないですね」
凛「携帯のライトを使います?」
海未「悪くはない考えですが、敵に自分達の位置を教えるようなものですし...極力は避けたいですね」
希「幸いはわからないけど、窓が多いおかげで月が多少は照らしてくれてるから窓際に沿って行こうか」
絵里「そ、そうね....」
にこ「.......」 ジリリリリ!!!
絵里「うわぁ!!!」ビクッ
にこ「!!」ビクッ
希「エリチ...びっくりするやん、そんないきなり大きな声を出したら」
絵里「ご、ごめんなさい...でもなんか大きな音が」
ジリリリリ!!!
穂乃果「この音はなんだろう?誰かの携帯?」
海未「携帯というよりは電話のベル音のような気がしますね」
凛「凛は電話というよりは目覚ましのような」
にこ「どっちでもいいわよ、それよりも音を止めないと連中に気付かれるわよ!」
希「そうやね、ちょっと確かめに行こうか」 凛「もしかしたら罠かも...」
希「だとしても進まない限りは終わりはないから」
にこ「珍しくいいことを言うじゃない」
希「茶化さないで、にこっちうちは真面目に言ってるんだから」
にこ「はいはい」
ジリリリリリ!!!
絵里「ここで鳴ってるみたいね」
ことり「職員室?」
海未「そうみたいですね」
希「入ってみよう...」
ガラララ... ジリリリリ!!!
希「あれやね」
絵里「これって黒電話ってやつよね、初めて現物を間近で見たわ」
凛「これって出た方がいいのかな?」
にこ「でも出ないと鳴りやまない感じよ」
希「...うちが出てみる」
絵里「希...もう少し慎重に」
スッ ガチャ
希「...もしもし?」
絵里「希!」
『ザー......』
希「.........」 にこ「希、どう?」
希「いや、なにも...なんかノイズだけが聞こえる...」
『ザー....』
凛「ただのこけおどしってこと?」
希「.........」
『私....メリーさん』
希「!」
絵里「どうしたの?希?」
希「ごめん、ちょっと静かにしてて」
絵里「あ、うん....」
花陽「.......」 希「貴方は誰?」
『今、校門にいるの』
希「校門?」
『.........』ガチャ!
ツー...ツー...
希「切れた....」
凛「どんな電話だったの?」
希「なんかメリーさんって子が....校門にいるんだって」
花陽「!メリーさんってあの有名なメリーさんなんじゃ...」
希「かもね」
にこ「なんであんたはそんなに呑気なのよ」 ジリリリリ!!
絵里「!また電話?」
希「........」スッ
にこ「ちょっと、希!」
ガラララ....
凛「あれ?音が結構近い?」
希「........」スタスタ
絵里「待ちなさい、希!!」 希「..........」
ジリリリリ!!!
ことり「公衆電話が鳴ってるの初めてみたかも」
海未「たしかにかなり不気味ですね」
ジリリリリ!!!
にこ「本当に出るまで鳴りやまないみたいね、これ」
絵里「でも、出ない方が....」
希「.......」スッ
ガチャ
希「もしもし」
『....私、メリーさん』
希「........」 『今、学校の昇降口の前にいるの』
希「ふーん.....」
『』ガチャ
ツー....ツー...
希「.........」
花陽「な、なんて言ってたの?」
希「昇降口の前にいるって」
絵里「ちょっと!!近づいてきてるじゃない!」
海未「まずいですね、これは」
希「そうやね」
にこ「そうやねってあんたねぇ...」 ジリリリリ!!
ことり「!!また、電話が...」
希「さてと...慰霊碑を探そうか?」
絵里「え?」
希「いや、ほら...車椅子の子をなんとかしないといけないし」
にこ「め、メリーさんは?」
希「あぁ...無視や無視」
凛「無視?」
希「二回も出てあげたんだから充分やろ?これ以上出るメリットもないし」
海未「しかし、このままだと電話が」
希「2回ともなったけどなにかが近づいてくる感じもなさそうだし、大丈夫じゃない?」 ジリリリリ!!
にこ「大丈夫ってあんた」
希「だって出るメリットがないやん、出たってどうせストーカーのごとく現在位置をいちいち報告をしてくるだけだし」
花陽「たしかもそうかもしれないけど」
希「怨霊からの報連相なんかいらんよ」
凛「ほうれん草?」
絵里「それだと相談も入ってるわよ」
希「細かいことはええんよ」
ジリリリリ!!!
希「二回も出てかまってあげたんだから充分、充分」
海未「そ、そんな適当な感じで大丈夫なんでしょうか?」
希「出た方のがもっとまずいから大丈夫」 ジリリリリ!!
絵里「ずっと鳴ってるわね...」
希「全く、しつこい女の子は嫌われるよー」
ジリ.......
凛「あ、止まった」
花陽「諦めたのかな?」
海未「だったらいいんですが」
穂乃果「それにしても真姫ちゃんぐっすりだね」
まき「zzzzzz」
ことり「疲れてたのかな?小っちゃいしすぐ眠くなっちゃうんじゃない?」
海未「穂乃果、そろそろ交代しましょうか?」
穂乃果「大丈夫だよ、海未ちゃん」 希「さてと....慰霊碑慰霊碑」
にこ「本当にマイペース....」
〜♪
ことり「!」ビクッ
絵里「今度はな、なに!?この不吉なメロディは...」
花陽「...これってどっかで聞いたことがあるような」
希「この曲はたしか...死の着信メロディ」
にこ「あー懐かしいわね、というか着メロって響き自体も懐かしいわ」
絵里「なによ!!そのヤバそうなやつ!!」
海未「というか貴方の方から聞こえるのですが」
凛「え?凛?」
〜♪
凛「.......」ゴソゴソ
凛「あ、本当だ、凛の携帯だ」 花陽「凛ちゃん呪われちゃったのォ!?嘘だよね!?ねぇ!!」ガシッ!
凛「!えっと...これは...その...皆をびっくりさせようと思ってこれにしてたんだった...えっと...その」
にこ「あんたねぇ....」
凛「忘れてたんだにゃ!!設定したのも何日も前だったし!!」
〜♪
海未「!...ちょっと待ってください、ここはたしか圏外...外部とは連絡は取れなくなってるはずです」
ことり「あ....」
希「凛ちゃん誰からかかってきてるん?」
凛「えっと.....」
『非通知』
凛「非通知にゃ....」 絵里「....!まさかメリーさんなんじゃ!!」
凛「!」
希「出ちゃだめだよ、凛ちゃん」
凛「う、うん....」
希「電話切れる?凛ちゃん?」
凛「えっと...切れないにゃ!」
にこ「ふざけたことをしてるからよ」
希「...厄介やね」
凛「そんなー!」 希「黒電話とか公衆電話ならあれもないから勝手に通話が流れてくることはないと思ってから安心してたけど...携帯までにかけてくるとは」
穂乃果「携帯だとまずいんですか?」
希「映画のお約束でよくあるやん、勝手に留守電のメッセージが再生されるってやつ」
にこ「あー...たしかに見たことあるかも」
希「本当にしつこいなぁ...メリー」
絵里「なに知り合いにみたいに呼んでるのよ」
凛「っ......あ!」
花陽「どうしたの凛ちゃん」
凛「多分これ...大丈夫だと思うにゃ」
花陽「え?」 凛「凛、この携帯留守電の設定をしてないにゃ」
海未「設定?」
凛「この機種に変えてから留守電の設定をしてないんで留守電は入らないようになってるにゃ」
希「あー...」
花陽「ってことは....」
凛「ずっと、コールのままにゃ」
絵里「ちゃんと設定くらいしておきなさいよ」
凛「幽霊も困らせることができる...そう、iPhoneならね」
にこ「...なんかイマイチ緊張感かけるのよね、オカルト部の部員達は」
凛「くぐってきた修羅場の数が違いますから」
にこ「...本心は?」
凛「怖いんで気を紛らわすためにやってます」 みんなのんきだなぁと思ってたけど怖さを紛らわすためだったのか 〜♪
凛「もう...しつこいなぁ...凛の携帯の電池がもったいないよ」
絵里「ゆ、幽霊も大変ね...」
希「.......」
ガシャン!
にこ「!また、新手!?...」
ガシャン!
ことり「なんか重そうな音が聞こえる?」
ガシャン!!
絵里「....嘘でしょ?時間軸が完全に狂っているっていうの?」
海未「........」 花陽「あれは鎧?武者?」
凛「先輩....」
海未「やはり考えてることは同じようですね」
にこ「鎧武者って!なんでそんなのが学校にいるのよ!」
希「実は....この学校が建ってる場所はその昔、合戦があった場所で」
にこ「そんなんで出てくるんならそこいら中で超常現象が起きてるっての!!」
『.........』スッ...チャキ
希「!」
穂乃果「あれってもしかして...本物の刀?」
絵里「あー!!もう頭が追い付かないわ!!!滅茶苦茶すぎて!」 にこ「とにかく一旦引き返しましょう!!あんなのを相手にしたら怪我とかじゃ済まないわよ!!」
希「そうやね!」
ガシャン!!
凛「.........」
花陽「凛ちゃん!!早く!」
凛「!う、うん!!」
ヒュン!!
海未「!」
ジャラン!
海未「ぐっ...これは....」
ことり「海未ちゃん!!!」 絵里「!園田さん!?あれは鎖!?」
海未「このっ....」グッ
「........」ググッ
海未「っ...成程、逃がさないという訳ですね」
ことり「海未ちゃん待っててね....うーん!!」グッ
「........」グッ
ことり「きゃあ!!」ドン!
海未「ことり!!!」
ことり「〜っ!!離してよ!!!海未ちゃんを!!」ググッ
穂乃果「ことりちゃん....」
海未「ことり.....」
ことり「離して!!!」 海未「...皆さん、私を置いて先に進んでください」
絵里「!何を言っているの!?貴方は!!」
海未「メリーさんにさっきの車椅子の霊...そしてこの鎧武者...今、同時に相手をする敵が多すぎます」
穂乃果「でも!海未ちゃん!!」
海未「これの相手は私がします、他の霊の処理をお願いします」
にこ「あんた....カッコつけてる場合とかじゃないのよ!!」
海未「ここで立ち止まってる場合じゃないんです!!今はこの世界から全員で脱出をする!!ここで全員が立ち止まっていたらさらに収集が効かなくなってしまいます」
ことり「でも!!」
海未「それに....私はこの手の霊を相手にしたことがあります」
凛「!」
海未「ここは任せてください」
穂乃果「........」 凛「凛も残ります....」
海未「!」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「凛も残ります、先輩だけにカッコつけさせないですよ」
ことり「ことりも!!海未ちゃんを置いてなんていけない!」
海未「二人共....」
花陽「役には立てないかもしれないけど、私も残ります!」
絵里「貴方達....」
にこ「なら二手に分かれましょう」
絵里「にこ!でも!!」
にこ「後輩が頑張ってるのよ!!私達も速攻で片づけて戻ってくるわよ!!」 希「っ...すぐ戻ってくるから!!」
絵里「無理は絶対にしないのよ!!」
タッタッタッ
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果も!」
海未「穂乃果は先輩達とその子をお願いします」
穂乃果「でも!!海未ちゃん!!」
海未「お願いします、穂乃果!」
穂乃果「いや、でも!!だめだよ!!」
海未「穂乃果!!お願いします!....貴方にしかお願いできないんです....」
穂乃果「海未ちゃん....」
海未「穂乃果....お願いです....」
穂乃果「〜〜っ!!!.....わかった!すぐに戻ってくるから!!」ダッ 海未「...さてとお相手しましょう」
「.........」
ブン! ドン!
海未「成程、文字通り真剣勝負ということですね」
ことり「海未ちゃん....」
海未「大丈夫です、私は負けるつもりは一切ありませんので」
「.......」スッ
チャラン!
海未「ふぅ、ようやく離してくれましたか...金属は肌に合わないのでよかったです」
「.......」チャキ
海未「いいでしょう....私達を襲ってくる理由はわかりませんが来るからには容赦はしません」
凛「先輩」
海未「手出しは無用です、刀も1本しかないですし」
「.........」
海未「いざ....参ります!!!」 ブン!!
海未「!早い!!」
ことり「海未ちゃん!!」
ガキン!
凛「腕で刀を防いだ!?」
花陽「先輩!!」
海未「ご心配なく、万が一に備えて防具を袖の中に仕込んでありますので、ちなみに他の防具も仕込んであります」 凛「ひやひやするから最初から言っておいてほしいにゃ」
ことり「海未ちゃん!!!」
海未「!」ビクッ
ことり「.........」
海未「す、すみません....ことり....」
花陽「!先輩!!」
海未「!!」
ガキン!!
「.........」ググッ
海未「これは中々手ごわそうですね....」 にこ「全く...どこにあるのよ!」
絵里「とにかく探すしかないわ!」
希「次はあの教室に入ってみよう!」
穂乃果「.........」ピタッ
絵里「!」
にこ「ん?どうしたのよ」
穂乃果「..........」
希「!なにか感じるの?」
穂乃果「...先輩、真姫ちゃんをお願いしていいですか?」
希「え?」
穂乃果「穂乃果、海未ちゃんやことりちゃんをやっぱり置いて行けないです」
絵里「高坂さん....」
穂乃果「先輩」スッ
希「え?....」
まき「zzzzzzzz」
穂乃果「先輩が大切な人がいるように穂乃果にも大切な人がいますので」
希「.......」
穂乃果「それじゃあ!!また後で!!」ダッ 絵里「あ!ちょっと!!!」
にこ「全く...どいつもこいつも勝手なんだから」
希「行こう...二人共」
絵里「希」
希「よいしょっと...うちらはうちらでやらないといけないことがあるから」
まき「zzzzzzzz」
にこ「はぁ....はいはい、じゃあ、行きましょうか」
絵里「希、疲れたら交代するからその時は言って頂戴ね」
希「...ありがとう、二人共、本当にありがとう...」
にこ「お礼は帰ってから、ここまで来たらとことん付き合うっての」
絵里「そうね」
にこ「その代わりに帰ったらなんか奢りなさいよ」
絵里「じゃあ、駅前のカフェのケーキなんてどうかしら?にこ」
にこ「それいいわね」
絵里「よし!決まりね!」 ガキン!!ガキン!!
海未「てぇやぁ!!!」ブン
「........」スッ
海未「っ.....」
「..........」ブン!
海未「!」
ガキン!!
凛「あいつ...強いにゃ...」
花陽「でも先輩も負けてないよ!!」
ことり「海未ちゃん....」
凛「かよちん、先輩...いつでも逃げられるようにしておいたほうがいいかもしれないにゃ」
花陽「え?」 凛「.........」
花陽「どうしたの?凛ちゃん」
凛「あいつ...先輩よりも強い...」
花陽「そ、そうなの?私から見た感じだと互角に見えるけど」
凛「先輩の攻撃を相手は躱してるけど...相手の攻撃は...」
ガキン!!
海未「ぐっ.....」
凛「なんとか...ガードをしてる感じ」
花陽「でも....」
ことり「海未ちゃんは負けないよ!!」
凛「....凛が入ったところで足手まといになるだけだし...」
花陽「凛ちゃん....」
凛「だからもしもの時は園田先輩を連れて逃げるよ、かよちんも南先輩も用意はしておいて」
ことり「海未ちゃん....」 海未「....この!!」ブン!!
チャッ...
海未「っ...掠った程度ですか....」
「........」ブン!
海未「!」
バキッ!!
海未「!床が!!しまった!」
凛「先輩!!!」
ことり「海未ちゃん!!!!!」
海未「!....ぐっあ!!」
ドン!! 花陽「先輩!!!」
凛「かよちん、先輩を!!」
海未「はぁ...はぁ...防いだつもりだったのですが吹っ飛ばされてしまいました....」
ことり「海未ちゃん!怪我は!?大丈夫!?」
海未「なんとか...まさか、床が崩れるとは....」
ことり「血とかは出てない!?ねぇ!!」
海未「切られてはいません...しかし、防具が...」スッ
ガララ....
花陽「防具が粉々に...」
海未「すいません、力が及ばず...」
ことり「!腕が真っ赤だよ...もう!無理しないでよ!!」 凛「.........」スッ
「.........」
凛「まさかこうやってまた真剣を持つことになるなんてね...」
「..........」カチャ
凛「てぇやあああああ!!!」ブン!!
「.........」ブン!!
凛「おっと!!」
ドン!!
「..........」パラ...パラ...
凛「ひぇ...床が壊すくらいの腕力ってこと?...」
「.......」ブン!!
凛「っ...そんなの!!凛が受けたら洒落にならないにゃ!!」 凛「かよちん、今のうちに先輩を!!」
「........」スッ
凛「!」
ガキン!! ザクッ!
凛「しまった!刀が!!」
「........」ブン!!
花陽「凛ちゃん!!」
凛「!よっと!!!」サッ
クルッ!クルッ!スタッ!!
ことり「すごい!体操選手みたい....」
凛「力では勝てないけど、身のこなしなら負けないよ!」
海未「さすがですね...」
凛「よし、距離は取れたし...撤退にゃ!」 ことり「海未ちゃん!」
海未「はい...ぐっ...」
花陽「大丈夫ですか!?」
海未「思っていたよりダメージが....すいません」
ヒュン!
凛「!」チャキン!
花陽「凛ちゃん!!」
凛「また、この鎖....この!!」
「.........」
ガシャン...ガシャン....
海未「どうやら逃がす気は全くないようですね」
花陽「っ!!!離してよ!!凛ちゃんを!!」 バリン!
「!!」
凛「な、なに?空瓶!?」
「随分と大変なことになってるみたいだね」
ことり「!」
海未「その声は....」
穂乃果「.........」
凛「先輩!?」
海未「穂乃果、どうしてここに!!」
穂乃果「.........」チラッ
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「...あいつがやったの?」
海未「穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃんを傷つけたのはあいつ?」
ことり「う、うん....」
穂乃果「ふーん....」 スッ
海未「穂乃果!?何を!」
穂乃果「穂乃果があれの相手をする」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
海未「そんな無茶です!!!」
穂乃果「.........」
凛「せ、先輩?」
穂乃果「........」チラッ
「........」
穂乃果「...この子を離してあげて、貴方の相手は穂乃果がしてあげる」スッ
海未「穂乃果!!」 「.........」チャラ
凛「!鎖が解けた!?」
花陽「凛ちゃん!」
穂乃果「.........」スッ
凛「先輩....」
穂乃果「穂乃果の大切な人を.....」
ことり「穂乃果ちゃん.....」
穂乃果「傷つけたり...泣かせたりする人は....」
海未「穂乃果....」
穂乃果「絶対に許さない!」 大切な幼馴染置いていけないって気持ちは分かるけど
かよちんとことりは邪魔なだけだな ガラララ...
にこ「っ!....なに、この教室は!寒っ!」
希「せやね...見た感じ普通の教室のはずなのに....」
絵里「ろ、ロシアの寒さはこんなものじゃないわよー?」
希「え」
にこ「...絵里?」
絵里「えっと....その...和ませようと思って」
にこ「なんで、あんたまであいつらの真似してんのよ」
絵里「だって....怖いんだから仕方ないじゃない!!!私だって二人みたいにいられるんだったらそうしていたいわよ!!」
にこ「え、絵里?」
絵里「今更、暗いのが怖いなんて後輩達の前で言えると思う?二人の前でくらいなら弱いとこを見せてもいいでしょ?」
希「エリチ....」 まき「ん........」ブルッ
希「あ」
絵里「!ご、ごめんなさい...起こしちゃったかしら?」
まき「寒い......」
希「真姫ちゃんおはようさん、寒いん?」
まき「ん....寒い....」
希「じゃあ、うちの上着を貸してあげる...ぶかぶかだけど少しは暖かいと思うから」
まき「....んー.....」
絵里「なんか寝ぼけてるわね」
希「にこっち上着を脱ぐから真姫ちゃんを」
にこ「あぁ、希は大丈夫なの?」
希「真姫ちゃんのが大事やから」 まき「...ん?あれ?......」
希「起きた真姫ちゃん?」
まき「!!」ビクッ
希「?」
まき「お、お姉ちゃんはどこ?」
希「お姉ちゃん?」
絵里「多分、南さんのことじゃない?」
希「...ことりちゃんじゃなくてごめんね」
まき「っ.........」
希「あ、うちにおんぶされてるのは嫌だよね、今降ろしてあげるから」スッ
にこ「希....」
希「ええんよ、別に...」 まき「.........」キョロキョロ
絵里「ごめんなさいね、さっきのお姉ちゃん...えっと、南お姉さんはちょっと今、ここを離れててね」
にこ「代わりに私達が一緒にいるって訳なんだけど...わかったかな?真姫ちゃん?」
まき「う、うん....」
希「この部屋だけおかしいからなんかあるはずなんよね....」
まき「........」
絵里「用事が済んだらさっきいた皆もまた集まるから」
希「へっくし!!!」
にこ「もう、あんたそんな格好をしてると風邪をひくわよ」
希「あはは....」 まき「.........」スッ
絵里「あぁ、それね...まきちゃんが寒そうにしてたから希がね」
まき「...あのお姉さんが?」
絵里「そうよ、最初はちょっと驚かせちゃったみたいだけど...悪いお姉さんじゃないからあのお姉さんは」
まき「.........」ギュッ
絵里「だからあんまり怖がらないであげて?ね?」
まき「....うん」
絵里「ありがとう、優しいわねまきちゃんは」
まき「...お姉ちゃん」
にこ「ん?にこ?」
まき「....んっ....」ブンブン!
希「え?うち?」 まき「........」
希「えっと...なぁに?まきちゃん」
まき「....っ......」ギュッ
希「んー?どうしたん?」
まき「....ありがとう....」
希「へ?」
まき「っ....お洋服ありがとう!お姉ちゃん!」
希「!!!!!!」
まき「っ.......」もじもじ
にこ「あら?仲直り?よかったじゃない、希」
希「......」
にこ「希?」
希「」
にこ「!し、死んでる....」 まき「っ.......」もぞもぞ
絵里「あらあら、かくれんぼかしら?」
希「はっ!!」
にこ「お帰り」
希「うち、今、まきちゃんにお姉ちゃんって....」
にこ「よかったじゃない、少しは仲直りできたってことかしら?」
希「まきちゃん!」
まき「!」ビクッ
にこ「落ち着きなさい、いきなり大きな声を出したらびっくりするでしょうが」
希「あ、はい....ごめんなさい...」 絵里「嬉しいのはわかったから、慰霊碑?を探しましょう」
にこ「そうね...寒いし、この部屋」
希「って言ってもどこにあるんやろ....」
絵里「机と椅子....ロッカー....」ガチャ
希「特になにもないよね」バタン!
にこ「........ん?」
絵里「どうしたの?にこ」
にこ「なんかこの絵、飾っている位置がなんか変じゃない?」
希「あー...たしかになんで腰の辺りに高さに飾ってるんやろ?中途半端やね」
にこ「しかも2枚だけってなんか変じゃない?」
絵里「言われてみれば妙ね...」
にこ「!...外してみる?」 希「よく、ホテルとかで絵の裏にお札がってあるけど...そんなパターンとかかな?」スッ
にこ「なんもないわね」
希「あれー?そっちの絵はどう?エリチ」
絵里「絵はなんともないわ」
にこ「絵は?」
絵里「見てこれ、二人共」
希「ん?」
にこ「え?なに?これ」 まき「....?....」モゾモゾ
絵里「なんでこんなところにドアノブが」
にこ「しかもご丁寧にドアノブが壁の中に埋め込まれてるし」
希「これを隠すために絵を飾っていたみたいやね」
にこ「上手くカモフラージュしてるわね、ドアも壁に合わせて作ってるみたいだし」
絵里「完全に隠し部屋ね、これは」
にこ「...どうする?行く?」
希「行くしかないよ、きっとこの中に」
絵里「...........」
希「ドアは....」ガチャ...
にこ「どうやら開くみたいね」
絵里「行きましょう」 希「なに?この部屋は....」
にこ「空気が重いわね....」
絵里「っ.....」
希「...エリチ、真姫ちゃんをお願い」
絵里「え...あぁ...」
希「にこっち、いけそう?」
にこ「はいはい」
希「...さて、これが慰霊碑やね」
にこ「まさか、教室の中に普通にあるなんてね、どんな場所よ、ここは」 希「見て、にこっち」
にこ「まさか、これが原因ってこと?」
希「可能性はあると思う」
にこ「....誰かが悪戯したってこと?」
希「もしくは利用するためにこうしたか」
にこ「どうするの?」
希「とりあえずやれるだけやってみよう」
にこ「...触って呪われたりしないわよね?」
希「今だって呪われているようなもんやん」
にこ「はっ、それもそうね」
希「さぁ、ちゃっちゃっとやっちゃおうか」 穂乃果「..........」
凛「すごい迫力にゃ...さっきまでの先輩とは別人みたいにゃ」
花陽「そ、そうだね...なんかちょっと怖いくらい」
海未「...穂乃果...」
穂乃果「ことりちゃん」
ことり「は、はい!」
穂乃果「海未ちゃんをお願い」
ことり「う、うん!」
穂乃果「...久々に握ったかと思ったら本物の刀なんてね....まぁ、いっか」
「........」
穂乃果「いいよ、どっかでもかかってきなよ」 乙←これは乙じゃなくてエリチカのポニテなんだからね! ガキン!!
穂乃果「.......」ブン!!
ガキン!!
花陽「す、すごい....」
凛「り、凛より....動きが早い...高坂先輩って何者?」
海未「穂乃果は...実は昔、剣道をやっていたんです」
凛「そうなんですか?」
海未「えぇ、穂乃果は私よりも強いです...戦いという形であれば」
凛「え!園田先輩よりもですか!?」
海未「はい...」
花陽「...じゃあ、なんで剣道部じゃないんですか?そんなに強いのなら」
海未「......」 海未「...穂乃果は武道としての剣道が苦手なんです」
花陽「武道としての剣道が苦手?」
海未「簡単に言ってしまえば、剣道にも色々ルールがあります、これはどのスポーツや武道にもあるものですが...しかし、穂乃果は」
花陽「?」
海未「細かいルールを覚えきれなかったり、つい興奮をしてルールを破ってしまったりしてしまうんです、もちろん得意なスポーツもあります、水泳とかが穂乃果は得意だったりします」
ことり「穂乃果ちゃんはすぐに熱くなっちゃうからね」
海未「新人戦では個人で地区優勝をする程の実力でしたが、しかしそれ以降、実力者当たることも多くなり、全力を出そうとしてそのたびにルール違反などで失格になってしまうことが多くなってしまって...」
ことり「穂乃果ちゃんは剣道部を辞めちゃったの、カッコよかったんだけどなぁ...穂乃果ちゃん」
海未「穂乃果自身も部に迷惑がかかってしまっていることを気にしていて、辞めてしまったのです」
凛「先輩にそんな過去が....」
海未「でもこの状況であれば、ルールもなにありません、穂乃果を縛るものはありません」 ガキン!
穂乃果「...ふぅ....貴方、強いね....」
「........」
海未「穂乃果!大丈夫ですか!?」
穂乃果「大丈夫だよ、海未ちゃん...海未ちゃんこそ大丈夫なの?」
海未「はい、たいしたことはありません」
穂乃果「そう...」
ことり「穂乃果ちゃん無理はしないでね!」
穂乃果「うん、わかってるよ、やっと体が慣れてきた感じだから、そろそろ本気でいくから」
凛「え、今までのは本気じゃなかったってこと!?」
穂乃果「さてと...いくよ!!!」 ガキン!!
花陽「早い!!」
凛「というか今の動きはなに!?まるでゲームみたいな動きにゃ!」
海未「相変わらずですね、私にはできない動きですね」
穂乃果「でぇやぁ!!!」ブン!
ガン!!
凛「攻撃が当たった!?」
穂乃果「...さすがに鎧だと切ってもダメージはないか...なら...」スッ
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「...ちょっと危ないけどこっちでいこうかな」 海未「穂乃果!何をしてるんですか!」
穂乃果「何って刃を逆にして持っただけだけど」
ことり「危ないよ、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「切れないならより強い打撃を与える...そうするしかなくない?」
海未「たしかに理にはかなってはいますが、危険です!」
穂乃果「逃げられないこの状況で...倒すしかないならこうするしかないよ」
ことり「穂乃果ちゃん...」
穂乃果「大丈夫だよ、穂乃果はやるって言ったらやるんだから」
海未「...絶対に無事に勝ってくださいよ」
穂乃果「もちろん!」 ガン!
穂乃果「っ...ちょっと浅かったかな」
「........」ブン!
穂乃果「おっと!」
凛「すごい、攻撃が当たってきてる...先輩や凛は当てることもできなかったのに」
花陽「これなら勝てるよ!凛ちゃん!」
海未「成程...そういうことですか」
ことり「どうしたの?海未ちゃん?」
海未「おそらくあの武者は相手の動きを見切るのが上手い、いえ...剣道の動きなどの武道を見極めるのが上手いのかもしれません」
凛「!」
花陽「でも高坂先輩も剣道の動きをしてるんですよね?」
海未「いえ、剣道であんな立ち回り方はありません」
花陽「え」
凛「そっか、先輩の動きは型にはまってないから読みづらいんだ!」
海未「そういうことです」 穂乃果「はぁ....はぁ....」
「.......」
穂乃果「さすがに久々すぎて体がなまっちゃってたみたいだね...」
海未「穂乃果!」
穂乃果「このまま、持久戦だと不利....なら、一気に決めないと!」ダッ!
ガキン!
ことり「海未ちゃん!穂乃果ちゃんが!」
海未「わかってます....しかし、下手に手出しもできません!逆に穂乃果の邪魔になってしまいます!」
凛「なにか手は....」
花陽「......!....」ダッ
凛「か、かよちん!?」 穂乃果「このっ.....」ググッ...
「.........」グッ...
穂乃果「ぐっ.....」
海未「!!あのまま競り合ったら刃が!穂乃果!!」
ことり「穂乃果ちゃん!!」
花陽「....えい!!!」ブン!
「!」
バリン!
花陽「今です!!先輩!!!」
穂乃果「!やぁ!!!」ブン!!
「!?」
ドン!!
ガラン!....ドン!! 穂乃果「...兜が落ちた?...え?」
「.......」
穂乃果「.........」
「!!!!」ジタバタ!!
穂乃果「うわぁ!!!」
海未「穂乃果!!」
穂乃果「こ、これは離れた方がよさそうだね!!」
凛「なに...あれ」
花陽「頭や首がない?なのに動いてる?」
ことり「なんか、動きが気持ち悪いよぉ.....」 穂乃果「.........」
海未「穂乃果、どうしたんですか!?早くこっちに!」
穂乃果「もしかして....」スッ
海未「穂乃果!?」
凛「先輩!何してるんですか!」
穂乃果「.........」ダッ
花陽「え、ちょっと!!」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
凛「なんでそれをこっちに持ってくるんだにゃー!!」 穂乃果「ただいま!」
花陽「あ...あ....」
穂乃果「ん?どうしたの?」
海未「それはこっちのセリフです!!何を持ってきているんですか!貴方は!」
穂乃果「あーこの兜?」スッ
花陽「ひぃ!!」
海未「早く戻してきなさい!!皆、怖がってるじゃないですか!」
穂乃果「えー、でもこっちにあった方がいいと思うよ」
海未「どうしてですか!?」
穂乃果「ほら、あれを見てよ」
海未「はい?」 「.......」フラフラ
ことり「あれ?なんかふらついてる?」
穂乃果「多分だけど、これがないと周りが見えないんだと思う」
凛「!成程...」
穂乃果「だからこれをこうして...上着で包んじゃえば」シュッ
海未「考えましたね、穂乃果」
穂乃果「見えなくなっちゃうからこれでもう追って来れない!」
ことり「穂乃果ちゃんすごい!」
穂乃果「えへへ....」 花陽「.........」
穂乃果「えっと....花陽ちゃんでいいかな?」
花陽「は、はい!」
穂乃果「さっきはありがとね、助かったよ!」
花陽「あ、いえ...お役に立ててなによりです」
海未「穂乃果」
穂乃果「!海未ちゃん、やったよ!」
海未「全く...ひやひやしました」
穂乃果「あはは...」
海未「でも、助かりました、穂乃果...ありがとうございました」 「........」ジタバタ
穂乃果「さてと、希先輩達と合流しないと」
海未「そうですね、ことり」
凛「希ちゃん達も無事ならいいんだけど...」
花陽「そうだね」
ことり「まきちゃんも泣いてたりしてなければいいけど」
にこ「その必要はないわよ」
海未「!」
凛「希ちゃん!先輩達も!!無事だったんですね!!」
希「そっちも無事やったみたいやね、よかった」 にこ「なに、あれ....気持ち悪いわね」
海未「胴体と頭を分離させたら、こうなりました」
絵里「誰がやったの?園田さん?」
穂乃果「はい!私がやりました!」
にこ「へー、あんたが...やるじゃない」
穂乃果「私もやる時はやりますので!」
絵里「傍から聞いているとなんか恐ろしい会話ね」
希「成程、それでまだ動いてるってことみたいやね」 まき「なぁに?あれ?」
希「あー、エリチ」
絵里「えい!」スッ
まき「!な、なに?」
絵里「だーれだ?」
まき「え?えっと...」
希「今のうちに....」ゴソゴソ
花陽「お札?」
「.........」ジタバタ
希「えい」スッ
「」ピタッ
希「封印完了ってところかな?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています