善子「小林愛香役の津島善子です」
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「「「こばやし〜!!!」」」
善子「だから愛香よっ!」
「「「ぴょ〜ん!!!」」」
善子「よろしくお願いしまーす!」 善子「はぁ〜今日も疲れた」
善子「あのコーレスいい加減変えようかしら」
善子「愛香は愛香なんだし」
善子「変なのにして少し後悔だわ…」 ガチャッ
善子「ただいま〜…って誰も居ないわよね」
善子「ご飯は何かあったからしら…」
愛香「ヨハちゃんおかえり!ご飯作っといたよー!」
善子「ありがとー…」
善子「って誰ッ!?なんで私の部屋にいるのよ!!」
善子「警察呼ぶわよ!!」
愛香「待って待って!私だよ!愛香!」
善子「はぁ?私の演じてるキャラの真似?」
善子「ふざけないで!!」 >>7
桜内梨子役のありがとうございました
でしょ? 愛香「本当なんだって!ヨハちゃん信じてよ!」
善子「ヨハ…なんで私の真名を…」
愛香「ヨハちゃんの事ならなんでも知ってるよ」
善子「ひぃっ…ストーカー…」
愛香「なんで怯えてるの?」
愛香「大丈夫?」トコトコ
善子「ち、近づかないで…ッ」ウルッ 愛香「ごめん…でも心配で…」
善子「出てって!」
愛香「えっ…」
善子「早く!!」
愛香「…ヨハちゃんが言うなら」
愛香「怯えさせちゃってごめんね」
ガチャッ
バタンッ
善子「な、なんなのよ…あの娘は…」 善子「怖かったぁ…あんなの初めてよ」
善子「素直に帰ってくれて良かったけど、家バレたなら引っ越ししなきゃ…」
善子「…」グゥウウ
善子「安心したら余計にお腹が減ったわね」
善子「ん?良い匂い」クンクンッ
チラッ
善子「さっきの人本当にご飯作ってたんだ…しかも美味しそう」グゥウウ 善子「…食べるのは流石に危ない気がする」
善子「でも、冷蔵庫には何も…」スッカラカン
善子「外に買いに行くのも…無理ね」
善子「…」ゴクリッ
善子「一口だけ…」パクッ
善子「うまっ!」
善子「なにこれ、お店の料理みたい!」パクパクッ 善子「結局全部食べてしまった…」マンプクッ
善子「お腹いっぱいなったら、眠く…なって…」
善子「お風呂も…」
善子「歯磨きも…まだ…」
善子「…Zzz」 善子「ふぁああ…」コシコシ
善子「いつの間にか寝ちゃってたのね」
善子「今は…まだ6時」
善子「折角だしシャワー前にランニングでもしようかしら」
善子「うぅ…朝は冷えるわね」キガエキガエ 善子「んんーっ!」ノビーッ
善子「よしっ!」
ガチャッ
善子「…ッ!?」ビクッ
善子「えっ…なにこの布の塊…」
「すぅ…すぅ…」
善子「寝息?」チラッ
「すぅ…」
善子「き、昨日の…!!」
愛香「んぇ?」 愛香「おはよー」ズズッ
善子「あなたずっと外にいたの!?こんな寒い中」
愛香「だって私の家はここしかないし…」
善子「本当に…なんで…」
愛香「だってヨハちゃんが出てって言ったから」
善子「早く中に入りなさい」
愛香「でも…」
善子「早く!」 愛香「あの…私のこと」
善子「あなたがストーカーでもなんでも良いわ」
善子「取り敢えずお風呂に入って温まりなさい」
愛香「いいの?」
善子「ご飯美味しかったわ。だからお礼よ」
愛香「ヨハちゃん…」 ──────
愛香「お風呂ありがとね」
愛香「一夜を明かした時には寒すぎて、天使のヨハちゃんがお迎えに来たのかと思ったよー」
善子「冗談でもよしてよね」
善子「それであなたは本当に小林愛香なの?」
愛香「そうだよ!」
善子「ふーん」ジーッ
善子(それにしても見れば見るほど愛香なのよねぇ…ただのコスプレにしては出来すぎてるし…)ジーッ
愛香「えっ//そんな見つめられたら恥ずかしいよ//」 善子「ねぇ、私の真名は?」
愛香「まな?よく分からないけどヨハネでしょ?それか善子?」
善子「どこでそれを知ったのよ」
愛香「うーん気付いたらかな?」
愛香「覚えてないけどいつの間にかここにいて、ヨハちゃんの事も分かったよー!」
善子「うーん…」 善子(悪い人でもなさそうだし…まさか、本当に…?)
愛香「ヨハちゃん!ヨハちゃん!」
善子「なによ」
愛香「昨日お風呂入った?」
善子「そういえば、まだだったわね」
愛香「入っちゃいなよ。背中流すよ?」
善子「だ、大丈夫よ!それは」
愛香「ざんねーん…」シュン 善子(もしかして匂う?)クンクンッ
善子「シャワー浴びてくるわ」
善子「私はあなたの事信じてるから、大人しくしてなさいよ」
愛香「愛香!」
善子「へ?」
愛香「名前で呼んでよー」
善子「愛香の事信じてるから!」
愛香「はぁーい♡」 お風呂場
善子「うっそ…めちゃくちゃ綺麗になってる…」
ピッカピカ
善子「掃除してくれたの…?」
善子「分からないわ…あの娘の事が…」
ジャァアアアア
善子「はぁ…あったまる」
善子「こんなことみんなに言っても信じてくれないわよね」
善子「どうしようかしら」 善子「一緒にデートでも…」
善子「愛香…ずっと会いたかったのよ」
善子「私の大好きで愛しい人//」
善子「んんぅんっ!!」
善子「ふふっ…なんか変な感じね」 リビング
善子「さっぱりした!あれ愛香は?」チラッチラッ
善子「あいかー?」
シーン
善子「…」
善子「幻だったの…?」
善子「最近忙しかったし疲れてたのね」
善子「はぁ…一人で舞い上がってバカみたい」 愛香「たっだいま〜!!」
善子「…ッ!?」ビクッ
善子「どこ行ってたのよ!!」
愛香「ちょっと朝ごはんを買いに」
善子「大人しくしてって、私の言うこと守れないの?」
愛香「ごめん…でも冷蔵庫になにも無かったから」
善子「心配したんだから…」ウルッ
愛香「ヨハちゃん…」ナデナデ 愛香「良い匂い」クンクンッ
善子「ちょっ!?嗅がないでっ!」
善子「油断したらすぐに変なことするんだから」
愛香「えへへ、元気になったね」
愛香「パン買ってきたけど何飲みたい?」
善子「それくらい私が準備するわよ」 善子「コーヒーで良い?」
愛香「いいよー」
善子「ブラックは飲めたかしら?」
愛香「甘々でお願いします!」
善子「はーい、少し待ってなさい」
カチャカチャッ
善子「パンは少しあっためてと…」
チーンッ 善子「よしっ!準備出来たわよ」
善子「ん?あいかー?」
善子「隠れてるの?冷めちゃうから早く出てきなさい」
シーン
善子「嘘…でしょ」 善子「それから家中探しても愛香の姿は見付からなかった」
善子「どこにもいない」
善子「愛香の着替えた服もない」
善子「少しの時間に残した痕跡も」
善子「ただ残ったのは買ってきてくれたパンのみだったわ」
善子「疲れてるのね」
善子「やっぱり」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています