0031名無しで叶える物語(たこやき)
2019/02/19(火) 02:43:21.72ID:gsZkVXpw果南「そのくらいで壊れないって」アハハ
花丸「望遠鏡はマルのハート並みに繊細ずら……。大切に優しくしてくれなきゃダメずら」
果南「そっか……。大丈夫だよ」ナデナデ
花丸「果南ちゃん……」ギュ
果南「あっっ!!?!?」
花丸「ど、どうしたずら!? 急に大きな声出さないでほしいずら」ビクビク
果南「私の愛車に傷がついてんだけど」
花丸「ちょうどボロかったし買い替えどきずら。今度はオシャレな車がいいずら〜」
果南「望遠鏡の傷……そして私の愛車にも傷……これは偶然かなん??」ピクピク
花丸「ぐ、偶然に決まってるずら」アハハ
果南「そうは思えないけどな」
花丸「あっ……。もしかして果南ちゃん、運命とか信じるタイプずら?」
果南「え?」
花丸「マルとの出会いも偶然なんかじゃなくて
、ひょっとしたら運命かも……♡ なんて思ったりしてるずら?」
果南「まあ、少しはね?」
花丸「人の一生は星のそれと比べたらあまりにも短いずら。この広い宇宙で果南ちゃんと出会えたこと、マルは誇りに思うずらよ」
果南「私も思うよ。ところで愛車の傷だけど……」
花丸「え、キス? キスしたいって……マルと??」ドキドキ
果南「キスはしたい。したいけど今は私の愛車……」
花丸「愛してる?」
果南「愛してる。でも」
花丸「マルも大好きずら」チュッ
果南「……。もういいや」ギュ
ふぅ……。危なかったずらぁ