0183名無しで叶える物語(茸)
2019/02/09(土) 09:07:08.49ID:n2dJcOLk千歌「てっきり転校するとかAqoursを辞めるとばかり……」
善子「……そんな思いつめた顔してた?ってゆーかそんなことってなによ!」
千歌「そんなことだよ!お金ないからなに!?デートしないの!?私だってお金持ってるよ!そんなのより善子ちゃんがいなくなる方がずっとイヤだよ!」
善子「っ」
千歌「お金は私が出す!だから日曜はデートする!何か異論はある!?」
善子「な、ないです……」
千歌「よーし!問題解決!」
善子「あ、あの!」
千歌「ん?」
善子「幻滅…してないの?」
千歌「なんで?……しないよ。欲しいものがあったら買いたくなるもん。仕方ないよ」
善子「そうじゃなくて、こんな嘘ついて、貸しまで作らせて」
千歌「許すよ。本当のこと言ってくれたから」
千歌「借りがあるって思ってるなら、返してくれれば大丈夫!だから気にしないで!」
千歌「それが、私との契約でしょ?」
善子「……フ、そうね。私とあなたの血の盟約ですもの。わかったわ。我が血をもって、あなたとのギアスを交わすわ」
千歌「うん!それでこそ善子ちゃん!」
千歌(言ってることあんまわかんないけど)
千歌「よーし!問題解決!早速部室に」
善子「ねえ千歌」
千歌「ん?」
善子「…………」
千歌「なになに?今度は甘えたがり?」
善子「……ありがとう」チュッ
千歌「…………ぅ///」
千歌「善子ちゃんって、変なところで大胆だね」
善子「……誰かさんに似たのよ」