千歌「ルビィちゃんってさ〜」曜「ん〜?」完全版
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部室
千歌「なんか・・おいしそうじゃない?」
曜「ん?どういう意味?」
千歌「ほら・・なんか・・うゆうゆして小動物みたいでさ・・絶対・・食べたらおいしいと思うんだ・・」
曜「あ〜・・言われてみれば・・そうかもねぇ・・」
果南「ルビィは黒澤家で育ちもいいから・・上質なごはんを食べて育っているし・・さばいたらきっと新鮮な赤身がいっぱい詰まっているだろうね・・」
千歌「はー・・果南ちゃんがそういうこと言うから・・ますます食べたくなってきたじゃん!!」 善子「連中・・ルビィを狩る気満々みたいね・・」
花丸「・・・ルビィちゃんをみんなに渡したくないずら・・」
善子「花丸?」
花丸「ルビィちゃんはマルの親友ずら・・だから・・ルビィちゃんのことを餌としてしかみていない人たちに・・ルビィちゃんを食べられたくないずら・・」
花丸「ルビィちゃんは・・マルが最初から最後まで食べてあげたい・・それが友達としての最後の慈悲だから・・」
善子「花丸・・・わかった・・だったらこんなところで休んでいる場合じゃないわよね!!あいつらにルビィが狩られる前に私たちがルビィを先に探し出して
殺して食べましょ!!」
花丸「善子ちゃん・・うん!そうだね!!がんばろう!!」 山の中
ルビィ「ひっ!!」
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん
ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん ルビィちゃん 茂みに隠れたルビィの前を武装した内浦の民たちが通り過ぎてゆく・・
ザ・・ザ・・ザ・・ザ・・という軍隊の行進のような足音が規則正しく山へと向かっていく・・
内浦民たちは刃物や鈍器で武装していて、あるモノはイノシシを狩るための猟銃を手に持っている者がいた・・
住民A「へへ・・ルビィが逃げたときはおいおい勘弁してくれよと思ったが・・食べる前に獲物を狩る楽しみができて逆によかったかもな!!」
住民B「あっけなく捕まっちまったらつまらねえ・・せいぜい山の中を必死に逃げ回って俺たちを楽しませてもらおうぜ!!」
住民C「捕まえたら、夜が明けるまでたっぷりかわいがってやる・・レイプは禁止って言われたが・・前からあの小動物犯してから食べたいと思ってたんだ・・へへへ・・」 住民A・住民B「・・・・・」
住民C「ん?おいなんだよお前ら・・俺を囲んでどうするつも・・ぎゃ!?」ボカ!!
住民A「死ね・・クズが・・お前には神聖なルビィちゃんを食べる資格はねえ・・」
住民B「黒澤家に仇名すモノ・・死あるのみ!!」ガスガス!
住民C「や・・やめて・・助け・・ギャー!!」
ルビィ「・・・・・ッ!」
ルビィの見ている前で住民Cは周りの住民たちに袋叩きにされて殺されてしまった
住民A「レイプは禁止だって言われてたろ?バカが・・」
住民B「まあ・・黒澤家のいいつけを破ろうとしたんだから処刑はやむなしだな・・余計な時間を食っちまった・・早くルビィちゃんを狩りだそう」 ルビィちゃんルビィちゃん・・ルビィの名を呟きながら
住民たちは山の中へとドンドン登って行った・・
ルビィ(逃げなくちゃ・・!!みんなが行った方向とは違う方へ・・!!)
あの人たちに見つかったら・・ルビィ・・あっという間に捕まって殺されちゃう!! 内浦の町
ルビィは山から抜け出して、町の近くへとやってきた・・
潮風でさびれた看板に身を隠して町の様子を伺うルビィ・・
内浦の町には女たちが黒澤家のちょうちんを片手に巡回をしていた・・
山からルビィがノコノコと這い出してきたときのために、各人がさすまたを持って警備にあたっていた
美渡「こっちにはいないよ・・やっぱりまだ山の中にいるんじゃないか?」
志満「ルビィちゃんも地元の地理には長けているから・・どこかにこっそり隠れて様子を伺っているかもしれないわよ・・」
美渡「はあ・・なんで私たちがこんなことしないといけないのかね・・」 志満「巡回班の私たちはまだいい方よ・・あなた調理班に回されたい?」
美渡「いや・・さすがにそれはちょっと・・」
志満「今、黒澤さんたちがルビィを処刑する準備を進めているわ」
美渡「ねえ・・ルビィちゃんの処刑って・・どうやるのかな・・?」
志満「そこまでは・・わからないけれど・・」
花丸のお婆ちゃん「まずは血抜きをせんといかんからな・・生贄を正座させて後ろから日本刀で首を撥ねて獲物の息の根を止めるのじゃ・・」
志満「お・・おばあさん・・」 花丸のお婆ちゃん「血液をあらかた抜き終わったら・・腹を裂いて内臓を取り出して、取り出した内臓を真水で丹念に洗う」
花丸のお婆ちゃん「そこから調理に取り掛かるのじゃ・・ワシが子供の頃行った生贄の儀でじゃ大体このような手順じゃった」
花丸のお婆ちゃん「若いおなごの肉の味はええぞ・・死ぬ前に再びあの味を食べられるのじゃ・・ありがたいことじゃ・・」
美渡・志満「・・・・・・・・・」
花丸のお婆ちゃん「ルビィちゃんの肉はすべて引きはがされて食べられるが・・頭蓋骨だけは残してウチのお寺に神様として祀るのじゃ・・」
花丸のお婆ちゃん「ウチのお堂にも先代の生贄たちの頭蓋骨が祭られとる・・ルビィちゃんも神になるんじゃ・・光栄じゃろうて・・」
花丸のお婆ちゃん「あんたらもルビィちゃんにはきちんとお参りせんといけないずら・・そうじゃないと祟りが起きるずら・・ではオラはこの辺で・・」
花丸のお婆ちゃんはそういうと街道の奥へと消えて行った ルビィ「・・・・」ガタガタブルブル
ルビィは捕まったら自分に訪れる運命を聞いて心底震えあがってしまった
ルビィは話に聞き入って油断していた・・
ルビィの背後に人が忍び寄り・・ルビィの口を両手で押さえつけた
ルビィ「!!!!!!!!!!!!!」
梨子ママ「シッ!絶対に声は出さないで!!」
涙目になり、恐怖を顔に浮かべるルビィの前に、梨子ママは指を一本立てて静かにするように促す
梨子ママ「私はあなたの味方よ・・」
恐慌状態に陥り暴れそうになったルビィを力強く抱きしめて落ち着かせる 梨子ママ「落ち着いて・・落ち着いて・・私はあなたを食べる気はないわ」
ルビィは相手が梨子ママだと知り、その目を見つめて2人はしばらく見つめあう・・
他の人たちに見られた狂気が梨子ママの目に宿っていないことを悟ったルビィは
ゆっくりと首を縦に振った
梨子ママ「そこにウチの車があるわ・・急いで乗って頂戴・・」
2人は乗用車に乗り込み、ルビィは後部座席の床に伏せて
他の人間に見つからないようにした
梨子ママ「絶対にしゃべらないでね・・行くわよ・・」
梨子ママは静かに車を発進させた 梨子の部屋
梨子(おかしい・・なんだか知らないけれど・・町が異様に殺気立っている気がする・・)
山のあちこちからルビィちゃん・・ルビィちゃん・・という声が聞こえてきて
梨子は内浦の不気味な雰囲気に背筋が凍りつくような気がした
窓から千歌の家を覗き込むが、普段は喧騒に包まれている旅館には静寂に包まれており
旅館には誰一人いないようだった・・
梨子(千歌ちゃん達・・みんな出ているみたい・・それに山々から聞こえてくる・・ルビィちゃんの名前を呼ぶ声は一体・・)
ブロロロロロロ・・キキッ!!
梨子「あれ?ママ帰ってきたみたい・・」
家のガレージの中から家の車が停車する音が聞こえ、ドアが静かに開き、梨子ママが足早に家の中に入ってくるのが見えた 梨子ママ「梨子・・車に乗りなさい・・急いで!!」
梨子「え?ママ・・どうしたの?急に・・」
梨子ママ「この町は異常よ・・逃げるのよ!!」
梨子「ちょっと待ってよ・・いったいどうしたの?」
梨子ママ「いいから急いで!!早く!!」
梨子ママの鬼気迫る表情を見て梨子は只ならぬ事態が起きているのだと悟った
梨子「う・・うん・・わかったわ・・でもどこに?」
梨子ママ「東京の親戚の家に逃げるわよ!!」
梨子はママに手を引かれて車に乗り込む・・
すると・・ 梨子「ル・・ルビ」
梨子の視線の先にはルビィが後部座席の床に伏せてガタガタと涙を流しながら震えている姿が飛び込んできた
梨子ママ「シッ!!絶対にその名前を口にしちゃだめ!!殺されるわよ!!」
梨子「ええ!?」
梨子ママ「この町の人間は異常よ・・!!この子をみんなでよってたかって追いかけまわして・・食い殺す気だったのよ!!同じ人間とは思えないわ!!」
梨子ママ「奴らは鬼よ・・人の皮を被った鬼なのよ!!」
梨子「・・・・!!」
梨子はその言葉を聞いて、昨日の部室での異常な一件を思い出した
事態を飲み込んだ梨子は無言で助手席に乗り込んでシートベルトを閉める・・ 梨子ママ「それじゃあ・・行くわよ!!」
梨子「ま、待って!!家の中でルビィちゃんを匿ってあげた方が安全なんじゃ・・」
梨子ママ「甘いわ・・ルビィちゃんがいつまでたっても見つからないとなれば・・奴らは誰かが匿っていると思うハズ・・そうなったら・・よそ者の私たちが真っ先に疑われるに決まってるわ・・そうなったら・・この家にいたら一巻の終わりよ・・」
梨子ママ「それにここは高海さんの家の目と鼻の先・・千歌ちゃん達が梨子に会いに来たら・・ルビィちゃんを匿っていることなんて一瞬でばれてしまうわ」
梨子ママ「車で強引に強行突破するしかないわ!!」
梨子「!!」
梨子ママはエンジンをかけると静かに車を発進させた・・
そうして内浦脱出を賭けた決死のドライブが幕を開けた 海岸沿いの道路
道路をしばらく道沿いに進むと・・
梨子ママ「くっ!!なんてこと・・検問だわ!!」
車道の先に、20人くらいの住民と数台の車で道を塞いで簡易的な検問を行っていた
その中にはダイヤの姿があった
真っ赤な誘導棒と首にぶら下げたホイッスルで内浦に出入りする車の管理を行っていた
ピピーというホイッスルのけたたましい音がなり、梨子ママの車に停車を求める
ダイヤ「梨子さんのお母様と・・梨子さんですわね・・?これからどこへ行こうとしていますの?」
梨子ママ「沼津にちょっと用があって・・」 ダイヤ「今がどういう状況かわかっていますわよね・・?不要な外出は控えてくださいませ」
梨子ママ「ごめんなさい・・どうしても今日じゃないとだめなのよ・・」
ダイヤ「・・・・・・」
ダイヤは顔をしかめて梨子ママの顔を覗き込む・・
ダイヤ「それなら・・車の中を改めさせていただきますわ・・」
梨子ママ「!!」
ダイヤが車の中を覗き込もうと近づいてきたその時・・ ブオン!!
ダイヤ「な!!と、止まりなさい!!」
梨子ママは車を急発進させて検問を無理やり押し通った
制止しようとしてきた村人を2、3人跳ね飛ばして車を沼津方面へと走らせる
ダイヤ「くっ!!やむをえませんわね・・!!」
梨子ママ「逃げるわよ!!このまま一気に沼津まで抜けて警察へ・・!!」
梨子ママがそう言った時・・車の横を何かがものすごいスピードで突き抜けて行った・・
そしてそれは・・山の斜面にあたり、ズドーンというけたたましい音を立てて爆発した 梨子ママ「!!!!」
梨子「きゃあああああああ!!!」
ルビィ「ひっ!!」
RPG-7から撃ちだされた対戦車ミサイルが山の斜面に命中し、落石が雨あられと車に振り落ちてくる・・梨子ママはすんでのところでそれを回避した・・
梨子ママ「梨子!!ルビィちゃん!!2人ともけがはない!?」
梨子「だ・・大丈夫・・」
ルビィ「あわわわ・・」がたがたぶるぶる
梨子ママ「奴ら・・ロケットランチャーを撃ってくるなんて・・」
梨子「逃げよう!!早くこの町から逃げよう!!」
梨子ママ「ええ!!わかってるわ!!」 検問所
ダイヤ「外れましたわ・・」
果南「ごめんダイヤ・・」
ダイヤ「これから仕留めに行きますわよ!!果南さん乗ってください!!」ブロロロ!!
ダイヤは黒塗りの車に乗り込みエンジンをふかせ・・
果南「よし!!行くよ!!」
果南が意気揚々とボンネットに飛び乗った
ダイヤ「ルビィ・・お姉ちゃんからは逃げられない・・今・・食べにゆきますわ・・」
ブロロロロロロロ!! 車は急発進し・・カーチェイスが幕を開ける・・ 文章力は全然無いけど、気になる展開で魅せてくれる
いいね 国道
梨子ママ「く・・!!もう追ってきた!!」ブロロロロ!!
ダイヤ「お待ちなさいな!!生きてここから出られると思って!?逃がしませんわよ!!」
果南「・・・・・・・・・・」ダダダダダダダダ!!
ボンネットの上に乗っている果南が梨子たちの車に向けてマシンガンを撃ちまくる・・
弾は次々と路面に着弾し、弾痕をコンクリートにこじ開けてゆく・・
梨子「きゃーーーー!!!!」
果南「この!!この!!」ダダダダダダダダダダダ
チュンチュンチュンチュンという弾けた音を立てて弾丸は路面や岩壁に吸い込まれていった・・ 果南「う〜ん・・走っている車だとなかなか当たらないよお・・」
ダイヤ「なにやっているんですの!?果南さん一発も車に当たってないじゃないですか!!」
果南「いやこれ結構むずかしいよ?もっと車近づけてよ・・」
ダイヤ「あ〜まったく世話の焼ける・・飛ばしますわよ!!捕まってくださいまし!!」
ダイヤはそう言うとアクセルを思いっきり踏み抜いて車は急加速した・・
ブオーーーーーーーー!!
梨子「ママ!!ダイヤさん達近づいてくるよ!!このままじゃ捕まっちゃう!!」
ルビィ「もっとスピード出して!!」
梨子ママ「これが精いっぱいよ!!」 ダイヤ「ルビィーーーーーーー!!!!!!!!」
ルビィ「ピギッ・・」
ダイヤ「人様に迷惑をかけるんじゃありません!!大人しく投降して生贄になりなさい!!!」
ルビィ「や・・ヤダーーーー!!!!」
ダイヤ「わがままを・・!!」チャキ
ダイヤ「言うんじゃ・・!!」カチャ・・ス・・
ダイヤ「ありませんわ!!」ダン!ダン!ダン! パリン パリン パリン!
梨子「きゃーーーー!!!」
梨子ママ「・・・・グッ!!」
ダイヤはハンドガンを取り出し、ギリギリまで接近して梨子たちの車の中を狙撃した・・
弾丸は梨子ママの肩を掠めて、梨子ママは痛みでハンドル操作を誤る・・
ルビィ「ピギャーーーーー!!!!!」
ガシャ―――――――ん!!
車は横転し、車体が路面にギャリギャリと削られていき、火花を散らしていく・・
グワシャ――――ン!!!!
けたたましい音を立てて車は山肌に激突した・・ 果南「ダイヤ・・ちょっとやりすぎじゃないの・・?梨子たち大丈夫かな・・ルビィも死んでたらどうすんのさ?」
ダイヤ「だ・・大丈夫ですわ・・きっと・・」
梨子「ママ!!しっかりして!!ママ!!ママ!!」
梨子ママは頭から血を流して運転席にぐったりと倒れこんでいた
息はしているが、意識がない・・
梨子はいくつかの打撲を負っていたが幸いにも軽症で済んだ
ダイヤ「こんばんは梨子さん・・月のきれいな夜ですわね・・さて・・どうオトシマエをつけるつもりですの?」
梨子「ダ・・ダイヤさん・・!!」
果南「ダイヤ!!ルビィは無事だよ!!」
ルビィは気を失って後部座席の床に倒れ伏していた・・
幸か不幸か・・ルビィはケガ一つ負っていなかった 梨子「ひどいです・・ダイヤさん・・」
ダイヤ「あなたも生贄にされたいのですか?」
ダイヤは冷酷な瞳で梨子の目を覗き込んだ
梨子「!!」
ダイヤ「安心なさいな・・生贄はルビィだけです・・しかしあなたたち母子は罪を犯しました・・何らかの処罰を受けて頂かなくてはなりません・・」
黒服の男たちと地元住民の男たちが下卑た笑みを浮かべて2人に近づいてきた・・
梨子「い・・イヤ・・!」 旅館の前の海岸
ダイヤ「皆の衆・・ルビィを捕らえることに成功しましたわ!!」
ダイヤが声高々にそう宣言するとウオーーー!!という歓声があがる・・
千歌ママ「よかった・・ルビィちゃん見つかったのね・・」
果南ママ「まったく心配かけて・・もう調理の準備はできてるよ?」
ルビィ「や・・やだやだやだやだぁ・・!!殺さないでぇ!!食べないでえ!!」
老人「ほっほっほ・・若い子は元気があってええのお・・」
子供「ルビィお姉ちゃんの泣き叫ぶ声を聴いてると・・口から涎が零れ落ちてくるよ!!」 男「おら!!さっさと歩け!!」
梨子・梨子ママ「・・・・・・・・」
梨子と梨子ママが手錠と腰縄を打たれて、広場の群集の前へと連れて行かれる・・
千歌ママ「あら?桜内さんたちまで・・どうしたの?」
ダイヤ「この者たちはこともあろうに・・ルビィを内浦から逃そうと手引きをしていたのです!!」
千歌ママ「まあ・・なんてこと!!」
果南ママ「これだからヨソ者は・・」
群衆からはふざけんじゃねーー!! 裏切り者ーー!!など桜内親子は罵声を浴びせられる ダイヤ「この者たちにはなんらかの処罰を与えなくてはならないのですが・・いかがいたしましょう?」
男「そいつらもいっしょに食べちまえ!!」
男「そうだそうだーー!!どうせ警察でも呼びに行こうとしてたんだろ!?俺たちを売ろうとした裏切り者は殺してしまえ!!」
梨子「ひっ・・!!」
梨子ママ「みなさん!!待ってください!!梨子は・・梨子は悪くないの!!だから梨子だけは助けて頂戴!!」
黒澤父「いーやダメだ・・お前は娘の命乞いをする前に考えなくてはいけなかったんじゃないか・・?自分が失敗したら娘はどういう目に合うことになるかってよ・・」
梨子ママ「ひっ・・!!」 黒澤父「とはいえ・・あんたらももう立派な内浦の一員・・人肉なんて食べたことないんだろう?」
梨子ママ「あるわけないじゃないそんなの!!あなたたちは異常よ!!」
黒澤父「これからルビィをさばいて肉をみんなに振る舞うつもりだ・・お前がルビィの首を日本刀で撥ねろ」
梨子ママ「え・・?」
黒澤父「そうしたらお前たち親子の命は助けてやる」
梨子ママ「そ・・そんなこと・・できるわけないじゃない!!」
黒澤父「それなら・・ルビィの代わりにお前の娘を引き裂いて食べるが・・それでいいか?」
梨子「ひっ・・!!」
ルビィ「タ・・助け・・」
ダイヤ「聞いたでしょう?梨子さんのママ・・あなたが自分たちのおこなったケジメをつけてください・・この日本刀で・・ルビィか・・梨子さんの首をはねれば、あなたともう一人を助けてあげます・・」 梨子ママ「・・・・・・・・それなら・・私を食べてください」
黒澤父「なんだと・・?」
梨子ママ「私を殺して・・皆さんで食べてください・・そのかわり・・娘とルビィちゃんの命を助けてください」
黒澤父「・・・・・・・・・・」
黒澤父は顎に手を置いて考え始めた
ルビィ「梨子ちゃんのママ!!」
梨子「ママ!何を言い出すの!!おねがいやめて!!」
黒澤父「ダメだ・・」
しばらく考えたのち黒澤父は非常な決断を下した 梨子ママ「ど・・どうして!?」
黒澤父「内浦の住民たちは・・ルビィの肉を食べたかったんだ・・あんたでは代わりにならん」
黒澤父「もういい、子供の方・・梨子ちゃん」
梨子「は、はい・・!!」
黒澤父「ルビィを殺せばお前たち親子の命は助けてやる・・だからルビィをこの日本刀で殺せ・・じゃねえと母親もろとも駿河湾に沈めるぞ」
梨子「そ・・そんな・・!!」
ルビィ「」ガタガタブルブル
梨子はルビィの方に目を向けると心底から震えあがっていたルビィが目に涙をいっぱいに貯めてガタガタと震えあがっていた
千歌「待ってください!!」
ダイヤ「千歌さん!?」 黒澤父「なんだ・・高海のお嬢ちゃん」
千歌「梨子ちゃん達をもうこれ以上いじめないであげてください!!梨子ちゃん嫌がっているじゃないですか!!」
千歌「ルビィちゃんの処刑なら!!私達aquorsが責任をもってやります!!だから・・梨子ちゃん達を許してあげてください!!」
黒澤父「仲間思いはすばらしいけどな・・これはケジメなんだ・・」
黒澤父がバツが悪そうに言うと・・女の子をイジメて楽しいか!!梨子ちゃんを離してあげて!!などの桜内親子を擁護する声が聞こえ始める・・
曜「ルビィちゃんも私たちの仲間・・だから!!」
花丸「マルたちが・・」
善子「責任を持って・・!!」
果南「バラバラに解体してあげるよ!!」 黒澤父「・・・わかった・・君たちがそこまで言うのなら・・桜内親子は解放しよう」
千歌「本当!?もう梨子ちゃん達をいじめない!?」
黒澤父「ああ・・約束しよう・・だが桜内親子の分までルビィにケジメを取ってもらわなくてはいけないなった・・」
千歌「任せてください!!ルビィちゃんをイジメテイジメテイジメまくって・・極上のお肉を皆さんに食べさせて見せます!!」
黒澤父「期待してるぞ・・」
黒澤家から運び込まれた拷問器具の数々が浜辺の上に並べられ・・
ルビィは恐怖で心の底から震えあがった・・ ルビィ「」ガタガタブルブル
千歌「わ〜すごい!!さすがダイヤさんち・・器具がいっぱい揃ってるね!!」
ダイヤ「ふふ・・気に入ってもらえたようでなによりですわ」
ダイヤ「まずは軽い拷問から始めましょうか・・曜さんルビィをそこに座らせてください」
ダイヤが曜に指示をした場所には・・一本の太い柱の下に
三角柱の柱が並べられていた・・
曜「こ・・これは・・」
ダイヤ「黒澤家名物・・石抱きの拷問ですわ」 ルビィ「やだやだやだやだぁ〜〜〜!!おねえちゃんやめてよ〜〜〜!!!」
果南「ルビィちゃん・・おとなしくしてね・・?曜・・それじゃあルビィを座らせてくれる?曜がルビィの体を押さえてて?私がロープでルビィを柱に縛るからさ
曜「ヨーソロー!!」
ルビィ「やめて・・おねがいやめて・・」
曜はルビィの体を抱き上げると・・三角柱の柱の上に無理やり正座をさせた・・
ルビィ「痛い・・痛い痛い痛い痛い〜〜〜!!!!!」
ルビィの膝には突き刺すような鋭い痛みが走る・・
だが、この拷問の真の恐ろしさはこんなものではない・・
果南「ダイヤ!!ルビィの体を柱に縛り付けたよ!!」 ダイヤ「それでは・・始めますわ・・花丸さん・・善子さん・・そこにつまれている長方形の石をルビィの膝の上に置いてくださいな・・」
善子「わかったわ!!花丸!!」
花丸「任せるずら!!」
2人はせーので石を持ち上げると・・ルビィの膝の上にソレを置いた・・
ルビィ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
ルビィの膝に置かれたのは重さ49キログラムある板状に加工した石で・・
これが全部で10枚浜辺に積まれていた・・
ルビィは膝を引き裂かれるような地獄の苦痛を味わう・・
あまりの痛みに声も悲鳴をあげることすらできなかった・・ 千歌「あはは〜〜!!ルビィちゃん面白い顔してる〜〜!!えい!!」ぴょん
ダイヤ「あ、こら!!勝手なことを・・」
千歌はダンスを踊るような軽快なステップでルビィの膝に敷かれている石板の上に飛び乗った・・
ルビィ「ぴぎおいjgろえあrごえあおpgふぉtぺdそghsでgふぉpでgど!!!!!!????」
ルビィの膝に千歌の体重が重いきりかかり・・膝が下に引かれている三角柱にめり込んだような気がした・・
ルビィは口や目から涎や涙・・鼻水をまき散らし、上半身をクネラセながら地獄のような激痛を必死で耐えていた・・
群衆「あ〜はっはっはっはっはっはっはっは!!」
群衆はもだえ苦しむルビィの顔を見て心底面白くてたまらないと言う風に笑い転げる・・
ダイヤ「千歌さん!!拷問には手順というモノがあるのです!!勝手なことをしないでください!!」
千歌「ごめんごめん♪・・ルビィちゃんみてたらついこうしたくなっちゃって・・♪」
千歌はてへっとハニカミ舌をペロりと出した・・ ジワ〜という音と共にルビィのスカートを黄色くて暖かい液体が濡らしていく・・
花丸「あ!!ルビィちゃんお漏らししたずら!!」
善子「大変!!もったいないもったいない!!」
善子は床に這いつくばり、流れ落ちてくるルビィの尿を懸命にその舌で舐め取った・・
善子がそうすると他の群衆たちもルビィの尿に群がり、住民たちはわれさきにとルビィの尿を舐め始めた
ルビィの地獄はまだまだ終わらない・・ 「釜茹で」・・という処刑方法は広く知られている・・火あぶりに近い処刑方法で中世でよく用いられていたという・・
そして、今まさにその釜茹で地獄が・・ルビィの身に降りかかろうとしていた・・
グツグツグツグツ・・
広場の真ん中で鉄製の大釜が炎で熱せられ、その中の熱湯がグツグツと煮えたぎっている・・
千歌「ルビィちゃん・・お漏らししちゃったね・・お風呂に入ろうか・・」
ルビィ「へ・・・へ・・・へ・・・へ・・」
痛みで意識がもうろうとするルビィを・・aquorsのメンバーたちはその体を丁寧に持ち上げて・・
第2の地獄にルビィを落とした・・
ルビィ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」 グツグツグツグツ
ルビィの全身を焼け付くような熱湯が包み込む・・
ルビィ「ピギャーーーーー!!!!!熱いよおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
ルビィの絶叫が内浦の海岸に響き渡る・・
老人「ああ・・生贄の声じゃ・・たまらんのお・・」
黒澤母「ルビィ・・立派になりましたね・・今日があなたの晴れ舞台ですよ・・あら、いけない・・うれしくって涙が出て来ちゃった・・」
ルビィ「だずげて〜〜〜だづげででえええええええええ〜〜〜〜!!!」
果南ママ「風流だねえ・・」
千歌ママ「娘たちが協力してルビィちゃんを料理している姿を見ると・・感動するわね・・」 梨子「・・・・・・・」
梨子ママ「・・・・・・・・」
桜内親子は目の前で繰り広げられる残酷劇をこの世のモノとは思えないモノを見ているように呆然と見ていることしかできなかった・・
千歌「ルビィちゃん大分衰弱してきたんじゃない?そろそろ殺す?」
ルビィ「殺して〜〜!!もうお願いだから殺してくだざいいいいいいいいい!!!!!」
曜「まだまだ元気があるね・・もっともっと拷問しなくちゃだめだよ!!」
ルビィ「ひぎいいいいいいいいいいい!!!!!」 これはバトルロワイヤルに並ぶ今年トップクラスのSS 住民「なんか俺たち・・見ているだけでつまんねーな・・」
男「おい、aquorsのお嬢ちゃん達・・俺たちにもなにかやらせろよ・・」
子供「そうだよ!!僕だってルビィのお姉ちゃんをいじめたいよ!!」
女「そうよそうよ!!身内だけで盛り上がってズルいわ!!」
しいたけ「わんわん!!」 千歌「あらら・・みんなしびれを切らしてきたね・・」
曜「じゃあ・・最後はみんなでいっしょにルビィちゃんを拷問して・・ルビィちゃんを解体してお食事会にする・・でいいんじゃないかな?」
千歌「みんな・・それでいい?」
善子「そうね!!みんなで一緒にルビィを拷問しましょう!!」
花丸「なんだかライブみたいずら〜〜!!」
ダイヤ「そうですね・・オーディエンスの興奮も高まってきたことですし・・そろそろクライマックスと行きましょうか・・」 ダイヤ「最後はルビィを凌遅刑に処して終わりにしましょう」
千歌「なんです?それ・・」
ダイヤ「昔の中国で行われていた処刑方法の一つで・・生贄の体を何日もかけて少しずつ刻んでいって犠牲者が出血多量で死ぬまで続けるという処刑方法ですわ!!」
花丸「面白そうずら!!」
千歌「じゃあ・・これは地域のお祭りだから・・内浦のみんなが一人ずつ、ルビィちゃんの肉を切り落としていって・・切り落とした部位の肉を食べるっていうことでいいんじゃないかな?・・・みんな〜それでいい〜〜!?」
住民たち「意義なーーーーし!!!」 ダイヤ「それでは・・」
ダイヤは小刀を取り出して・・ルビィの目へと付きつける
ルビィ「お・・ねえ・・ちゃん・・」
千歌「ちょっとちょっとダイヤさん!!まさか最初から目を狙うつもり?」
ダイヤ「この子が・・削り取られていく自分を見なくても済むようにと・・姉としての最後の慈悲ですわ・・」
曜「だめだよ!!ルビィちゃんもaquorsのメンバーで・・今日の主役なんだよ!?お祭りの様子を見ることができないなんてかわいそうだよ!!」
ダイヤ「・・・止むをえませんわね・・それでは・・ここを頂きますわ・・」
ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・という肉を剥ぎ落す音がし・・
ルビィ「〜〜〜〜〜〜!!!!」
ダイヤはルビィの左手の甲の肉をそぎ落とした・・ ルビィ「痛い痛い・・痛いよ〜〜〜〜!!!!」
ダイヤ「さあ、ドンドン行きますわよ!!」
小刀はaquorsのメンバーや内浦の住民たちの手を次々に渡り、住民たちはルビィの体の肉を丁寧に・・少しずつ少しずつそぎ落としていった・・
花丸「はあ・・はあ・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん!!」ゾリゾリ
ルビィ「ああーーーーーーーーーー!!!!!!」
花丸はルビィの右足の太ももの肉をそぎ落とした・・
花丸「んん〜〜!!ルビィちゃんの太もものお肉ずら〜〜!!」
花丸は愛おしそうにルビィから切り離した肉のかけらにキスをする 千歌「私は・・ここ!!」
ルビィ「いたいよ〜〜!!!やめて〜〜!!ルビィから肉を切り落とさないでよぉぉ!!うわあああああああんんんん!!」
千歌はルビィの首筋にある、うなじの部分の肉をそぎ落とす・・
ダイヤ「千歌さん?そこは動脈に近いので・・気を付けてくださいね?」
千歌「大丈夫!!」
そして・・内浦の住民たちは思い思いにルビィの肉をそぎ落としていく・・
ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・
ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・イギャーーーー!!!!
ゾリゾリ・・ゾリゾリ・・ピギャアアアアアアアアアアアア!!! ははは〜〜!!ルビィちゃん泣き叫んでいるよ!!俺ルビィちゃんの舌を食べたいな〜!!
曜「まずい!!先を越されそうだ!!」
千歌「はい、次曜ちゃんの番だよ?」
曜「よし・・ルビィちゃんの声・・頂きます!!」ジョキ
ルビィ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
曜はルビィの舌を根元からばっさり切り落とし、ルビィの舌を指で摘まみあげる・・
ルビィ「gふあgれlhんglrきえshgきlれhsなklぎhkぇしあhgklrhgkfれk」
声を奪い取られたルビィは断末魔の叫びも上げることができなくなり、体をよじらせて表現するしかできなかった・・ 千歌「あ〜〜曜ちゃんずるい!!いいないいな〜〜!!」
曜「へへ〜〜ん♪ ルビィちゃんの舌・・頂きま~す♪・・・・なにこれ!?おいしすぎる!!」
鞠莉「それじゃあ私はルビィの上唇の肉をいただきマース☆」ゾリゾリ
善子「私はルビィの下唇をもらうわ!!」ゾリゾリ
果南「じゃあ、私はルビィのほっぺの肉をもらおうかなん♪」ゾリゾリ
ルビィ「gろえgれlrglrふぇjshjgれjkgkjrdkshgkrk」 そして・・小刀が住民の間を一回りしたころには・・ルビィの体には、ほとんど肉が残っていなく、所々骨が剥き出しになっていた・・
ルビィ「・・・・・・・・・・」
意識も虚ろになり、もう何をされてもルビィはなにも感じなくなっていた・・
ルビィの命の終わりがすぐそこまで迫ってきていた・・
果南「ルビィ・・そろそろ・・限界みたいだね・・あと残っているのは・・」
果南の視線の先には・・
梨子「・・・・・・・・・」
呆然と目の前の蛮行を見ていることしかできなかった梨子がいた 千歌「梨子ちゃん・・だね・・」
梨子「私は・・私は・・」
ダイヤ「梨子さん・・あなたが内浦の真の住民になるための儀式です・・あなたにはルビィの首をばっさり斬り落としていただきます
ダイヤは梨子の手に日本刀を手渡した・・
震える梨子の両腕に日本刀のずっしりとした重みがのしかかる・・
梨子「できない・・私・・こんなことできない!!」
千歌「梨子ちゃん!!!勇気を出して!!」
花丸「梨子ちゃん!!」
善子「リリー!!」
果南「梨子!!」
鞠莉「梨子!!」
aquorsのメンバーたちから梨子に向けて応援の声が浴びせられる・・ 住民「頑張れ!!」
主婦「梨子ちゃん頑張ってー!!」
しいたけ「わんわん!!」
いつき「梨子・・ここが正念場だよ!!」
むつ「梨子ならできる!!頑張って!!」
梨子「やだ・・やだ・・」
梨子の両足はガタガタと笑い出し、梨子の生涯を通しても最大級の恐怖が梨子の体に降り注ぐ
曜「大丈夫・・梨子ちゃんならできる・・私・・信じてるから!!さあ、行って・・ルビィちゃんを・・送ってあげて」
曜に背中を押された梨子はよろよろとルビィに歩み寄って行く・・ ルビィ「・・・・・・・・ひ・・・ほ・・・・・ひゃ・・・ん・・・・」
虫の息で横たわっているルビィの側まで付いた梨子・・
できない・・私には・・できない・・
でも・・ルビィちゃん・・ほっといてもこの傷じゃ・・もう助からない・・
どうして・・私がこんなことを・・
そうだ・・これは介錯なんだ・・苦しむルビィちゃんを私は助けてあげるんだ・・
やらなければ・・私達親子の命はない・・
梨子「はあ・・・はあ・・はあ・・はあ・・!!ふっ!!」
梨子は日本刀を振り上げて・・ 梨子「やあーーーーーーー!!!!!!!」
力強く・・思いっきりルビィの首めがけて刃を振り下ろし・・・
ザシュ・・ゴロンゴロン
ルビィの首を切り落とした・・ わああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
梨子「な・・なに!?」
内浦の住民たちから祭りが達成されたという歓喜の雄叫びが上がる・・
千歌「梨子ちゃん!!」
曜「よくやった・・よくやったよ梨子ちゃん!!」
千歌と曜が感激して涙をながしながら梨子に飛びついた
aquorsのメンバーたちは梨子に近寄り背中をバシッと叩いたり
梨子が一撃でルビィを仕留めた見事な処刑ぶりをたたえたりした・・ 黒澤父「見事だった・・お前たち親子の罪はこれで払われた・・あなたたち桜内家は我々内浦の真の仲間となったのだ・・」
黒澤父「皆の衆!!今日は食べて・・飲んで・・騒いで・・楽しもうや!!ルビィの肉を余すところなく食べてルビィを讃えよう!!」
群衆「黒澤家万歳!! 内浦万歳!! ルビィちゃん万歳!!」
ダイヤ「祭りはまだ始まったばかりですわ!!みなさん協力してルビィの解体をお願いしますわ」
村人たち「任せな!!」
ギコギコ・・ギコギコ・・というのこぎりの音とルビィの体からあふれ出る血液の鉄の匂いが浜辺に充満する・・ ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・
ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・
ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・ルビィちゃん・・
村人たちはルビィを弔うようにその名を口ずさみながら、るびぃの体をノコギリで切り刻み解体をする・・ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) グツグツグツグツ
先ほどルビィを拷問していた大なべに、ルビィの残骸を細かく切り刻んだ肉と骨が入れられる・・
黒澤母「さあさあ!!ルビィ汁ですよ!!ルビィの供養と思っておいしく食べてくださいな!!」
男子学生「うめえうめええ!!ルビィちゃんめちゃめちゃうめええ!!」ガツガツ
男「奥さんおかわり!!」
花丸「マルもずら!!」
黒澤母「あらあら・・そんなにがっつかなくてもたくさんありますから大丈夫ですよ・・♪」 千歌「あははは・・ルビィちゃん大人気だね・・ん?」
梨子「・・・・・」
梨子が波打ち際で浮かない顔をしながら海の向こうを眺めていた・・
千歌「り〜〜こちゃん♪」
梨子「・・・・・千歌ちゃん」
千歌「どうしたの?ルビィちゃんの汁まだまだたくさんあるよ・・?」 梨子「ねえ、あなたは・・どうして平気なの?」
千歌「なにが?」
梨子「私達は・・友達を殺して・・その肉を食べたのよ・・どうして平気でいられるの?」
千歌「・・・・・・・梨子ちゃんはスーパーの牛肉や豚肉がどうやって作られるのか知っているでしょ?」
梨子「それは・・そうだけど・・・」
千歌「ルビィちゃんも・・・豚さんや牛さんと同じだよ・・食べられることがルビィちゃんの存在する意味だったの・・ルビィちゃんはそれを見事に全うした・・」
千歌「ルビィちゃんを憐れんじゃダメ・・それこそ・・ルビィちゃんがかわいそうだよ・・」 千歌「ルビィちゃんはこれからも内浦のみんなの血となり・・肉となり・・みんなの中で生き続けるの・・ルビィちゃんと私たちは・・ずっとずっと一緒なの・・」
梨子「千歌・・ちゃん・・」
千歌「そう考えれば・・梨子ちゃんも少しは気が楽になるんじゃないかな?」
梨子「・・・そうね、考えてもルビィちゃんはもう帰ってこない・・だったら・・私もルビィちゃんのお肉をいっぱい食べて・・あの子の命をこの体に取り込むことにするわ・・」
千歌「お〜!やっと梨子ちゃん元気がでたね!!よかったよかった!!まだルビィちゃん汁いっぱい残ってるから!!一緒に食べよう!!」
梨子「ええ・・」 ルビィちゃん・・私はあなたを守ってあげることはできなかった・・
その償いといったらおかしいかもしれないけれど・・私・・あなたを食べて・・あなたとずっと一緒に生きていく・・
だから・・いただきます 発想、狂った世界観は完璧だからあとは綺麗に締めてほしいところ…… ーーーーーーーーーーー
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花丸のお寺
花丸「ルビィちゃん・・今日もいい天気ずらね〜!!天気がいいからルビィちゃんの頭蓋骨を綺麗にふいてあげるずら!!」
花丸は丁寧に・・恋人を扱うようにルビィの頭蓋骨を磨く
花丸「うん!ルビィちゃん・・今日も一段ときれいずら!!」
花丸「ふんふ〜ん♪」きゅっきゅ・・ 善子「花丸ったら・・ずいぶんと機嫌がいいわね?なにかいいことがあったの?」
花丸「うん!ルビィちゃんが行方不明になったから今度北海道から理亞ちゃんがこっちに来るんだって!!」
善子「へえ・・北海道から人肉が届くのね!!やったわ!!」
花丸「善子ちゃん♪あんまり食べすぎると太っちゃうずらよ?」
善子「ニャーー!!それを言うなあ!!」 >>173
バレなきゃルビィの名前言ってもいいんか? 花丸「ルビィちゃん!もうすぐ理亞ちゃんがルビィちゃんに会いに来てくれるんだって!!理亞ちゃんもルビィちゃんの隣に祭ってあげるから!!そうしたらルビィちゃんもさみしくないずら!!」
善子「ふふ・・ルビィもきっと喜んでいるわよ♪」
頭蓋骨はなにも語らない・・かつてルビィと呼ばれていたその頭蓋骨の二つの穴は悲しげに内浦を見つめていた・・
おしまい >>174
生け贄ってそんなにポンポン用意する物なのか? これで完結です・・最後まで読んでいただきありがとうございました
そして・・ルビィ推しの人は本当にすいませんでした
>>175 理亞をおびきよせるために花丸があえてばらしました
外の世界では黒澤家がルビィの存在自体をもみ消してルビィは最初から
存在していないことになっています ルビりこハッピーエンドを期待して読んでたのにただただ悲しい気持ちになった ショートverでホラーギャグだと思ってたら完全にホラーやった >>180
スクールアイドルやってんのに内浦外までルビィの存在消すとか無理じゃ無い?
それとりあも食うつもりなの?
話見る限り人肉ってそんなにポンポン食べるもんでもなさそうだけど…… しかし久々に引き込まれた
なんかルビィって生け贄役合うよな 自分が対象にさえならなければ良い町だなこの世界だと
でも果南とか鞠莉とか、内浦から出て行きそうなのいっぱいいるけどその辺は大丈夫なのだろうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています