【安価SS】黒澤ダイヤの実況、二日目
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ダイヤ カチ…
→ジュプトル
ダイヤ グッ…
ダイヤ (ジュプトルちゃんはくさタイプ。弱点はほのおタイプ――はじけるほのおには、耐えられない可能性が…)
ダイヤ ドクン…
ダイヤ (もしもここでジュプトルちゃんまでもが倒れてしまったら……)
ダイヤ ドクン…ドクン……
ダイヤ (今なら――)
ダイヤ (――今ならまだ、かなんさんとよしこさんが負った傷を――『なかったこと』にする方法が――) ダイヤ「!!!」
ダイヤ バッ
ダイヤ「ルビィ…あなた…!」
ルビィ「負けそうになったから、また消すの?」
ダイヤ「先日の戦闘を見て――」
ルビィ「教えておくとね、最後の一匹はコイルだよ。20レベルの」
ダイヤ「は…?最後の一匹?コイル?なんの話ですか…」
ルビィ「ワカシャモを倒したとしても、次に出てくるのはコイルだよ。勝てる?」
ダイヤ「だからなにを…」
ダイヤ「……………えっ、うそ…まさかこれは、善子さんではなくて……あなた…」
ルビィ「…」
ダイヤ「そう、なのね……!」 ルビィ「おねいちゃんの最後の一匹は、ジュプトルちゃんだってわかってるから。しゃもちゃんには、はじけるほのおをさせるよ」
ダイヤ「!」
ルビィ「わかってると思うけど、あたればジュプトルちゃんは倒れるよ」
ダイヤ「………!」
ルビィ「もう一つゆっておくと、ジュプトルちゃんが覚えてる技――メガドレイン、がんせきふうじ、おいうち、れんぞくぎり」
ルビィ「どれで攻撃しても、しゃもちゃんは絶対に一回では倒せないよ」
ルビィ「どうするの?おねいちゃん」
ダイヤ グッ…… ダイヤ (考えろ…考えろ……考えなさい黒澤ダイヤ…ここから逆転するための道筋を……っ) ポクポク…
ダイヤ ポクポク………
ダイヤ ポクポク……
ダイヤ ポクポク…
ダイヤ「…無理、ですわ」
ダイヤ「あなたが言ったことが全て、反論の余地など少しもないわね…」
ルビィ「…」
ダイヤ「ワカシャモがかくとうタイプを有するのだとすれば、それはここからの戦況においてわたくし達を縛る鎖となる」
ダイヤ「すなわち――メガドレインとれんぞくぎりはほのおタイプによって、がんせきふうじとおいうちはかくとうタイプによって、それぞれ効果今一つで受けられてしまう」
ダイヤ「完全に――詰み、ですか…」 ダイヤ「…あなたはわたくしに、どうさせたいの?」
ダイヤ「なにか欲しいものでもあった?またわたくしのおやつを食べてしまって、怒らないでと条件を付けにきたのかしら?それとも一緒にお母様に謝ってほしいことでも――」
ルビィ「ジムに戻って」
ダイヤ「ジム…?」
ルビィ「ポケモンジムに戻って」
ルビィ「ポケパルレはもういいでしょ、たくさん遊んだでしょ。…キンセツジムに戻って、テッセンさんと戦って」
ルビィ「そして、勝って」
ダイヤ「………!」
ルビィ「ルビィがおねいちゃんにしてほしいのは、それだけだよ」 ダイヤ「それが言いたくて、ポケモンバトルを…?」
ルビィ「そうだよ」
ルビィ「そのために、おねいちゃんに勝つために、わざわざタマゴたくさん産んでナゾノクサいっぱい倒したんだよ」
ルビィ「ルビィが勝ったんだから、おねがい聞いてよ…おねいちゃん」
ダイヤ「それは、そんな…約束は、していないし…まだ、負けたと決まったわけでは…」
ルビィ「じゃあ早くジュプトルちゃん出して。続けようよ、ポケモンバトル」
ダイヤ「…いや、それも………」
ルビィ「なさけないよ!」
ダイヤ「!?」 ダイヤ「え?わたくしが?わたくしのことを言ったの?情けない?情けないって言いましたか?」
ルビィ「かっこわるいしださいしみっともないよ!」
ダイヤ「!!!???」
ダイヤ「る…ルビィ?ルビィちゃん…?本当にあなたはルビィなの…?」
ルビィ キッ
ダイヤ ビクッ
ルビィ「なにがだと思う」
ダイヤ「な、なにが…って…」
ルビィ「おねいちゃんがなさけなくてかっこわるくてださくてみっともないのは、なにがだと思うの」
ダイヤ「あ、あんまりはっきりと繰り返さないでちょうだい…目まいが…」 ダイヤ「それは、その、不細工なプレイングを行なったことでしょう…?」
ダイヤ「テッセンさんにいいように翻弄されて、ジュプトルちゃん達の力を引き出してあげられずに、あまつさえ――リセットを、したこと……でしょう」
ダイヤ「わかっているのよ。ひどかったって。あなたが怒るのも無理はない、姉がやっただなんて到底考えたくないようなプレイングだったって」
ダイヤ「でもね、その叱責ならば間に合っているわ。わたくし―― ルビィ「全然ちがう」
ルビィ「ルビィはそんなこと、一つも気にしてない」 ルビィ「ルビィがなさけないってゆったのは、そんなことじゃないよ」
ルビィ「おねいちゃんがバトルを途中でやめちゃったことだけ!ただそれだけなの!」
ダイヤ「途中でやめたこと…」
ルビィ「ジムリーダーに勝てないことなんか誰にだってあるよ!そうゆう風に作られてるんだもん!」
ルビィ「がんばって育てたポケモンの攻撃がみんなきかなくって、一生懸命かんがえた作戦も全然じょうずにきまらなくって、いやになっちゃうくらいひどい負け方しちゃうこともあるよ!」
ルビィ「それで思わずリセットしちゃうことだってある!よしこちゃんなんかルビィが知ってるだけでも200回くらいリセットしてた!」
ルビィ「だからそんなの、そんなことはどうでもいいの!」 ルビィ「戦うのをやめないでほしい」
ルビィ「ルビィのおねいちゃんは凄いの。誰よりもかっこよくてキレイで正しくって、できないことなんか一つもない、とっても自慢のおねいちゃんなの」
ルビィ「何回負けてもいいし、何回リセットしてもいいよ」
ルビィ「ジュプトルちゃん達が傷付かないようにってするおねいちゃんの戦い方、ルビィすっごくいいと思う。かっこいいと思う」
ルビィ「だから、その戦い方で勝ってほしい」
ルビィ「おねいちゃんの戦い方を曲げずに、誰も傷付けないまま――テッセンさんに勝ってみせて」
ルビィ「ルビィの自慢のおねいちゃん――」 ダイヤ ポカン…
ルビィ「わかったら、うんってゆって」
ダイヤ「………………………ふ」
ダイヤ「ふふ、うふふふ……あはははは…」
ルビィ「お、おねいちゃん…?」
ダイヤ「なんて無茶を言うのかしらって、もう…なんだか面白くなってしまったわ」
ダイヤ「あなた、わたくしとテッセンさんとの戦闘を見ていたのでしょう?それでよくもまあ、そんなことが言えるものね…」
ルビィ「うゅ…だって……」
ダイヤ「ううん、いいの。あなたが正しい」ポン ダイヤ「たった一度敵わなかったくらいのことで勝負を投げ出す姿など、情けない以外の何物でもないわ。その通り」
ダイヤ「勝てなかったのなら勝てるようにするだけ、そうよね。だって、わたくしの仲間達が勝てなかったのは――わたくしの采配の問題」
ダイヤ「20レベルのポケモン二匹だけで、ジュプトルちゃん達三匹が押さえ込まれてしまったんだもの。もっと有利な条件で戦っているのに、テッセンさんに勝てない道理はないわ」
ダイヤ「誰も傷付けない、この戦い方で勝利を――ね。随分な無茶を…」
ルビィ モジ…
ダイヤ「やるわよ、もちろんでしょう」
ルビィ「!」
ダイヤ「わたくしのことをこんなにも応援してくれるあなたの頼みよ?断れるわけがないものね♡」
ルビィ「うんっ!」 ルビィ「あ、それでね。余計なお世話かもしれないんだけど、おねいちゃんにあげたいものがあって」ぅゅぅゅ
ダイヤ「あげたいもの?」
ルビィ「うん。ポケモン交換で…あ、まだバトルの途中なんだった…」
ダイヤ「交換をするの?そのためにはバトルが終わらないといけないの?」
ルビィ「うん、そうなの。どうしよう…」
ダイヤ「…」
→降参 カチ
『もくたんさんが 降参しました』
ルビィ「おねいちゃ…!」
ダイヤ「構わないわ。勝負の結末は見えていたし…降参するという苦汁を舐めるべきなのでしょう。リセットしてなにもかもなかったことになどするのではなく、ね」
ルビィ「そうだね…そうかもしれないね」 ダイヤ「それで?交換とはどうやるの?」
ルビィ「じゃあルビィが申し込むから、おねいちゃんは承諾してくれれば…」カチカチ
ダイヤ「ふむふむ…あなた詳しいのね。もっと早く相談していればよかったかしら」
ルビィ「ポケモンしながら悩んだりがんばったりしてるおねいちゃん、可愛いよ」カチカチ
ダイヤ「んなっ…やはり見ていたのね…!?」
ルビィ「ほとんどずっとね。はい、じゃあボックスからルビィにあげてもいいポケモンを――」カチカチ
ダイヤ「やれやれ…明日からゲームするのがなんだか照れ臭くなってしまうわね…それじゃラルトスをあげるわ。とっても珍しいポケモンでね――」カチカチ
ルビィからタマゴ(アチャモ)を貰いました! …っと、こんなところで。
区切りたくなかったので頑張った!
私事、4thはLV観戦したよ。函館でやや不満だったのが改善された感じ。
明日は用事で行けないので、現地でもLVでも行く人は楽しんできてね! >>292
ありがとうございます
贅沢言いますがデフォルメSDキャラもください よしこちゃん『おつかれ。やるじゃない』
よしこちゃん『てゆか孵化厳選に努力値振りまでやったわけ?すご』
まりちゃん『Excellent だったよ、ルビィ!』
まりちゃん『ここからダイヤがどう頑張るか、見物ね』
まりちゃん『今度マリーと本気 battle しましょうね!』
ルビィ「えへへ…」
ルビィ「おねいちゃんのためだもん。ルビィにとってはへっちゃらなんだよ、このくらい」 ダイヤ「さて」
ダイヤ「ルビィにあんな発破を掛けられて、おとなしく机に向かってなどいられませんわね」
ダイヤ「さっそく進めましょう」カチカチ
ダイヤ「…」
『ちか』
『もようがえ あそぶ いれかえ』
ダイヤ スッスッ
ちか『〜♡』
ダイヤ デレデレ ダイヤ「ルビィとのポケモンバトルには、正直痺れたわね…まさかあそこまで一方的な試合運びになるなんて、思いもしなかったわ」カチカチ
ダイヤ「トレーナーがしっかりしていれば、ポケモン達はああも力を発揮してくれる…わたくしも頑張らなくてはね」
ダイヤ「…ところで、さっきの交換とは一体なんだったのでしょうか」
ダイヤ「わたくしはラルトスを渡し、代わりにタマゴ?を貰ったようだったけれど…」
ダイヤ カチカチ
『ジュプトル よしこ ちか かなん かずお じゅっき』
ダイヤ「………??」 ダイヤ「…タマゴなんてないじゃないの」
ダイヤ「だいたい、タマゴなどというものが存在するのですか。いえ、生物である以上は胎生か卵生に決まっているのだから、あるのでしょうけれど…」
ダイヤ カチカチ
ダイヤ カチカチ
ダイヤ「……タマゴなんてないじゃないの」 【コメント】いっぱい歩くと孵化するよ
ダイヤ「!」
ダイヤ「なるほど、そういうことですか」
ダイヤ「タマゴと言うからにはポケモンのタマゴなのでしょうが、まだ孵化していなければ戦闘を行うことなどできるわけがない」
ダイヤ「ジュプトルちゃん達と同じ場所に並ぶわけがありませんわよね」ナルホド
ダイヤ「いっぱい歩くと孵化する…ふむ」
ダイヤ「ではいっぱい歩きましょう!」 ダイヤ カチカチ
(下画面)
ちか ピョコピョコ
ダイヤ「あら、ちかさんもお散歩しているの?うふふ…どうですか、海の壁紙は涼しくてよいでしょう」カチカチ
ダイヤ「お腹が空いたらおやつにしましょうね」カチカチ
【コメント】なんか歌って
ダイヤ「む」カチカチ
ダイヤ「…まあ、黙々と歩き続けるというのも…ちかさんとお歌を歌いながらお散歩していると思えばよいですか」カチカチ
ダイヤ「♪どこから来たの? ずっと遠くから! 答えてるようで答えてない」カチカチ
ダイヤ「♪き、み、は!」カチカチ
…………… ダイヤ「全っっ然、孵化しないのですが?」
ダイヤ「もう、かれこれ一時間は歩いていますが、一向に孵化する気配すら感じられない…いたずらにポフレだけが皆さんの胃の中へと消えていったわ…」
ダイヤ「またですか?また騙したの?いい加減になさいね?」
ダイヤ「もー…なんなのですかー…」カチカチ
ダイヤ「だいたいタマゴなんか本当に貰ったのですか?バッグだってポケモンだって、どこを見たってありませんわよ」カチカチ
ダイヤ「もー…」(半泣き) カチカチ
ダイヤ「……ルビィに電話を…いえこんなことで邪魔をするわけには……疑っているみたいになってしまうし…」カチカチ 【コメント】手持ちにいないならポケモンセンターのパソコンでは… ダイヤ「歩き足りない?いっぱいってどのくらいですか。そもそも歩けば孵化するというのも本当なの?暖める必要は?」カチカチ
ダイヤ カチカチ
ダイヤ「なーーいーーっ!」
ダイヤ「タマゴはどこですか!?貰ったのだとして、どこにしまったのですか!?貰い損ねたのではありませんか!?」カチカチカチカチ
【コメント】手持ちにタマゴ入ってる?
ダイヤ「だからないと言っているでしょう!ご覧なさい、わたくしのポケモンはこの六匹です!タマゴは別ですわ!!」フンッ
【コメント】手持ちにいないならポケモンセンターのパソコンでは…
ダイヤ「はあ!?」 ダイヤ「なぜタマゴがパソコンに入るのですか。わたくしはルビィからタマゴを受け取ったのよ、パソコンになど預けていませんわ」
ダイヤ「適当なことをおっしゃるのはおやめなさいな!」プンプン
ダイヤ「…………」
ダイヤ ハッ…
ダイヤ「ラルトス、は…?」
ダイヤ「タマゴを貰っていないのだとすれば、あの交換は成立していないと考えるのが筋。それならば当然ラルトスはわたくしの手元にいるままであるはず…」
ダイヤ「ま、さ、かぁぁあ………」ワナワナ… ダイヤ「あの子は昔からそういうところがあるわ!」カチカチ
ダイヤ「お母様に買っていただいたおもちゃも、なぜだかすぐわたくしの方を気に入って、いつの間にかこっそり自分のと入れ換えたりして!」カチカチ
ダイヤ「きっとラルトスを自力では捕まえられなかったのでしょう。素直に言えば別に意地悪などしないのに…どこかずる賢く育ってしまって、帰ってきたらお説教ね!」プンプン カチカチ ポケモンセンター
ダイヤ「…………」
タマゴ ドン!
ダイヤ「…………」
【コメント】じゃあラルトスはどこにいたの?
ダイヤ「それは、捕まえたらすぐパソコンに預けたので、その、パソコンにいたに決まって………あっ」
ダイヤ (パソコンのラルトスと交換したからタマゴもパソコンに入ったのかあ…)
ダイヤ (あっここ元々ラルトスがいた位置だ。そっくり置き換わっただけなんだあ…) ダイヤ「いや、いや。わかってましたよ?わかってましたもの」
ダイヤ「タマゴとは言えポケモンなのですから、扱いはジュプトルちゃん達と同じに決まっています」ウンウン
ダイヤ「わたくしからはラルトスを渡し、ルビィからはタマゴを貰った。フェアトレードはきちんと成立していましたわ」ウンウン
――ダイヤ「ルビィ…あなた…!先日の戦闘を見て――」
ダイヤ (ああ…だめだ、さっきの聞かれた…)
【コメント】ポケセンに行こう
ダイヤ「だからあなたは、有益な情報を下さるのがたまに遅い…………はあ」
ダイヤ (後でプリン買っておこう…) カチカチ ダイヤ「とりあえず、このタマゴを手持ちに入れてから、いっぱい歩けばいいということですわね」
ダイヤ「またぞろ何分歩かされるのかわかりませんが…これも無知の代償ですわ。おとなしく受け入れるとしましょうか…」
ダイヤ「…?」
ダイヤ「あら?タマゴはどうやって…」
ダイヤ「えっ、まさか…」 ダイヤ (タマゴも他のポケモンと同じようにパソコンにいるということは…いるということは……)
ダイヤ「…連れていくには、引き換えに誰かをパソコンに預けていかなければならない、と…いうこと……?」 ダイヤ「そんな、やっと黒澤ダイヤモンズが揃ったというのに…」
ジュプトル『…』
よしこ『…』
ちか『…』
かなん『…』
かずお『…』
じゅっき『…』
ダイヤ「この中から、誰かを………」 ダイヤ「先の反省を踏まえてこれからテッセンさんへ挑もうというのに、このチームを崩すの…?」
ダイヤ「ルビィのこと、きっと勝利へのきっかけとなるようなタマゴをくれたのでしょうけれど…」
ダイヤ (そうして勝って、意味があるの…?)
アチャモをテッセン戦で使うか >>320
※ 使う、使わない、のいずれか。使う場合はじゅっきと交替で確定。
安価を上書きするような安価で申し訳ないけど、どうしてもこの葛藤を無視して書き進められなさそうで。どちらであってもきちんとダイヤさんには納得してもらった上で進むので、どうか。 アチャモをもらう安価を取っただけにここは自分では決められないぜ
踏み台となろう安価下 ダイヤ「だってわたくしは、わたくし達は…この六匹で挑んで、負けて…だからこの全員で再戦して勝利を果たすと――」
――できるの?
ダイヤ「…!」
――同じポケモンで、1レベルの成長もさせないままで、また挑んで。
――勝てるの?
ダイヤ「………っ、それを果たすために…わたくしが…!」
ダイヤ「そうでなければ、意味が…」
――意味がない?
――本当に?
ダイヤ「え…」 ――最も大切なことは、なに?
ダイヤ「最も…大切な……?」
――この旅で、最も大切なことは、なに?
ダイヤ「それ、は…」
――ダイヤ「わたくし達の旅がどこへ行き着くのかはわかりませんが、その道程、最も大切にしなければならないことは」
――ダイヤ「なにがあっても仲間達を守り抜くことです」
ダイヤ「なにがあっても、仲間達を守り抜くこと…」 タマゴ
ダイヤ「このタマゴが、仲間達を守り抜く力となるのなら…」
ダイヤ「…」
『ジュプトル よしこ ちか かなん かずお じゅっき』
ダイヤ カチカチ…
『ジュプトル よしこ ちか かなん かずお タマゴ』
じゅっき『…』
ダイヤ「じゅっきさん…」 ダイヤ「わたくしがあなたに初めて出会ったとき、なんと言ったか――どんな反応をしたか、覚えていますか?」
ダイヤ「『うわっ!なんですかこれ!?』です。ひどいでしょう?」クス…
ダイヤ「そのくせに、いざ戦ってみてあなたの守りの堅さに惹かれたことでいとも容易く手のひらを返し、『寿ぎの騎士』などと称して仲間に引き入れましたわ」
ダイヤ「わたくしがあなたに願ったことは一つ、どうかこの大切な仲間達を守る力となってくれますように」
ダイヤ「その役目を、あなたはきっと果たしてくれるのでしょう。それは少しだって疑ってなどいませんわ」
ダイヤ「…ですが」 ダイヤ「こと今回の一戦は、いささか分が悪すぎるのです。わたくし達が勝利をおさめるには、一片の隙もない完璧な戦いが求められる」
ダイヤ「攻めの手を弛めず、回復を怠らず、運に恵まれ――そのシナリオを不備なく達するには、今のわたくしには実力と経験が圧倒的に不足しています」
ダイヤ「敗北を知り、そして恥を知ったわたくしです」
ダイヤ「今、改めて恥を上塗りしましょう」
ダイヤ「じゅっきさん。勝手に引き入れておきながら、再び勝手を申し上げること。深くお詫びいたしますわ」
ダイヤ「わたくし達の勝利のため、あなたをここに――預けていきます」 ダイヤ「そして、あなたも」
タマゴ
ダイヤ「わたくしを想うルビィが託してくれた、まだ見ぬあなた」
ダイヤ「じゅっきさんに失礼を押し付けてまで共に行くあなた――そしてその決断をしたわたくしに、もう一度の敗北は決して許されませんわ」
【コメント】ルビィを信じて
ダイヤ「…!」
ダイヤ「ルビィがわたくしを想い、わたくしはルビィを信じる。そして、あなた達と共に行く」
ダイヤ「一緒に覚悟をお決めください。恨むのなら、わたくしとあの子をね」クス
ダイヤ「さあ!いっぱい歩きますわよ!」 と、一旦この辺で。
なんとこの短期間で二度目の沼津来訪。
間もなく安田屋旅館に到着するのです。
今夜も間違いなく更新します! ダイヤ「ただ歩くだけというのも面白くないわね。さっきは取り憑かれたかのように歩くことだけに執心してしまったけれど…」
ダイヤ「せっかく歩かなければならず、キンセツシティはこんなにも広いのですもの」
ダイヤ「街の中を散策してみましょう」カチカチ 〜キンセツキッチン〜
ダイヤ「キッチンですって」
ダイヤ「そういえば、ジュプトルちゃん達はポフレをたくさん食べたのに、もくたんちゃんは旅立ってからというものお茶の一杯だって頂いていませんでしたわね。サイコソーダも飲めなかったし」
ダイヤ「ここで一息ついたところで、責められるいわれなどないでしょう」カチカチ
ダイヤ「メニューはっと…あら、美味しそうなものがあるわ」 『ビレッジサンドセット』
ダイヤ「ふむふむ。イメージとしてはホットサンドでしょうか」
ダイヤ「こんがり焼いたパンに、シャキシャキのレタスとハム、それにチーズはパンの熱でとろりととけて…ああ、美味しそうですわ!」
ダイヤ「次のは…」
『キンセツチャンポン』
ダイヤ「チャンポン!長崎県の郷土料理ですね」
ダイヤ「魚介類をふんだんに使用した出汁スープに、山盛りのお野菜とちくわ、豚肉、カマボコ。専用のチャンポン麺を一緒に頂くと…んんん、食べごたえのありそうな一品ですわ!」 ダイヤ「うふふ…どれを頂こうか迷ってしまいますわね、もくたんちゃん」
ダイヤ「フードコート?というのでしょうか、あまりこのように開放的な空間で食事をした経験はありませんが…『ジャンクフード』とやらを頂くのによさげな雰囲気ね」
ダイヤ「となると有力な候補はビレッジサンドセットかしら…」
ダイヤ「いえいえ、メニューは全部で三種類あるのですもの。残り一つを見ずには決められませんわね」
ダイヤ「さて、最後の一つはっと…」 ダイヤ「さて。旅の道中、休憩ももちろん大事ではありますが、今は目の前に目的がありますからね」
ダイヤ「のんびりと寄り道をするのは用事を済ませてからにしましょう。ご飯はもう少し後にしましょうね、もくたんちゃん」
ダイヤ カチカチ
ダイヤ カチカチ
ダイヤ「…見たくなかった」 ダイヤ「まさか…まさかね…」カチカチ
ダイヤ「…ですが、いえ…この世界には豚や牛が存在しないとしたら…?」カチカチ
ダイヤ「…………いやいや、にしたってコイルは…さすがに……」カチカチ
【コメント】ダイヤの手料理食べたいなァ
ダイヤ「はいぃ?」
ダイヤ「あなたはまた突然なにを脈絡なく言い出すのですか」カチカチ ダイヤ「今までそんなことを言い出したことなど一度もなかったでしょう。無理やりご飯の話だからとねじ込んでこなくて結構」
ダイヤ カチカチ
ダイヤ「…だいたい、あなた食事を面倒くさいとか言うではありませんか」
ダイヤ「出かけたときだって昼食をどうするか訊いても『ダイヤの好きなものでいい』としか言わないし、いつもそうですわ」
ダイヤ「この間だってせっかく夕方まで一緒にいたのに、『さっきケーキ食べたから』とか言って結局夕食はご一緒できなかったし」
ダイヤ「わたくしが料理を作ったところで、たいして喜んで食べてはくださらないのでしょう」
ダイヤ「ふんだ」
ダイヤ カチカチ 『技教え道場』
『技教えスタジオ』
ダイヤ「同じようなものが並んでいますわ」
ダイヤ「こんにちはー」
…………
ダイヤ「同じようなことを言われましたが、要はジュプトルちゃんが進化しない限り技を教えてはくださらない、と…」
ダイヤ「…」
ジュプトル『…』
ダイヤ「ジュプトルちゃんは最終的には世界樹になるんですものねー。世界樹になったらまたここへ来て、凄い技を教えてもらいましょうね」 〜サイクルショップ カゼノ〜
ダイヤ「ここは…自転車屋さんですか」ホー
ダイヤ「これもあまり乗った記憶がありませんが、ホウエン地方は広いですからね。道が平坦ならば自転車があると楽でしょうね」
ダイヤ「ほー…自転車ってたくさんあるのねすねー…」マジマジ…
ダイヤ「………自転車?」
――【コメント】サイクリングロードのタイムアタックとからくり屋敷、大変だけど意地になりすぎないようにね
ダイヤ「もしや、もしや………」 >>340
台詞訂正
×ダイヤ「ほー…自転車ってたくさんあるのねすねー…」マジマジ…
○ダイヤ「ほー…自転車ってたくさんあるのですねー…」マジマジ…
訂正するまでもないと思うけど… ダイヤ「あ、あのう…」
カゼノ『やあ!キミのランニングシューズ、随分とボロボロだね。一体どこから来たの?』
ダイヤ「あ、えっと、ミシロタウンというところからです。最近ホウエン地方に引っ越してきまして、もくたんと申しますわ」
カゼノ『ミシロタウン!?そんな遠くから、海を越えてはるばる!?』
カゼノ『確かにランニングシューズがあればどこにだって行けちゃうけど、自転車があればもっともっとどこにだって行けちゃうよ』
ダイヤ「あ、そ、それですわ。もしかして、わたくしでも自転車を買えるのかと思いまして…ですがそうたくさんお金を持っているわけでもなく、どのくらいのお値段なのか知らず…」
カゼノ『じゃあ特別に、自転車あげるよ!』
ダイヤ「はい、今お支払いできるのはざっと――……はい?」 カゼノ『ダート自転車とマッハ自転車、好きな方を選んでいいよ!』
ダイヤ「え、や、あの………え?」
ダイヤ「ご冗談を…本気でおっしゃっているわけではありませんわよね?」
カゼノ『ダート自転車はテクニック重視!トリッキーな運転ができて遊び心満載の自転車さ』
カゼノ『マッハ自転車はスピード重視!とにかく速く、速く、駆け抜けたい人にお勧めの自転車だよ』
ダイヤ「カゼノさん?お話を」
カゼノ『どっちにする?』
ダイヤ「カゼノさん…」 →ダート
マッハ
ダイヤ「選択肢出ちゃった」
ダイヤ「ええ…あげるとおっしゃいましたよね…?」
ダイヤ「あげるって、その…無料……?」
ダイヤ「本当にこの世界の方々は、もくたんちゃんに物を下さることに寛容すぎるきらいがありますわね…一般の方はまだいいとして、商品をこうもあっさり…」
ダイヤ「…下さるというのなら、ご厚意に甘えてしまってもよいのでしょうか」
ダイヤ「いずれにせよ、もうBボタンでも戻れないようだものね」カチカチカチカチ ダイヤ「テクニックかスピードか、ですか…」
ダイヤ「自転車としての機能があれば、別にどちらも過剰に搭載されていなくてもよいのですが…」
ダイヤ「…まあ、あまり速すぎても危ないし、ダート自転車にしましょう」カチ
『もくたんは ダートじてんしゃを 手に 入れた!』
カゼノ『いっぱい乗って宣伝してよ!』
ダイヤ「ふふ…ありがとうございます。大事に使わせていただきますわね」 ダイヤ カチカチ
ダイヤ「んー…こちら、は…外ですか。街の外は後で散策することにしましょう。どこを回ったかわからなくなってしまいそうですからね」
ダイヤ「こっちは…中央広場ですか。それなら上ですわね」カチカチ
【コメント】卵から何が生まれると思う?
ダイヤ「ん…」
ダイヤ「そうねえ、考えようともしていなかったけれど。あの子はなんのタマゴをくれたのかしら」
ダイヤ「テッセンさんとの再戦に向けたポケモンである可能性が高いと思うのだけれど、だとしたら――ほのおタイプ、かくとうタイプ、じめんタイプ…のどれか、でしょうか」 ダイヤ「ここまでの道程、この三つのタイプのポケモンにはほとんど会っていないのよね」
ダイヤ「ほのおタイプはアチャモ、かくとうタイプはマクノシタ…だけ。ワンリキーもほぼ間違いなくかくとうタイプでしょうけど、捕まえて確認したわけではないものね」
ダイヤ「じめんタイプは…確か、ツチニンがそうだったはずですわ」
ダイヤ「そのくらいね…ああ、ドンメルもほのおタイプかもしれないけれど」
ダイヤ「マクノシタだったらわざわざ貰わなくてもパソコンに預けているから、そうアドバイスをくれそうな気がするわね」
ダイヤ「そもそもわたくしが知らないポケモンである可能性が大いにありますし…見当もつかない、というのが本音ですわ」 【コメント】卵くれた人の廃人具合じゃ生まれた時の技かなり強そう ダイヤ「ただ、どんなポケモンのタマゴであるにせよ、きっと頼もしい味方となってくれるはずだもの。心配もしていませんわ」
【コメント】卵くれた人の廃人具合じゃ生まれた時の技かなり強そう
ダイヤ「…タマゴをくれた人、というのはルビィのことですか?」
ダイヤ「人の妹を廃人呼ばわりとは…随分わたくしと喧嘩をなさりたいようね」
ダイヤ「いいでしょう、午後にお伺いしますわ」カチカチ
よしこちゃん『ルビィ!その人とめて!私じゃない!』
リトルデーモン1号『今ルビィ家にいないよ。どうかしたの?』
善子「ああああああっもおおおおおおっ!!」 【コメント】しょっちゅう名前が挙がるよしこ?が誰なのかは分からないけどコメントしてるのはその人だけじゃないんやでだいやちゃん ダイヤ「まったく善子さんは…」
ダイヤ「元々いたずら好きな方ではありますが、なんだかわたくしがオメガルビーを始めてからいっそう加速したように思えますわね」
ダイヤ「わたくしがポケモンポケモンで構ってくれなくて淋しい、とか思っていらっしゃるのかしら」クス
ダイヤ カチカチ
ダイヤ (え、や…本当にそうなのかしら…)
ダイヤ モンモン… カチカチ ダイヤ「わざわざからかうようなことばかりするのも、わたくしが会いにいくように仕向けて…とか」
ダイヤ「いやいや、いやいやいや。まさかまさか」
ダイヤ カチカチ
【コメント】しょっちゅう名前が挙がるよしこ?が誰なのかは分からないけどコメントしてるのはその人だけじゃないんやでだいやちゃん
ダイヤ カチカチ
ダイヤ カチカチ…
ダイヤ「は?」 ダイヤ「え?そんなわけがないでしょう」
ダイヤ「だってじゃあ、あの人の他に誰がわたくしのプレイングを観ているというのですか」
ダイヤ「ルビィだって観ていることがあるようだけれど…」
ダイヤ「またわたくしを困惑させようとしているのでしょう?善子さんの手口には慣れました、そう何度も踊らされはしませんわよ」
【コメント】だから善子って誰やねん彼女か?
ダイヤ「は、」
ダイヤ「…………はあ?」(マジギレ) カチャ (2DS本体が床に置かれたかのような音)
ダイヤ「善子さん」
ダイヤ「あなたがわたくしのことをからかうのがお好きなのは知っています。それはあなたなりのコミュニケーションの形なのでしょうから、とやかく言うつもりはありません」
ダイヤ「…が」
ダイヤ「言ってよいことと悪いことの分別くらいは付くでしょう」
ダイヤ「どういうことを言うと人を傷付けるか、あなたは頭がいいのだから――そういうことを言うとわたくしが、わたくしが…傷付くことくらい……っ、冗談でも…っ」グス…
『着信 善子さん』
ダイヤ「…」スッ
ダイヤ「…なんでずが」ズビ
(考えられないほどの的確な操作により、一時的に画面から一切の映像と音がなくなりました) ちなみに
ダイヤさんが生放送の真実を知るかどうか >>359
※ 知る、まだ勘違いが続く、のいずれか。
これ知った場合、果たしてダイヤさんは生放送を続けるかね…? 【コメント】このサイトをよく理解していないようですね? 不特定多数の視聴者がいるんですよあなたのポケモン配信にはね!! 安価了解
ちょうどいい落としどころかも、さすがだ
今日はそろそろ寝るのでまた明日
ちなみにORASでは自転車は選択制、カゼノに行けばもう片方と交換可能。特定の条件を満たすと、交換ではなくもう片方も貰えて両方揃うよ。
ちょっと気が早いけど
アチャモのニックネームと性別(と特性) >>363
※ ニックネームは付けなくてもよい。性別は必須。
特性については、安価踏んだレスに『特性判定』と記入されてたら、コンマ80〜99で加速。『特性判定』の記入なし、またはコンマが範囲外なら猛火。
せっかくなので
アチャモ孵化時点のタマゴ技 >>365
※ 下記画像参照、四つ未満、もちろんゼロでもよい。四つ未満であれば、残りは基本技にする。
なお、これを踏まえた上で後からテッセン挑戦時点の技構成を別に安価出す。
https://i.imgur.com/lIrsKoz.jpg
これでルビィがどのくらい廃人なのか判明するね…!
お休みなさい。 あと技マシンで覚えられる技も覚えるっけ?最近やってないから忘れた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています