ダイヤ(Aqours……っと)カキカキ

ザパーン!

ダイヤ「あぁっ!? また消えてしまいましたわ!」

ダイヤ(もう少し手前に書きましょうか)カキカキ

ダイヤ「……今度は遠すぎますね。うーん」

「何してるの?」

ダイヤ「見れば分かるでしょう? 砂浜にグループ名を書いているのです」カキカキ

ザパーン!

ダイヤ「あっ!! また!」

「貸して、私が書くよ。何て書けばいい?」パッ

ダイヤ「Aqoursでお願いしますわ」

「あく……何だって?」

ダイヤ「Aqours、です。こう……」カキカキ

「こうかな?」カキカキ

ザパーン!

ダイヤ「あー、またやり直し……んん!?」

「この辺りがちょうど波打ち際のギリギリ消えないラインだね」

ダイヤ「すごいですわ! どうしてそんなことが分かりますの!?」

< よーちゃーん!

「あっ、もう行かなきゃ。またね!」タッ

ダイヤ「そうでしたわ。私も千歌さんたちが来る前に隠れなくては」サッ


|c||^.- ^|| あくあく! 波で消えてしまう前に!