千歌「私がまだ小学生低学年位の頃、仲の良い女の子がいた」

千歌「今ではもう名前も顔も覚えていないけどたくさん遊んでいたと思う」

千歌「毎日々々色んな事をして、たくさん笑ってたくさん泣いた」

千歌「あの日もいつものように同じ時間同じ場所で待っていた」

千歌「でもその日は違ったんだ」

千歌「待っても待ってもその子は来なくて、日が暮れた頃に志満ねぇが迎えに来てくれたんだ」

千歌「多分その時、私は泣いていた」

千歌「次の日から女の子の姿を見ることは無くなった」